士堂瑠璃 悪徳医師に診察される パート2

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 内科医は存分に乳首を責める。
「神経を刺激することで、何かおかしな痛みはないか、とかを調べるからね。普通でない感じがあったら教えてくれる?」
「はい、んぅ…………」
 乳首をつまむ指先に強弱をつけ、揉んでいるうちに、瑠璃の肩はモゾモゾと動いている。胴体がかすかにくねり、乳輪をなぞっていると小さいながらも声が聞こえる。
「ん………………んっ、う………………んぅ………………………………」
 大した喘ぎとは言えないが、反応は現れていた。
「どうかしたかな?」
 わざと尋ねる。

 さすがに恥じらうだろう?
 感じてんだもんな?

 そんな目論見を持って、乳首をクリクリと弾いてやりながら、瑠璃の答えを待ちわびる。
「ええと、その……」
 よし、恥じらいが出た。
 ようやくだ。長かったものだ。
「うん。どうした?」
 内心の期待を表情には出さないように、内科医は改めて尋ねてみるも、やはり瑠璃が返す反応は、普通の女の子に比べてずれたものだった。

「いえ、どうもすみません。感じてしまっただけです」

「ええ?」
 表情には出さないが、内科医は内診で引き攣った。
「診察にもかかわらず、変な気持ちになって申し訳ありません。触られているうちに、気持ち良くなってしまって、誤解のある反応をしてしまいました」
 感じたことを白状する恥ずかしさより、医師に対して紛らわしい反応を示したことを申し訳なさそうにしている。首の会釈で謝りさえしてくる瑠璃には、もはや花も恥じらう乙女の顔など期待しない方がいいのだろうか。

 ったく、しょうがないな。

 せっかくの巨乳女子高生だというのに、期待に比べて収穫が物足りない。期待値の半分以下といったところか。
「性感帯が働くのは、ただの正常な反応だよ。気にしなくていいからね」
 このままでは納得がいかない。
 だったら――。
「もう少し確かめておきたいから、そこのベッドで横になってくれる?」
 内科医は診察用のベッドを指す。
 就寝用ではないベッドは、ベンチの座板より少しばかり面積が大きい程度の、ただ大人が横たわるためだけのサイズしかないものだ。そこに清潔なシーツをかけ、白い枕を置いてある。
「わかりました」
 瑠璃は疑いもなくベッドに上がり、仰向けに横たわる。

 ま、オッパイがすげーのは確かだ。
 これだけは特したな。

 もはや瑠璃の反応はわかっている。
 自重で少しばかり潰れた乳房を見て、内科医はおもむろに両手を伸ばすが、揉んだところで瑠璃の瞳には疑念の色は浮かんで来ない。黒縁眼鏡をかけたレンズの向こうから、内科医に返ってくるのは、ただただ患者が医師の指示を待つ以外の何でもない。

 ――おっぱい揉まれて、何とも思わないの?
 ――え? 診察ですよね?

 こんなやり取りが簡単に想像できた。
 だったら、好きなだけ揉ませてもらう。
 ふっくらとした感触を手に味わい、揉みしだいているうちに乳首も弄り、刺激に刺激を重ねていく。
「んぁ…………ふっ、ん、ごめんなさい…………」
 瑠璃の口から出てくるのは、またしても紛らわしい反応をしたことに対する謝罪である。
「大丈夫だから、次はお腹を押したりするよ。で、やっぱり痛みとか違和感があったら教えて欲しいんだ」
 内科医はそう言って次の触診に移り、指先を束ねて腹部を押す。臓器に損傷の一つでもあれば、押すと痛い位置というものがある。今までの遊びを誤魔化すために――といっても、この子は平気だろうが、ともかく真面目にやっておく。
 へその周り、へその位置から右下や左下、下腹部に近い部分など、あらゆる位置に指を押し込むものの、違和感などはないという。
「お腹の締め付けがちょっと邪魔だね。スカートも脱がせていいかな?」
「スカートもですか? まあ、必要なら」
 一体どこまで無頓着なのか。
 内科医がホックを外すと、瑠璃は協力的に尻を浮かせる。おかげで簡単にスカートを脱がせてしまい、こうなると瑠璃が身につけているものは、ショーツと靴下だけである。
「恥ずかしいよね」
「大丈夫ですよ? 私のなんて、見てもつまらないと思うので」
 もう駄目なのだろうか。
 恥じらわせることは、できないのだろうか。
「まあまあ、とにかくやってくよ」
 腹の下側をショーツの上から押してやり、同じように痛みや違和感について尋ねてみるも、特に何もないとの返事てある。白いショーツの生地に触られて、そのことに対する反応は何もなかった。

 最後の手段としちゃあ、パンツまで脱がせることか。
 いけるか?
 いくらなんでも、あとで問題にして騒がないか?

