看護学校ものといえば「前回作」がありますが、今作も授業の流れで生徒に脱衣を要求する内容です。
心臓マッサージ、人工呼吸について丁寧に説明を開始。
これはもう、完全に真面目な授業の雰囲気しかありませんねえ・・・。
ああ、やんなきゃいけないんだな。
って顔をして人工呼吸。
患者はストレッチャーに寝ているため、このように馬乗りになる必要があります。
心臓マッサージでは体重をかける必要もあるので、これが適切だそうですよ。
ネタなのか本当なのかは知識がないのでわかりませんが。
男性四人の視線に囲まれながら、心臓へリズムよく体重をかけていきます。
その措置の光景は、言うまでもなく擬似騎乗位。
この尻の下で、きっと勃起していることでしょう。
股が接触するたびに、女性はその硬さを感じることになるはずです。
あくまで実習。
患者役は寝たフリなのですから。
是非とも、この患者役と変わりたいですね。
この右側の男とか、羨ましがっているように見えてくる。
「女子の諸君はみんな着衣を脱ぐように」
「え? 何故ですか」
「女子は乳房があるだろ?
だから心臓の位置がわかりずらかったり、
あとは呼吸するときの胸の動きがわかりずらかったりするから」
男性講師はさも真面目に返答しますが、
背後にいる男子学生らは、
「おー。なるほどー」 と。
明らかに女が脱ぐのを喜ぶ反応をしています。
そうです。説明している側は真面目に語ってみえます。
反応する無粋な男子諸君が、あからさまに喜んでいるのです。
「水野さんの人工呼吸は誰がされますか?」
「ハイハイハイハイ!」「はい!」「はい!」
みんなが一斉に勢い良く名乗りをあげ、一生懸命挙手します。
舞台は大学なんでしょうが、男子のノリが完全にバカ高校。
上の方で男が患者役をやっていた構図を男女逆転した結果。
真面目な授業なのに・・・。
女性が脱ぐことにテンションを上げ、はしゃいだサルのように騒ぐ男にこうされちゃう。
当然、嫌がった顔にもなりますね。
男子がテンション高いのに対し、女の子はだいぶ大人しいです。
授業だから仕方なく受けているけど、すごく嫌な目に遭っている表情をしています。
お尻丸出しなんて、ただでさえ恥ずかしいのに・・・・・・。
授業中にふざけているノリの男達の前でなんて、ますます恥ずかしいに違いない。
わざわざ、みんなの見ている前でパンツを脱ぐことに。
女の子達は物凄く静かです。
背後に男を感じながら脱ぐ気持ちは、果たしてどんなものでしょう。
一人ずつお尻を突き出して・・・・・。
順番にこういう目に遭っていくなんて。
奴隷の出荷や処刑の順番待ちの気分に違いありません。
この苦悶めいた表情も、全て「恥ずかしさ」からなるものに違いありません。
そして、こんな目にあった女の子に対して・・・・・・。
まるで教師が生徒に言い聞かせるかのように、説教めいた指導口調で言うのです。
「どうでしたか? 恥ずかしいって気持ちが一番最初にたったでしょ?」
「患者さんだって恥ずかしいんです」
「だけど処置でね。しっかり行っていかなければいけないことですから」
「しっかりそれを自分が知った上で、患者様に伝えていきましょう」
「よろしいですか? 返事が小さいよ」
何も悪いことなんてしていないのに。
怒られた生徒のようにしゅんとしている。
返事の「はい」が小さいと、注意までされてしまう。
裸で並べられ、体を拭いてあげる実習の練習台に。
これも看護措置の一つです。
入浴介護の実習。
合計四時間ほどの長さになりますが、後半には本番有り。
といっても、ほぼ本編とは切り離されたオマケですね。