数日後、レーナは兵舎の裏で壁に両手を突きながら、軍服に包んだ尻を後ろに突き出す。
「早く……済ませて下さい……」
拒否感を大いに宿した震えた声音で、レーナは後ろに向かって言う。
「ああ、時間は限られてるからな」
後ろからスカートは捲り上げられ、次にショーツが太ももの中心まで、するすると下げられていく。剥き出しとなった尻には、もちろん肉棒が差し込まれ、レーナの膣内に収まっていくのである。
男が腰振りを始めることで、レーナは諦観の顔で目を瞑り、苦痛の時間が過ぎ去ることをただただ待った。
あれから、レーナは奴隷にされた。
図書館の時から、セックスやフェラチオにかけてまで、全ての記録を動画に残してある。それを公開する場合、認識阻害の異能という、その事実を避けさえすれば、レーナが一人で勝手に変態プレイをしたり、一人で勝手に男を誘って楽しんだかのように、動画を見た者に誤解を与えることは簡単だ。
社会生命は未だに握られ続けている。
それ故、まだレーナは制裁を受け続ける。
そしてその制裁は、ただ性欲の発散をラベルで包み、もっともらしい正義と裁きを名乗っただけの、単なる理不尽なのだろう。
だが、レーナのことを犯す本人は、本気で義憤を抱いているつもりかもしれなくて。
レーナは歯を食い縛り、じっと理不尽を堪え抜く。
責任を追及して、正式に処罰を下すことなど、もうとっくに考えられなくなっていた。
しかし、だとしたら、自分はいつまで犯され続ければいいというのか。終わりの見えない未来を思い、レーナの心は暗く沈んでいくのであった。
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