 ここまでいける女の子が、まずそうそういないものである。疑いや警戒心というものがそもそも足りない、そんな思春期の少女がどれほどいるか。
 だが、逆に言えば、ここまで可能性のある女の子は他にいない。

 ……賭けだな。

 リスクはあるが、試してみよう。
「学校で熱は測ったっていうけど、もう少し正確な体温を測ろうか」
「測り直すんですか?」
「直腸検温っていってね。お尻の穴に体温計を入れるんだけど」
「お、お尻の穴…………」
 さすがに表情が引き攣っていた。
 いや、普通なら、もっと早い段階から、その程度の恥じらいは引き出せるはずである。普通の女の子でいうのなら、パンツが見えて恥ずかしい程度の反応だ。肛門を出せと言われてようやくこれとは、珍しいにもほどがある。
 しかし、羞恥心が本当にゼロというわけではなかったか。
「やっぱり、抵抗あるかな」
「抵抗というか、お見苦しいのでは……」
 恥ずかしがる気配はあるが、それ以上に強く見受けられる反応は、そんな汚い場所を見せてしまっていいのだろうかというものだ。
「見苦しいかどうかは関係無いよ。医者なら何だって見ないと」
「そうですか……。でしたら、お見せしにくい場所ですが……」
「うん。脱がすからね」
 内科医は優しく断りを入れながら、仮面の裏側に隠れた表情は、いかにも下品にヨダレを垂らした邪悪な顔となっている。
 それは決して、現実の表情として現れることはない。
 どこまでも仮面の裏側だけで牙を剥き出し、獲物を前にじゅるりとヨダレの音を鳴らすのだ。

 へっへっへ!
 ま、なんだかんだ収穫だ!
 女子高生のオマンコを見てやるぜ!

 内科医はショーツに手をかける。
 すると、瑠璃はご丁寧にも再び尻を浮かせてくれた。おかげで簡単にショーツを下げ、最後の一枚を手にすると、脱衣カゴに置くフリをしつつも、少しのあいだ生地に残った体温を楽しみ弄ぶ。
 何食わぬ顔で振り向き、今度は瑠璃のアソコに視線をやった。
 長く伸びた様子の毛は、一本一本が細く薄い。色合いの薄らとした灰色の草原が三角形に広がりつつ、その下にある性器のワレメは、まるで穢れを知らないように真っ白で、生まれたてのように初々しく見えてしまう。
「なるほど、綺麗な生え方をしているし、ワレメも若々しくて可愛いと思うよ。いいアソコをしているんじゃないかな?」
 性器を褒め称えるような、非常識な言動を内科医は行った。
 こいつなら平気だろう。
 そんな気持ちから放った言葉であった。
「お見苦しくは……」
「そうでもないね。ま、性器が見苦しいくらいだったら、手術なんて一生かかってもできやしないよ」
「はあ、それもそうですね」
 気のない返事だが、少しは表情に歪みが現れ、恥じらってはいるらしい。性器のことを話題にして、外見を声に出して指摘した成果はあった。
「じゃあ、ちょっと恥ずかしいんだけど、足を開いてもらえるかな。しっかりと広げて、自分で自分の膝を抱える感じで」
「……こうですか?」
 一瞬だけ躊躇う間があるも、結局はあっさりと脚を動かし、大胆なM字開脚によって瑠璃は自らの膝を手で抱える。膝が脇にくっつくほどに折り畳まれ、こうなると腰が上向きに曲がってお尻の角度も上がってくる。
 肛門が丸見えとなり、皺の窄まりに目がいった。お尻の穴が見えるに加え、性器も乳房も見える状態は、三つの恥部を全て好きなように鑑賞できるポーズと言えた。
「体温計。入れるからね」
 粘膜の損傷を防ぐため、先端に活性油を塗り施した体温計の用意をして、内科医は覗き込むようにしてお尻を見る。
 お尻の割れ目は、ポーズのために左右に広がり、だから肛門は隠れない。普通なら割れ目の奥に潜んだ皺の窄まりは、その黒ずみをあらわにして、放射状の皺の形をくっきりと見せてくれていた。
 肛門に狙いを定め、先端を当てて押し込んでいく。
 深々と埋め込んだところで、お尻から体温計を生やしたような固い尻尾の伸びた状態が完成した。
「ついでにアソコを確かめるよ。性器の中を触っても、何か異常な反応が出る場合もあるからね」
 内科医はビニール手袋を嵌めながら、指先に専用のジェルをまぶしていく。
 もちろん、不要な行為だ。
 内診の知識は揃っているが、産婦人科医ではないので実際にやる機会はない。ただの好奇心で性器をほじくり、指を出し入れするつもりでいる。
「さ、さすがに恥ずかしいですね」
 やっと、瑠璃はそう言った。
 苦笑しながら、半笑いの表情で、その程度しか恥じらわないのはおかしいだろうに、瑠璃は内科医を何も警戒していない。元々が単なる診察であり、従って当然としか思っていない無頓着さで、こんなことまでしなければ羞恥心の存在を確認できない。
「ではいくからね」
 右手の指を性器のワレメに近づけて、指先で擦っては膣口の位置を探り当て、ジェルの滑りを利用しながら徐々に内部へ埋め込んでいく。医療用のビニール手袋を介した感触は、そのままの指を入れた場合と差異が少なく、生温かいぬるりとした肉の感じがよく伝わる。

