• タグ別アーカイブ: アクティヴレイド -機動強襲室第八係-
  • 催眠職質 花咲里あさみ

    
    
    
     何が怪しく見えたのか。何が問題に見えたのか。俺としては普通にコンビニへ出かけて帰るだけのつもりだったが、よほど挙動不審にでも映ったのだろうか。はたまたは事件でもあり、容疑者とよく似た容姿だったとか、そういった事情でもあったものか。
     ともかく、俺は警察に声をかけられた。
    「すみません。これからどちらへ行かれますか?」
     紅色のスーツとタイトスカートを制服とした女性警察の胸元には、名札が刺繍されている。俺はその名前を見て、彼女の名が花咲里あさみであることがわかった。
    「ええっと、家に帰るところですが」
    「警察です。失礼ですが、そのカバンの中身を見せて下さい」
     俺にはやましいことは何もない。
     コンビニではレジ袋を受け取らないことにしているから、カバンの中身といっても金を入れた財布と購入した夜食用のカップラーメンの数々だけである。見せたところで困るものは何一つないのだが、まるで犯罪者扱いをされているようなのは気分が悪い。
     だからというわけではないが、
    「わかったわかった。職務質問には応じるけど、ウチがすぐそこなんだ。どうせなら、俺の家までじっくり調べてみないか」
     と、非常識なことを口にする。
     礼状もないのに家宅捜索などするわけがないし、ましてや俺は街中でたまたま怪しく見られてた運のない男にすぎない。男と女ということもあり、さすがに怪訝な顔を浮かべるのが常識的な反応だろう。
    「ご協力感謝します。それでは早速案内して下さい」
     しかしながら、あさみは欠片の疑いも抱いていない。
     本当に運が悪いのはこの子かもしれないな。
    
