【完成具合の確認(校長による味見)】
聖ローズマリー女学院の校長を務める男は、そのために用意した部屋に雪乃城舞歌を呼び出していた。
ここは『社会奉仕』の実演テストを行う場で、大富豪や政治家の娘といった人間が通うお嬢様学校なら、当然のように設備や調度品も高級なものが揃っている。洋式なこの部屋など、四隅の部分はギリシャ神殿を模した柱を取り付けてあり、壁には数千万円の絵画が並べられ、西洋の鎧までもが置かれている。
大理石の床に赤い絨毯を敷いている。
絨毯が続いて行く先の、中世の王様が座るためにあるような、金銀の装飾を施した高級なソファに校長はいた。
「さて、君を呼び出した要件だが」
校長は目の前の肢体にニヤけ、今から行う楽しみを想像するに、既にズボンの内側では勃起していた。
舞歌は美しい。
皺一つなく、埃もつかないブレザーやスカートを着こなして、艶やかできめの細かい美白肌は、剥きたてのゆで卵を彷彿させる光沢に輝いている。
「さっそく、全裸になってくれたまえ」
校長は命じた。
「はい?」
そして、急な命令にむしろ舞歌はきょとんとしていた。
「どうした? 早くしたまえ」
それが当然であるように振る舞う校長は、従う様子のない舞歌に少しばかりムっとしている。対する舞歌は、校長の常識を疑って、眉間に眉を寄せながら、何かおかしなものを見つめる視線を送っていた。
一体、どちらが正常な反応か。
事情を知らない一般人を呼び出して、今の一連のやり取りを切り抜いた上で尋ねれば、間違いなく舞歌が正常であると答えるだろう。
「……あの、いくらご冗談だとしても、教員が生徒に手を出したという事件は実際に起きています。先生がそうだとは言いませんが、そうした発言は、たとえ本気ではなくとも、いらぬ誤解やトラブルを招くと思います」
全裸発言がジョークで済まされるような、よほど砕けた仲の男女なら、まだしも許されるところだろう。そうでなければ、発言一つでセクハラと罵られ、あまつさえ訴えると言い出す女性が現れてもおかしくはない。
「おっと、そうだそうだ」
校長はふと思い出したようにポケットの中身を探り、スマートフォンによく似たタッチ画面式の端末を取り出していた。
電源を入れ、画面を起こし、指によるタッチとスライドを行った途端である。
「っ!」
ツバでも詰まらせたような、妙な呻き声を舞歌は上げた。
そして、次の瞬間だった。
「し、失礼致しました! 今のはとんだ失言でございます!」
舞歌は急に謝り始めた。
「校長先生が私を呼び出した要件は、先日から学んでいる社会奉仕のマナーについて、きちんと身につけられているかの実演をするためですよね。そんなことも忘れていただなんて、本当にうっかりしていました。言い訳のしようもありません」
「ははっ、いいよいいよ? その代わり、きちんと奉仕してもらうからな?」
「はい! 懸命なる奉仕をさせて頂くつもりです!」
舞歌は校長のすぐ目の前まで、校長にとっては触ろうと思えばすぐにでも触ることが出来る距離感まで一気に歩む。校長の目を少しでも楽しませるように、よく見えるようにブレザーのボタンを外し、ブラウンの厚い生地が左右に開けていく光景を披露した。
ワイシャツが覗けて見え、白い生地の露出面積が広がっていく。
舞歌は非常に恥ずかしそうにしていた。
当然だ。
【設定>羞恥心】
校長はタッチ画面をトントンと、モールス信号でも打たんばかりに叩いている。
それにより、画面上の数値が変化していた。
【羞恥心――LV10――LV20――LV50――LV70――】
……LV100――。
