【催眠実験記録 マナー教育】
我が『機関』は電波による催眠や常識の改変など、いわゆる催眠アプリに必要とされる機能やシステムを開発しているが、今回はその試作品を活用して、実際に常識を書き換えた『講習』を実施したものである。
*
「失礼致します」
高級な板材を使ったドアの向こうから、ノックの音が聞こえて来るに、ソファに座して待ち構えていた男は「どうぞ」と告げる。それに応じてドアノブが回転して、開かれたドアの向こうからやって来るのは、ショーツ一枚だけを身につけた少女であった。
「東京都立高等学校・聖ローズマリー女学院一年、雪乃城舞歌です」
気品があった。
腰まで長い黒髪をなびかせて、一歩ずつ歩んでくる雪乃城舞歌は、ただ歩くだけがシンデレラのダンスのように美しい。おしとやかな性格が窺える表情に、裸の恥じらいを頬に浮かべて赤らんでいる。髪飾りのリボンが似合った舞歌は、政治家と大企業社長が結婚して生まれた子供だそうだ。
偏差値も学費も極めて高い、一般庶民には異世界とさえ思える女学院で、実に良いものを食べて、良い教育を受けて育ったであろう十五歳の肉体がそこにはある。
かなりの美白肌だ。
純白の雪を積もらせた世界が、光の反射で白銀を広げて見えるかのような、この世の穢れを何一つ知らない美貌が輝いている。大きなお椀ほどある乳房は、半球ドームと変わらない丸っこさで、そこに桃色の乳首を咲かせていた。
ショーツは黒だ。
漆黒の布地に赤い薔薇の刺繍を加え、華やかに飾り付けた下着の布面積は、アソコを隠すのに最低限の量しかない。三角コーン、二等辺三角形、そんな形のクロッチから、腰の両サイドに向かって伸びる紐は、左右でリボン結びになっていた。
「いいパンツですね」
「はい。セクシーなものを穿くのがマナーと聞いておりましたので、恥ずかしながら布を少なめにしたTバックで参りました」
「後ろを見せてもらえる?」
「……はい。ご覧下さい」
本当に単なるTだ。
紐と紐をつなぎ合わせて、布と呼べるものが尻側には少しもない。純然たるTの文字が、たっぷりと膨らんだ尻の厚みに埋まって隠れている。なかなかの巨尻を鑑賞して、ひとまず満足した男は、ソファの柔らかさに背中を埋め、肘掛けに両手を置いていい気になった。
大企業の社長か、世界の大富豪が持つような、実のところ何千万という値段のつく最上の革を使ったソファの座り心地で、これまた美しいお嬢様の裸を拝む。さすがは『機関』の研究成果で、途方もない資金を稼いでいるだけのことはある。
「戻って、こちらに」
「はい。失礼致します」
こちらに向き直る舞歌は、ただ男に近づくだけで、腰を深々と折り曲げての、正しい角度で頭を下げた礼の動作を披露する。手を伸ばせば触れられる至近距離にまで来てもらい、おもむろに手を伸ばして胸を揉む。
「んっ…………」
固いような柔らかいような、弾力が力強く指を押し返す乳房の感触を味わうと、舞歌は静かにまぶたを閉ざす。そうするのが礼儀のように、抵抗するでも、抗議するでもなく、そして嫌がる顔をすることもなく、ただただ静かに揉まれている。
「ここにはなんて聞いてきている?」
「これから社会に出る上で、女性に必要とされるマナーについて、先生にご指導頂けるものと聞いております」
顔が胸元を意識して、モミモミとした五指の踊りを明らかに気にしているが、表面上では揉まれてなどいないかのように振る舞っている。
「そうだね。男というのは女を性的に従えたいもので、そんな男の願望に答えてやるのが、君の学ぶべきマナーになる。肉体的にも精神的にも、相手を気持ち良くするための作法を学ぶことは大切だ」
「はい」