     ――催眠能力。
    
     そんなものを身に付けた男に声をかけたばっかりに、これからあさみは俺の性処理に付き合う羽目になるんだから――。
    「でも大変だよね。男の職質って、チンコ握ったりするんでしょう?」
    「That‘No problem」
    「ふーん。で、俺がなんか怪しい?」
    「逃亡中のウィルウェアの犯罪者が、ちょうどあなたと同じくらいの年齢です。人海戦術ということで、少しでも気になった人には必ず声をかけるように通達が出ているんです」
    「あー。そういう理由ね」
     てっきり、この俺のどこがそんなに挙動不審で怪しいのかと、正直なところ心外だったが、そういう理由であれば誰にでも声をかけるのだろう。
     家に到着した俺は、玄関を開けてあさみを迎える。
    「ではお邪魔致します」
     何の疑いもなく靴を脱ぎ、俺の家へと上がっていく。寝室まで連れていっても疑問の声は一切上げず、俺が服を脱ぎ始めても何も言わない。全裸になると頬を朱色に染めるのだが、あさみはただ己の『職務』を全うするだけである。
    「確かチンコを握ってシコシコするんだったよね」
     俺は勃起した肉棒を反り立てて、仁王立ちであさみに切っ先を向けてやる。あさみは赤らんだ顔を背けるも、チラチラと気にかけるようにして、何度も俺のチンコを見ながら、やがて俺の目の前に跪いた。
    「始めますから、動かないで下さいね」
     あさみの五指が巻きついて、俺の肉棒を上下にしごき始める。
    「おおっ……」
     俺は早速、快楽に浸った。
     絹のように柔らかい手の平が、肉竿を包んで動いている。見ればそこには、俺の様子を伺うための上目遣いが向いており、恥ずかしそうの表情を揺らしながらも、とても真面目に『仕事』をこなしている。
    「どうかな? 何か怪しいところがある?」
    「まだ、わかりません」
    「そっかー。手だけじゃわからないようなら、他にも色んなことが必要だよねぇ?」
    「……そうですね。口を使って調べますが、よろしいですか?」
    「もちろん大歓迎」
    「では失礼します。はむぅぅ……」
     大きく開いたあさみの口が、俺の肉棒を先から飲み込む。リング状に丸く広がる唇が、きつく締め上げてくることで、根元から約半分は手の平に包まれて、もう半分は生温かい口腔粘膜に覆われていた。
     頭が前後に動き始めて、後退していく唇はカリ首を通過。亀頭の口にキスをしているような状態になってから、また唇は前進して、約半分を飲み込んでは再び後退。
    「んっ、ぶっ――じゅぅぅぅぅ――ちゅるぅぅぅ――――」
     唾液のぬかるみを纏った舌は、竿の裏側に圧着している。左右に小刻みに動くことで刺激を加え、時おり鈴口をペロリペロリと舐め上げる。その舌先が亀頭まわりをぐるりと、何周もかけてまわっては、また同様の前後運動が繰り返された。
    「はぁー……いいわぁー……」
     俺の肉棒を口に含んだフェラ顔が、上目遣いで俺の様子を伺っている。見え隠れする竿は唾液でヌラヌラと輝いて、根元を握る右手はマッサージのように指圧を行う。
    「んじゅるぅぅぅ――ぢゅぢゅぅぅ――じゅぶぅぅ――んじゅぅ――ずりゅぅぅ――――」
     口周りの筋肉に力が入ってか、唇のリングが幅を縮めるようにして、肉棒をきつく締め上げながら前後する。天国にでもいるような心地に満たされた俺は、うっとりと浸るようなご機嫌なため息を深く吐き、あさみに尋ねてみる。
    「何かわかった?」
    「いえ、せっかくご協力頂いているのですが……」
     それもそうだ。
     そもそも、不審な所持品でも持っていないかを確かめるはずの職質で、何故かフェラチオに励むのだから、結果なんて出てこない。
    「うーん。そうだな。簡単に射精するような悪いチンコじゃないかを確かめるのが、この職務質問の意味だろう?」
    「その通りです。今のところ怪しいところはありません」
    「そうかな。ちゃんとセックスをして確かめないとマズくない?」
    「あ、ああ! それもそうです!」
     それはまるで、今まで忘れていたことを急に思い出した顔である。
    「だったら、ベッドに横になってね」
    「OK」
     もっとも、この催眠にしても性への恥じらいを除くわけではない。これから俺に犯されることになるあさみの顔は、「ああ、これからするんだ……」とでもいうような、覚悟をしているのか諦めているのか、どこか複雑な表情を浮かべている。
     タイトスカートの中に手を入れて、ストッキングとショーツを順番に抜き取っていく。脱がされる瞬間のあさみといったら、頬を朱色に染めながら、目まで強く瞑って何かを堪える表情を浮かべていて最高だった。
     さらに手にした下着を高々と、勝ち取った戦利品を誇示するように笑ってやると、さしものあさみも声を荒げる。
    「は、早く済ませて下さい!」
    「はいはい。じっとしててね?」
     全裸にしようかとも迷ったが、結局は着衣セックスに心を決めたこの俺は、あさみの股を開いては腰を押し付け、上着とワイシャツのボタンを外す。前を左右にはだければ、白いスポーツブラジャーが顔を出し、俺はそれもずり上げて、生乳房を揉み始めた。
    「…………」
     あさみは何も言わない。
     ただ、まるでこの状況が恥ずかしくて耐え切れないとでも言うように、顔を横向きに背けたまま俺の顔を見ようとしない。しだいに広がる赤面は耳まで達し、全身を緊張に強張らせて震える姿は、羞恥に震える乙女そのものだ。
     これはいい。
     こんな女が喰えるだなんて……。
     しばし秘所を愛撫して、十分に濡れたところでペニスを突き立てる。押し当てた亀頭の先端で雌穴の貫通に狙いを定めると、あさみの脚はより力んで強張った。
     そして、突き刺す。
    「――――んん!」
     あさみは低く呻いた。
    「頂いたよ。警察のマンコ」
     俺は勝ち誇った。
     尻を持ち上げるようにしながら、俺は埋め込んだ肉棒を抜き差しする。肉厚の巨尻は指を深く飲み込んで、狭い膣壁は竿全体を押し潰す。腰を振り込むにつれて水音が鳴り響き、脂汗を浮かべたあさみは髪を左右に振り乱した。
    「あぁ――んぅぅ――んぁぁ――――」
     ベッドシーツに散らかる髪が官能的だ。
    「精液はどこに欲しい?」
    「えっ!? どこって、普通にティッシュに出して下さい」
    「いいや、それだと職質の意味がないじゃん? 体のどこかで受け止めないと」
    「……そうでした。ではお腹に」
     なかなか無難な場所を言うものだ。
     腰振りのペースを早めた俺は、やがて絶頂に達していき、ペニスを引き抜いては望み通りの場所に撒き散らす。あさみはそのままぐったりと、息でも切らしたように肩を上下に動かしながら、手足はだらんと脱力した。
    「職質を受けた証拠として、写真を撮っておくからな」
    「え? え、ああ。そうですね。そういう規則です」
    「じゃあ遠慮なく」
    
     パシャ! パシャ!
    
