記事一覧タグ: キモ男

「さて、ヴィヴィアン殿」 金髪剣士の名を呼ぶのは一人の魔女。  少年の弟子を従え、三角帽子を被った彼女の名はホルボーンという。  村の辺境にあるガーディアンストーンが血によって穢れたことをホルボーンは、古戦場遺跡にあるダ・・・

0

 魔法学校に通うリコは、校舎内の廊下を通って一人の教師の個室へ向かう。扉を叩いてノックの返事を聞き、その部屋へ踏み入るなり、内心顔を顰めるのだった。 「やあ、待っていたよ。リコちゃん。今日もよろしくね?」 「……はい。キ・・・

0

 そこはキモオー族の暮らす『性の谷』――。  キモオー族は人間と瓜二つの生き物だが、女というものが存在しない。  ではどうやって、キモオー族は子孫を残し、種の反映を保っているのか。  ――性の種。  そう呼ばれている秘法・・・

0

 ただすれ違って行くだけで、誰もが嫌そうに顔を顰めて、逃げるかのような小走りで離れていく。特に女性がそんな反応を示しやすいのは、それほどまでに醜悪極まりない外見をしているオジサンだからだ。  もう五十歳を越える老け込みも・・・

0

 雨野狭霧は催眠オジサンの所業について察知していた。  きっかけは冬空コガラシの言葉から、このところ幽奈が何度か、ついさっきまでの自分の行動記憶を失くして帰ってくると聞いてのことだ。狭霧としても気にかかり、コガラシのクラ・・・

0