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 そして、目が覚めたのも束の間である。

「ひん!」

 ミーシャは四つん這いで肛門を触られていた。
 その後、転移によって場所を変え、どこかの小屋の内側で、ミーシャは三人の男に囲まれていた。
 クラスメイトの銀髪少年、金髪少年。
 それから、店主。
 この全員をまとめて<転移>で連れていき、ミーシャに四つん這いのポーズを取らせたのは、もちろん指輪の魔力によるものだ。
 目が覚めて、気づいた時にはもう肛門を視姦されていた。
 床に頬を押しつける形の四つん這いで、尻だけを高らかにしたポーズから、さらに膝も肩幅ほどに開いている。肛門が丸見えとなる四つん這いで、店主の目がたった数センチの距離にあることで、ミーシャは尻の真後ろに強く気配を感じていた。
 体温が、息遣いが、敏感な肌で如実に感じられ、その鼻先があと何センチ近づけば皮膚に触れてくるかのイメージさえもが頭に浮かぶ。
「ひあぁ……!」
 その上、ぐにぐにと肛門を揉まれているのだ。
「あぁぁ……!」
 刺激が強い。
 元から素質があったのか、それとも指輪が感度を引き上げたのか。もう本人にすらわからずに、ただただミーシャは顔を赤らめ、脳を焼き尽くすような激しい羞恥に、壮絶なまでに表情を歪めていた。
『目が覚めたな?』
 指輪の声だ。
「わ、私……ひうっ、今は一体……」
『失神しているうちに場所を変え、今は奴らにアナル調教をやらせている』
 その言葉にミーシャは騒然とした。
 まだ、続いているのだ。
 あれだけの恥辱を味わったはずなのに、なおも契約が解けていないことへの絶望に、ミーシャの顔はみるみるうちに歪んでいく。
「んぅぅぅぅ…………!」
 そして、肛門を指で揉まれているうちに、ミーシャはやはり絶頂していた。
 急にビクっと尻が弾み上がったかと思いきや、痙攣のように腰を左右に震わせる。まるでお尻をフリフリとしてみせたかのような震えの次に、思い出したようにプシャっと、水面が軽く弾けたような絶頂の潮が吹く。
 四つん這いという姿勢からなる上から下への噴射によって、床に使われる木材が水滴を吸収していた。
『次は指だ』
 店主の指が挿入され、ミーシャは肛門に異物感を覚えることになる。
「な……なっ、な…………」
『魔法で柔らかくしてやった。ついでにこの三人も、我が人形として操っている。お前を存分に辱めてくれようぞ』
 ピストンが始まった。
 指輪の行いに何を思ったり、どう憤る余裕もなく、そんなことより途方もない快感に襲われて、ミーシャの頭の中には思考というものが働かない。

「あぁぁぁぁ…………!」

 こうして思考が弾けて潮を噴くのは、今日だけで何度目か。
「イクぅぅぅぅ…………!」
 またイった。
 刺激を与えているのは肛門でも、しかしアソコの中に快楽が溜まるだけ溜まっていき、膨らみきった挙げ句に弾け飛ぶ。その時には痙攣して、床に向かって潮が噴き、床に染みついた水滴の跡が蒸発で消えるより先に、また新しい飛沫が染み込んでいる。
 指責めだけには留まらない。
 店主がおもむろに指を抜き、すかさず次に行う愛撫は、口を肛門に埋め込むものだった。指輪に操られた店主には、肛門を舐めることへの抵抗感などありはしない。人形のように動かされ、ベロベロと唾液を塗り込み始めていた。
「んぅぅぅぅ……!」
 その刺激に背中が徐々に浮き上がる。
 真っ直ぐだった背中がアーチとなって、皺の窄まりはあっという間に唾液を帯びる。店主の口から水気が移り、唾液にまみれた皺の一本一本は、舌とのあいだに絶えず糸を引き続ける。
「んぁっ、あぁぁ……! あぁぁ……!」
『いいぞ? もうじき、もうじき我が存在意義は達成される』
 女の子に羞恥や屈辱を与え、最後には快感漬けにしてしまう。
 指輪という存在である以上、少女を堕としたその先の目的は何もない。性奴隷を飼いたいわけでも、誰かに女を売り飛ばすわけでもない。ただただ、そう目的設定を与えられているから、それを達成したいだけなのだ。
 道具としての役目を果たす。
 それ自体が指輪の使命だ。
「あぁっ、あぁ……! んひっ、んひぁぁ…………!」
 アーチとなった背中が浮き沈みを繰り返す。
 そのうちに、ビクっと勢いよく浮き上がり、その次の瞬間には、またしても床への潮吹きが行われていた。
 ミーシャの頭が快楽に染まっていく。
 何度も何度も、執拗なまでに頭が真っ白になり続け、体に快感を叩き込まれている。感度上昇のせいもあるが、イった次にはまた新しい絶頂を求めて体が疼き、何かが欲しくてたまらない感覚に陥るのだ。
「私……私………………」
 薄らと自覚していた。
 もうまともにものも考えられず、戻って来たと思った思考は即座に快感に掻き消される。そんな状態の中、それでも浮かんだ思考の中で、ミーシャは自分が本当に淫らではしたない女になろうとしていることを感じていた。
 無意識のうちも、ミーシャは欲しがってしまっている。
 指でも、舌でもない、もっと太いものを……。
『仕上げだ。ミーシャ・ネクロン、これさえ終われば契約は満たされ、我が時空の彼方へ飛ぶことだろう』
 ミーシャのすぐ真後ろで、店主がズボンを脱ぎ始める。
 銀髪少年も、金髪少年も、操られるままに裸となり、ミーシャは勃起した三人の男に囲まれる形となっていた。
 そして――

