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  • ボクのために戦って負けて犯されて!?


     
     
     
     強い女が犯されるエロRPGです。

     このゲームの面白いところは、戦闘コマンドがヒロインの足を引っ張るために存在することですね。

     『あなたが戦闘中に選べる行動は「見守る」「妨害」「アイテム」のみ』

     どういうことかというと・・・・・。

     ① まず主人公の少年は女騎士や剣士などのヒロインを護衛として雇います。

     街中には護衛として雇うことが可能な女の子がいます。
     話しかけて雇ってから町の外へ出かける仕様です。

     ② 護衛に守られながら出かけていき、途中でモヒカンの盗賊に襲ってもらいます。

     そうです。主人公少年と盗賊は初めから手を組んでいるわけです。
     少年が護衛ヒロインを連れてくることを予め折込済みで襲いに現れるのです。

     ③ コマンド選択で戦いの邪魔をして、ヒロインを敗北に導きます。

     よろけるコマンドを使って、わざわざよろけて戦いを妨害したり、
    「右・・・いや、左!」みたいなことを叫んで邪魔したりです。
     そうやって、わざとヒロインの足を引っ張り、敗北に導く仕様です。

     つまり、女の子自身はわざと負けているわけではありません。

     エロRPGでは、敗北Hを見やすくするため、自滅スキルやアイテムが登場する作品もありますが、
     このゲームの場合はもっと本当の意味できちんと敗北といいますか。
     女の子の行動、戦闘スキルを選択するわけではないので、

     それだけに「この子はわざと負けたわけじゃないんだ」という実感が強くなります。

     プレイヤーが自滅アイテム・スキルを選ぶわけではない。

     あくまで、男視点から足を引っ張るだけ。

     だからこそ、そういう実感が強まりました。

     さらにまとめると・・・・

     ・エッチイベントには羞恥心を煽る台詞やシーンもあります。

     ・女の子は自分が初めから罠にかけられているとは知らないので、護衛を守りきれなくて悔しいと思っています。

     ・悔しくなりながら犯されてくれます。

     DMMやDLsiteでの紹介文では、

    【こういうのが好きな方にオススメしたい】
    ・敗北Hに燃える。だからこそ、わざと負けるのはちょっと…。
    ・人質を盾にHを強要。
    ・屈辱・恥辱、悔しさのあまり涙目、とか。
    ・エロい子をエロい目に遭わせるより、真面目で高潔な子を陵辱する方が燃える。
    ・一風変わったRPGがやりたい。

     とありますが、その通りです。

     とっても、最高でした。
     
     
     
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  • 人妻オマ○コおっぴろげ謝罪

     クレーマーに謝罪をさせる。
     そんなコンセプトのこの作品は、

    僕を疑い侮辱した強気な職女にオマ○コおっぴろげ謝罪を要求!!
    僕を疑い侮辱した強気な職女にオマ○コおっぴろげ謝罪を要求!!2
    僕を疑い、恥をかかせた強気で生意気な女子校生を全裸にして謝罪要求!
    プライドの高いインテリOL 屈辱のマンコ開帳謝罪

     などの類似作品です。

     パッケージ画像の煽り文句にも有りますが、

     睨むようなツン顔、顔とは裏腹でおマンコはトロトロ。

     この点がきちんと通されていて、上記の類似作品同様に快楽堕ちで喘ぎ始めるこごがありません。

     「隣のキャリアウーマン」「モンスター・ペアレント」「近所のクレイマー」

     といった三人の女性が登場しますが、いずれも高飛車。

     クレームを覆され、謝罪や性交に持ち込まれても、どこか高慢な態度を守って自分の足場を保とうとしている表情と、そんなツンとした顔の女がフェラやセックスを強要されていく姿が良い。いかにも屈辱といった顔つきが垣間見え、強気に意地を張ったまま最後までヤり抜く作品です。