     デジタルカメラのフラッシュが、あさみを照らして画像を残す。何枚もの事後写真を手にした俺は、あさみに述べた。
    「ふー……。こうして射精しちゃう危険なチンコだ。特に処分は必要ないが、また俺を街中で見かけることがあったら、念のためにまた職質をしないとな」
    「……そうですね。そうさせて頂きます」
    「せっかく住所を知ったんだ。暇な時に調べに来るのもいいだろう。っていうか、警察官のアンタが一身に俺の欲望を受け止めないと、善良な一般女性に飛び火して危険だからな」
    「そうするつもりです。あなたは私が相手をしないと――」
    「そうそう。じゃあ、休んだらすぐに出てけよ?」
     さて、俺はカップラーメンでも喰うか。
     あさみとは数日後にまたチャンスが巡ってくるが、それはまた別の話。
    
    
    


  • 催眠謝罪 山吹凛・陽

    
    
    
     ウィルウェアによる犯罪に対処すべく活動を行う警視庁第八係であるが、毎回のような無茶な作戦の数々は、市街に副次的な被害をもたらすことも少なくない。その事後処理の一環として毎度謝罪回りを行うのは、室長の山吹凛だ。
    「申し訳ありません!」
     高級ソファに座る俺に向かって、彼女の頭が下げられる。
    「まあ、今回も大変だったんだろう?」
    「はい。想定を上回る改造が施されておりまして――」
    「言い訳はともかく、女性にしか出来ない当たり前の誠意の見せ方があるはずだよ」
    「……わかりました」
     凛は何ら疑いを抱くことなく、まるでそれが正しい謝罪の作法であるように、俺の股座に跪いてはベルトに両手を伸ばしてくる。「では失礼致します」と一言告げ、細やかな指先でズボンの中から俺のペニスをつまみ出すなり、まずは手でしごき始めた。
     絡みつく五指の動きは既にこなれたものとなっており、亀頭と竿の境に人差し指と親指のリングが引っかかっては、つまずくように通過していく刺激がたまらない。ほどなくして鈴口にキスを行い、亀頭を口に含んでのフェラチオ混じりの手コキは最高のものだった。
    「ちゅるぅぅ……ちゅむぅぅ……」
     大きく広げられた唇の輪が、カリ首にフィットしながら亀頭を口内に覆い隠す。這いずるように動く舌先は、鈴口を上下になぞるように舐めまわし、右手は指圧的なほどよい握力をかけて上下する。
     射精をすればゴクリと飲み干し、次に俺は尻を差し出すように命じた。
     上半身を机の上にべったり這わせ、紅色のタイトスカートに包まれた凛の尻が、この俺に向けられる。俺はしばし着衣越しに撫で回す。左右の尻たぶにぐるぐると、円を描くようにして手の平をべったり這わせ、よく形を確かめてやった。
     スカートを持ち上げれば、ストッキング越しのショーツ尻が丸出しになる。そいつを好きなように揉みしだいたあとは膝まで下げ、よく濡れるまでアソコを愛撫してから、俺はバック挿入を開始した。
     ――パン! パン! パン! パン! パン! パン!
     締まりの良い膣内を突き捏ねれば、尻を打ち揺らす打撃音が鳴り響く。凜は自分の手で口を塞ぐが、指の隙間から漏れ出る息音は、確かに感じた女の喘ぐそれだとわかった。俺はその両腕を掴んで、背中の後ろに組ませて押さえ込む。
    「――あっ! ああぁ! ふあぁぁあ! ああん!」
     途端に激しい喘ぎが聞こえた。
    「――ああっ、んっ! んぅぅ! んはぁぁ!」
     貫くたびに首でよがり、背中を大きく反り返す。
     彼女からの謝罪に関しては、いつもこのように受け取っている。催眠能力を持つ俺に対して凛が疑いを抱くことはなく、これが正式な謝罪の作法か何かと誤認している。聞けば妹が人質に取られた際は「妹を特別扱いは出来ません」ときっぱり言い切ったというが、そんな職務を冷徹にこなす心の持ち主が、ひとたびセックスを正しい謝罪と思い込めば、たちまちこういうことになる。
    「くあぁぁ! あん! あぁん!」
     体位を変え、対面座位で自ら腰を上下させれば、『職務精神』でもって俺の両肩に手を乗せて、丁寧に膣圧を加えて締め付ける。引き絞るような肉壁のプレスが、俺の肉棒を根元から快感に染め上げて、射精感がこみ上げるまでにそう時間はかからなかった。
     凜もまた、ここにきてペースを上げる。
    「――あ! んぁあ! ふああ!」
     快楽のあまりか、首が上向きに沿っては顔が天井を向いている。
     絶頂の前触れだ。
     やがて、俺もまた射精へと導かれる。
    
     ――ドクゥゥゥ! ビュルルン! ピュルゥ! ドクン!
    