最大値まで引き上げた場合の羞恥心は、パンツを見せるだけでも顔が赤らみ、頭から蒸気が吹き上がらんばかりとなる。ここまで上げて、ようやく端末をポケットに押し戻した校長は、まるで生まれて初めて脱ぐように初々しく、可愛らしく躊躇う舞歌の、どことなくいじらしい仕草を鑑賞した。
美白肌の顔だったのが、トマトか茹で蛸のようになっている。
スカートのホックを外そうとする指は、ホックの位置を探して彷徨い、探り当てても外すことに苦戦する。ようやく外れ、チャックを下げれば、まるで何百メートルの高さから飛び降りる覚悟でもするように、恐怖と緊張に息を呑み、スカートを脱ぎ去った。
「うぅ……!? ど、どうしてでしょうか……慣れてきたはずなのですが……!」
自分の羞恥心を操作されているとは、さしもの舞歌も思いはするまい。
必死になってワイシャツを下へと伸ばし、下着を隠そう隠そうとしているが、剥き出しの太ももはどうにもならない。しゃがみ込み、スカートを折り畳み、そうしているあいだは安全とばかりに丁寧にしていたが、衣服を畳む行為に時間をかけるのは、社会奉仕で相手を楽しませる上では立派なマナー違反である。
それをわかっている舞歌は、そう長々と座り込んでもいられずに、たった数秒しか安全を保つことなく立ち上がる。
ワイシャツのボタンに指をかけ、外し始めた。
ボタンが外れるごとに覗ける素肌を隠そうと、前が左右に開けないように押さえている。肩を内側に丸めつつ、一つ一つ外しきり、ついにはワイシャツも脱いだ下着姿は、大人の官能美を強調したセクシャルなものだった。
黒いブラジャーから、内側の素肌と乳首が透けている。
穿いているショーツも、前の部分さえT字に近いまでに布は少なく、上手くすれば肉貝がはみ出て来るだろう。
いずれも、経験豊富な女が挑発的にほくそ笑み、男の興奮を誘うのなら、それほどよく似合う下着はない。セクシーな女にこそ着せたいものだったが、それを生真面目なお嬢様が着ているとなると、ギャップはとてつもないものだ。
卑猥な下着を着ることなど、考えつくことすらない真面目な少女が、罰ゲームで無理に着せられたようにさえ見えて来る。
必死になって目をつむり、拳を震わせている舞歌の様子は、実にそそるものがあった。
「とてもエッチだ。見ているだけでチンチンが苦しくなるよ」
「あ、ありがとう……ございます……」
「お尻も見せてね?」
「……はい」
舞歌の背中が校長を向く。
腰まで長い髪の毛先が、尻たぶの上端にかかりそうでかかっていない。Tバックの紐は大きな尻肉に埋没して、見えているのは腰をぐるりと一周する部分のゴムと、それから尾てい骨のあたりにある非常に小さな三角形だけだった。
「可愛いお尻だ」
校長は手の平をべったりと貼り付けて、可愛がらんばかりに撫でてやる。
「ど、どうぞ……ご自由に、お触り下さい…………」
張りの良い感触で、表面を滑らせるように撫でていると、サラサラとした肌触りが手の平に心地よい。揉んでみても指が沈んで、急に手を離せばプルっと、元の形に戻ろうとする反動で小さく揺れる。
両手で尻たぶを掴み、親指で割れ目を左右に広げる。
埋もれていた紐が見え、さらには肛門の色合いも、左右に伸びた皺でさえもあらわとなり、わざと手を離してみる。プルっと揺れる。また掴み、左右に開き、尻の穴を紐越しながらも覗き込む。
「お尻の穴が見えてるよ?」
「い、嫌っ! そんなところ!」
舞歌の手が後ろ側にやって来て、視線を阻止したがっていた。自分の尻を手で守ろうとしかけていたが、隠すことはマナー違反である事実が、ただ尻の近くで手を彷徨わせるだけに留めていた。
「自分で開いて、よーく見せてごらん?」
「そ、そんな……」