      一人目、モンスターペアレント

     おわかりでしょうか?
     この目つきといい、首の角度といい、まさに嫌味な母親キャラです。
     PTA会長とも言っていました。

     マダムを気取ったような、上品気取りの敬語口調。

     そんなモンペが息子を殴った教師にクレームをつけに来るが、その場に息子が駆けつけ、自分は嘘をついたと謝りに来るので、クレームの内容が覆される。今まで散々に謝罪を要求し、教師のことをコキ下ろす発言までしているので、途端に決まりが悪くなってそそくさと帰ろうとするモンペ。

    「ちょっと待った」

     と、呼び止めて謝罪を要求。

     脚を開かせたり胸を鷲掴みにすると、動揺したようなビクっとした反応をその都度見せ、それでいてツンと顔を背けて強がる。睨み返したり、さも余裕を気取ろうとする表情を見せたり、まさしく高飛車女が責めを受けている姿がたまらない。

    声を我慢する姿なども見せてくれる。

      二人目は近所のクレーマー。

     「今朝祖母が見たって言ってたんですけど、うちのゴミを漁ってたとか」

     というクレーム。

     「どうせこれも拾いもんでしょう?」
     「ゴミ臭っ」
     「どうせゴミ拾って生活してるんでしょう?」
     「この野良犬が」
     「警察に行きます? それとも呼びます?」
     「あなたのような野良犬が近所に住んでるなんて気持ち悪っ」

     間違ってゴミと一緒に財布も出してしまい、その財布が見つからなかった。だから漁っていた男が盗んだ犯人だと決めつけ、部屋まで踏み込んで散々に言い散らかすも、今一度おばあちゃんに電話して確かめれば、あっさりと財布が見つかったと判明。

     好きなだけ言い散らかしたクレーマー女の末路は……。

    こうなります。

     この人は呆れ返ったようなため息をつきながら、ハイハイそうすればいいんでしょう? と言わんばかりの態度の悪さが多かった感じです。セックスのあいだも、ここまでしといてまだ足りないのかと言いたげな雰囲気が伝わって、 嫌味なクレーマーを犯している感じが良く出ていました。


     どこか不貞腐れたような面倒くさがっている表情も多く、それが喘ぎ声を我慢し始めるのは最高。

     「気持ちいいんでしょう」
     「いいえ?」
     尋ねれば、そんな訳がない、馬鹿じゃないかと言わんばかりの勢いで即答するも、やっぱり喘ぎ声は聞こえ始めてしまっている。強がりながら、嫌がりながら感じている姿が最後まで貫かれる。

      三人目。
      隣のキャリアウーマン。

     「あのですね?
      うちの娘の下着が盗まれまして、
      そしてあなたが監視カメラに映ってたんですけれども」

     完全に犯人と決めてかかった高圧的な態度で、
     目つきや口調や腕を組んだ振る舞いのすべてから、
     「あなたがやったんでしょう?」
     という決め付けオーラが放出されています。

     しかし、こうなります。

     睨み顔や不貞腐れ顔。
     ルックスは黒塚的に一番好み。

     この女性もまた、謝れば満足ですか? ハイハイごめんなさいね。といった態度。

     さっさと謝ってさっさと帰ろうとしているのに、誠意が足りていないので男の方がしつこく引き止め、もっと気持ちを込めろと言っているのを完全に面倒がっている。

     しかし、どんな態度の悪い顔つきだろうと、アソコは濡れてしまっている。

     この作品はもしかしたら、散々男を貶す言葉を使った手前、とても引っ込みがつかずに意地を張りつづけているとも言える気がします。何をされようと、セックスされようとも、絶対に誠意を込めた謝罪なんてしたくない女の姿という見方が可能です。

     それにAV女優は基本的に俳優でも劇団員でもないため、演技が必要なシチュエーションだと棒読みが目立つことはしょっちゅうですが、そうした中でこれはなかなか上手にやっていました。もちろんドラマや映画に登場するベテランの演技に比べると酷なのですが、下手というほど下手すぎず、十分に嫌味な人物像を演じ抜いていたと思います。

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  • プライドの高いインテリOL 屈辱のマンコ開帳謝罪

     この作品のコンセプトは間違った疑いと、それに対する謝罪。

     今までにレビューした三作品

    僕を疑い侮辱した強気な職女にオマ○コおっぴろげ謝罪を要求!!
    僕を疑い侮辱した強気な職女にオマ○コおっぴろげ謝罪を要求!!2
    僕を疑い、恥をかかせた強気で生意気な女子校生を全裸にして謝罪要求!