    「――ああああ! んあぁあああああん!」
    
     脈動で跳ね打つ俺のペニスは、ビクビクと精液を吐き出した。
     絶頂した凛はぐったりともたれかかり、俺に身体を密着させたまま腰を沈める。体力を使ったものの、自分で腰を持ち上げ肉棒を引き抜く気力がなく、俺の肩に顔を埋め込んだまま大きく息を吸っている。
    「ところで、妹さんの話だが」
    「はい。今夜にでも……」
    「しかし、いいのかね? 山吹くん。自分の妹を差し出すなんて」
    「家族を抱かせるのは一般常識のはずですし、妹を特別扱いはできません。陽もきっと納得するはずです」
     なかなか催眠の効きがいい。
     あとは妹さんとやらにも、姉の仕事関係の男に体を開くのは一般常識と刷り込めば、いとも簡単に抱けるわけだ。
    「あっ……」
     凛が表情を変える。
     膣内で萎えた俺のペニスが、この数分の休憩で精力を取り戻し、再び勃起状態となって膣内を内側から押し広げる。疲れ気味の凛としてはたまったものではないのだろう。勘弁して欲しい表情で、ぼっそりと言うのはこんな言葉だ。
    「もう一度、しますか?」
    「疲れたんだろう?」
    「いいえ、そちらにご迷惑をかけた分、こうした形でご満足頂くのが私の義務ですから」
     こうして凜は腰を弾ませ、俺は二度目の射精に至るまで存分に堪能した。
    
     そして、その夜――。
    
     俺は山吹凛の案内を受けて自宅にお邪魔させてもらい、その妹の山吹陽にも催眠をかけ、俺の命令に従うことは義務や使命のように思わせる。
     結果として、妹は姉からフェラチオの指導を受けていた。
    「いい? 歯は立てないこと。口を大きく開けて、舌はきちんと使う」
    「うん。やってみる」
     足を大きく広げた俺の股座で、膝をついた二人は一緒になって俺のペニスと向かい合う。指導を受ける陽がまず咥え、舌遣いの拙い前後運動を行った。
    「はむぅぅぅ……」
    「そうそう。上手上手」
     この姉妹は顔が全くウリ二つで、姉妹というより双子に見える。今は警察制服と学校制服をそれぞれ着用させているため、まあ区別はつくのだが、これで同じ服装をされたら果たして見分けがつくだろうか。
    「そろそろ二人で舐めてくれ」
     俺は念願のダブルフェラチオを要求する。
    「わかったわ。いくわよ? 陽」
    「うん。お姉ちゃん」
     二つの顔から伸ばされる紅い舌が、肉棒の左右側面を舐め始めた。根元から亀頭へ向け、這いずるように舐め上げては、顔が交互に上下する。俺は下に手を伸ばし、二人の乳房を揉みながら、二人の舌遣いを同時に味わった。
     片方の舌先がぴとりと張り付き、亀頭の頂点へと向かっていく。鈴口を軽く吸い上げ、根元へ戻ると、もう片方の舌先が交代のように舐め上げる。連携の取れた動きが肉棒に唾液をまぶしていき、やがてはヌラヌラとした光沢を放っていた。
     次にはお互い頬をくっつけ合い、二つの舌先で同時に亀頭を舐めてもらった。伸ばされた舌がチロチロと蠢いて、亀頭の三角形にある二つの辺をそれぞれ丹念に舐め込んでいる。これをしばらく楽しんだあとは、いよいよ妹さんの処女を頂くことにした。
    「ベッドへ行こうか。陽ちゃん」
    「……はい」
     陽は静かで素直だ。
     腰のくびれに手をまわし、ベッドのある部屋までいくと、俺は仰向けに倒れた陽からショーツを脱がせて秘所の愛撫を開始する。時間をかけて縦筋をなぞり込み、ようやく濡れたとわかるや否や、俺はペニスを突き立て挿入した。
    「――っはぁ!」
     陽は目を見開いた。
     それは破瓜の痛みだろうか。
     腰振りを行うと、陽は額に脂汗を浮かべながら、狂おしげに髪の毛を振り乱す。ベッドシーツに髪が散らかり、その官能的な光景に興奮した俺は、ブレザーとワイシャツのボタンを外して前を左右にはだけてやる。
     ピンク色の可愛いブラジャーの上から胸を揉み、締め付けの激しい処女穴にはゆったりとしたストロークで突き込んだ。
    「あぁ……あぁぁ………………」
     引き絞ったようなよがり声。
     じっくりと膣内を突き捏ねた俺は、やがて射精してペニスを引き抜く。
    
    
     それから、数日後。
     俺は姉妹の尻を並べて、3Pを楽しんでいた。
    「んぁ――ああん!」
     姉の尻を突き揺らし、しばし堪能すると引き抜く。今度は妹の方に挿入しては腰を振り、また堪能しては引き抜いて、隣に移るということを繰り返していた。
     さらに性器を貝合わせにしてもらった俺は、秘所と秘所の押し合わさった狭間に肉棒を捻じ込んで、上側になった妹の尻を揉みながら腰を振る。最後は二人を仰向けに並べた上に精液を撒き散らして満足した。
    
     さて、あとは……。
     他のダイハチのみんなも抱いておこうか?
    
