その無職の男性は、女子中学生を狙った犯罪計画を立てていた。過去何度か電車で痴漢を働いて、不審者徘徊としても通報されたことのある男だ。懲役こそないものの、いくらかの厳重注意を受けた経歴の持ち主である。
まずは学校付近で、可愛い女の子を探して狙いを決める。ストーカーのように毎日毎日行動をチェックして、強姦に持ち込む手段を考えるのだ。
朝日奈みらい、十六夜リコ。
彼が目をつけた二人は、驚いたことに魔法使いだ。初めは目を疑ったが、キュアップラパパの呪文で空を飛び、プリキュアなるものに変身して戦う姿も調査の末確認している。この人間世界では魔法がバレてはいけないのも、リンクルストーンと呼ばれる不思議な宝石を捜しているのも、全て突き止めていた。
そこで男は行動に移った。
学校終了の下校時間に、最も人目の少ない道で待ち伏せして、二人一緒の帰っていたみらいとリコの前に立ちふさがる。
当然、いきなり出てきた男に二人は揃って警戒した。
「魔法使いのお二人さん」
すると二人はビクっとして、二人は目の前の男を見つめながら、みるみるうちに冷や汗を流した真っ青な表情へと染まっていく。
「え? ええ!? ま、魔法?」
みらいは必死にとぼけようとしている。
「ひ、人違いじゃありませんか?」
リコも引き攣った顔で、なんとか誤魔化そうとしていた。
「実は見たんだ。二人が箒で空を飛んだり、プリキュアに変身したり、喋るぬいぐるみとお話しているとこともね」
「だから! それは何かの間違いじゃ……」
みらいの声は自信なく細まっていく。
「だいたい、あなた誰ですか」
苦し紛れのようにリコは敵意を向けてきた。
「魔法のことがバレちゃいけないんだよねぇ?」
「……」
「……」
二人は完全に沈黙した。
言い逃れできない状況に、みらいはただ口をあたふたさせている。リコの視線は不審者を警戒するそれとなり、強張った顔で睨んでいる。
「それでね。もし黙っていて欲しければ――」
男が言いかけた瞬間だ。
「キュアップラパパ!」
リコは既に杖を取り出していた。
「ちょ! リコ!」
みらいの制止など聞かず、
「記憶よ! 消えな――――」
男に魔法をかけようとした。
「リンクルストーンを見つけたんだ」
そして、杖を振り下ろすはずだったリコの手は、この一言によってぴたりと止まった。
「え? リンクルストーン?」
「そうだよ。そっくりな宝石を見つけてね。もしかしたら、君達がいつも探しているものなんじゃないかって」
「ちょっと待ってよ! どうしてあなたが、そこまで私達のことを知っているの?」
「さあねえ? それより、リンクルストーンはいらないの? 魔法の秘密も、バラされたら困るんでしょう?」
「それは……」
返す言葉の出せないリコは、脅迫を前に押し黙る。
「も、モフルン……」
みらいがバッグに呼びかけると、ジッパーの開いた隙間から、クマのぬいぐるみが顔を出す。
「甘い匂い……するモフ……」
困り果てた声でモフルンが言うと、二人は暗く沈みきっていた。
†††
このとき、まだリンクルストーンは揃っていない。
男に連れられていく二人は、その自宅まで上がらされ、あまつさえベッドのある部屋にまで案内されてしまって、不安でならない面持ちだ。
「二人はとても賢そうだし、どういうことかはわかっているね?」
男がねっとりと告げた時だ。
「あの! やっぱり、こういうことはよくないと思います!」
真っ先に言い出すのはみらいであった。
「わ、私もそう思います!」
リコも後に続いた。
「うーん。そうは言っても、おじさん元から悪い人だからねぇ?」
即座にそう返されてしまっては、二人とも閉口するしかない。
しばし、沈黙が続いて……。
「せめて、パンツを見せるだけとか……」
リコは思いついたように恐る恐る提案した。
「だーめ」
「ですよねぇ……」
完全に引き攣るリコ。
「観念しよう? プリキュアさんたち」
「プリキュアのことまで……」
と、みらい。
「そうだよ? みらいちゃん。二人のことは、ずーっと見ていたからねぇ?」
さーっと、二人の顔はみるみるうちに青ざめて、恐怖も不安もたっぷり含めたドン引きの表情へと変わっていく。
「ほら、まずは二人で服を脱ごう」
