前作で機械調教を受けたホタルの元に、もしも助けが来ることがなかったら?


機械調教を受けたホタルのif


 もしも、堕ちていたら……。
 助けが来ていなかったなら――。

     *

 その富豪は配信の視聴者だった。
 ホタルという名の少女を機械責めに、何度も執拗にイカせる映像を見る事で、彼女が欲しくなっていた。オークションが始まるや否や、競うように大金を注ぎ込み、どれだけ金額が吊り上がろうと、負けじとそれ以上の額を示し続けた。
 そして、落札が決定した。
 商品がやって来るのを心待ちに、いよいよ屋敷に届いたホタルを見た時、一瞬にして肉棒が硬くなる。今すぐにでも抱きたくて仕方がなくなっていた。
 表向きには美術品の運搬という事になっているトラックから、荷台に乗っていた『美術品』が降りて来た時、ホタルはとっくの昔から興奮していたように顔を火照らせ、ハァハァと淫らな息遣いで、とろっとした目つきをしていた。
 なんて淫らな顔だろう。
 あの配信の中で、長時間にわたって受けていた調教は、一人の少女をここまで変えてしまったのだ。
 早く、早く抱きたい。
「さあ、こっちだ」
 手を引いて寝室へ連れ込むに、ホタルは素直に引かれるまま部屋へと入り、脱げと命じれば脱ぎ始めた。現れる裸体の美しさに、ますます興奮した男は、自身も勢いよく脱ぎ捨てて、全裸になるなり抱きついていた。
 まずは全身で肌を味わう。
 力強い抱擁によって、乳房が太股が当たってくる心地良さを堪能しつつ、その手をしだいしだいに下へ滑らせ、柔らかな尻肉を鷲掴みにする。
 お尻を揉みしだき、唇も奪った。
 するとホタルは目を細め、自らも口を開いて舌を差し出す。どうぞ好きにして下さいとばかりの舌へ、男はねっとりと絡め合わせた。
 唾液を味わいながら、お尻を掴む指を踊らせる。
 ホタルの方からも手が回され、腰や背中が撫で回された。まるで彼女も男の肌を楽しみたいようにして、じっくりと探り回しているのだった。
 顔を離せば、舌と舌のあいだに糸が引く。
「おいで」
 ベッドへと導くと、ホタルはそうするのが当然のように横たわり、男のことを待ち構えた。
 そんなホタルへと覆い被さり、蕩けた顔を見つめながらに、男は胸を揉みしだく。美しい乳房を手に包み、たっぷりと指を動かし味わいつつ、彼女の口やその周りに、何度でもキスの雨を降らせていた。
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」
 繰り返すにつれ、ホタルの顔には唾液の付着が増えていく。唇は言うまでもなく、その周囲にもべったりと広がって、彼女はすっかり口周りを汚していた。
 揉みしだく手の中では、乳首が突起しきっている。
 男は乳首への責めに切り替え、指をひたすらに動かした。まるでレバーが素早く上下しているような、一定の動作で乳首を弾き転がすと、ホタルは熱っぽく呼吸を乱す。
「はっ……はぁ……ふはぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
 悦んでいるような、興奮の熱がこもった荒れた呼吸だ。男はその息遣いをもっと聞くため、より活発に乳首を刺激してやった。
「んっ、あぁ……はぁ……はふぁ……はぁ……ふぁ…………」
 とろけた眼差しで、ホタルは男を見つめ返している。気持ちいいあまりにうっとりと、精に溺れた顔に男はますます鼻息を荒げていき、乳首への刺激を活発にしていった。
「あっ、あっ、あぁ……あっやっ、んあっ、あぁ……!」
 甘い声がトーンを上げ、ホタルは髪を振り乱す。
「へへっ、こっちは……どうなってるのかなぁ……?」
 男は左手を下へと伸ばす。
「ひゃっ!」
 アソコに触れたその瞬間、ホタルは甘く大きな声で悲鳴を上げた。まだ一度も愛撫していないはずの部分に、ねっとりとぬかるみの層は出来上がっていた。
「エッチだねぇ? すっごくエッチだ」
 男は興奮に乗せられて、素早く指を動かした。軽やかな回転で愛液を塗り伸ばし、その指の腹が肉貝を滑り動く刺激によって、ホタルは首を左右に振りたくった。
「あっ、んあっ、やっ、あぁ……あっ、あぁぁ……!」
 乱れる美少女の良さといったらない。
「もっとだよ? ホタルちゃん? もっともっと、エッチな姿をいっぱい見せて欲しいなあ?」
「やっ、あっ、だめ……いいのっ、いいっ、いいのぉ……あっ、あああ……!」
 ホタルはより活発に喘ぎ、より活発に髪を振り乱し、悩ましげな顔で四肢をよがらせていた。縦筋をなぞっているだけで、ここまで反応の良いホタルに対して、これ以上の刺激を与えたら一体どうなってしまうのか、男の中で想像が掻き立てられる。
 男は指を挿入した。
「くあっあっ、ああっ、あぁ……! あっ、あぁ……!」
 指が膣肉の温度に包み込まれて、ピストンを始めるに潤滑油の力であっさりと滑り動く。軽やかな出し入れで刺激を与えてのホタルの反応は、さらに大きな声で喘いでシーツを引っ張るものだった。
「あっ、あっ、あぁっ! あぁん!」
 その喘ぎに耳を傾け音楽の鑑賞のように楽しみつつ、男はいよいよ挿入へと取りかかる。
 あれだけの調教を受け、すっかりと堕ちた少女である。
 さぞかし、良い反応をしてくれるに違いない。
 期待で胸を膨らませながら指を引き抜き、糸を引かせた直後に脚を開かせM字にする。熱っぽく呼吸を乱して目つきも蕩けたホタルが正常位のポーズを取っていると、いかにもアソコによって誘われて、挿入を促されているような気持ちになる。男はその色香に釣られて亀頭を押し当てた。