     などの類似作品です。

     書類紛失など、まず何がしかの不祥事が発生。

      ↓

     無実の人間を犯人扱い。

      ↓

     そして、無実の人間を散々コケにしていたことが発覚。

     「俺を疑ったんだから謝れよ!」

     そうしたわけで、「プライドの高いインテリOL」が謝罪を行う。
     しかし、その謝り方に誠意はなく、仕方なく言っているのが見え見えの態度。

     「誠意が足りねぇなぁ?」

     男に責められ、マンコを広げながら謝罪という屈辱に追い込まれる。

     どこか反抗の意思のありそうな眼差しを向ける。
     唇を丸め込み、頬を強張らせているいかにも屈辱我慢の表情。

     こうしたプライドの高さや嫌がっている面の垣間見える描写があり、それに一人目の女性は職業差別で貧相な清掃員になるしかなかった男とまで罵っている場面もあるため、格下相手にこんな目に遭っているというシチュエーションが完成されていてそそります。

     眉間に皺がより、頬が強張る。
     男から目を逸らす。

     苛立ちや悔しさの篭ったような「くぅぅぅぅ…………!」という息遣いが聞こえた部分もありました。

     「マンコ濡らしてんじゃねーかよ。変態が」
     「――うっ、違う…………!」

     なんてやり取りがあったのは本当に最高でした。

     挿入されても安易に乱れたり堕ちたりせず、あくまでも嫌がっているんだという点で一貫しているのは大きなポイントといえるでしょう。

     しかも、嫌がっている上で乱れた息遣いの音は聞こえたり、
     喘ぎ声を我慢している「んんんん!」という堪え声が出ていたり、
     不本意そうにしか見えない姿から身体の反応が見え隠れしているのもまたポイント。

     二人目の女性は、イジメの疑いで一人の男子を追及します。

     こちらのケースだけ、疑いは事実のようですね。

     女教師もこのポーズで謝罪の言葉を言わされます。

     さて、すると男子生徒は先生の股から愛液が出ているのを発見。

     「先生って、こういうことされるの興奮するんだ」
     「しないわよ……!」

     指で刺激を与えると、喘ぎ声を漏らしたり、身体をピクっと反応させる。
     しかし、口先では自分が気持ち良くなっていることを認めない。

     「あなたにこんなことされたって、全然……なんともないわよ……」
     「どうもなってないわよ」
     「興奮なんかしないわよ」

     感じながら否定したり、指摘されて首を振ったりしている姿が実にいい。

     一人目の女性と比べると感じていますが、やはり淫乱じみてうるさく喘ぐようなことは無し。
     「あん!」「いや!」だとかは単発で、時折漏れるような感じでしかありません。
     自分は感じていないし濡れていないんだという体裁をあくまでも保とうとしています。

     もっとも、さすがに挿入されると喘ぐ量は増えてしまいましたね。

     それでも口を塞ごうとするなどの挙動があったのは良ポイント。

     三人目は女性捜査官。
     無実の罪で、誤認逮捕をやりかけてしまう。

     この女性もやはり、濡れていることや感じていることを指摘しても、
     首を振ったり、否定の言葉を放ったりして、
     自分は何も感じてませんという体裁を保とうとします。

     じーっと顔を背け続けているシーンがGOOD!

