私は担任に呼び出され、膝の上に座らされていた。
「これが久保杏奈ちゃんのオナニーかー」
指導室を利用して、鍵をかけた二人っきりで、体位でいったら背面座位の状態にされた私はベンチソファで脚をM字に開いている。先生の身体は私の背中に密着して、胸もアソコもベタベタと触り放題。
でも、それ以上に嫌なのは、目の前のノートパソコンで私自身のオナニー動画が流れていることだった。
「君はこんな風にしたんだねぇ? 脱ぎ方もエロかったけど、お尻の穴もツンツンされて、それで興奮したんだねぇ?」
「……はい」
「気持ち良かった?」
「はい……」
先生の両手がオッパイをがっしり掴み、ブレザー越しに揉みまくり――肛門の皺の本数まで知られている相手って思うと、逆らおうだの何だのって気力はまず湧かなくて、揉まれるままでいる私は、目の前の動画で本当に死にたくなってきている。
『あのぉ……。このまま前から脱ぐのと、お尻をだんだん見せるのって、どっちがエロいですか?』
なんで私は、あんなことを言ったんだろう。
先生はこんな私の台詞を気に入っちゃって、何度も同じところを再生するし、私の白いパンツの尻が、ジーパンの中から剥き出しになる瞬間を眺めてニヤニヤしてくる。初めてアソコに触る場面とか、パンツを脱いじゃうシーンとか、色んなところを繰り返すから、私はあの時の感覚をだんだん思い出してしまう。
でも、これはちょっとキツいよねぇ……なんでオナニーみられなきゃいけないの? 性教育だから仕方ないし、教師が生徒をよく理解するためなのはわかるけど、どれだけ理由がはっきりしてても、やっぱり思っちゃう――なんで? って。
「はぁ……はっ、はぁっ、あっ、はっ、はぁ……はぁ……」
なんで私、興奮してハァハァしてんの……。
これなんか、自分のオナニーが気持ち良かったこと思い出してるのか、先生に触ってもらって喜んでるのか、自分でどっちだかわからない。
「耳が赤いなぁ?」
「だって……はぁ……はっ、はあっ、はぁっ、はぁ……」
「オナニー久保杏奈と同じくらい赤いじゃないか」
ちょっ、人の名前にオナニーとか添えないで……軽く辱めだし、腹立つし、こんなこと言ってくる人のせいでアソコ濡れてるって思うと、なんかますます……悔しいというか屈辱といいますか。
「あっ、んんぅっ!」
先生の手が、アソコに来た――き、気持ちいいんだけど……濡れてるせいで、ヌルヌル滑るみたいに動く指が、すっごく刺激を走らせてきて、快感で脚とか腰がくねくねする。
「さて。生徒のプライベートをこうして把握して生徒への理解を高めているが、この性教育には他にどんな意味があると思う?」
えっ、あっ、こ、こんな……アソコ触られながら、真面目っぽい話とかするの? 下の方見ると、もう先生の指に私の汁が絡みまくって、糸を引いたりもしてて、自分の身体の一部がこんなにエロい光景になってるって思うと、頭の中がじわじわって熱くなる。
「そうですねっ、ええっと、ですねぇ……んっ、あぁっ、えっと……性教育では、セックスなんかもするわけですし……ですから、本番に備えてその……この時間はなんていうか、あっ、んんんんんぅ……あっ、いきなり当日を迎えて、動揺しないためのっ、ワンクッション……といいますか……あ、あんっ、あぁっ、そこっ、いいです……! あぁ……気持ちいい……」
「それにだ。こうやって感じやすい体作りを行えば、男はみんな喜ぶからな。おチンチンとの触れ合いも一種のコミュニケーションなわけだし、経験を積むことで、パートナーとの関係を豊かにしていく。男女の付き合いを学校が支えてやろうっていうわけだな」
意義のあることって、そんなの知ってる……知ってるけど……うっ、声出るし……顔も赤くなるし……色々と――あっ、んっ、た、大変っ!
か、体が……気持ち良すぎて、前のめりになって……上半身が前に出てったら、なんか先生の股間に私の方からお尻グイグイ当ててるみたいで、ちょっと恥ずかしいというか……。
「テーブルに手を突きなさい」
このテーブル低いから、ここに両手ついて、四つん這いっぽくなっちゃったら、お尻を高く突き出すことに……とりあえずソファから足は降ろして、M字開脚はやめられるけど、私は自分自身の動画にぐっと顔を近づけなくちゃいけない。
は、はずぅぅぅ……。
腰がクイって持ち上がって、下半身を「さあどうぞ」と差し出してる感じだし、先生もすぐにスカートを捲って来るから、白いパンツのお尻が全部丸出し……今までアソコも肛門も見られていて、今回はオナニー動画と来ているけど、スカートが捲れた途端に、頬と鼻のあいだあたりで、カッて顔に火がついた感じがした。
あんな体験してても、そして現在進行形でオナニーが再生されてても、私って、まだパンツを見られて恥じらう心が残ってるのか……。
それはちょっと、いいことなのか悪いことなのかわからない。
がしっ、ぐにっ、て感じで、先生の手の平が思いっきり食いついて来て、私のお尻を大胆に揉みまくる。めちゃくちゃに撫で回して、また揉んで、撫でて、揉んでって、本当に本当に、先生は人のお尻を存分に楽しんでいた。
これも事前学習みたいなもんだし、何も言えないけど、パンツを下ろされる予感がすると、緊張でブルっと震える。
あぁ……パンツが……どこまで下げるんだろう……ひ、膝までか……このポーズでも、身体の角度的に言って、たぶんアソコは普通に見えまくりだよね。当然ダイレクトにお尻揉まれるし、指でグイって広げられたら、肛門丸見え……絶対視姦してる……。
「ふぅぅぅ……」
や、やめろぉ……息なんてかけられたら、私の顔が炎上するから……! ああもう、脳みそがぐつぐつ煮立って、自分の頭蓋骨の中身がどうなっているのか恐ろしい……つ、ツンツンしないで……ふーふーするのもダメぇ……!