 ずにゅぅぅぅぅぅ………………。

 ペニスが挿入されていた。
 店主の持つ極太により、肛門がその口を大きく広げる。直径に合わせた拡張はあっさりと行われ、根元までぴったりと収まっていた。
 ミーシャの腰を掴み、店主は動き始める。
「おっ! おっ! おあっ、あっ! あっ! おっ、おふっ、おふぁ!」
 滑稽ですらある喘ぎ声を、ピストンのリズムに合わせて上げていく。
「おあっ! あ! おあ! あん!」
『さあ、イクがいい』
 店主の腰振りはしだいにリズムを早めていき、それに合わせてミーシャの声も感覚を早めていく。

 パン! パン! パン! パン! パン!

 激しさを増すことで、尻に腰をぶつける音は小屋の中に大きく響いた。
 店主の肉棒が限界を迎え、亀頭の先から直腸の内部へと、色濃い精液がたっぷりと注がれていく。店主はぐっと腰を押しつけて、両手で引き寄せるようにもしながら、極限まで密着度合いを高めた状態で、肛門の中で肉棒を脈打たせる。
 それが引き抜かれた時、白濁はこっぽりと溢れ出ていた。
『次だ。次はお前だ』
 銀髪少年が店主と入れ替わりに挿入して、また改めてピストンは行われる。

「あぁぁぁ! おあああ! おああああ!」

 喘ぎ声はより激しくなっていた。
 腰を打ちつけることでの、パンパンと響く音も当然のように鳴り響き、もしもこの小屋の外に通りがかりの誰かがいたら、いったい何事かとぎょっとした顔をするだろう。
「――――――――っ!」
 ミーシャは絶頂する。
 それはちょうど、腰と尻が密着し合ったタイミングで、そこで弾けた愛液は潮吹きであって潮吹きでない。発射口を塞いだ状態で、それでも噴射をしたことで、膣口に被さっていた玉袋にゼロ距離から直撃する形となっていた。

 ジョロォォォォ………………。

 またしても失禁する。
 四つん這いであるために、それはアーチとなることはなく、真下へ伸びる直線だった。もう二度も三度も失禁して、体から減ってきた水分を放出しているため、その勢いは緩やかなものだったが、しかしビチャビチャと床から跳ね返り、ミーシャ自身の内股が、特に膝の近くが飛沫で汚れる。
 失禁に合わせて銀髪少年は射精して、ミーシャの肛内で白濁が量を増す。
『いよいよ最後だ。よかったじゃないか。これで終わるぞ』
 金髪少年が入れ替わりで挿入した。
 操られている少年には、他人が射精した直後の穴に対する抵抗など抱きようもなく、尿の水溜まりに踏み込むことも厭わない。
 最後の結合が行われた。

「あぁぁぁ…………!」

 もはや挿入だけでイっていた。
 金髪少年もまた存分に腰を振り、射精感が限界を迎えるその時まで、一心不乱にパンパンと打ち鳴らすことになる。
 三人が三人とも、順々に挿入と射精を終えた時、後のにあるのは随分と酷い有様だった。

 ミーシャがぐったりと、生気を失っている。

 完全に放心しきっていた。
 失神もしていないのに、まるで意識がないかのような虚ろな目で、床に頬を押しつけている。呼吸に合わせて肩や尻がかすかに動いていることで、辛うじて生命反応が窺えるかのような状態だった。
 尻だけを高らかにしたポーズから、肛門は白濁に彩られる。
 まるでそこから精液を吐き出す仕組みがあって、ピチャっと吐いた直後であるように、皺の窄まりから溢れたものが、割れ目のラインを伝って下へと流れ、生気の割れ目にまで達していた。
 小屋の中に広がる臭気も酷い。
 尿の香りと、愛液の香りと、精液の香りの、その全てが入り交じり、まともな者なら嗅げばすぐさま顔を顰めるだろう。

『ミーシャ・ネクロン、これまでの痴態は全て我が内側に記録された。我が創造主も、転生後の人生でそれを存分に楽しむことだろう』

 指輪が指から消えていく。
 時の彼方へと消え去ったのだ。
 そして、ただの道具に過ぎない指輪には、後の始末を考える意思などありはしない。この小屋の有様も、クラスメイトに痴態を晒した事実や、大衆の前でオナニーを披露してしまった過去も、もう変えようがないものだ。
 先のことなど、考えたくもない。
 ミーシャが放心しきっているのは、あるいはそのせいかもしれない。
 きちんと意識を覚醒させ、恥と屈辱を噛み締めながら立ち上がるのは、それから数時間後のことだった。
 



 
 
 

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