記事一覧年: 2019年

前の話 目次 次の話  その日も日和をデートに誘って、晴美はなんとなく町をブラブラしてまわっていた。映画はもう見たばかりなので、今回はお金をかけずに本当に散歩だけだが、それでも日和は嬉しそうに笑っている。 「ふふーん。ふ・・・

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前の話 目次 次の話  日曜日の朝だった。  眠気からゆっくりと目覚めつつあった仁藤晴美は、自分の身体を圧迫する温かな重量感にぎょっとして覚醒した。仰向けの晴美に重なる心地良い柔らかさは明らかに女の子の感触で、目覚めた矢・・・

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 騎士団就任の日。  国家への忠誠心を証明する儀式に呼ばれ、騎士フィリアは神聖なる王座へと足を進めていく。  フィリアは妖艶だった。  白銀の長い髪は、まるで一本一本に輝きをまぶしたように、歩むリズムで揺り動くたび、煌き・・・

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 計り知れないほどの感情が俺に伝わる。  王国の姫君に仕えている女騎士は、この俺を呪わんばかりに睨みつけ、音が聞こえそうなほど激しい歯軋りで表情を険しくしていた。  ベッドの上――。  俺に体を差し出した女騎士は、俺に乳・・・

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 エルフ!  人間よりも剣や魔法に長け、寿命も長いその種族はそれ故に個体数はとても少ない。希少な存在であるエルフは人里離れた森奥の里で平和に暮らしていた。  だが、そこに一人の男が現れる。  彼の名はマルス!  邪悪な微・・・

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