     四人目の女性は面接官。
     メチャクチャふざけた人がやってきます。

     お馬鹿な学生や悪ノリの大学生のように振る舞うので、

     「あなたみたいな人間、雇うところ他にないと思うわよ」
     「もう全然駄目。出直してきなさい?」

     普通にそれくらい言われても仕方の無い男。

     しかし、実は社長の息子でした。

       「俺さ。オヤジのコネでもう入社決まってんだよね。
      まあ今日は冷やかしでさ。面接受けてみたけどさ。
      それも次期社長としてさ」

     「もうさ。アンタみてーな女、置いておくわけにはいかねーんだよなー」

     そして、謝れよと言い出すのです。

     「この机の上でマンコ広げて謝れよ」
     「何言ってるの? ふざけないで?」

     しかし、「は?やれよ」「会社クビになりたいの?」と責められ折れる。

     「……わかりました。やります。
      でも私は絶対にあなたを認めない」

     反抗意思のありそうな上目遣いで、認めないと前提を置いたのが良いですね。

     決して明るくない面持ちで、目が横に背けられている。
     不本意であることがありありと伝わる表情です。

     「なんか濡れてね?」
     「濡れてません」

     と、きっぱりと即答するシーンがあるのも良い。

     全編通して、不本意であることが一貫していました。
     今後もこのような作品が増えることを期待します。  

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  • 僕を疑い、恥をかかせた強気で生意気な女子校生を全裸にして謝罪要求!

     僕を疑いシリーズ第三弾。

     シリーズの良さに関しては「第一弾」と「第二弾」でレビューを行いました。  今回も概ね似たような良さが別の女優さんで見られるというわけですね。

     違いといえば、おっぴろげ謝罪ではなく全裸謝罪になっていることでしょうか。

     アソコを広げた状態で謝罪を行うのは、最初の二作では必ずあったシーンでした。

     しかし、おまんこおっぴろげという文字はタイトルから姿を消し、
     強気で生意気な女子校生と変更されています。

     登場女性は全員女子高生という設定なのでしょう。

     やはり、演技はきちんとそれっぽいです。

     まさに不満のありそうな表情

     一人目のこの子はなかなかでした。

     痴漢被害に遭ったため、相手の手首をきちんと掴む。
     「やめてくれませんか?」と堂々と言える気の強さ。

     ところが、手首を掴んだ相手が間違っていたため、無実の人を責め立ててしまうわけです。

       痴漢に遭ったのは本当なのに・・・・・・・・。

     無実の人を犯罪者扱いしてしまったせいで、裸で謝罪させられます。

     そして二人目。

     「さっき謝ったじゃん。あれが限界(にっこり)」

     ギャル口調で「キモい」とか「は?」とかいった言葉遣いをするんですが、恐ろしくそれっぽいです。

     かなりのウザさというか生意気っぽさが一番出ていて、それが犯される光景は面白かったです。

     イラっとするほど生意気なウザ子がこの有様で「すいませんでした」と口にするのが最高です。

     しかしながら、パッケージで表に出ているこの子は棒読みでしたね……。

     もしかしたら、淡々とした喋り方をするぶっきらぼうな子ということだったのかもしれませんが。

     本当の棒読みになってしまっていて。

     なので演技のそれっぽさでは、 二人目 > 一人目 >>> 三人目 でした。

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  • 僕を疑い侮辱した強気な職女にオマ○コおっぴろげ謝罪を要求!!犯してもツン顔でイキガマンし続ける意地張

    間違った疑いをかけてしまった女性に対して、

    男「そんな謝り方でいいのかな?」

    というわけで屈辱的なことを要求していくシチュエーションです。

     この作品の良かった点はタイトル通りに強気な女を意識している点だと思います。

    男「足を開きなさい」
    女「これで、いいですよね(強気)」

     要求された通りのポーズを取ったので、強気がかったトーンで「これでいいですよね」というわけです。
     まさに気の強い女性が辱めを受ける瞬間といった雰囲気が出ていてGOODでした。

     演技力が高いわけではありませんが、震えが入ったような強気じみた声のトーンが多くてたまりません。

     なんとも不服そうな表情をして見えるのも、強気を辱める上では良いものです。

       
     ↓目の前でショーツを脱ぐよう要求


     

