その日もユリンは俺のチンポを貪っていた。
「おにいちゃぁぁん……あむっ」
肉棒を咥え込んで頭を振るう。熱心な舌使いで肉棒全体に唾液を絡め、俺のペニスにはビリビリと電流のような鋭い快感が迸っていた。
悦感だ。
口内の温かい舌と頬肉に肉棒は包まれ、ねちっこく愛撫されている。ユリンは夢中で舌を這い回らせ、亀頭の鈴口をなめずる。
――ちゅ、ちゅぅ、チュルゥゥ……。
粘液で潤った俺の肉棒はじりじり痺れ、芯から熱くなっていく。いつでも発射できる準備があったが、俺は魔法で射精を封じていた。せっかくここまで気持ちいいのだから、このまましばらくは出さずに堪能させてもらう。
とはいえ、それでも透明な先走り汁は出ているわけで。
――チュルルゥゥゥ……。
ユリンは先端に唇を押し当て、漏れ出る汁を吸い取っていた。
「おお、これはいい」
柔らかなぷっくりとした唇が亀頭を食み、舌先で先端をペロペロしながらチュウチュウ息を吸っている。
どうしよう、やっぱり出そうかな?
こんなに一生懸命吸い出そうとしているのだから、飲ませてあげるべきかもしれない。俺という偉大なる魔導師の精液をその体内に取り込むことほど、女にとって光栄なことってないもんな。
よし、出そう。
俺が射精を決意した時だった。
ドクンッ
俺の心臓が跳ね上がった。
結界だ!
俺達は森の中に立てた一軒家で人里離れてひっそりと暮らしている。盗賊やら強盗やらが現れたら危ないと思って、俺は家の周りに目に見えない結界を張っていたのだ。もし侵入者が踏み込んでくれば、それは強烈な気配となって俺の身体を刺激する。いきなり心臓が跳ね上がったのも、俺の体が張り巡らせた結界と連動しているからだ。
やれやれ、人がせっかく妹に飲ませようと思っていた時に……。
こんな場所にやって来る侵入者は一体何者だ?
とにかく、俺とユリンとの神聖なる交わりの儀を邪魔した輩を許すわけにはいくまい。
「ちょっと待っててな」
俺はユリンの頭を一撫でし、ペニスをしまって立ち上がった。
「どうしたの? お兄ちゃん」
「どうやらお客さんみたいだからな、少し外の様子を見てくるよ」
そして俺は玄関の外へ踏み出した。
さてさて、俺の家は豊かな木々で囲まれている。晴れ晴れとした青空の下、小鳥のさえずりが響き渡る綺麗な緑一体の奥に潜んでいるのは――女盗賊だった。頭にバンダナを巻き、腰にはサーベルを備えた姿はもう盗賊と呼ぶ以外にはなかった。
向こうはバレていないつもりなのだろうが、俺は透視魔法で見抜いている。
女盗賊は太い木の幹の陰にひっそり隠れ、肩越しに俺の家を伺っている。俺が玄関から出てきたのを見て、警戒したのだろう。
「隠れてないで出て来いよ」
と、言ってみる。
女盗賊はギョっとして驚いていた。まさに心臓が跳ね上がったという具合にビクンと肩を弾ませて、焦った顔でオロオロしながら、やがて「はぁー」と深く息を吐き出す。深呼吸で精神を落ち着けてから、女盗賊は俺の前に姿を現した。
「よく見抜いたじゃん? アンタ何者だよ」
ま、バレているのに忍んでいても仕方ないといったわけだろう。
女盗賊は腰からサーベルを引き抜いて、俺に向かって突き付けた。
「俺は性器の大魔導師だ」
世紀のと言いたいところだが、いやいや違う。
俺は『性器』の大魔導師なのだ。
「ほーう? そいつはすごいじゃん? けどねぇ、命が惜しかったらあんまり虚勢を張らない方が身のためだよ」
「うちには取るほどの金銀財宝なんてねーぞ?」
「はんっ! あるかないか決めんのはアタシだ!」
女盗賊はサーベルを構えて俺に向かって突進してきた。勢いある踏み込みで俺に斬りつけようと振り下ろしてくるが、俺はひらりとかわして女盗賊の背後に回り込む。女盗賊はすかさず身体を回転させ、背中に回った俺に向かってサーベルで弧を描く。だが、俺は背中を反らすことでそれさえも回避した。
「要するに金欠で襲う相手も選んじゃいられないってか?」
「う、うるさいねぇ!」
女盗賊はムキになってサーベルを振り回す。
俺は後ろへ向かって飛び退きながら、一太刀ずつをかわしていった。
「図星かよ」
「うるさい!」
重々しい踏み込みで、地を踏み鳴らす勢いで振り下ろしてくる。
俺はそれも飛び退くことで回避して、ズボンからチンポを取り出した。神経中枢に魔力を流して一瞬のうちにフル勃起、硬くなりきった肉棒を女盗賊に差し向けた。
「ま、顔は悪くないしな。せっかくだからお前も俺のチンポ奴隷になれよ」
突然の俺のチンポ露出に、女盗賊はみるみる真っ赤に染まりあがった。
もしかして、見るのは初めてか?
