やっと、モスティマは目的の町に到着する。
ここで双子を屋敷に送り、両親の元に引き渡せば仕事は完遂となるのだが、ここまで遊ばれ続けたモスティマは、すっかり肉体を開発されきっていた。
乳首に触られれば、すぐに突起してしまう。
アソコをやられれば愛液は垂れ流しに、肛門も敏感なので簡単に声が出る。
体中を調教され尽くしてしまった有様で、モスティマは検問所の中に入っていた。首輪でリードを引かれての、ペットと飼い主のような形で歩かされ、検問兵の前に引き立てられていく。
もうこれでは、罪人として身柄を兵に引き渡される気分であった。
「おいおいおいおい」
「マジに来やがったぜ?」
事前に連絡はあったのか。
双子やモスティマの姿を見るなり、兵士達はニヤニヤと検問室への案内を始めていた。
「さぁて、飼い主のお嬢さん。こいつが君達を送り届けてくれたトランスポーターに間違いないね?」
兵士は子供の方に声をかけ、姉を飼い主と見做しながら話始める。検問に関わる大事な手続きだというのに、モスティマよりも双子の方に書類を見せ、必要な記入事項の確認を始めている始末だ。
つまり兵士までプレイに付き合い、モスティマを双子のペットと見做している。お犬さんには手続きなどできないので、人間である双子の方にしか、声すらかけない徹底ぶりだ。
「で、身体検査はしていいんだよな?」
と、兵士が双子に尋ねると、子供達は揃って嬉しそうに答えるのだ。
「どうぞどうぞ」
弟が即答する。
「じっくり、たっぷりと調べてあげてね?」
姉は満面の笑みだった。
そして、モスティマに対して始まるのは、身体検査とは名ばかりの、単なる痴漢行為の連続だった。
「じゃあよ。可愛いペットちゃん」
「こっちにおいでー」
姉からリードを譲り受け、兵士がリードを引くことで、モスティマは部屋の真ん中まで歩かされ、中央へと立たされる。そこで周りを囲まれての、四方八方から伸びる手に、体中をいいように触られた。
後ろから尻に手が置かれ、撫で回される。横から伸びる手に乳房を掴まれ好きに揉まれる。目の前でしゃがむ兵士には、膣に指を入れられた。ありとあらゆる箇所に手を触れられ、いたるところを触られ尽くすモスティマは、その一つ一つの手によって息を乱して、喘ぎ声を吐き出していた。
「んぅぅぅ……! んあっ、あぁぁ……!」
「へえ、簡単に濡れてきたなぁ?」
「あっ! あん! あぁん!」
「肛門も敏感ってか?」
真後ろにしゃがんだ兵士が、尻の割れ目に指を入れると、モスティマの喘ぎ声は明らかにトーンを上げる。
「乳首も硬いぜ?」
「ほらほら、双子が見てるってのに喘いでていいのか?」
当然、姉弟はニヤニヤと見学していた。
自分達のペットが可愛がられて、撫で尽くされる有様を楽しそうに見届けて、このモスティマの状況を娯楽として鑑賞していた。
初めから身体検査などしていない。
ただ触りたいだけの手がモスティマの身体に群がって、乳首やクリトリスを弄ぶ。その刺激にモスティマは喘ぎ散らして、内股には愛液を滴らせる。
「んひぁぁ……!」
ビクっと肩を跳ね上がらせ、モスティマは絶頂していた。
「イったわねぇ? モスティマさん」
「楽しんでますかー?」
双子がわざとらしくモスティマを煽る。
「ほらほら、言われてるぜー?」
「大人として、ちったあ我慢しねーと恥ずかしいんじゃねーか?」
兵士達もいい気になり、ますます活発な愛撫を繰り返す。
決して堪えきることはできずに、数分後にはまた全身を跳ね上がらせ、電流が広がるような刺激に大きく声を上げていた。
「んっ! くぅぅぅ……!」
再び絶頂したモスティマは、足腰を脱力させて膝を突き、そのままぐったりと四つん這いになってしまう。
「お? なんだなんだ?」
「後ろから犯して欲しいってか?」
背中を見下ろし、目を血走らせた兵士はズボンを脱ぐ。
「わおっ」
それを見ての姉の反応は、期待感に目を輝かせる。
「やっちゃえー!」
そして弟の反応も、まるで男児がヒーローを応援するかのようなものだった。
…………
……
「お疲れ様」
「なかなか良い味だったぜ?」
検問所からモスティマが出て来ていた。
体中が汗や白濁にまみれた有様は、何人もいた兵士達の手によって、代わる代わる犯され続ける輪姦を物語る。そうやって良いように扱われ、双子にも鑑賞物として散々に楽しまれた挙げ句の果て、モスティマは検問所の中から引きずり出されてきているのだ。
二人の兵士に両脇を抱えられ、引きずられながら外へ出される。
車の近くに適当に放り投げる扱いは、いらなくなったゴミをそこら辺に捨てていくのと似たようなものだった。
モスティマは目が虚ろだった。
魂の抜けきった目でぼーっと、夜空に輝く星を見つめていた。
「ほらよ。チップだ」
「気持ち良かったぜ?」
だらけきった人形として、ただぼんやりと倒れたままのモスティマに、チップと称したコインが投げられる。それは確かに硬貨であったが、子供のお小遣いにも劣る金額だった。
「ああ……任務、完了かぁ…………」
やっとのことで立ち上がり、荷台からタオルを探して身体を拭き始めたのは、捨てられた扱いで放り出されて数時間後のことだった。
「本当に嫌になるね。まったく、しばらく立ち直れそうにないってもんだ」
モスティマはやつれていた。
瞳からは未だ光が薄れたまま、どことなく虚ろな表情で服を着て、運転席に入り込む。発車直前に思い浮かべているのは友人の顔だった。
「近くに来ているよね。はあ、会えるかな……」
さすがの傷心で、友の顔を拝むことでの癒しを求め、モスティマは端末による連絡を試みる。
しかし、起きた出来事は言えなかった。
あまりの屈辱の連続は、記憶の中から是非とも抹消したい出来事ばかりで、とにかく思い出したくない。それをわざわざ思い起こして、人に語って聞かせる真似など、とてもする気にはなれないのだった。
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