記事一覧カテゴリー: オリジナル小説

 またしても美鶴の前に姿を現す――といっても相変わらずの透明人間だが、とにかく現れたエスパー少年により、新たな辱めを与えられることとなる。お尻が半分近くも露出するような短いスカートを強要して、そんな破廉恥な格好で文化祭当日の校内を歩かせようというのである。

「大丈夫大丈夫、認識阻害で周りには普通のスカートに見えるからさ」

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保健だよりのプリントを受け取ると、女子生徒は揃って憂鬱そうな顔をする。健康診断はショーツ一枚での実施と決まっているからだ。幸い、医師は女性なのだが、やはりそれでも恥ずかしい。女子高生達の羞恥心が紡がれる。

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