 ――にじゅり。

 入口に接触させて少しでも押し込む力をかけた途端、すぐに先端が縦筋を割り開いて数センチほど沈んでいた。その接触の際に表面にあった愛液の層を押し潰していた事で、にじゅりという水音は鳴っていた。
 男はさらに腰に力をかけて挿入していく。
「おおっ、なんと……!」
 感激するほど気持ち良かった。
 膣肉の熱とぬかるみに肉棒が包み込まれて、程良い締め付けによる圧力もかかってくる。きゅっ、きゅっ、と、可愛らしく力がかかる締まり具合が刺激となり、男はすぐにでも射精したいとばかりに一心不乱のピストンを開始した。
「あっあぁぁ……! あっ、あぁ……! あっ、あっ、あぁっ、あああっ、あっ、んっあっ、あぁ……!」
 ホタルは電流に煽られ背中を浮き沈みさせる勢いで、激しく活発な反応を披露していた。首を左右に振りたくり、それが髪を振り散らかし、シーツを掴んだ腕が大きくよがる。M字となった両足が何度も伸びては宙を蹴り、ピストンの衝撃に煽られる乳房はぷるぷると揺れ続けた。
「あっ、あん! あん! あぁん! あん! あん!」
 声のトーンがみるみるうちに上がっていく。
 そこから男は予兆を読み取る。
「へへっ、イってみようか? ね、ホタルちゃん。一緒に絶頂しちゃおうか!」
「はっ、はいっ! イク――イキますっ、あっ、イクっ、あっ、ああっ、あっ、あん! あん! あん! あん!」
 その喘ぎ声を燃料に男は加速していた。どこまでも高みに押し上げて、絶頂という名の最高点に立たせてやろうと、男は大胆な腰使いで執拗に貫いて、自身の射精感も高めていった。

