記事一覧タグ: 貴澄夏生

  *原作七巻 プロレスの話 より      ***  初めはなりゆきのようなものだった。  プロレス研究会の前の廊下を通りかかり、その際にタイガー小川から、一緒にタッグトーナメントに出場して欲しいと頼まれ、面白そうだっ・・・

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  *原作三巻「STAY」より      ***  学ランの不良が五人がかりで、貴澄夏生の手足を押さえつけていた。口まで塞がれ、声の出せない状況で、こんなどこぞの倉庫内に助けが来ることも望めない。  自分達の優位がよほど・・・

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前の話 目次  貴澄夏生が見い出した活路とは、主犯格の重心が後方へ動く瞬間だった。  バック挿入の最中、なつきは頭も胸も下につけ、尻だけが高い姿勢でいた。さらに両腕の形といえば、土下座でもするように肘は曲がって、この状態・・・

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前の話 目次 次の話  本当に一対一の勝負に臨むらしい。  指定の道場で、畳の上で主犯格と対峙した貴澄夏生は、屋内に存在する人間の気配が目の前にいる一人分だけであることを悟り、ならば対等に戦えると考えた。  道場の周囲に・・・

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前の話 目次 次の話  精液を飲み下したことで、貴澄夏生の中に広がる敗北感は、胃袋を通じて全身に行き渡るかのようですらあった。  そんな精神的な状態で、人質がいるから対戦を強要される。  モヒカンの次はリーゼントが前に出・・・

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