恥ずかしい服装チェック

   



 あたしの学校で行われる服装チェックは、ちょっと恥ずかしい。
 別に初めのうちまでは平気だけど、それは校舎の門の前で行われる。きちんとした服装でなければ、中には入れてもらえないってわけだ。
 だから、実施日になると校舎の入り口に列ができる。
 あたしはそこに並んで順番を待って、まもなく服装チェックを受けることになった。
 まず、ブレザーやスカートの着こなしをまんべんなく確認される。男の先生が頭のてっぺんからつま先まで見てまわり、ボタンはついているか、ネクタイは締まっているか、靴下はだらしなくなっていないかを調べていく。
 すごくジロジロ見てくるから、ちょっぴり怖い。
 次はスカート丈だ。丈が短くなりすぎていないかを調べるため、膝とスカートのあいだに定規を当てられる。校則通りの長さになっていなければ、その場で調整するように注意される。
 恥ずかしいのはここからで、下着も検査される。派手な柄のパンツやブラジャーは禁止されているから、これも先生に確認してもらわなければいけないのだ。どうして女の先生じゃないんだろうって、いつも思う。
 あたしはブレザーとワイシャツのボタンを全て外して、胸をはだけた。あたしのブラジャーはピンク色で薄く刺繍が入っているだけだから、校則には引っかからない。それでも、先生はあたしの胸を散々凝視してきた。
 それから、パットを入れていないかをチェックされる。
 何故だかパットは禁止らしいから、ブラジャーの中身も確かめられてしまうのだ。両手で胸を鷲掴みにされて、しばらく揉まれる。先生はあたしの胸を丹念に揉みしだき、パットはないことを認めてくれた。
 今度はパンツの色だ。
 下着は上下セットなんだから、上が問題なければ下も同じなんだけど、それでも確認されてしまう。あたしはスカートをたくし上げ、先生にパンツを見てもらった。顔を近づけ、じっくりと視線を注がれて、ようやくOKが出る。
 最後は下の毛のチェックだ。
 どうしてそんな校則があるかはわからないけど、下の毛はきちんと剃らなければいけないらしい。あたしはスカートをたくし上げたまま、先生にパンツを膝まで下ろしてもらう。アソコを見られてしまうので、とても恥ずかしい。
 あたしはちゃんとツルツルにしていたから、しばらく凝視されたけどOKをもらえた。