「な、何ィ? 随分な寝言じゃん?」
「寝言かどうか試してみるか?」
俺は全神経を股間に集中、魔力を根元の一点に集めて魔法エネルギーを発射した。
ドピュン!
俺の亀頭から白濁弾が発射され、弾丸は女盗賊の顔面に命中する。
ヌチャ!
白濁の塊は女盗賊の顔をべったりと濡らし、ドロリとした白い液体を滴らせた。精をこびりつかせた顔はまさに顔射された女のそれだ。
「……って、テメェ!」
自分がナニをされたのか。
一体何をぶっかけられたのかを理解した女盗賊は羞恥と怒りで赤くなり、激怒しているとも恥ずかしがっているともつかない、上ずった声を張り上げた。
「これが俺の攻撃魔法の一つ――ティムコ砲だ」
性の魔法を熟知した俺はその日のうちに何度でも射精できる。魔力で精液を弾丸のようにぶっぱなすのが、この俺の数ある究極奥義の一つだった。
ドピュン!
俺は精子を発射する。
先を読んでか、女盗賊は横へ飛び退いて俺の弾丸を回避した。
「き、汚ねぇぞ!」
普通は卑怯だったり何かインチキをした相手に使う言葉だが、今回の場合はまさに『汚い』と言いたいのだろうな。
だが、それには異論がある。
「俺は神聖な魔導師だぞ? 汚くなどない」
ドピュン!
発射した精液を女盗賊はいかにも必死に回避した。
「ふざけんな! 汚ねぇだろうが!」
「俺の精子には神聖な魔法がかかっている。もはや並みの男の精子とは違っていてね。神聖なるという意味で、聖子と呼んでもらいたいほどだ」
「何が聖子だ! ふざけやがって!」
女盗賊は斬りつけにかかってくるが、俺は精の弾丸で迎え撃つ。女盗賊はそれをサーベルで弾き飛ばし、そのまま俺へと突っ込んできた。
「死にさらせ! ゲス野郎!」
俺に向かってサーベルを振り下ろす。
だが、その刃が俺を切り裂くことはなかった。
「くはぁ!」
女盗賊は突然喘ぎ、脱力して手からサーベルをこぼすように落としてしまう。太ももを摺り合わせ、股間を手で押さえながら地面に腰をついてしまった。
「どうしたんだ? 俺を殺すんじゃなかったのかよ」
「……こ、殺してやる」
女盗賊は汗を垂れ流しながら俺を睨み上げ、手で落としたサーベルを探って拾おうとする。しかし、俺はその刃を踏みつけ拾わせないようにした。
「どうしたんだ? 何座り込んでるんだよ」
「う、うるさ――ひやぁぁ!」
女盗賊は一人で喘ぎ、その手で股間を押さえつける。
「おいおい、どうした?」
「だ、黙れぇ……! はぁ……はぁ……」
女盗賊は淫らに呼気を乱し始める。
「アソコがムズムズするんだろ? 俺の精液に興奮してよォ」
俺は性の魔法を熟知している。
当然、女を興奮状態に落とす魔法を会得しているわけだ。
俺の股間から発射されたティムコ砲の精液には、魔法によって女を興奮させる媚薬効果が含まれていた。それを顔面に受け、精液のツーンとした美しい香りを嗅ぎ続けていた女盗賊の全身には俺の魔力が少しずつまわっていき、やがてビクビクと感じ始めるまでに至ったのだ。
今、女盗賊はチンポを丸出しにした俺の前に跪いている。
「だ、誰が興奮なんて……」
女盗賊は意地を張るが、アソコが濡れ濡れになっているのは脱がさなくともよくわかる。俺の魔力に性感を刺激され、触れられてもいないのに秘所が勝手に疼いているなんて、まあ本人にとっては不思議で仕方のないことだろう。
さて、トドメといくか。
「こぉぉぉぉ! ほぉぁたたたたたたたたたたたたた!」
俺は雄たけびをあげながら、
ドピュピュピュピュピュピュピュピュピュピュピュピュピュ――
マシンガンでも放つように俺は精液を連射する。一定リズムで小刻みに腰を前後に振動させながら、限界を知らない俺の股間は一秒間に数十発という勢いで連射――もちろん、この場合の『連射』というのは射精的な意味を帯びた『連射』だと思って欲しい。
女盗賊は全身で弾丸の雨を、精液の雨を浴びていく。
「――や、やめろぉォォォォ! ――いやぁぁあああああああ!!!」