「……」
「……」
そう言われたからと、いきなり脱ぎ始めることはできない。ここまで来て、未だに何もせずにすむ打開策を頭の中で探している。
「魔法をバラしちゃうよ?」
重ねての脅迫によって、やっとのことで二人は脱衣に意識を向ける。
それでも、躊躇いというハードルを安々と越えるほど、恥じらいのない中学生などどこにもいない。
「み、みらい……?」
そーっと、ブレザーのボタンに指を運んで、リコはみらいに視線をやる。
「あっ、あははは……。どうしよっか……」
みらいもボタンに触れこそすれ、それを外すことができずにいる。
「どうしたの? 不思議な石もあげるからさ」
リンクルストーン。
そのためだと思えばこそ、二人はやっとボタンを外し始めて、前のはだけたブレザーの袖を引き抜く。丁寧に畳んで足元に置き、ワイシャツの首に通したリボンを取るが、そこから先の手が止まった。
「おやぁ? いいのかな?」
男はとても穏やかに脅す。
「しょ、しょうがないね! リコ!」
「リンクルストーンのためだものね」
ひどく上ずった声を上げ、二人はワイシャツのボタンを外し始める。上からだんだん、左右に開けていく隙間から、それぞれのジュニアブラジャーが見え隠れして、全てのボタンを外したところで二人は胸を覆い隠した。
下着を見せるのも恥ずかしい。ウブなところがかわいらしい。
「靴下は履いたままでいいからねぇ?」
しかし、遠回しに次も早く脱ぐよう要求すると、ワイシャツの袖は引き抜かれ、下着のみの上半身が曝け出された。
最高だ。実にいい。
控えめな膨らみを包むジュニアブラも、みらいが爽やかなオレンジと、リコが涼やかな水色で、それぞれのイメージに合っている気もした。
スカートのホックが外れ、下半身もショーツだけの姿となる。
大いに抵抗があることだろう。
下着から先は脱ぐのを躊躇い、どうするでもなくモジモジしている。
「ほらほら、どうしたの?」
「あの、本当に……」
この期に及んでリコは、許して欲しい眼差しで男を見た。
「そうだよ。本当にすっぽんぽんになるんだよ?」
「うぅ……」
涙目のリコ。
「わ、私が先に脱ぐから、リコも後に続いてくれる?」
「みらい……」
みらいの方が先にブラジャーを脱いでいた。控えめな膨らみと、淡い桜色の乳首が見えると、リコも続いて脱ぎ去って、同じような乳房を晒す。
下を脱ぐのは躊躇うが、それでもみらいは思い切ってぐいっと下げて、薄い毛を生やしたアソコを見せた。リコもショーツを下げていき、まだ未使用の綺麗に閉じ合わさった割れ目を披露していた。
「おお……!」
男は中学生の生裸に感激していた。
これぞ、見たかったものだ。
「さあ、二人とも僕の隣に座ってごらん?」
ベッドに腰を下ろした状態で二人を招くと、一層躊躇う顔をしながら、右手にリコが、左手にみらいが座る。両手に二人を抱いた男は、ズボンのベルトを外してチャックを下げる。
「……ひっ!」
みらいが軽い悲鳴を上げ、
「な、何を出してるんですか!?」
リコが震えた声を上げていた。
二人の視線は男のペニスに釘付けになっていた。戦慄したような引き攣ったような顔で、赤面しながら目を逸らすが、引力に吸われるようにチラチラと視線は向き、やがて釘付けのまま固定された。
「二人で協力して、僕のオチンチンを気持ちよくしようねぇ?」
リコの右手と、みらいの左手を導いて、自分の肉棒を握らせる。左右から根元に巻きつく二つの手は、あまりにもたどたどしく、拙く上下に動き出し、握り具合も控えめだ。本当は触りたくもないものから、どうにか手を引っ込めるのを我慢して、最低限の握力だけでしごいている状態だ。
それでも、気分はいい。
手を握り合うかのように作った輪は、絡み合った四指の下で親指同士が重なり合い、そうして出来た手コキのリングが動いている。
「……ど、どうですか?」
恐る恐るといった具合のリコの声が、耳の穴へとかかってきた。
「うーん。まあまあかな」
「もっと頑張ろうか。リコ」
「そうね。みらい……」
揉むような指圧が加わって、肉棒への刺激は強まる。
「うん。いいねぇ」