    
    


  • 犯される花咲里あさみ

    
    
    
     花咲里あさみが銀行強盗に巻き込まれたのは全くの偶然だった。
     お金を下ろしに来て、偶然だ。
     約二体のウィルウェア装備と、八名あまりの銃器武装者による計十名にあさみ一人で対抗するのは不可能だ。直ちにダイハチに情報を送るものの、瞬く間に一般市民は制圧され、一人ずつ順番に手錠で拘束されていく。
     両手を腰の後ろに封じられ、あさみも抵抗の手立てを失っていた。
    「その制服。警察のものだろ?」
     マスクを被った男の一人が、にったりと微笑みを浮かべている。背後には二名の男が銃を構えて、妙な動きを見せれば発砲されかねない。
     だが、相手は卑劣な犯罪者だ。
    「ここはすぐに包囲され、ダイハチのウィルエアもやって来ます。今のうちに投降して下さい」
     あさみは一切、態度では引かない。
    「お? さすがは警察さんだ。えーっと、花咲里あさみちゃんねぇ?」
     ダイハチの紅色のスーツには、胸元に名札が刺繍される。そこから名前を読んだ男は、おもむろに片手を伸ばして、あさみの胸を鷲掴みにした。
    「NO! 何を!」
     反射的に、あさみは後方へ身を引いた。
    「おっと、抵抗したらどうなるか。教えてやるよ」
     男の合図に合わせ、一名の武装者が発砲する。銃撃音の直後に聞こえるのは、膝を撃たれた中年男性の甲高い悲鳴であった。
    「なッ! なんてことを!」
    「お前が動いたからなんだぜぇ?」
    「……くっ!」
    「警察ってのは正義の組織なんだろォ? お前、自分が抵抗したせいで、何の罪もない一般市民が一人ずつ撃たれちゃってもいいのかなァ? 次は殺すぜェ?」
     再び男の手が伸ばされ、今度は両胸ともが鷲掴みにされてしまう。
    「くぅぅ……!」
     自分の抵抗一つで重傷者が出た手前、我が物顔で揉みしだかれても動くに動けず、あさみは屈辱を噛み締める。
    「あさみちゃん。お前、処女か?」
    「…………処女です」
     決して相手を許さない目つきを浮かべながら、あさみは一言答えてみせる。
    「処女の警察か。よし、動くなよォ?」
     マスクに顔が隠れた奥からでも、男のニッタリとした表情がよくわかる。そんな男の手がボタンを一つずつ外しては前をはだけ、ワイシャツも同様に割り開くことで、白いスポーツブラジャーがあらわとなる。
    「ほーう? スポブラかよ」
     男は胸元のゴムに指を引っ掛け、スポーツブラジャーを持ち上げる。ツンと上向きの半球型の乳房が曝け出され、あさみは一層顔を歪めて頬も朱色に染め上げた。
    (悔しい……こんな奴に…………!)
     自分は若くして警部補に上り詰めたエリートであり、特例で研修期間を終了してはダイハチに配属された崇高な警察官だ。市民を守るべき立場にいながら、自分は犯罪者ごときに胸を見せてもいい存在じゃない。
     だというのに、無骨な五指が左右の乳房に食い込み踊る。衆人環視の前というのもあり、あさみは耳まで赤く染めていき、恥と屈辱とで頬の筋肉をピクピクと震わせた。
    「おい。お前、感じてるのか?」
    「はぁ? そんなわけ――」
    「だったら、この乳首はなんだ?」
    「ひゃぁぁ!」
     不意に乳首をつままれて、乳房に電流が迸る。あさみは腰をくの字に折るようにして、勢いよく動いてしまった。
    「お? 今のは抵抗か?」
    「ち、違ッ……!」
    「そうだよなァ? 感じちゃっただけだもんなァ?」
    「うぅ…………」
    「どうなんだ? 答えろ。感じたのか? それとも、やっぱり抵抗したのか?」
     あさみは俯く。
    「……感じました」
     負けを認めるかのように、悔しげに震えながら呟いた。
    「――ハッハッハッハッハ! 傑作だぜ! 警察が犯罪者におっぱい揉まれて感じたってよォ!」
    「うっ、ぐぅ……」
    「傑作ついでに次はチンコでもしゃぶってもらおうかァ!」
     男は楽しげに笑いながらチャックを下げ、怒張した太い肉棒をつまみ出す。あさみは反射的に目を背け、犯罪者が調子づいている事実に歯噛みした。
    「どうした? 言うことを聞かないのも抵抗のうちにしちまうぜェ?」
    「……わかりました。人質には手を出さないで下さい」
     あさみは男に跪き、はち切れそうなほどに膨らむ亀頭を口の中に含ませる。
    (私が! 私がこんなことをするなんて……!)