大きな悲鳴が森全体に響き渡った。
女盗賊の身体はみるみるうちに精液まみれに――大量の弾丸が命中するたびに白濁のペイントが弾け、ベチャベチャと勢い良く濡らしていく。
女盗賊の全身は白濁まみれになっていった。
顔も、胸も、足も、ドロドロとした白い粘液が全身に余すことなく付着して、女盗賊は頭から精液の雨でも被せられたような有様になる。いや、被せたのだが、とにかく女盗賊の全身は俺の白さに覆い尽くされ、表面はどこもかしこもドロドロだった。
「……て、テメェよくも!」
女盗賊は悔しそうに俺を睨む。
「お前はもうイっている」
俺はクールに背中を向け、ズボンにチンポを収納した。
「――ひっ! ひぃぃあああ、あっ! ――あぁぁあああああああんっ……!」
絶頂した女盗賊はばたりと倒れた。
俺は気を失った女盗賊を背中に担ぎ、家の中へ持ち帰る。武器のサーベルはその辺に放置しておき、武器になりそうなものはあらかた没収した上でベッドの上に寝かせておいた。
「……お兄ちゃん。その人誰?」
ユリンが不安げに尋ねてくる。
「ああ、こいつは見ての通り盗賊だよ。うちを狙ってたんで、罰としてこれから俺の奴隷にしてやるところさ」
「それじゃあ、この人にもお兄ちゃんの――挿れるの?」
ユリンは俺の肩にすがりついてきた。
俺の魔法のチンポが他の女に挿入されるのが嫌なのだろう。よっぽど俺のチンポが好きと見えるが、しかし、だからといって目の前の美女を見逃すわけにもいくまい。
「大丈夫、お前にもちゃんと挿れるからさ」
俺はユリンの頭を撫でる。
「……うん」
ユリンはポっと頬を赤らめ、可愛く儚く喜んだ。
「というわけだから、この人が起きるまで舐めててくれるか?」
「うん、いいよ」
ユリンは俺の足元で膝をつき、ズボンに手をかけチンポをつまみ出す。大きくアゴを開いて肉棒を頬張り、熱心な口奉仕を開始した。長い肉竿の半分近くまでもを口内に埋め込み、懸命に頭を振る。
「……んじゅる……じゅぶっ、じゅるぅぅ……」
よだれを息で吸い込むような水音を立て、ユリンはうっとり目を細めた。味わうように貪って、唇に力を入れて肉棒を締め付ける。
「……じゅぽっ、じゅじゅぅぅ……じゅるんっ」
卑猥な音色が奏でられる。
ユリンはたっぷり唾液を絡め、舌を踊らせくまなくヨダレをまぶしてくる。染み込ませるように舐め擦り、根元から先端までをくすぐり尽くした。
「出すぞ? 飲め、ユリン」
俺は精をユリンの喉奥へ打ち込む。
「……んんっ! んっ……ゴク、ゴクンッ」
ユリンは苦しげな顔をするが、一滴たりともこぼすまいと唇に力を入れて締め付ける。顔をやや上向きに喉で精液を受け止めて、何度か喉を鳴らして飲み込んでいく。
溢れる心配がなくなると、ユリンは口を離して息継ぎをした。
舌を真っ直ぐ限界まで指し伸ばし、ペトリと肉棒の根元に貼り付ける。ねっとりと舌を這わせて下から上へと大きく舐め上げていき、亀頭へ到達する。鈴口をチロチロ舐め、そして俺の亀頭全体に舌を這わせて、肉棒に残った精液の汚れを拭き取っていった。
「飲んだか?」
「うん。美味しかったよ」
俺は魔法で精液の味も自由に出来る。
ユリンは蜂蜜のような甘味を味わったはずだ。
「よし、綺麗になったことだし」
「あっ……」
自分の目の前からペニスが離れていったことで、ユリンは物惜しげな顔をする。
俺はベッドに寝かせた女盗賊の前へと腰を下ろし、未だ勃起状態のペニスを彼女の股元へ差し向けた。
「大丈夫だ。ユリンにもちゃんと後でやるからな?」
「……うん。わかった。約束だよ?」
「ああ、約束だ」
ユリンは俺の部屋を後にして――。
そして、ようやく女盗賊は目を覚ます。
「……んっ、ここは……?」
ゆっくりと目を開き、しばらくは朦朧としていた。しかし、すぐに意識をはっきりさせ、目の前にチンポ丸出しの俺がいることに気づいて大きく目を見開いた。
「あ、アンタ! 何のつもりだァー!」
女盗賊の怒声が俺の鼓膜を刺激した。
コメント投稿