舞歌はどんな思いでか、腰をくの字に突き出して、自らの尻たぶを両手に掴む。恥ずかしさで沸騰しているに違いない頭で、それでも握力を込めて広げていき、黒い紐だけが唯一の遮蔽物となって、尻の穴は丸見えとなった。
「綺麗だねぇ? 桃色で黒ずみがなくて、生まれたての赤ん坊なんかは、こういう感じなんだろうねぇ?」
「肛門の感想なんて……恥ずかしいです……」
だから許して欲しいような気持ちが、声の震えに存分に籠もっていた。
「記念に写真を撮ろうねぇ?」
校長はスマートフォンを取り出すなり、まずは紐越しの肛門にピントを合わせる。薄桃色の皺の窄まりの、その皺が左右に伸びているせいで、紐の太さから存分にはみ出たものにシャッター音声を鳴らしてやる。
さらには紐を指でどけ、またシャッターを押す。
こんな恥部を記録に残され続ける心境を思うと、それだけで股間の膨らみは限界以上に、このまま肉棒のサイズには収まりきらない血流が詰め込まれ、竿の血管が破裂するような予感さえしていた。
「はい、いいよ?」
すぐに正面に向き直る舞歌は、顔が赤いどころか、発熱によって周囲の温度を変えそうなほどになっていた。
「下着も脱ごうか」
「…………はい」
腕で乳房が見えないように、隠しながらブラジャーを外していくが、そうしたところで舞歌は両手をだらりと落とす。ショーツも脱ぎ去り、畳んだ征服の上に丁寧に、二つの下着がよく見えるように置いていた。
もちろん、クロッチの少しだけおりものの痕跡を残した面が上向きだった。
そして、舞歌は正座をする。
「それでは、これより日頃お勤め頂いている校長先生への感謝の気持ちを込め、私なりの奉仕を致したいと思います」
綺麗な土下座を行っていた。
ソファに脚を広げた内側に、舞歌の額はくっついている。頭を踏もうと思えば踏めるばかりか、足の親指を舐めさせることも簡単だ。腰まで長い黒髪は、姿勢のために左右に広がり、胴体からいくらかがずり落ちていた。
折り畳まれた身体が持ち上がり、舞歌は校長のベルトに手をかける。
ズボンとトランクスを脱がせての、飛び出んばかりにそそり立つ肉棒に、舞歌は少し驚いた顔をしながら、やがて恐る恐ると手を伸ばす。根元を握り、玉袋に触れ、まずは手による奉仕を始めた。
右手の柔らかい感触が、校長の肉竿を包んでいる。左手は玉袋を優しく包み、五指をくにくにと動かしながら、軽い軽いマッサージで癒やしている。
「ちゅっ」
キスもしてきた。
「それでは失礼致します」
今度は玉を口に含んで、アメ玉のように口内で舐め転がし、もう片方の玉を左手で揉みしだく。右手は手コキに使ったまま、ちゅば、ちゅぶっ、と、睾丸を口から出し入れもしていた。「ちゅむっ、じゅれろっ、レロレロ――れじゅっ、じゅぅ…………」
玉袋が口腔の生温かさに包まれて、舌のねっとりとしたザラつきが這い回る。唇の力で噛まれもしながら、時折フェラチオの前後運動のようにして睾丸を出入りさせている。そんな唇の外に出た瞬間の睾丸は、唾液を纏った上から大気に触れ、少しばかりひやりとした。
「ぢゅぶぅっ、ふじゅっ、ふっ……じゅぅぅ…………」
もう片方の睾丸にしゃぶりつき、右手と左手が入れ替わる。
どちらの睾丸も唾液に濡れ、袋がまんべんなくぬかるみを帯びていた。
そして、両手で袋を包みつつ、さらには根元から先っぽにかけて舐め上げる。
「はむぅっ」
ここで咥え、頭を前後に動かし始めた。
「はぢゅっ、ぶるぅ……ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅりゅぅ……すじゅぅぅ…………」
気づいてみれば、耳が赤いままである。
まだまだ肛門を視姦された余韻が深いのだろうが、恥部をまじまじと見られた上、その相手に奉仕している気分はどんなものだろう。
