廃棄処分の撤回 グリペン

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 人形のような少女が裸でいる。
 ミルク色の肌、飴細工めいた唇、華奢な獅子。頬から顎のカーブはわずかな歪みもなく陶器のような質感を放っている。
 だが、何より特徴的なのは髪だ。
 まとめもせず、無造作に流れ落ちた髪は薄い桃色だった。
「八代通からはなんて言われている?」
「何をされても抵抗しないこと。どんな言うことでも聞くこと」
「いい子だ。こっちへおいで――グリペン」

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