「ほら、だすお。受け止めて?」
内木は、観月に顔を上に向けるように指示を出す。唇の先で肉棒をしごいたかと思うと、次の瞬間発射して、頬や口元、髪までもを白濁に濡らした。
――顔にかけるなんて……!
あたしは自分の頭を前後させながらも、横目で内木を睨む。
本当ならティッシュにでも出してくれるのが一番だけども、わざわざ体育館に持参してきてくれている男子生徒なんて、果たしているだろうか? いないに違いないよね。そうなると、やっぱり体のどこかにかけられるか、あるいは飲まされるか、どちらかしか道がない。
どっちも嫌だけど、飲むよりはかけられた方がマシかな。
とにかく、マシな道へと行くことを願うしかなかった。
「レナ、お前も顔で受けろ」
そんな指示に、レナは黙って肉棒から口を離す。亀頭と唇との間にねっとりと唾液の糸を引かせながら、目を瞑って上を向いた。
やがて、ドピュッと放出され、レナの顔面も白濁にどろりと濡れる。
――二人とも顔ってわけ? この分なら……。
気持ち悪いには変わりないけど、少なくとも飲まされずに済むかもしれない。あたしはそうあることを願って、肉棒の竿に舌を這わせ、唇で上手く締め付けながら前後運動を続けていく。
「おら、咲夜。俺もそろそろ出すぜ?」
中田の声に、あたしはほんのつかの間の安心感を得た。
自分の口に男のモノを含んで、しかも舌まで使いながら刺激してやらなきゃいけないなんて、気分が悪いにもほどがある。ようやく解放されるかと思うと、少しはホッとしたくもなるってとこかな。
だけど――。
「飲んでもらうぜ?」
よりにもよって、中田はあたしの頭を押さえつけ、無理矢理奥までねじ込んできた。亀頭が喉にあたってきて、嗚咽しそうになるけど、押さえる力があたしを放してはくれない。
そして、このまま……。
ドピュッ、
と口内にどろりとした嫌な味が広がる。苦々しさにあたしは顔をしかめた。
「ほら、ちゃんと飲んで見せろ」
ごくん、と飲み込んでみせる。
好きでもない奴のを体内に取り込むなんて、体が拒否反応を起こしそうだったけど、あたしはそれさえも抑えて唾液と一緒に飲んでいく。喉の内側にへばりつく感触がして最悪だった。
中田は、そんなあたしの様子を見て、さぞかし満足そうにしていた。こっちは嫌だったのに、向こうは満足感を得ているというのが、ますます腹立たしい。
「男子諸君! ちゃんと抜いたか? そろそろ終わりだから、コトが済んだ順に元の列に整列し直せ」
それから十分近く立つ頃になって、ようやく女子達は超えたくもなかったであろう山場を越える。
最悪の体育は終了したけど……。
午後には保健体育があるんだよね――。
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