次は男子みんなの視線の中で女性器検査だってさ……。
あたしはこれまでの恥辱で内心ボロボロ、プライドもズタズタにされた気分だったけど、生徒の立場では、ただただ一秒でも早く終わるのを願うしかないってわけ。
で、全裸のまま廊下を移動する羽目になり――。
そして、女性器検査のあたしの番が回ってきた。
「じゃあ内診台に座ってね」
医者はさっきの人とは違うらしく、あたしは密かに安心した。
いや、本当には安心できる状況じゃないけどさ、あのいやらしい笑みを浮かべたおっさんよりは、今の医者の方はマシっちゃマシに思える。
あたしは内診台に座った。
コレ、最初は椅子みたいな形をしてるけど、変形するんだよね。アソコを診察するために、両足を固定できるようになってて、んで、起動させると両足部分が持ち上がる。
あたしは内診台の機能にゆっくりと開脚をさせられ、大股開きを晒した情けない格好となった。
あんまりにも卑猥な状態で、しかも両足は固定されている。開脚と同時に、お尻の角度も少し上がっちゃったから、きっと尻穴まで見えてしまっている。
コレ、四つん這い並みに恥ずかしい。
あとは確か、背もたれの部分も後ろに倒れて、ちょうどベッドみたいな感じになるはずなんだけど……。
背もたれが可動する気配は一切なかった。
どーせ、オッパイが見えやすいようにしてるんだろうね。サイアク。
でも医者が何も言ってこないから、あたしは両腕で胸を隠していた。
「咲夜ー? マンコは丸見えだぜえ?」
野次馬となって群がる男子の一人が、腹の立つ言葉を投げてきた。
このぉ、好き勝手に人の体を見まくりやがって!
「じゃ、咲夜ちゃん。触診するからねー?」
医者はあたしのアソコに屈みこみ、指で性器の貝を弄ってくる。人差し指の一本が、穴の入り口周りをぐるぐる撫で、それから貝の割れ目を上下するようにして動いてくる。
この医者はあくまで診察といった雰囲気で、少なくとも変な目では見ないでくれてるんだけど……。
野次馬の男子共は、あたしがアソコを弄られる姿を見て、実に嬉しそうににやつきまくっている。
こんな連中の視線に晒されていると思うと泣けてきて、あたしは俯いた。
自分の股に、診察とはいえ男が顔を近づけ、しかも指で弄られている。そんな状況が猛烈に恥ずかしい。
「ちょっと開くからねえー」
医者はあたしの股に両手をあて、親指で性器を開帳する。
これでピンクの肉ヒダまで見られてしまった……。
男子達の角度からは、医者の頭が邪魔になって見えないのだろう。背伸びしたり、身体を横に曲げたりして、こぞって覗き見ようとしてくる。
「おっしゃ! ちょっと見えた! ピンク色だ!」
「お前ずりぃよ! そこ変われ」
と、見えやすい位置の取り合いまで始めていた。
こっちは本当に恥ずかしいのに……。
医者は開いた性器を片手の指で押さえ、もう一方の手でピンクの肉壁を撫でてきた。円を描くような動きに擦られ、あたしは刺激を受けてしまう。
「あっ……んんん――」
どうしよう、感じちゃう……。
ずっとエッチな目に合わされていたせいだ。いくら本心から嫌がっていても、身体の整理反応は正直で、いい加減に性感が溜まり続けていたのかも。それがここで発散されちゃって、あたしは快楽に襲われる。
愛液までにじみ出てくる。
感じてしまっている自分の体が憎い!
男子にまた喘ぎ声なんて聞かせたくないので、あたしは歯を食いしばって堪えるけど、それでも歯の隙間から声が漏れ出てしまう。
「んっ…んんんっ……ん!」
懸命に声量を抑え、悟られまいと頑張ったけど、意味はなかった。
「咲夜やっぱ感じてるぜ?」
「感度いいんじゃねーの?」
男子達はあたしの様子に気づいて、いやらしい言葉を投げてくる。
「なあ咲夜ー、気持ちいいのか?」
う、うるさい!
調子付いた男子の顔に悔しさが込み上げ、あたしは声を荒げたい気にすらなる。でも喘ぎ声を抑えるので精一杯で、とにかく歯を食いしばるしか出来なかった。
「指を挿入するからねー」
待って! 今入れられたら……。
「んんんん!」
膣内に指が進入してきて、その感触にあたしはさっきよりも喘ぎを漏らしてしまう。
「おぉっと? イっちゃうのか?」
「感じてる顔サイコーじゃん」
男子ははしゃぎながら興奮する。
「綿棒で膣の粘膜を採取するからね」
医者は綿棒を取り出して、あたしの中に挿入してきた。
「くっ……んんん! あっ…あああ! あん!」
穴の内側をぐりぐりとくすぐられ、堪えきれない刺激に、あたしはとうとう喘ぎ声を漏らしてしまう。
「ひゅー! エロいねえ」
「もっと聞かせてー!」
男子達の心ない言葉が、あたしを悔しさで締め上げる。
「あっっ…あ…んん! あ! あぁ!」
出したくないのに、聞かせたくないのに、どうしようもなく声が溢れる。
あたしはもう涙目になって、医者に懇願した。
「ん! もっ…もう駄目! お願い…早く終わって…!」
「そうだねえ、もう少し我慢してね」
お願い…早く……。
「くっ……うう! ん! あん!」
あたしの意識は、そのうち快楽に沈んでいった。
もう目の前には何も写らず、聞こえる男子の声も遠のいて、あたしの心は襲い来る会館に抗うことだけに必死になる。恥ずかしさと悔しさに身もだえし、肩をよがらせ、固定された足までびくびくさせる。
やがて、ようやく――。
「はい、終了ですよ」
救いの声が耳に入ったところで、あたしの沈んだ意識は浮かび戻ってくる。
「はぁ…はぁ…はぁ……」
あたしの身体はもうヘトヘトで、息遣いも荒くなっていた。
「次は性感検査だそうだよ? 頑張ってね、咲夜ちゃん」
「そんな……」
あたしは絶望的な気分に包まれた。
股はすっかりびしょぬれになって、愛液を滴らせていた。
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