「しかし、体を売るための奉仕ではない。ただ肉体を捧げるだけでは娼婦やそこらの性接待と同じだ。だがね、君が行う奉仕は、社会的に有用な人間に、日頃の労いをすることで、やる気に満ちた人物達はよりよく社会をまわしていく。それが庶民にも還元され、すると消費が活発になり、経済も活性化する。いわば個人への奉仕でありながら、立派に社会全体に対する奉仕でもあるのだよ」
「心得ました。社会のために立派に務め、殿方を癒やして差し上げたいと思います」
「では初めに、正座をしなさい」
舞歌は片方ずつの膝を床につけ、丁寧に軽やかに膝を畳んで背筋を伸ばす。きちんとした正座の姿勢で、舞歌は次の指示を待ちつつ男を見上げた。
「土下座をしてもらう」
「……土下座、ですか」
少しばかり、抵抗の色合いを顔に浮かべた。
「何故だと思う?」
「先ほど、男性は女性を性的に従えたいものと仰いました。でしたら、この私を裸にして、土下座をさせるのは、男性にとってとても面白いことではないでしょうか」
「正解だが、まだ半分だね」
「ではこう考えます。まず一つは、社会奉仕といっても、性行為とは個人と個人で行うものです。つまり、その時に奉仕を行う相手。今はあなた様が私のご主人様であり、自分はあなた様にお仕えさせて頂いているのだと、形に表す意味合いもあるのでしょう」
「もう一つは?」
「今回、ご主人様――と、呼ばせて頂きますが、ご主人様のご教授よって、マナーを学ばせて頂く立場です。お願いをしている立場ですから、お聞き入れ下さるための誠意を見せるのもまたマナーなのでしょう。きっと、ご主人様は既にマナーを教え始めて下さっているのですね」
「大正解。完璧だ」
男はニヤニヤとした笑みを浮かべて、脇の小さなテーブルからタブレットを手に取った。
それが単なるタブレット端末ではなく、『機関』が開発した特殊な電波を人間の脳に向けて放出する特殊機材だとは、この舞歌も知ってはいない。他者の脳に都合の良い情報を送りつければ、その通りの内容を喋らせることも可能であったが、今はそのような操作はしていない。
舞歌の脳に施したのは、これが『講習』であり、また『受けて当然』『人権云々といった疑問は抱かない』といった処理のみで、決まった台詞を喋らせる操作は行わない。常識改変に沿った本来の人格は、どのような反応を示すかのレポートを取るのが男の指名だ。
だからこの一連の回答は、全て舞歌自身の頭で導き出したものである。マナーにはどんな理由があるか、それぞれ『設定』は考えていたが、舞歌の回答は『設定』丸ごと一致していた。
「それでは、このたびはご指導の場を設けて頂き、ありがとうございます」
ピンと伸ばしたままの背中を倒していき、頭を床に近づける動作は、いかなる礼儀作法の場に出しても恥ずかしいことがない。流麗な動作で身体が折り畳まれ、肉厚な巨尻が見栄え良く景色を飾る。
腰まで伸びた黒髪が左右に広がり、隠れていた背中の肌が薄らと、細やかな隙間に透かしたように見えていた。
「そのまま、そのままでいてもらおうかな」
「はい」
タブレットに搭載された撮影機能で、大きな音でパシャッと、シャッター音声が鳴り響き、しかし舞歌は動じない。
パシャッ、パシャッ、と、撮ってやり、何枚にも渡って土下座を収め、タッチスワイプで写真を眺める。映りの良い、気に入ったものは取っておくとして、ブレてしまったり、質の悪い写真は削除しても良さそうだ。
「今のはね。思い出として大切に取っておくよ」
などと言いつつ、さらに何度もシャッター音声を鳴らし続ける。
「恥ずかしい……です、が……お喜び頂けるのなら…………」
尻がかすかに、凝視していなければ気づかないほどさりげなく、本当に小さくフリフリと、加えて肩も強張っている。