     ↓その様子は撮影されている。

     そして、タイトル通りにM字開脚でアソコを広げてみせながらの謝罪を要求

    (台詞は本編より)

    男「それじゃあ、あなたのその局部を開いてみせて下さい」

    女「これでいいんですよね?」

    男「これでいいか。じゃないでしょう。あなた言う台詞が違いますよ。
      じゃあそのままで、もう一度、私にお詫びをしてもらいますかねぇ?」


    そして、↑の画面、このアングルのままで謝罪の言葉が語られていくわけです。

     なんとも素晴らしい構図

     愛撫が始まると、女性は下腹部をビクンと引っ込めるような反応をします。
     明らかに反応しているのに、「感じてるんじゃないの?」と煽ると「感じてないです」と即答。

     男の方も「僕が受けた屈辱がわかりましたか?」「これが反省の態度ですか?」といった言葉を投げかけ、
     愛液を指で絡めとってみせながら「これが反省ですか」と言ってみせる。
     相手に屈辱的な気分になってもらおうとするシチュエーションが伝わってきて最高です。

    「もう十分ですよね」
    「いい加減にして下さい」
    「お好きにどうぞ」

     といった女性のきっぱりとした台詞の数々。
     しかし、やっぱり感じているとしかいえない女性の様子……。

    「感じてるんじゃない?」

     と尋ねれば、意地を張って必ず「感じてない」と即答。

     途中からバイブが登場して、息を荒げた様子なりながら、
     全身をよがらせる姿まで見せ、下半身をビクビクさせておきながら、
     それでも感じてはいないと言い張り続ける。

     局部丸出しの女性とそんなやり取りが続くというのは、
     立場の違いを教えてやれている気分でとてもよかったです。

     世の多くのAVは女性が簡単にヨガりまくったり、イキ狂うようなシーンへ入ってしまいますが。

    ・女性はあくまで嫌がっているし不本意
    ・屈辱を受けている
    ・だけど感じはしている

     といったそれらの様子が描写されているので、
     強気な女性が悔しがるのが好きな黒塚の趣向にはとてもぴったりでした。

     何よりも好きなシーンは・・・・・

     挿入されると・・・・・・・・

        声 を 我 慢 し 始 め る

     タイトルにある「犯してもツン顔」を貫いた作品です。

     問題があるとすれば、好みの女性が一人目だけだったことですね・・・・。

     一人目の美人さに比べると、二人目と三人目が見劣りしてしまうという・・・。

     しかし、一人目のパートは確実に良かったですよ。

     挿入されながらも「感じてない」と言い張り続けてくれますから

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  • 僕を疑い侮辱した強気な職女にオマ○コおっぴろげ謝罪を要求!!2

     謝った疑いをかけてしまい、その謝罪を要求するシチュエーション。

     僕を疑いシリーズ第二段。

     普通のAVだとヒィヒィよがったりしてしまうことが普通ですが、このシリーズでは生意気だったり高飛車だったり、嫌な女だったりするようなのが犯されていく内容です。

     一人目の女医さんからして、かなりそれぽさが出ていました。


     「何をとぼけてんの?」
     「今更そんなこと言ったって、何にもならないわよ?」
     「大事にならないうちに早く出しなさい?」
     「財布よ財布。ここ、少し空けている間に無くなったの」