「あぁぁぁ――――――――――!」

 ホタルの背中が大きなアーチとなって反り上がり、シーツとの間に隙間が広がる。浮き上がった胴がビクビクと痙攣によって震える中で、男もまた達した肉棒を膣内で震わせて、精液を中に放出しているのだった。
 肉棒は何度も脈打っていた。
 少しばかり跳ねる程度では、とても中身を出し切れないように繰り返し繰り返し、幾度となく脈打ちを繰り返した果て、ようやく放出は打ち止めとなる。肉棒を引き抜いた時、愛液と混ざり合った白濁が糸を引くのは言うまでもなかった。
「はぁ……あっ、はぁ……はぁ……はぁ…………」
 余韻に浸るホタルの眼差しは、虚空を見つめながらにうっとりと染まっていた。桃色の頬でぼーっと、大きく息をするあまりに胸を上下させる彼女の、愛液の滴り溢れた股の部分は、シーツに大きな染みの円を広げていた。
 まるでお漏らしである。
 幼児の寝小便を彷彿させる大きな円を成す水分の、その全てが愛液なのだったが、そこに少しばかりの精液が追加されていた。濡れきって、これ以上は吸水出来ない、特に濡れ色の濃いアソコの真下で、シーツに取り込まれる事のなかった白濁が、まるで白いゼリーを散らかしたように付着していた。
 こうして絶頂したホタルだが、彼女にはまだセックスを続ける体力が残されている。
「さあ、起きてごらん?」
 男はその場で立ち上がり、元気の有り余る肉棒を突き出した。
「……はい」
 するとホタルは体を起こし、正座となって肉棒の根元を掴み、チロチロと舐め始めていた。
「ちぇろっ、ちゅむ……れろ、れろ…………」
 伸ばし出された舌先が鈴口を舐め上げて、その繰り返しが先端のぬかるみを拭い去るばかりか唾液を浸透させていく。可愛らしくなめずる奉仕は、もちろん鈴口だけではなく、その周りにも及んでいく。
 鈴口を三角形の頂点とするなら、ホタルは辺の方を舐め始める。先端のすぐ隣の部位から入り、チロチロと舌を上下させながら、ミリ単位でだんだんと顔をスライドさせていき、カリ首へと到達する。
 亀頭と竿の境目を数秒ほと舐め込むと、ホタルはもう片方の辺を舐めるために位置を戻した。頂点をスタート地点に、もう一方の辺を舐め始め、やはり鈴口のすぐ隣からカリ首へと、ゆっくりと向かって行く。
 そしてまた先端に戻った時だ。
「ちゅっ」
 先っぽにキスをしていた。
 それから、また辺を辿ってカリ首を目指すのだが、その際のホタルの奉仕は、ただチロチロと舐めるだけではなく、気まぐれにキスを織り交ぜるものとなっていた。
「ちろ、ちろ……ちゅっ、ちろ、チロッチロッ、ちゅっ……」
 ホタルは二つの辺を何度も往復していた。頂点からカリ首へと下っていき、境目に達するたびにスタート地点へ唇を戻すなり、反対側の辺を下る流れを複数回にわたって繰り返し、その中にキスが延々と折り混ざった。
 そして、舌は竿へと移る。
 根元を握り、角度を傾け、ホタルは竿の側面を舐め始めているのであった。竿に残っていた精液のぬかるみは、下から上へと舌で辿って、亀頭の頂点に着くたび根元というスタート地点へ戻る動作で、少しずつ拭い取られていった。
「れろぉぉぉぉぉぉ………………」
 舌がゆっくり、ゆっくりと這い上がり、側面を撫で上げカリ首に引っかかり、段差を乗り越え亀頭の先端へ辿り付く。肉棒に唾液の筋が通った時、その筋をなぞらんばかりにスタート地点からまた改めて舐め上げる。
「れろぉぉぉぉぉぉ……れろぉぉぉぉぉぉ……」
 繰り返される舐め上げは、もう一方の側面にも行われ、唾液の筋が通ったその上に、また唾液が塗り重なる。肉棒を濡らしているものが、そうして白濁のぬかるみからホタルの唾液へと移り変わった。

 れろぉぉぉぉぉぉ……。
 れろぉぉぉぉぉぉ……。
 れろぉぉぉぉぉぉ……。

 そうやって、男の肉棒は綺麗になった。

     *

 それから、男はホタルを四つん這いにさせていた。肘を突いて背中の角度はやや低めに、そして尻は高めの形を見下ろせば、こちらに向かって肛門まで丸見えとなっている。
 男はそんなホタルの穴へ再び亀頭を添え当てると、真っ直ぐに押し込み挿入した。膣肉の刺激に包み込まれる快感を味わいながら、男はピストンを開始するのであった。
「あっ、あん! あん! あぁん! あん! あん!」
 ホタルの嬌声が耳に心地良い。
 その反応の良さで膣壁を絶えずヒクヒクと蠢かせ、男の肉棒を心地良く締め付ける。圧迫によるマッサージが気持ちいいあまりに、次の射精はすぐそこにまで迫っていた。
「んぁっ、あぁん! あん! あぁっ、あん! あん!」
 ヒクヒクとしているのはアソコだけではない。肛門にも挙動が及び、皺の窄まりがリズミカルに収縮している。貫くたびに縮まって、脱力によって皺が伸び、また縮まる事を繰り返していた。
 だからホタルの肛門は男の腰の動きに合わせ――。