撮られて、本当に恥ずかしいらしい。
「写真を撮られても、それを嫌がってはいけない。あくまでも、ご主人様にお喜び頂けて光栄だと思うのが、大切な心がけになる」
あとで本人にも見せてやろうと、男はタブレットの画面を閉じる。
「はい。よく肝に銘じておきます」
「では顔を上げる際についての作法だけどね。早速、こちらの股間に奉仕を始めてもらうことになる」
「はい」
「まずは君の手でおチンチンを取り出して、手で触れることから始めてみようか。それなりの挨拶も忘れないように」
「はい。ではご主人様。この私めが今宵の奉仕に努めさせて頂きます」
「よろしい。始めてくれ」
男の言葉に応じて、舞歌の身体が持ち上がる。
「失礼致します」
丁寧な言葉をかけ、男のベルトを外しにかかると、チャックを下げてズボンを脱がせる。ズボンを下にやりたい時も、尻を一瞬浮かせて欲しいことについて「お願いします」と一言を忘れずに、同じくトランクスも下げてしまう。
脱がせたものは丁寧に折り畳み、しかしそこに時間をかけることはなく、手早いことまで評価に値した。
こうしたマナー教室が実在すれば、舞歌は生徒のお手本に相応しいだろう。
「っと、男性経験は?」
「……ありません」
「そういえば、書類でも処女とあったか。実物のおチンチンを始めて見るのは緊張するね?」
「……はい。申し訳ありません」
舞歌はうなだれ、謝罪した。
セックスの経験がなく、恋愛さえ未経験でキスも知らない乙女には、本当なら目の前に男性器が出ていることさえ刺激が強い。触れようと近づけた手が、緊張や躊躇いから引っ込んで、恐る恐る指先でそーっとつつく触れ方しかできないのは、素人なら当然だろう。
「構わないよ。まずは慣れてもらう必要もあるからね」
「お気遣い、ありがとうございます」
舞歌は意を決して両手に包み、全ての指を巻き付ける。肉棒の黒ずみに対して舞歌の指の白さは際立ち、柔らかい手の感触が男に至福の喜びを与えていた。
「こうしてフェラチオするのがマナーだけど、手コキやパイズリがあってもいい。相手に要望があればそれを聞き入れ、特に要望がなければ作法の型に沿うのがわかりやすいね。ただ、サービス業ではないけど、人と接する行為だからね。無理にとは言わないが、トークによって楽しませることができるのなら、そうした方がいいだろう」
「例えば、その――ではご主人様、フェラチオなどはいかがでしょうか? といった具合に提案してみるとか。あまり要望を口になさらない方も、いらっしゃるでしょうから」
「そういった心がけは大切だね」
褒め称えんばかりに頭を撫で、舞歌は嬉しげに目を細める。
「……ありがとうございます」
それから、舞歌は肉棒に慣れることに努めていた。
じっと手の平に包み込み、揉むような指圧を与えながら、しだいに手コキを試し始めて、軽やかな手首のスナップを利かせていく。玉袋の方も気にかけ、触ってみる。亀頭のプニプニとした部分に指をやる。
「ご主人様。口を付けてもよろしいでしょうか」
「もちろん」
許しを得た舞歌は、ごくりと緊張の息を呑み、人生初の挑戦に汗を浮かべながらも、亀頭の先に唇を近づける。薄桃色の、見るからにもっちりとした膨らみは、キスの形に窄められ、やがて肉棒と触れ合った。
――ちゅっ、
まだカウパーも出ていなかった先端に、唇から移った僅かな唾液が、凝視しなければわからない程度に濡れた痕跡を残す。
たった一瞬で唇は離れていた。
接した途端に何を感じてか、咄嗟に離れた舞歌の様子は、手で触れることには慣れてきても、口でなど、まだまだ考えられないための、抵抗感からのようだった。
「もっと慣れなくてはいけませんね」
「そうだね。もっと続けて」
「はい」