     初っ端から、物凄い疑いっぷりです。

     もしかしたら違うかも、誤解かも、だなんて可能性はまるで考えない。

     目の前の男を犯人だと思い込み、女医さんの頭の中は自白を促すことだけです。

     「診察室は許可無くして入れないんですよ」
     「じゃあ何?患者さんが勝手に入って盗ってった。そういうこと?」

     反論してもこの勢い。
     どうせあなたなんでしょ?という勢い。

     「清掃員なんてたかだか少ないお金しか稼げないものね」

     とまで言い出します。

     はい、ところが――

     「朝一緒に来た時に、車の中に忘れてっちゃったでしょ」

     あれだけ頭から決めてかかって、清掃員の職業まで侮辱しながら疑っていたのに。

     この人、途中で服を脱げとまで言っています。

     それなのに、ひょんなことからあっさりと疑いが晴れてしまいます。

     「もぉー……。盗ってないなら盗ってないって、はっきり言ったらどうなの?」

     いいえ、十分に言っていました。

     普通に盗っていないと繰り返していました。

     「紛らわしいのあなたの態度」
     「はっきり、違う! っていう自己主張って、すっごい大事だと思う」

     あれだけ疑っておいて、今度はドヤ顔でそんなことを言い出します。

     ここから男性の反撃が始まります。

     「謝ってもらえますか?」
     「全然誠意が見えませんね?」

     普通に謝るだけでは誠意が足りない。

     誠意を見せるために足を広げろ、服を脱げ。

     段階的に要求しながら追い詰めて……。

     最終的にタイトルにある「おまんこおっぴろげ謝罪」へと進んでいきます。

     あくまでも態度の悪い表情。

     しかし、だからこそ嫌な女を懲らしめている感じがあります。

     散々疑った相手が無実だった気まずさも、しっかりと表情に出ています。

     よくあるAVのように煩いほどの喘ぎ声はありません。

     きちんと最後まで、まるで悪いことをして怒られているような気まずさを帯びた表情をしてくれているのです。

     人に不審者の疑いをかけた女教師

     痴漢の疑いで駅員の元へ連れて行かれた男

     この駅員女性も男を頭から疑ってかかりますが、被害者女性が本当は別の人なんですと、なかなか言い出せなかったんですと告げることで疑いは晴れ……。

     このポーズで謝罪という末路

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  • 屈辱の全裸インテリOL 横山美雪

    陵辱込みのCMNF作品です。

    あるプロジェクトで膨大な損失を出し窓際部署に配属された美雪。昇進した元部下から男性社員がいる前でストリップを強要され~

    というあらすじになっていますが、女優の横山美雪さんはまさに屈辱を堪えるような演技をなさってくれているのが最高でたまりません。男達に反意を見せながらも、しかし逆らえない立場のために一枚一枚脱いでいく。

    そして、スーツを着た男達の中でただ一人だけ全裸になってしまうのです。

    しかもただ脱ぐのではありません。

    「見ないで下さい(怒)」

    ストリップを強要され、普通に怒っています。ちょっと半ギレ風の言葉遣いを時折返しているものの、やっぱり逆らえる状況ではないため、脱いでしまうのです。

    途中で胸を腕で隠したり、しゃがみ込むシーンがありますが、すると周囲の男は煽るような言葉を投げかけます。

    「見えませーん」
    「見えません元課長」

    タイトルの通り、「屈辱」がきっちり表現されているわけです。

    要所要所で屈辱を示す表情が演じられ、要求されたことや言われた台詞に対して「なに言ってんですか?」というような。やや反抗的な台詞を言うことで、屈辱というものがより表現されている気がします。

    挿入シーンでも机に両手をつきながら、悔しそうに頭を落とす美雪さんの尻に向かってピストン運動をされるのです。屈辱にうな垂れる美雪さんは、ただただ屈辱に耐えながら腰を掴まれているしかありません。

    「屈辱」というものを表現する意欲が感じられる作品でした。

    ちなみにですが、最初のフェラチオシーンでは尻の後ろから映したアングルが少しだけあるのですが、肛門がキュゥッと引き締まるシーンが一瞬だけありました。

    本当に一瞬ですが、アナル視姦フェチにはたまりません。

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  • 町に出入りの検問所 リーゼ陵辱

    
    