二人の腰を両手に抱き、くびれた部分を上下に撫でる。まだ発育の足りない貧しい膨らみが二の腕にぶつかってくるのを感じつつ、男は時間をかけて快楽を味わった。
その後はおさわりタイムとして、ベッドに寝かせた二人の裸を自由に弄ぶ。リコとみらいの乳房を揉み比べ、毛の生え具合も見比べる。
二人は始終、耐え忍んでいた。
全身から汗を噴き出して、嫌がる素振りで身をくねらせ、好きでもない男にいいようにされる屈辱を我慢する。
「二人とも、オナニーをしてごらん?」
リコとみらいは半泣きだった。自らの股に手を伸ばし、指で割れ目をなぞる姿にビデオカメラを向けてやり、二人並んだ自慰行為を映像に収めてやる。
しかし、なかなか濡れない。
ならば今度は男の手で、過去の痴漢行為で磨いた愛撫を施す。右手でリコを、左手でみらいのアソコをそれぞれ弄り、否応なしに感じさせ、少しずつ濡らしていく。
そして男はペニスを向けた。
「さーて、どっちの処女から貰おうかなー」
わざとらしい品定めで、男は挿入の順番を思案する。
「君かな? リコちゃん」
「……ひっ!」
リコの秘所へ近づけると、明らかにそれを恐れた。
「待って下さい! 私からお願いします!」
「み、みらい……!」
「いいですよね! 順番くらい!」
みらいは自ら脚をM字にして、リコを庇わんばかりに男を誘う。
「そうだねぇ? そんなに言うなら、みらいちゃんからにしてあげるよ」
男はみらいのアソコにペニスを当てた。
亀頭の先で何度かなぞり、愛液とカウパーを絡み合わせていくことで、何となく馴染ませてから腰を前進させていく。
「んんんん……!」
悲鳴とも喘ぎ声ともつかない苦悶を上げ、太い肉棒が処女穴を広げることにみらいは耐えた。
「おおっ、これはいい! これが中学生のおマンコか!」
「いっ、あぁぁぁ……!」
感激する男は、根元まで埋め込むなり、すぐにピストン運動を開始していた。
「み、みらい!」
「リコぉ! リコぉ……!」
まるで出産の苦痛に耐える母親と、その傍らで妻の手を握る夫のように、リコに手を握って貰いながら、初めてのセックスを堪えている。よほど仲良しなのだろうから、まあそのままにして腰を振る。
「いいねぇ? 君達仲良しで」
「本当にこんなことまでするなんて! あなた――」
「次はリコちゃんだよ?」
「うぅ……」
男が肉棒を引き抜くと、入れ替わるようにしてリコが寝そべり、みらいがリコを見守る位置につく。
「はいっ、そうにゅーう!」
とても楽しそうに押し当てて、男は腰を沈めていった。
「あぁ……! くぅ……!」
肉棒を飲み込んだリコの膣は、その太さによって広げられ、内側から下腹部を圧迫する。初めての感覚に苦しげな声を吐き出して、リコは苦悶がちな表情で髪を乱した。
「リコ……!」
「み、みらい……!」
今度はリコが、みらいに手を握ってもらう番だった。
「あっ、あくぅぅ……! んっ、んんぅ……んっ、んいぃぃ……!」
男はピストンによって奥深くまで抉り抜き、中学生の小さな身体からなる締め付けを大いに味わう。
その快感に図に乗って、男はさらに要求した。
「四つん這いになって並んでみてよ」
男の前には、そうしてみらいとリコの二つの尻が並び聳えた。
小ぶりだけれど丸っこく、可愛らしさに溢れたお尻は、お互いにくっつき合って、尻たぶからなる山の連なりを成している。
「さーて」
男はみらいの腰を掴んで挿入した。
「はぁぁぁぁ……! くぅっ、くはぁん!」
大いに腰を振りたくり、がむしゃらに味わって棒を引き抜く。
続けてリコに挿入した。
「んん! んぁぁ……!」
リコの尻を打ち鳴らし、また引き抜いてみらいに移る。
「あっ! あふっ! あぁ――あっ、いやぁぁ……!」
「も、もう許し――あぅっ、んん! んはぁぁ……!」
二人は延々と味わい尽くされ――。
やっとの思いで解放され、男の家から出る頃には、二人はただたた俯いていた。
「リンクルストーンじゃなかったね……」
「ええ、そうね……」
「帰ろう? リコ」
「ええ……」
二人は、つい先ほどまでの出来事に決して触れない。
ただ静かに、本当に静かに、手を繋いで家に帰った。
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