再び唇を近づける。
――ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、
これから口に咥えるのだから、唇で触れるくらいは平気になろうと、懸命な表情でキスを繰り返す。
――ちゅむっ、ちゅれろっ、れろっ、ぺろっ。
キスに加えて、舌も伸ばすようになり、チロチロと先端をくすぐった。
「咥えてもよろしいでしょうか」
「もちろん」
今度は思い切って頬張っていた。
太いものを無理に迎えた苦しげな表情で、試すように前後してみて、上手くできない気がして吐き出した。チロチロ舐め、キスをして、また咥えて挑戦するも、しばらくすれば、どうもまた吐き出してしまう。
「抵抗が、凄いですね……やはり、お付き合いの末に肉体関係に至った殿方に……というのが普通でしょうから、そうでない異性にはなかなか……」
「上手くできないのは、そのあたりもあるみたいだね」
「おそらく、そうだと思います」
「まずは吐かずに、一秒でも長く口に含んでみることだ」
「わかりました。やってみます」
舞歌は唇を押し進め、入りきる限りを飲み込み、残る竿の半分は両手の柔らかさに包んでいる。男の肉棒は口腔の熱気に包まれ、舌の貼りつく感触がわかる。唇の締め付けに、鼻息がペニスの皮膚に当たる感じも、全てがわかる。
「そのまま動かず」
「……」
返事を返すことの出来ない舞歌は、咥えたままに目で頷く。
「顎が苦しくなったら、先っぽにキスしている状態に戻って」
「ずりゅぅぅ…………………………」
舞歌の唇が後退した。
肉棒を包んでいた口腔から、よく唾液の染みた肉竿があらわとなり、舞歌は亀頭とキスをした形のまま止まっていた。そのまま固まっているのもどうだろうかと、思い出したように口づけの雨を降らせていた。
――ちゅっ、ちゅむ、ちゅぷっ、ちゅっ、ちゅっ。
そして、
「はむぅぅぅぅぅぅ…………」
奥まで咥え、抵抗感を抑えて停止する。
口に含んで維持することで、迅速に慣れようとする舞歌は、言わずともキスの形になるまで交代して、再び唇を前進させる。
――ちゅっ、ちゅちゅっ、ちゅぷっ、
必ずキスの雨を降らせた。
数秒はそうしてから、奥まで咥え、また戻り、その繰り返しが淡々と繰り返される。
「あの、慣れてきました。もう抵抗はありません」
「ではフェラチオらしいフェラチオを試してもらうけど、知識はあるんだったね」
「はい。メジャーな方法は全て知っています」
「やってみてくれ」
「では、失礼致します」
改めて一言入れて、舞歌は本格的にフェラチオを開始した。
「じゅっ、じゅむぅぅぅぅぅぅぅ………………」
キスの形から、顔を前進させていき、男からすれば根元に向かって迫って来る。前後運動が開始され、拙いもののそれなりに動いて刺激して、手コキ混じりに水音を立てている。
「じゅっ、じゅずぅぅ……ずぅ……ちゅぢゅぅぅ…………」
男の肉棒に集中力を注ぎ、快楽を与えることに尽力している。
蠢く舌で撫で回し、吸い上げんばかりにカウパーを取り込みながら、唇を駆使した力で締め付ける。
「どうでしょうか」
口を離して問いかける舞歌は、肉棒を握った手はそのままに、左手は玉袋に移して包み込み、くにくにと軽い力でほぐしていた。
「とてもいい。話を聞く際も、そうやって手で握ったまま、玉まで触ってくれるのは、とても良い作法だよ」
「ありがとうございます」
「フェラチオといえば、咥えたまま前後に動くのが基本になるけど、他にも色んな刺激の与え方がある。一通り覚えていこう」
次に男が命じたのは、玉袋を舐めることだった。
竿よりも低い場所に顔をやるため、正座の位置や上半身の倒し具合を調整した舞歌は、どうにか根元の高さに口を近づけ、手始めのようにキスをした。