     大口を開けることで顎に負担感を覚えつつ、リング状に広がる薄桃色の唇を巻きつける。顔を押し進めていけば、口腔を押し広げる圧迫感は強く、口では息ができなくなって息苦しい。その太さが故に、特に意識しなくても、あさみの舌はべったりとペニスに張り付いていた。
    「んむぅぅ――んじゅるぅぅ――――」
     視線を上げれば、あさみを見下ろす男の顔は実に勝ち誇ったものとなっている。何十人もの市民が見ている前で、警察にフェラチオをさせるのは、さぞかし偉くなった気分だろう。
    (悔しすぎる……!)
     リング状の唇を往復させ、亀頭が口内の奥と手前を行き来する。ピクピクとした脈動が舌のざらつく面に伝わり、かすかなカウパーの味まで広がった。
    「んぅぅぅ――んむぅぅ――んんうぅぅ…………」
     亀頭と竿の境目に唇がフィットするまで頭を引き、そこから顔を押し出しては、喉が塞がる直前にまで飲み込んでいく。初めて咥える不慣れさもあって、歯を少しは当ててしまうが、甘噛み程度のそれでは幸い抵抗とは看做されない。
    「うぢゅっ、じゅむぅぅ……」
     両手は腰の後ろに封じられているため、上半身だけで前後運動を行うのも、あさみにとってはやりにくい話であった。
    「ほーら、出すぜ?」
     ――ビュクビュク! ドクン!
     暴発的な脈打ちで、肉棒は口内を跳ね回る。頬の壁に、舌床に、天井に、あらゆる場所に白濁を撒き散らし、あさみの口内は汚白に染められる。
    「飲め」
    「……ごくっ」
     喉を鳴らせば、粘り気のある白濁は食道の壁を這うようにして流れ落ち、やがて胃袋に到達するまでがよくわかった。
     犯罪者の肉棒から出たものが、自分の身体で消化され、栄養としてまわってしまう。嫌過ぎる事実に打ちのめされ、あさみは静かに俯いた。
    「さて、交代か」
    「へへへっ、次は俺の番だな」
     別の男と入れ替わり、四つん這いになれと言ってくる。手錠の関係上、両手を床につくということはできず、胸と頭だけた下につき、尻だけが高い姿勢となった。
     すると、あさみの巨尻が強調される。
     くびれた腰の細まりから幅の広い骨盤にかけてのカーブが、魅惑的なラインを形成し、腰つきと尻山のいやらしさは服の上からでもよくわかる。丸々と肉を詰め込んだ膨らみが、紅色のタイトスカートを高く押し上げ、男の視線を一身にかき集めた。
     ぐにっ、と。
     両手が尻たぶを鷲掴みにしては、男は思う存分に揉みしだく。床に頬を押し付けて、ただ尻を差し出しているしかないあさみは、歯を噛み締めながら耐え忍んだ。
    「へへっ、正義のケツを揉み放題ってか?」
     食い込む指は自由に踊り、弾力ある肉を掴み取っては力を緩める。やがてタイトスカートを持ち上げては、ストッキングとスポーツショーツを介した布二枚の上から揉みしだき、次にはストッキングが膝の位置まで下ろされる。
     ポーズだけでも情けないのに、一枚ずつ守りを失っていく心地は、恐ろしいほど心もとないものである。
    (どうすれば……)
     どんなに状況を打開したくても、できることは何もない。ただ少しでも早く助けが来て、警察隊が彼らを制圧してくれることを願うのみだ。
    (私だって、警察なのに……)
     本来なら、こんな場所ではない。自分は制圧する側に立つ人間なのに、ただ運が悪かったというだけで自分一人で武装集団の前に居合わせて、スポーツショーツのゴムにも指が入り込んでは下げられる。
    「はい。おケツ丸出しー」
     ずるんと、膝まで下ろされた。
    「くぅ……!」
     あさみの肉厚な尻は、滑らかな美白肌にほんの少しの赤みをまぶしたような、白桃の色合いによく似ている。見ているだけで甘い果実の香りが漂って思えるほど、瑞々しくも大きな大きな美尻であった。
    「尻の穴まで丸見えだぜ?」
    「そ、そんな場所を……!」
     言葉による指摘を受け、あさみの頭は恥ずかしさで沸騰する。顔全体がまるで茹で上げたように赤くなり、あさみは歯茎が折れそうなほどに力強く食い縛った。人質の視線だってある中で、こんな男にお尻の穴まで見られるのは、乙女心ある未成年には拷問に等しい。
    「ほーれ、ツンツン」
     指先のノックが、黒ずみの薄い清潔な皺の窄まりを刺激する。反射的に尻が力んで、放射状の皺がぎゅぅぅぅっ、と小さく縮んでいく。
    (く、悔しい! こんな……!)
     執拗に繰り返されるノックで、肛門はヒクヒクと収縮を繰り返した。
     そして、また尻たぶを鷲掴みにして、指全体を蠢かせる。沈んでは浮き、沈んでは浮く軽やかな五指は、突如として尻を離れて――
    
     ペチン!
    