    
     ギルド登録所で行われる手続きでは、性別や生年月日といったプロフィールの記入はもちろんのこと、さらには男女を問うことなく全裸となり、全身の写真を撮影する。カメラと呼ばれる魔法道具で取り込んだ絵は、個人登録データの作成に使われ、登録した人間の情報は電波水晶によって各地に送信されるのだ。
     ギルドカードを持つ冒険者は、あらゆる国や町に出入りする際、検問所にカードを提示しなければならない。
     カードを受け取った検問兵は、電波水晶からデータを取り出し、冒険者の肉体を写真と照合する取り決めである。
     つまり、全裸にして、撮った写真と見比べる。
     看破魔法で嘘を見抜くだけでは物足りず、そこまで厳しくした原因は、擬態能力を持つ魔物の増加や変化魔法の悪用にある。特に看破魔法が効かずに、嘘をつき通せる手合いは厄介で、検問所でルール改正がなされる前は、随分と魔物や悪人の通行を許してしまった。
     しかし、写真照合の取り入れにより、これは激減する。
     何故なら、擬態や変化では、本人が知っている姿にしか化けられない。顔だけを知っていて体格を知らない相手に化ける場合、おっぱいのサイズが本物とは異なってしまう。服の下に隠れたアザを再現できない。といったことが起こるのだ。
     まして肛門のシワの数など把握する機会はないものだから、尻の穴を見れば偽物と本物の区別は一発で可能である。。
     もちろん、戦闘に負けるなり、捕まるなりした冒険者が、裸をじっくりと観察されてしまえば、肛門の形に至るまで正確な変化が行える。肉体関係の男女なら、服の下に隠れた身体敵特徴を知ることができるから、女を騙くらかす男や、ハニートラップ的な手口がないでもない。
     絶対完璧、というわけではない。
     看破魔法で嘘を見抜く手もあるが、対看破の魔法を身につけた奴には通用しない。
     しかし、たとえ抜け道を通っていくプロが存在しても、過去のザル状態に比べれば、水準は驚くほど上がっている。恐るべき確立で魔物の擬態を平和な町に通していた過去の現状は、おかげで可愛いものになったわけである。
     今を上回る優れた身体検査方法が登場しない限り、現状のやり方が続くだろう。
     そして、そんな検問所での身体検査が俺の仕事であった。
    
    「いいオッパイだな」
    
     俺は全裸となった女剣士の前に立ち、直立不動を保つ姿を、手元のページに載った写真と見比べる。
     ここで使うのは『登録情報の書』だ。
     この書物は普段は白紙のページしかないのだが、電波水晶が受信した情報を取り込むと、直ちに写真や文章が現れる。そこに基本プロフィールやギルドでの評定を記す項目と、それから裸を撮るだけ撮った裸体続きのページに差し掛かる。
     薄い胸だが、ぷっくりと控え目に膨らんだ形が可愛いもので、だいぶ好みだ。
     俺は乳房をしばらく眺め、写真との比較に相違がないことを確かめる。乳首の大きさや色合いも、特に問題はない。股間のアップもあるが、毛の具合もビラのハミ出た形も一致。
    「肛門を見せろ」
     女剣士は何も喋らず、ただ粛々と背中を向け、腰を折り曲げていた。
     自分で自分の足首を掴むポーズを取らせれば、尻の割れ目は左右に広がり、肛門は自動的に丸見えになる。俺は遠慮なく手を乗せて、存分に撫で回してやりながら、放射状の皺の窄まりを観察した。
     皺の本数に、色合いも一致。
     看破魔法を使った質疑応答でも問題はなく、この女剣士は善良な冒険者であると、この時点でとっくにわかりきっていた。
     普通はここで服を着せ、そのまま町に入れるのだが、どうも最近の権力者様は、俺達に甘い汁を吸わせてくれるらしい。検問兵にいい目を見せ、それがどんな政治的な意味合いを持つのかは知らないが、吸えるものは吸わせてもらう。
    「なお、ここで脱いだ衣服、持ち物、武器や防具など装備一式は、検問審査の手数料として一時的に押収され、所定の業務を済ませたのちに返還ということになっている」
    「……そう。噂通りね」
    「なに、長くとも一時間か二時間。中には三時間って奴もいるが、仕事さえ済めばアンタは無事に通れるよ。何なら温かいベッドに空きがある、一晩休んで出発してもいい」
    「丁重なおもてなしをありがとう。その手をどけてくれる?」
    「はいはい」
     俺は尻から手を引くが、ついでのようにペチンと、一発ばかり叩いてやると、姿勢を戻した女剣士は、肩越しに露骨に睨んできた。恨めしい視線の下では、頬が熱く燃えたぎり、顔から火が出るとはこのことかと言いたくなるほどの恥じらいに歪んでいた。
     この瞬間を待ちに待ち望んでいた俺の部下は、俺が目で許可を出している様子を見るに、女剣士を別室に連れて行く。
     どんなお仕事かは、想像にでも任せよう。
    