―――ちゅっ、
と、唇で玉に触れる。
「ちゅむっ、れじゅぅ……ずぅ、ちゅるぅ……ちゅぱっ、んぢゅっ…………」
片方の玉を咥え、唇に出入りさせた。
竿が顔に当たって邪魔にならないように、手コキで角度を持ち上げて、右手でのしごきを続けつつ、ちゅぱちゅぱと音を鳴らしている。玉を出入りさせるフェラチオは、むずむずとした刺激を与え、男は腰を震わせる。
「おおぉぉっ、素晴らしい。もう片方もだ」
「はい――ちゅぱっ、くちゅっ、ずっ、ちゅむぅ……」
左右の玉が唾液を纏い、ぬるりとした光沢に覆われると、男はさらに裏筋を舐め上げることさえ教えた。
れろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ――――と、下から上へと、べったりと舌を這わせて亀頭と竿の境目に到達して、また元の根元の位置に戻って上へ向かう。
れろぉぉぉぉぉぉぉ――れろぉぉぉぉぉぉぉ――――――。
舌先でくすぐられているような、細やかな快感が男を楽しませ、他にもありとあらゆる部分を舐め、あらゆる角度から刺激することも教えていく。ハーモニカを吹くようなやり方も、思いつく方法は何でも教えた。
男の肉棒には、すっかり唾液が染みついていた。
舞歌のおかげで、もはや光る棒である。
ここまで励んだ舞歌には、特に何も言わずに、急に射精してみるが、驚いた顔をして目を広げ、動揺の色を瞳に浮かべるも、コクコクと喉を鳴らして飲み始めていた。教えずとも飲み干して、こぼさないようにした上に、肉棒に残った精液の汚れをペロペロと舐め取ることさえ行っていた。
「はい、とても気持ち良かったよ。今回学んだマナーは基礎的なもので、形式を絶対視する必要はない。土下座なんて求めない人もいるだろうけど、まずは礼儀作法の型を重んじて、社会奉仕の経験を積んでいくうちに、相手によって方法を変えていくことを覚えるといい」
「はい」
「今回はこれにて終了するけど、ここまで君に教えてきたのは、他ならぬオチンポ様だ。ご指導頂いたオチンポ様に対して頭を下げ、お礼を言い、キスをする。それからしまってやり、立ち上がった後、本人にも礼をする」
「わかりました」
と、舞歌はすぐに土下座を開始した。
ゆったりと、優美な動作で床に両手をつけながら、真っ直ぐに伸びた上半身を倒していく。オチンポ様への感謝を告げるため、舞歌はお礼の言葉を口にした。
「今日はこの私、雪乃城舞歌のため、大切なお時間にならびご指導を頂いたこと、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました」
確か、華道やら茶道やら、畳の上でやるものにも、何かしら作法があっただろうか。正直よくは知らないが、そういった世界に出ても、何ら恥ずかしくない、ただ平服するよいうよりも優美な作法にしか見えない土下座をこなす。
言葉遣いのゆったりとした具合に、声の質感の柔らかさまで、全てが完璧だ。
「――ちゅっ」
舞歌はオチンポ様の亀頭にお別れのキスを捧げた。
トランクスとズボンを穿かせ直し、それからもっこりとしたズボンの膨らみをさわさわと、優しく可愛がるように撫でてから、やはりオチンポ様に向かって言う。
「では、これにて失礼致します」
そして、舞歌は立ち上がった。
「ありがとうございました」
礼を行う際、腰を曲げる角度の正しい作法があった気がするが、何の理由もないのに、この舞歌の礼は作法通りの角度に違いないと確信させられる。
退室の際、ドアを開いて、閉めていく時の、会釈をしてから姿を消すマナーに至るまで、舞歌は何もかもこなしていった。
コメント投稿