「うへぇ、なんてもん飲ませんのよ」
アズキは露骨に嫌そうな顔をして、僕を咎めた。
僕が射精した瞬間、アズキはこぼれないように慌てて飲み込み、ゴクゴクと喉を鳴らして頭を引いた。苦しかった息を整えて、僕に怒った顔を向けてきたのだ。
「ごめん。嫌だった?」
「そんな場所から出る液体よ? 嫌に決まってるでしょ? イチイチそんな事も聞かなければわからないほど、アンタはバカなの?」
「……すみません」
頭が下がった。
欲望のまま、少し暴走しすぎただろうか。
まずい、今度は本当に怒られる。
と、思った。
「……まあ、別にいいけど」
「え?」
だけど、アズキはいじけて見える表情でぼっそりと呟いていた。
「あんなもの! 誰かさんのものじゃなかったら、嫌いな人のもんなんて飲む羽目になったら私は絶対に自殺するわよ!」
その遠回しな言葉の意味合いぐらいは感じ取れて、僕はアズキにドキリとした。
か、可愛い……。
もちろん、金髪巨乳のこの美少女は、言うまでもなく最高のルックスを備えているわけなのだけど、外見とは関係なく今の言葉を可愛く感じた。
可愛くてもう、どうしよう!
「アズキっ」
僕はたまらず、アズキの頭をくしゃくしゃ撫でた。
「ああもうっ、なんなのよぉ」
「だってアズキが可愛いから」
「もぉーうっ!」
撫でようとする僕の手を掴み返してくるアズキの仕草は、まるで撫でている猫が愛らしくじゃれ返してくる姿によく似て思えて、僕はますます活発に、その金髪を撫で回す。――全く、とか。――バカなんだから、とか。不満めいた口調で口ではそう呟きつつも、もっと撫でてもらおうと頭を差し出す。
そうやって、撫でてやっている最中に。
もみっ。
と、不意に乳房を揉んでみた。
「――ひっ!」
その反応は、虫が苦手な女子が悲鳴を上げる瞬間とそっくりだった。
アズキは感じたのだ。
僕の手で、アズキが……。
「あっ、ああ……あぁぁ――。れ、レンってばあ……」
僕は今一度アズキをマットに寝かせ、乳首に刺激を与えてやる。アズキは電撃が痺れるかのようにビクンとしながら身をよじり、みるみるうちにとろけたような眼差しとなっていく。濃厚に息を荒げ、興奮しきった顔つきは、僕にいけると確信を与えた。
「下の方も、触るから」
僕はおもむろにスカートを捲り上げ、秘所を触った。
「――あん!」
アズキは喘いだ。いやらしく腰をくねらせ、背中を仰け反らせた。
支配の実感が僕に沸く。
指で優しくショーツを擦れば、それだけアズキは反応する。僕の指に応じて、愛撫を続ける限り腰をくねらせ、中断するとよがりを止める。また触れば淫らに喘ぎ、丁寧にすればするほと気持ち良さそうな顔をする。
コントロールが可能だった。
刺激が強いとアズキの喘ぎは激しくなるが、控えめに抑えると声は大人しいものへ変わっていく。
触り方一つでアズキを巧妙に操れる。
なんて楽しい遊びだろう。
「感じてる?」
「べっ、別に?」
尋ねてみれば思った通り、アズキは強がる。
「辛いなら、やめようか?」
「ふん! 平気だって言ってるでしょ? やればいいじゃない」
「じゃあ、遠慮なく」
濡れ濡れになったショーツは脱がさないとね。
僕はショーツに両手をかけ、さっと膝まで引き下げていく。アズキは一瞬だけ慌てるが、すぐまた強がった顔をして、勝手に脱がせば? とでも言いたげな表情で、僕が取り去っている自分のショーツを黙って見送る。
そして、丸出しとなったアソコを触った。
「――ひっ、ひや! だ、駄目っ、ああん!」
「駄目なの?」
「だ、だめじゃ――あっ、ひやあああ!」
すごく、ヌルヌルしていた。
熱い粘液でアズキのアソコは温まり、汗で蒸れっぽいかのようなホカホカとした絶妙な温度と、指に絡みつくような糸を引く愛液が、僕の手に伝わってくる。
「嬉しいなぁ、こんなことができて」
僕の中に沸く満足感はすごかった。
女の子のおっぱいはもちろん、アソコだなんてよほど深い仲でなければ、手を出す権利はどこにもない。そこに到達するまでには、仲良くなって告白して、恋仲になってからさらにまた先まで進んで……。といった、長い長いステップが必要なはずのところを、僕は既に触っているし見てもいる。
オリンピックでメダルを取れたら、まさにこんな達成感があるだろうか。
あるいは宝くじで一億円が当たったら、これほど歓喜したくなるだろうか。
それだけ大げさな例えをしなければ、僕の喜びは言い表せない。
だが、僕も欲張りだ。
「もらうよ? アズキの全部を」
僕はアズキの秘所にペニスを当てた。
「へ? へえええ!? そ、そこまで? いきなり? 本気で?」
さすがに動揺しているだろうか。
正直、暴走しかけた僕だが、そんなアズキの表情を見て、少しばかり正気に戻る。
「駄目かな?」
平静なうちに僕は尋ねた。
「え? ええと、駄目というか、その……。だって命令なんでしょ?」
「いや、もし本当に嫌ならやめるよ?」
確かにアズキをコントロールして楽しんだり、欲望のままにここまで来たけど、アズキを嫌がらせたいわけではない。アズキの中に拒否の気持ちがあるのなら、ここで挿入することは我慢したい。
欲求を堪えてみせるのも、男の見せる愛情表現になるのかなぁ?
なんてわけで。
「ばっ、ばか! そういう遠慮はいいの! 私はアンタに命令権を上げたんだから、これもそのうちなのかどうかを答えなさいよ!」
でも、やっぱり。
アズキは本番を前にしてもこういう感じのようだった。
「じゃあ、命令」
「だったら逆らえるわけないじゃない! や、やりなさいよ!」
「いいの?」
「だって、レンはもう私の彼氏で、それで……。彼氏がシたくてシたくて仕方のなさそうな顔をしていたら、こっちだってしょうがないなーって気になるでしょうが! あんまり我慢させるのも可哀想だから、私の広い心で受け入れてやろうってことよ!」
なんと強気な。
これでこそアズキだと思う。
「じゃあ、入るよ? このまま、アズキの中に」
「き、来なさいよ!」
僕は腰を押し進め、アズキの中に挿入した。
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