     平手打ちが軽やかな音を鳴らした。
     波打つようにプルンと、弾力あるゼリーのような振動を、その巨尻は一瞬だけ披露していた。
    「What!?」
    
     ペチン! ペチン!
    
     太鼓だ。太鼓を叩く感覚で、左右の腕を順番に振り上げながら、二つの尻たぶを交互に叩き始めている。
    
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
    
     ワン・ツー、ワン・ツー。
     と、声に出しているわけではないが、明らかにリズムを取った打ち方で、あさみの尻はそのたびにプルンプルンと、柔らかくバウンドしている。
    
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
    
     元の形に戻ろうとする弾力が強くてか、波打つ尻が振動するのは本当に一瞬だが、やまない平手打ちが何度でも打ち揺らすので、結果的に継続してプルプルと、小刻みな揺れは続いているのだ。
    
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
    
    「いいのかなぁ? 警察さんよぉ?」
    
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
     ペチン! ペチン! ペチン! ペチン!
    
    「犯罪者からお仕置きを受けるだなんて、アンタに正義感はないのかい?」
    「自分で人質を盾にして……!」
    「ハハハハ! 人質さえいなけりゃ、こんなことなかったのかなァ? だったらなおのこと悔しいなァ? 抵抗できれば俺らなんかイチコロなのになァ?」
     そこでスパンキングを打ち止めにした男は、ペニスを出して尻の狭間に接着させる。チャックを下げる音が聞こえた瞬間から、てっきり処女を奪われることを悟ったあさみは、お尻に肉棒を挟むという思わぬ行動に目を見開いた。
    「お、お尻って……」
    「公僕様は尻コキを知らんときたか」
    (尻コキって……)
     男はあさみの脚を引っ張り、四つん這いから仰向けに変え、閉じ合わさった脚の上に跨りながら肉棒を押し付ける。その方が尻の割れ目が閉じるので、狭間にものを挟みやすいからだ。
     両手で尻肉を中央に寄せ上げ、肉棒に可能な限り巻きつける。そのまま前後に動き出し、割れ目のラインに摩擦する。肛門の上を何度も何度も、亀頭が往復通過して、あさみはこの肉棒の形を尻で存分に味わうこととなった。
    
     ペツっ、ペツっ……。
    
     前後運動の腰が尻山の突出にぶつかるたび、前後にプルンと揺れている。揉むように蠢く指は、肉を寄せ上げることで竿の側面に圧着させ、少しでも深い谷間を作って、その狭間をペニスは出入りする。
     押し合わさった山肉のぴったりと閉じた狭間を割り開き、亀頭が尾てい骨の向こうまで進行しては、また割れ目の下弦へと後退する。
    (変態! 変態すぎる!)
     あさみは拳を握り締めた。
     腰の後ろで手錠のかかった状態のうつ伏せなど、それこそ制圧される側のものだ。警察に属していながら、強盗集団こそが自分を制圧した挙句に、こうして尻を自由に使われる。こんな姿を一般市民の人質達に見られている。
    「お前、ケツでかいって言われるだろ」
    「……っ! 言われません!」
    「ああん? 嘘付け、デカいんだよ。刑事だけにデカケツですってか? プッハ!」
     またも男はお尻を叩き、大喜びで打ち鳴らした末に腰振りのペースを早める。馬乗りをやめて腰を浮かせたかと思えば、それは背中への射精であった。
     ――ドクゥゥ! ドックン! ビュルルン!
     紅色の背中に撒き散らされ、白濁が衣服に染みる。警察制服への射精など、それこそ侮辱を受けた気がして、あさみはさらに歯噛みした。
     そして、次の男。
    「んじゃあ、ケツ上げろ」
     あさみは尻だけが高い姿勢に戻る。
     すると、さっそくチャックの下がる音が聞こえて、秘所の割れ目に肉棒の接近してくる気配がわかる。
    (い、入れられる……!)
     あさみは動けなかった。
     完全に、硬直した。
     本当なら、強引に犯されるなど、もっと極限まで暴れて抵抗してもおかしくない。しかし、自分の抵抗一つで脚を撃たれた人質を思えば、これ以上被害者を増やしてはならない警察としての『使命感』も湧いてくる。
     それは複雑な心境。
     他の女性達の存在を考えれば、自分でなければ他の誰かがこうなるのだろう。だとしたら、ある意味自分を盾にして、一人でも多くの市民を守っていることにはなるのだが、その実態は武装集団をあさみだけで鎮圧するのは不可能だったため、一緒に人質にされただけなのだ。
     だが、どちらにしても、抵抗と同時に銃の引き金は引かれてしまう。
    (……受け入れるしかないというの?)
     亀頭が、あさみの縦筋を上下になぞっている。
    (そ、それしかない……私のせいで市民が何人撃たれるかわからない……)
     そこに肉棒の存在を感じながら、今に来る挿入の予感に、こんな形で処女を奪われることへの覚悟を固めていた。
    「お? もう濡れてんじゃん」
    「NO! そんなことは――」
    「いいや、濡れてるぜ? そんなに興奮したかよ」
    「……そんなわけありません」
     言葉で否定したところで、秘裂から染み出る甘蜜が亀頭の先に絡んでいるのは、紛れもない事実である。
    「へへっ、入れるぜ?」
     突き立てられた肉棒は、確かにあさみの膣口に狙いを定めた。
    (……悔しい! 悔しすぎる!)
     涙に肩を震わせるが、それはもう受け入れるしかないものだ。市民の命を思えばこそ、あさみはこのまま動くわけにはいかなかった。
     ずにゅうっ、と。
     亀頭が割れ目を押し開き、その先端を膣口に沈め始める。少しずつ、少しずつ、小さな処女穴を内側から押し広げ、拡張していきながら、亀頭の約半分があさみの膣内へ――そして、カリ首までが入って一気に――。
    
