そして、学校――。
俺は朝早く、とてもとても早く登校した。
六時代のうちから家を出て、月子と一緒に登校した俺は、七時ちょっと過ぎくらいに教室に辿りついたわけであるが、見事なまでに誰もいない。どのクラスの座席もすっからかんなのは当然のこと、職員室にすらごく一部の教師しか来ていない有様だ。
なるほど、この時間帯はそういうものか。
これは良かった。
都合がいい。
「おはよー!」
元気な挨拶と共に現れるのは、俺が処女を頂いている騎野彩奈だ。活発な彼女らしい腹から声の出た挨拶は、この静まりきった校舎にはよく響く。
「ちーっす」
「あー眠い……」
続けて現れるのは、竹達ユリカと有坂朋美。
生意気さの強いユリカは肩にバッグを引っ掛けながら、やる気の薄い朋美は本当に眠そうな顔をしながらそれぞれ教室へやって来る。
「なーんでこんな時間から呼び出すかなぁ」
そして、神崎美奈子も登校してきた。
俺が今まで催眠をかけたクラスメイトが勢ぞろいだ。
呼び出したのだ。
俺の命令を聞くことになっている彼女達に、今日は朝早くにギョウチュウ検査シートを持って来るよう言いつけ、今まで操ったクラスメイトの残り四人にも同じようなプレイを行うと決めていたのだ。
月子はもう済ませちゃったので、この場では免除だが……。
彩奈、ユリカ、朋美、美奈子。
この四人に関しては、これから同時に順番に行っていく。
それも、ギャラリーの見守る中でだ。
登校してきた女子達に続くように、俺の催眠を受けている十人ほどの男子達が、次々と教室に現われては自分の席にバッグを置く。
もうね、何事だろうね。
こーんな早朝に十人以上の生徒が同時に登校してるって、キセキの時間帯か何かかね。
まあ、仕掛けたのは俺自身だけど。
とりあえずは、みんなが席に荷物を置き、机に教科書やら何やらを入れるくらいは待ってやり、俺はそれから教卓に立って、机の上に両手を置いて若干身を乗り出す動作を交え、まるで教師が授業開始を告げるかのように宣言した。
「これから、女子のギョウチュウ検査を行います」
この言葉と同時に、四人の女子は同時に表情を引き攣らせる。
逆に男子は期待に満ちた表情を浮かべ、女子を見ながらニタニタしていた。
「騎野彩奈さん」
「はい!」
「竹達ユリカさん」
「うぃー」
「有坂朋美さん」
「……はーい」
「神崎美奈子さん」
「はい」
「これより、あなた達四人のギョウチュウ検査を行いますが、ここでは本来のような一人で家でするような方法は取りません。この教卓で四つん這いになり、皆様にきちんと様子を眺めてもらいながら、一人ずつ順番にお尻の穴をグリグリしていくことになります」
四人の顔には見るからに緊張が走っていた。
「あ、あはは……」
苦笑しながら青冷める彩奈。
「マジかよ……」
戦慄するユリカ。
「うぅ……」
ダルそうだった顔をさらに気だるくしている朋美。
「死刑宣告じゃねぇか」
完全に文句しかなさそうな顔の美奈子。
それぞれ反応は違っていたが、四人が四人なりに検査の様子を想像し、十人もの男子にお尻を見られなくてはならない運命に今から顔が染まっている。俺を含めれば男子は十一人という計算になるし、女子も勘定に入れるなら、合計十四人からそんな様子を見られるわけだ。
どんな気持ちだろう?
まさに死刑宣告でも受けた気分だろうか。
まあ、確かに公開処刑みたいなもんだ。
なんたって、尻の穴なんかを一人一人に視姦されてしまうわけだからね。
「月子。撮影はしっかり頼むよ?」
「はい」
月子は細い指先でビデオカメラを操作して、撮影の準備を開始する。
「では四人とも教卓の前へ並び、一人ずつ順番に四つん這いになってお尻を出しなさい」
俺の指示で彩奈を先頭とした列が作られ――。
そして、第二のギョウチュウ検査は開始される。
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