エピローグ

 それは放映時の映像だった。
 全員がアウトとなって、全員への罰ゲームが決定してから、司会者が彼女達に対して行うのは品評だった。
『いやぁぁぁ! どれも綺麗なもんですねぇぇぇ!』
 三人のアイドル達は手錠を外され、拘束から解放こそされているものの、お辞儀のように上半身を前に倒して、自らの尻たぶを掴むように強要されていた。
 お尻を開き、肛門を後ろに突き出しているのだ。
 そうやって並んだ三人の、まずは真乃のお尻に顔を近づけ、智代子の肛門を覗き見て、最後に羽那も視姦する。その順々に見ていきながら、満足そうに激しく頷く司会者の、実に嬉しそうな表情が、いかに綺麗な肛門であるかを物語っていた。
『では視聴者の皆さん! ご覧下さい!』
 画面を分割する形で、三つの下半身が表示され、それら性器と肛門のセットに彼女達の名前は添えられていた。
 どれも灰色に黒ずみつつ、しかし汚れ一つない綺麗な皺の窄まりだった。その数センチ下にある性器も美しい肉貝が閉じ合わさり、見栄えする一本筋の狭間から噴き出た愛液を周囲に広げている。
『まずは櫻木真乃ちゃんから!』
 画面が切り替わった。
 恥ずかしがっている顔のアップと下半身がそれぞれ映り、そこに司会者による品評の言葉が入り込む。
『皺の一本一本が短くて、本数も少ない感じの、とても可愛い肛門ではありませんか? そして、性器もね、ヘラで彫った一本筋みたいな、ちょっと芸術的な感じがしませんかね?』
 性器と肛門について同時に評され、カメラに映されまでする恥ずかしさに、真乃がいかに頭を沸騰させているかは視聴者の誰しもに伝わっていた。
『園田智代子ちゃん!』
 また画面が切り替わる。
『やっぱりね? 可愛い感じの肛門っていうか、真乃ちゃんよりも皺の本数は多めかな? それでこう、性器が綺麗なのも同じなんだけど、智代子ちゃんの方がもうちょっと幼いというかあどけないというかね? なんとなく雰囲気が違うよね』
 智代子の顔からも、まるで蒸気が噴き出るような勢いの、激しい赤らみが見受けられた。
『鈴木羽那ちゃん!』
 そして、最後の下半身と顔のセットに切り替わる。
『二人に比べて、一番セクシーっぽさがあるのかな? 肛門からして少し雰囲気が違う気がしませんか? ちょっとこう、皺のカーブというか、窄まり具合というかね。性器もツルツルのスベスベって感じの見た目で、触ったらサラサラした感触がしそうに見えますよね?』
 恥部にまつわる言葉の数々が苦悶をもたらし、羽那の表情は激しく歪んでいた。力む余りの頬の硬さで、表情筋がぷるぷると震えていた。

『というわけで、三人全員にアソコと肛門を公開して、それぞれ視聴者の皆様に見てもらったわけですが、罰ゲームにはあと少しだけ続きがありまして。
 なんと! 今回、みんなが脱いだブラジャーとショーツは、抽選で視聴者様にプレゼント致します。応募方法は番組の最後か、またはホームページでご確認下さい!』