射精感が込み上げる。
舞歌の顔が前後すればする分だけ、むずむずとした快感が肉棒の中に膨らんで、やがては暴発しそうになっている。
「射精なさいますか?」
その時、尋ねてきた。
口を利くためにフェラチオを中断して、ものを尋ねる際も、手は肉棒から離さないことを作法として学んでおり、舞歌はそれをきちんと守っている。右手で軽い手コキをやり、左手では玉袋を揉んでいた。
「ああ、そうしたいけどね。まだまだ楽しみたいというか」
「わかりました。少しでも長く楽しみたい場合は、できるだけ加減なども致しますので、なんなりとお申し付け下さい」
「そうだね。そうさせてもらうよ」
「では続けます――……ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅりゅぅ……じゅずぅぅ…………」
少々、ゆっくりになったか。
舞歌はフェラチオをじっくりと、時間をかけてこなしていた。射精感を引き出しすぎないようにペロペロと、先端を舐めるだけの刺激に留め、また咥える。少しばかり激しくして、また緩める。
しかし、いつかは射精の時が来て、校長は突如として放出した。
ドクン!
出ることを予告はしなかったが、舞歌はすぐさま反応して、顔を前に押し出し少しでも奥まで咥える。唇に力を込め、吐き出さないようにしっかりと締め付けながら、精液を喉の奥で受け止めていた。
ドクゥッ、ドクドク――ピュル――……。
脈打つ肉棒から全てを吐き出し、もう一滴も出ない段階に至った時、舞歌はこぼさないように気をつけながら頭を引く。
「ちゅぅぅぅぅぅ………………!」
吸った。
中に少しでも残っていれば、その全てを吸い出すため、まるでストローの先端に吸いつくように音を立て、舞歌はキスの唇から吸い上げる。
「ちゅぱ」
唇が離れ、唾液と精液の混ざった糸が引く。
そして、口を大きく開いて中を見せてきた。
ただ見せるのでなく、乳房を使ってぎゅっと肉棒を抱き締めて、心地良い乳圧に挟みつつ、上半身を少し持ち上げて開いた口には、唾液と混ざった白濁がたっぷりと溜まっていた。舌の根が精液に浸り、下顎の歯も沈んでいる。
それから、唇を引き締める。
喉を鳴らして嚥下して、そのあいだには軽いパイズリで刺激を与える。
「私の奉仕によって気持ち良くなって頂き、本当にありがとうございます」
飲み干した後は掃除を始め、舌を使ってペロペロと拭き取っていく。
「それでは清掃を致します」
竿を持ち上げ覗き込み、汚れの残った場所を探して、見つけるたびに舌を使い、キスで吸い上げることもある。
「ぺろっ、れちゅぅ……ちゅろっ、ねろぉ……」
肉棒の角度を手で変えて、いたる部分に吸いつきながら、あるいはペロペロと舐めながら、校長の股間に付着していた白い汚れは消えていく。もはや表面にまとわりつくのは、お掃除フェラのためについた舞歌の唾液だけである。
「綺麗にさせて頂きましたが、二度目の奉仕はなさいますか?」
「奉仕どころか、君をベッドに連れていくよ」
舞歌にかけた改変の内容では、社会奉仕の際、相手が女性をベッドに連れて行きたいかのような発言をした場合、奉仕側はそれを光栄に思い、受け入れることがマナーとなっている。
さて、舞歌の反応はどうか。
「ありがとうございます。喜んでベッドを共にしたいと思います」
出来るだけ笑顔を浮かべていた。
入試や就職の面接マニュアルには、できるだけにこやかに、爽やかな笑顔を浮かべるように書いているものがあるが、舞歌はそれを守っているようだった。
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