 へへっ、何だかんだいって、女子高生のマンコだ。
 じっくりイタズラして、特をさせてもらうからな。

 最初は内診の作法でもって、左手で腹を押しながら行った。子宮や卵巣の位置を指で確かめつつ、膣に挿入した指でも内部を探る。完全に婦人科検診のやり方だが、瑠璃ならば先ほどの腹を押したりしていた触診の延長だと思ってくれるだろう。
 熱い感触に指は包まれ、やがて内科医はピストン気味に手を動かす。
「それにしても、お尻の穴には体温計、アソコの穴には指ときているけど、さすがに辛い思いをさせているよね」
 気遣う言葉を使いつつ、内科医は左手を腹から離し、乳房へと移して揉みしだく。
「必要なら仕方ないですし」
「ま、そうだけどね」
 左手に伝わる乳房の感触はもっちりとして、深く指を押し込めば、五指の隙間からいくらでも肉が盛り上がる。揉みしだき、さすり回し、乳首をイタズラしてといった具合に、思うように乳房を楽しむ。
 その一方で右手は膣壁の感触を確かめて、指の出し入れに努めていた。しだいにクチュリとした水音が鳴り始め、愛液の気配が現れ始める。
「んっ、んぅ…………んっ、んっ、んぅ…………うっ、んぅ………………」
 少しずつ瑠璃の息は乱れていた。
 それでなくとも、高熱で火照っていた顔は、わずかに赤みを増している。
「また気持ち良くなってきた?」
「すみません。紛らわしくて」
「いいや、大丈夫だよ」
 無理のないペースで始めたピストンは、愛液の様子を見ながら段階的に活発さを上げていき、ゆったりとした振り子のような速度で責め立てる。
「んぅ…………んっ、あっ、んぅ……………………」
 気持ち良くなるにつれ、瑠璃は全身をモゾモゾとさせていた。腰がモゾつき、脚ももぞつき、感じれば感じるほど目尻が歪む。
 軽いデコピンで、乳首を不意に攻撃した。
「あっ……!」
「今のところ、感じるのは性的な快感だけかな?」
 そう尋ねると、瑠璃は一瞬だけ目を見開き、次の瞬間にはどことなく泣きそうな申し訳なさそうな顔を浮かべていた。
「あぁっ、んぅ……ほ、本当に……すみませっ…………んっ、診察なのに……こんな…………はしたないですよね………………」
「気にしない気にしない」
 内科医は単なる手マンを続けていき、左手での乳揉みも意欲的にこなしていく。

 考えてみりゃ、これはこれで面白い反応だな。
 最初はキレそうになったけど、ここまでくればレアな女だ。
 へっ、得したもんだぜ。

 くちゅっ、クチュ、ちゅくっ、クチュリ――ピストンに伴い、いやらしい水音が鳴り響き、それが瑠璃の表情を歪めている。診察の場で、せっかく丁寧に見て下さっている医師の前で、はしたない気持ちになって申し訳ないとばかりの顔を浮かべて、そんな自分を気に病みながら、瑠璃は喘いでしまっている。
「あぁ…………んっ、んぅ………………んっ、ふぁ………………ふっ、ん、んふぁ…………あ、あふぅ…………んっ、ん…………ん…………ん………………す、すみませ…………」
 瑠璃はすっかり感じていた。
 感じる自分を気にしていた。
 そんなところで体温計の音が鳴り、内科医は手マンをやめて肛門からそれを引き抜く。数字を見れば、やはり高熱になっている。

 うーん、まあ十分に楽しんだ。
 熱のある体だし、遊ぶのはここまでにしてやるか。





 
 
 

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