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 最近、とある事件があった。
 事件といっても、それは誰にも知られていない隠れた一件――警察に知らされることもなく、ならば当然報道されることもなく、密かに闇に消えた事件である。
 ある一軒のコンビニに勤めていた男は、自分は一生女性と縁のない奴だと嘆いていた。学生だった頃から女子生徒とは口も聞けずに、一度も彼女が出来ることもなく一人身で過ごし続けてきた。
 それでも男同士でさえあれば表面上は明るくハキハキとしていられたおかげでコンビニに勤めることはできたが、自分に恋人ができることなど想像さえできずにいた。
 自分は誰とも付き合えない。
 そう思い込んでいたある日、女子高生が万引きをしているのを発見した。棚の前で妙にキョロキョロしているのが気になって、じっと様子を伺っていたのだ。気づかれないようひっそりと、レジで外を眺めるフリをしながら横目でチラリと見ているうち、商品の文房具を素早くバッグへしまい込む瞬間を確かに見たのだった。
「君、今何か盗ったでしょ」
 そう声をかけると、女子高生はぎょっとしたように固まった。事務室へ来るように告げると、ひどく緊張したようなたどたどしさで案内に着いて来た。
 初めはただ、一人の店員としての純粋な対応を試みていた。万引き犯が出た場合、どうするべきかのマニュアルを思い起こしながら、動機や反省の態度を少しずつ確かめていくつもりにすぎなかった。
 しかし、その日は夜勤で店員は自分一人しかいなかったため、他に客のいないタイミングだったため、夜中だというのにやって来た女子高生と二人きりだったのだ。誰もいない、二人きりという状況が男の欲望を掻き立てて、一つの考えを実行せずにはいられなくなった。
「君、他にも何か盗ってない? 服に隠したりとかしてないか、確認させてもらおうか」
 ボディチェックと称して少女の体を貪ろうと、欲望のままにその体から制服を引き剥がそうと動いたが――。
「いっ、イヤァァアアアア!」
 悲鳴があがった。
 女子高生は恐怖に喚き散らし、ポケットにあった防犯用のスタンガンを振り回す。そうして争いとなって、押さえつけるのに手間取っているうちに、スタンガンの電流が首筋にあたってしまった。
 男は倒れ、その隙に少女は逃げ出し――。
 自分も万引きをしていたからか、それとも単に性犯罪の被害に遭いかけたなど人には話せなかったのか。
 ともかく、この一件で女子高生は通報を行うことはなかった。
 ただ忘れようと必死になり、少女は事件を記憶の闇に葬るのみだった。
 そして、暴力という強硬手段を使ってさえも女体を貪る機会を得られなかったその男は、自分は一生誰とも愛し合えない絶望に沈んでいき――。

 その後、そのコンビニを訪れた一部の女性は……男の食指に触れた女性は、何故か必ず万引き犯として扱われるようになった。

 もちろん、女性達は何も盗ったつもりはない。
 しかし、バッグやポケットの中を指摘されると、必ず商品が出てくるのだ。触れた覚えすらない文房具は、本人の知らず知らずのうちに“発生”している。まるで沸き水が沸き出すかのようにドロドロとした粘液が沸きあがり、やがてそれは形を無し、消しゴムやシャープペンシルの形を成す。
 見た目の上では商品でしかないその文房具は、悪夢により発生するものなのだ。

     *

 じぃ…………

 雪乃はその綺麗に整った乳房を視姦され、顔を赤らめていた。
 デスクに座らされ、そこから足を下ろしている雪乃はセーラー服をたくし上げられ、乳房を完全に露出している。穴の空くほどじっくりと見つめられ、自然と乳首が立ち上がっていた。
「いいオッパイだねぇ」
「…………っ!」
 投げかけられる言葉に雪乃は歯噛みし、屈辱を飲み込む。

 モミモミモミ……。

 無遠慮な手つきが雪乃の乳を揉みしだく。まんべんなくこね回しながらも、指を立てて乳首を虐める。
 顔を埋め、乳首に吸い付いてきた。

 チュゥゥゥゥ

「くぁっ……あぁ……」
 吸い上げられ、唾液の滴る舌先でなめずられる快感に雪乃は喘ぐ。
 そして男は雪乃の全身を撫で回した。
 背中へ手を入れ、首の付け根から腰周りまでにかけてを丁寧に撫で上げ、スカートの太ももに手を乗せる。
「上半身には何もないようだね」
「そう言ったはずですが……」
「下半身はどうかな?」
 スカートの内側へ手を潜らせ、男は雪乃の秘所を指でなぞった。
「くっ……」
 ゆったりとしたスライドの往復で男は恥丘の膨らみを味わい、もう片方の腕を背中へ回し雪乃を抱きつつ、男は雪乃をデスクに押し倒した。
「やっぱり触っただけじゃわからない」
 男はショーツのゴムに両手をかけ、
「――あっ!」
 雪乃は反射的に股を押さえて下着を守ろうとするが、間に合わない。素早かった男は即座にパンツを引き抜いて、仰向けになった雪乃の両足を持ち上げる。性器だけではない。尻穴から乳房まで全てを拝み尽くせる姿勢にされ、雪乃はみるみる赤くなる。
「ふふ、いい姿だ」
「……変態、何もないでしょ?」
「どうかな? 中身までしっかり確認しないとわからないな」
 肉ヒダを指で開いて、蠢く乙女の秘穴を覗き込む。
「――――っ!!!」
 自分の大切な秘密を覗かれて、それだけで悶絶するほどの恥ずかしさが雪乃を襲った。グラデーションがみるみる濃くなっていくかのように雪乃の顔は赤くなり、ともすれば体調が悪いと言えるほどまで熱っぽく、耳まで熱く染まっていった。
 男に肉ヒダをなぞられて、肉芽がゆっくり突起する。
「――いぃ!」
 クリトリスへの刺激に裏返った声をあげた。
「この奥に何かを隠していないかな? しっかり確認しないと」
 確認と称した愛撫にみるみるうちに濡らされて、愛液が光を反射する。サーモンピンクの恥肉はキラキラ輝き出していた。
 男はそこに顔を埋め込み、舌先でベロベロとなめずる。
「く……くはぁ……」
 舌に突起を舐めずられ、膣口にねじ込まれる。
「クチュ……クチュ……」
「ん……あぁぁ……」
 雪乃の息は確実に荒くなっていた。
 男はどうしようもなく上手い。まるで初めから弱点を知られているかのように、弱いところを突いてくるのだ。それが堪らなく気持ち良くて、不快に思う裏腹で身体は素直に反応していた。
 熱の篭った吐息は官能的に、雪乃の顔を淫らに仕立て上げている。頬の赤い顔から漏れる熱い呼吸にはたっぷりと淫気が含まれて、男をますます興奮させるには十分なものだった。太い股間が体積を増し、はちきれんばかりに勃起する。
「奥まで……奥まで調べてやる!」
 男はガチャガチャと金具を鳴らし、ベルトを外す。
 つまみ出した肉棒の先端を入り口に押し付けて、そして一気に、雪乃の膣を貫いた。

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