「肛門をパクパクさせてみなさい」
嫌だぁ……無理に決まってるぅ……!
で、でも、しないと、たぶん駄目だし……ああもうっ、お尻の筋肉に力入れて、ヒクって感じで縮めれば、それで緩めれば……。
うん。こうだよね……。
ひくっ、ひくっ、ひくっ、ひくっ……まだ? もっと? ひくっ、ひくっ、ひくっ、ひくっ、ひくっ、ひくっヒク、ヒク、ヒク、ヒクン、キュッ、きゅっ、もう駄目……死ぬ……なんか顔の皮膚とか肉が、熱で溶け始めてる気がする……。
先生、なんか言って――具体的には、もういい、終わっていいぞ? とか。
念力を送らんばかりに願ってみるけど、なんも言う気配がないから、もう続けているしかなくて……。
ひくっ、ヒク、ひくっ、きゅ、キュ、キュゥ、きゅ、ヒクッ、ひく、きゅ、きゅっ、ひく、ヒクひくヒクっ――きゅ――ひくっ、キュ――。
なんかっ、お尻の穴がジリジリって、レーザーで焦がされてるっぽい感覚が……それだけ視姦されてるってこと? もう気になって気になって、やめればいいのに私は一度だけ肩越しに振り向いて、そしたらやっぱり、先生の顔が物凄い至近距離。
あ、あんな近くでガン見してたんだ……息だってかかるはずじゃんって、そう意識したら、先生がする呼吸の熱が、アソコのワレメに当たっているのに気づいてしまう。濡れてるところに風が来るから、当たり前だけど、ちょっとひやっとして……。
「ほら、止まってるぞ?」
ぺちん。
って、叩かれたんだけど――もう泣くしかないって思いながら、私はお尻の穴をヒクヒクと、それはもうヒクヒクと、肛門括約筋に強弱をつけまくり、皺が締まったり緩んだりしている光景をご鑑賞頂く。
いつしか動画再生時間が終了して、とっくにオナニーが終わっていた。
愛液がドロドロで、触られてもいないのに、内股の部分を伝って流れていて、かと思えば先生の指が入り込む。自分の指とは違う太さの、骨太なせいかゴツゴツしたのが、私の膣にすっぽりと収まってしまった。
え、これ、つまり――お尻の穴を視姦されながら、手マンまでされるってこと? やばいやばいやばいやばい――でもヒクヒクを止めたら、またペチンってされちゃうし、私はもう普通に心では号泣していた。
「あっ、あふぅっ、んんんんぅぅぅぅ……あっ、はぁ……はぁ……あっ、ふっ、んくっ、かっ、ひあぁっ、あぁ……!」
指が出入りしてきて、気持ち良くて、快感でヒクヒクを忘れてしまったら、やっぱりペチンて一撃が飛んできて、心の号泣が止まらない。
小一時間くらいは視姦されたし、何回かイカされた上に、やっぱり何度かヒクヒクを忘れたせいで、ペチペチ叩かれもし続けた。
***
家にいる私は、どうしてこんなにオナニーしたい気分になるのかわからない。
ずっとムラムラしていて、勉強にもお風呂にも、晩御飯にだって集中できなくて、どんな事柄にも気が散る私は、パジャマズボンを脱ぎ捨てて、パンツまで投げ捨ててオナニーの快感にありついていた。
妄想の内容はお尻の穴を視姦されること。
下半身丸出しの四つん這いで、お尻だけ高くなるように、顔は枕にくっつけて、それで右手でアソコを弄る。肛門括約筋に力を入れ、お尻の穴をヒクヒクと動かして、恥ずかしい部分をジロジロと眺め尽くされる――っていう妄想にどっぷりハマった。
息がかかってくるほど、男の顔がお尻に接近してきていて、冗談じゃないくらい間近で私の肛門を視姦している。私がヒクヒク動かすのを忘れると、そのたびにペチって、お尻を叩いて来るせいで、アナル運動をやめることが出来ないのだ。
なんでこんな妄想してんだか、自分でもわかんない――じぃぃぃって、視線が肛門に突き刺さり、痛いくらいに視姦してくることが、どうも興奮してしまう。こんなシチュエーションを思いつくきっかけの作品だの、AVの情報を見た覚えはないというのに、私の頭の中にはこんな変態チックなプレイが存在したのか……。
お尻を撫で回したり、揉みまくってくる想像をしたり、アソコの穴に指を入れられるイメージを膨らませると、物凄くリアルな想像がよぎってきた。本当は忘れているだけで、ついさっき体験したばかりみたいに、肌に残った余韻が復活してくる。
どんだけマゾなんだろ。
私……。
この妄想で、何回もイっちゃった……。
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