    「――――――――!」
    
     貫かれたあさみは、声なき悲鳴を上げていた。
     これで、奪われた。
    「うっひょぉぉぉぉ! 警察様の処女を頂いたぜ!」
    「――っぅぅぅうう!」
     内側からの圧迫感にあさみは呻く。
     根元までが入り込めば、押し付けられた腰が巨尻を柔らかにむにゅりと潰れる
    「んっ! んっ、ぐぅぅぅ……!」
     すぐにピストン運動が開始され、男の腰が尻山を打つたびに、プルプルと波打つような肉揺れが披露される。
    
     ――パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン!
    
     肌を打ち鳴らす音がよく響く。
     巨尻は面白いほどにプルンプルンと、大胆なバウンドを繰り返す。男のピストン運動が、まるで尻の弾力に腰を跳ね返されているようにさえ見えてくる。
    「――あっ! あぐぅぅぅ!」
     あさみは腰の後ろの両手でよがった。
    「警察様の正義のおマンコ! 最高だぜぇ!」
     下腹部全体が力んでか、膣壁が肉棒を握り潰さんばかりに収縮する。肛門の皺もヒクヒクと窄まりを繰り返し、そして尻は波打ち続ける。
    「――んっ、んぅっ! んぐぅ……んぐぁぁ……あぁぁ……!」
    「ハーッハッハッハ! 銀行強盗のチンコに屈服しましたかァ?」
    「そんなわけ――ひゃうん!」
    「ほれほれ、だんだん声が甘くなってるぜ? 感じた女の声になってるぜ?」
    「違っ――あぁっ、あふぁぁ……はあぁん! んあぁぁああ!」
     甘い電流が脚に背中に駆け巡り、あさみはいつしか快楽によがっていた。
    「――あっ! あん! あふぁぁああ! はああ! ひあぁぁあああ!」
    
     感じてる! 気持ち良くなっている!
     私がッ、私が……犯罪者の手で……!
    
    「――んふぁぁああっ、あぅっ、うぅん! んはぁぁ!」
    
     認められない! こんな奴で気持ちいいなんて!
     私は――私は――。
    
    「おっと、そろそろ射精の時間だ」
     それは膣内射精の危機。
    「嫌っ! ナカは――ナカだけは――」
     あさみは初めて、再び尻を暴れさせ、挿入を逃れようと抗い始める。しかし、根元まで埋まったままに腰をくねらせてみたところで、余計に膣内がかき回されるだけである。ただ無意味にお尻をフリフリする滑稽な姿でしかなかった。
     そして、その抗いは魔法の一言によって沈められる。
    「それは抵抗か?」
    「…………」
     まるで嘘のように、スイッチでも切ったかのように、あさみは抵抗を諦めた。
    (だ、出される――!)
     脈動を感じ取り、射精の予感にあさみはぐっと身を固めた。
    
     ――ドクゥン! ドクッ、ビュルン! ドックゥゥゥン!
    
     肉棒の引き抜かれた膣口は、こっぽりと穴の直径を広げたまま、まるでヨダレを垂らすかのように白濁を垂らしている。
    
     敗北した正義の姿であった。