 きゅっ、きゅっ、きゅっ、きゅっ、きゅっ――――。

 肉棒と肛門で行うダンスに気を良くして、男はさらに活発にピストンを行った。腰をホタルの尻に打ちつけて、胴を前後に揺らしてやり、蠢く肛門を眺めて視覚的にも楽しんでいた。

 きゅっ、きゅっ、きゅっ、きゅっ、きゅっ――――。

 可愛らしい肛門での反応がたまらない。
 男はたまらず射精していた。根元まで押し込みながら、何の躊躇いもなく膣内へ注ぎ込み、引き抜けば白濁の糸が長々と伸びていく。垂れ下がったアーチがシーツに触れて染み込んで、一度は糸が消えた時、ホタルの膣から新たにこっぽり白濁の滴が垂れていた。
 精液と愛液の混ざったものがぷらぷらと揺れながら、膝の間を目指して伸びていく。シーツに触れると少しのあいだ糸が繋がり、その光景を男は眺めて悦んでいた。

     *

「あぁん! あん! あん! あん! あぁん!」

 今度は騎乗位であった。
 仰向けとなった男は、自らは動くことなく鑑賞に徹している。自分の上でよがり狂い、嬉しそうに上下運動をこなす姿に、男はいやらしく鼻の下を伸ばしきり、ニヤニヤと快楽を楽しんでいるのであった。
「あっ、あぁん! あっ、んっ! んぁん! あっ、あぁん!」
 上下するたび髪も弾んで、落下の勢いで前髪が風に舞う。肉棒の表面を伝い流れて、根元とその周りにある陰毛が濡れ潰れているが、そこに体重が乗る事でぐちゅぐちゅと水音が鳴っている。
「んっあっ、あん! あん! あぁん! あん! あん!」
 体が弾めば弾むほど、肉棒と膣壁の狭間で愛液が捏ねられて、しだいしだいに白く泡立つ。
「あっくぁ! あっ! ひあん! あっ、ふっあっあん!」
 その汚れが新たに分泌される愛液に混ざったり、溶かされるなどして薄く伸ばされ、膣壁にも肉棒の表面にも擦り込まれている。
「あぁっ、やっ、んっふあぁっ、あぁ……! あっ、あぁ……!」
 ホタルは恍惚としていた。
 快楽を楽しんでいた。
「いいよぉ! 可愛いよぉ! エッチだよぉ! ホタルちゃん」
 そんなホタルの姿を見る事で、男はとても激しく鼻息を荒くしている。欲望のあまり醜く変貌しきった表情で、視覚的にもホタルの肢体を味わいながら、股間の方では射精感の高まりを感じている。

 ドクッ! ビュルル!

 唐突に噴き出ていた。
「んぁ! やっひあん! あっ、あぁん! あん!」
 だがホタルはお構い無しに上下運動を続けていた。快楽を味わう事しか頭にないように、一心不乱に体を浮かせて落下させ、自分自身のことを肉の杭で貫いている。

「んぁあああ――――――――!」

 不意に絶頂した。全身をビクビクと震わせながら仰け反って、そうなって初めてホタルは上下運動を停止していた。しばしの間は余韻に沈み、もう動く事がなくなったかと思いきや、数分後にはまた次の絶頂を味わおうと動き始める。
「んっ、んあ! あん! あぁぁん! あん! あん!」
 ホタルは快楽によって堕落していた。
 あの機械責めの中で心が堕ちて、性の虜となった今のホタルにかつての面影はない。オークションに出品され、落札から出荷までが済んだ場合の、これが彼女の辿る結末だった。


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