いやぁ、大満足だったぜ。
稲田源一は晴れやかだった。
俊樹に見せつける際のセックスでは、避妊薬は飲んでいない。その上で複数回にわたっての射精をしたのだから、さすがに種は付いていることだろう。
とは思うが、念のためだ。
源一は数日後にも処置の日程を設け、二人を学校に呼び出した。
「あむぅ……」
まずは咥えさせる。
ベッドから脚を下ろして、夢音のことは床に座らせてのフェラチオで、源一は俊樹と向かい合う。まるで敵との対峙のような顔をしてくる俊樹に対し、源一は夢音を我が物として扱う顔を浮かべてやった。
(マジで気分いいなー。これ)
彼氏が直接見ている前で夢音を味わう。
この優越感といったらなく、源一はすっかりこのやり方が好きになる。残りの処置予定の中に、彼氏持ちの女子がいないかと、思わず期待したくなるくらいだ。
「今回はあまり時間は取らない。このあと他の奴を孕ませるからな」
だから今日は服も脱がせていないが、制服のままするセックスは、生徒を犯している実感を強めてくれてなかなかいい。
「クラス全員を毎年、ですか?」
俊樹は蔑む視線を送って来るが、そんなものは歯牙にもかけない。
「いいもんだ。今の日本には俺の子供が何人いるんだろうな。夢音も俺の子を産むんだぞ?」
「わかってますけど、俺達は付き合い続けるんで」
「ま、頑張れよ。俺は他の子の相手で忙しくなるから、夢音はお前に譲ってやる」
まるで今まで自分の所有物だったかのような言い回しで、源一は俊樹を挑発する。
「……っ!」
俊樹の怒りを孕んだ顔は、かえって心地の良いものだった。
夢音の顔も見物である。
何かを言いたくてたまらない表情で見上げてくるが、その口には肉棒が収まっている。咥えたままの顔から抗議の意志が伝わっても、その滑稽さに笑いがこぼれる。
その口に放出した。
飲め、と。
目で命令してやると、夢音はすっかり慣れた口技で竿を締め上げ、上手い具合に吸い込む力をかけながら、口内に精液を受け止める。コクコクと喉を鳴らしながら顎を引き、その唇からは源一自身の竿が唾液濡れで這い出てくる。
最後には亀頭をチュゥゥゥゥ――と、仕上げのように汁を吸い、鈴口とキスをする形を取ってから、夢音は奉仕を完了する。
竿に残った精液のぬかるみは最小限で、見た目にはお掃除の必要すらなくなっている。
「凄いフェラの上達だぞ? おい、妊娠さえ決まれば、もう余計な精液を飲んでも平気になるそうだぞ? やってもらったらどうだ」
「それは俺と夢音の二人で決めることなんで、余計なお世話です」
「そうかそうか。じゃあ、俺は最後の挿入を楽しむとするか――パンツを脱げ」
命じてやると、目の前で立ち上がった夢音は、スカートの中に手を入れて、するするとショーツを下げ始める。
「それは彼氏にでも預けておけ」
思いつきの指示を与える。
すると、既にセックスを見せびらかしているくせに、急に顔を赤らめて恥じらい始める。実に可愛い顔で振り向いて、たどたどしく渡しに行き、俊樹も気まずそうな何とも言えない顔で受け取っていた。
挿入は正常位で行った。
多少の愛撫だけでも、瞬く間にローションなど不要なまでに活性油を分泌する。源一はそんなアソコに肉棒を押し込むと、天国のような快感を味わった。
「これも最後かー。そう思うと名残惜しいな。今までが今までだから、まだ最後じゃない可能性もあるにはあるか」
根元まで収めると、二ヶ月にわたって抱き続けた感触にも関わらず、未だそれなりの締め付けが残っていた。棒の太さよりも穴が小さいかのような、ぎゅっとした圧迫感に加え、内側はザラザラしている。
何重にもリングを重ねた螺旋構造のような膣内は、カリ首が段差に引っかかるかのような刺激が得られて心地良い。
仕事もあれば、別の処置もあるのが少し惜しい。
だが、プレミア女子が最後の最後で名残惜しいのは、源一としては毎年のように味わう気持ちである。あまりにも名残惜しいので、最後にもう一回だけ抱いておき、それを思い出とするのが源一の中では醍醐味の一つだ。
夢音とのセックスも、源一の記憶の片隅に永遠に留められることになるだろう。
「んっ、んぅ……んっ、んぅぅ…………」
口に両手を当て、声を抑えていた。
「イクところだって何度も見せたのに、今更それか?」
「声くらい、我慢させて下さい……イクのだって、好きで見せたわけじゃないので……」
夢音はチラリと俊樹を見て、その様子を窺えば、夢音の視線を受け止めることで、俊樹も何か頷いていた。二人のあいだだけに通じる意思疎通は、源一には内容を読み切れないが、恋人同士として愛の試練を乗り越えようといった種類の気持ちである点だけは、薄々と感じ取っていた。
(これも、味の一種な気がしてきたな)
愛する彼氏のため、心の操だけは立てている。
肉体は守りようがないので、せめて心だけでもという構えに対して棒を入れ、その様子を見ながら快感を確かめるのは、単に快楽に落として喘がせるのとはまた違った趣がある。
(これもこれでいい。マジで来年もいないもんかな。カップルが)
新しい趣味を覚え、生き甲斐を増やした源一は、このあたりで出してやろうとピストンを早めていく。
「ん……ん……ん………んぅ――んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ――――!」
塞いだ口から漏れ聞こえる声も、だんだんとペースを早めていた。
「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ――――!」
唇の乗せた両手を強張らせ、目も力ませた夢音に向かって激しい揺さぶりをかけていく。突き上げてやることで、夢音の身体はベッドの上で上下に揺れ、ブレザー越しの胸も心なしかゆさゆさと動いていた。
源一は射精して、避妊薬未使用の確かな精子を送り込む
(ま、殺す気はないからな。しっかり孕めよ)
最後の一滴まで出し切ると、余韻を味わうために少しのあいだ刺したまま、夢音の表情に顔を近づけた。
「夢音、お前には俺のチンコの記憶が永遠に刻まれそうだな」
「…………」
夢音は無言で目を背けた。
きっと、自分でも記憶から消しきれないと思っているのだ。
そんな様子を見たことで満足して、源一は肉棒を引き抜くが、といってもお掃除の命令が残っていたことを思い出す。夢音の舌と唇を清掃用の布巾と見做し、俊樹に見せつけるだけ見せつけてから、夢音のことは解放した。
二人が処置室から出て行って、その十分後には新しい女子がドアをノックした。
「そうそう。俺には次のプレミア女子が待ってるわけよ」
源一が次の抱くのは、九月から十一月にかけての期間中に妊娠させるべき、クラスでもルックスに優れたとびきりの美少女だ。
先ほどのセックスから打って変わって、源一はそちらに興味を示し、ドアを開いて次の処置相手を招いていた。
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