     次も女剣士だった。
    
     リーゼという名で、茶髪をゴムで束ねた彼女は、腰のベルトを取り外し、背中にかけていた弓矢もテーブルに並べていく。グローブに、革の胸当てに、次々に装備を外していき、シャツとスカートを残すのみとなったリーゼは脱衣を始める。
     ここの実態を知っている顔だった。
     そして、この実態を作り上げた権力者も、冒険者がここを利用せざるを得ないことをわかってやっている。
     俺が務めるこの検問所を出入りしなければ、冒険者はロクに稼げない。高額な依頼の現場は、そのことごとくがここを越えた先で、逆にギルド本部付近は平和過ぎて仕事がない。ないことはないが、稼ぎの少ない雑魚モンスター狩りの仕事を大勢で奪い合うより、魔物が多く生息している危険地帯へ出向いた方がいい。
     そして、危険な地域へ続く場所には検問があるのが普通のことで、他の村や町へ行ったところで変わらない。検問の設置がされていない村などは、自衛しなければ定期的に魔物が襲撃に現れ、自衛しきれなければ滅ぼされる。
     検問を越えなければ、大きな仕事はほとんどない。
     徒歩で半日程度の遠出せざるを得ず、必然的にここを通過してく必要があるのだ。
     身体検査を嫌って迂回して行こうにも、俺の地域の場合は、険しい剣山と、そこに住まう巨竜の群れが遠回りを阻止している。空でも飛べれば話は別だが、飛べたとしても巨竜とやり合う覚悟がいる。
     冒険者にでもなって、剣や弓の腕前で稼ぐしかない連中にとって、検問所の出入りは死活問題である。たとえ実態をわかっていても、嫌でも通らざるを得ないところに、権力者はこういう実態を作り出したのだ。
     もう何度でも出入りしているベテランなら、実態に
    噛みしつつも、そうそう恥じらうことなく脱いでしまい、中にはあっけからんとした顔でお勤めをこなす奴もいる。逆に初めて通る者、いつまでも羞恥心の強い者は、なかなかに躊躇いの宿った手つきでシャツを上げ、下着を脱ぐのだ。
     余談だが、男の通行に関しては、痴女か同性愛者が審査を行う。痴女を相手にお勤めを果たせるのなら運の良いもので、そちらの気もないのに男同士など苦行もいいところだろう。もちろん俺も苦行は真っ平だ。
     リーゼは初めての通行だった。
     だから、恥ずかしい体験をしたのはギルド登録時の写真撮影のみで、オッパイどころか肛門までパシャパシャと撮られる気持ちはどんなものであっただろう。
     シャツを脱ぎ、スカートも脱いだ純白の下着姿で、リーゼは太ももにナイフを巻き付け隠し持っていた。
    「なるほどな」
     書類通りだ。
     脱いだブーツを改めれば、こちらにもナイフが隠れていた。盗賊や他の悪質冒険者を警戒して、見えない場所にも武器を潜ませているわけだ。戦闘で剣を失うなり、宝箱をこじ開けるなり、まあ色々と汎用性はあるだろう。
     こうした隠し持つ武器に関しても、書類への記入を行わせ、俺や他の検問兵で検める。だから身体検査で危険物が出てきても、申告通りのものなら問題にはならない。
     テーブルに並んだ剣、弓矢、ナイフの本数は申請通りだ。
    「確認した。下着も脱げ」
    「ええ、脱げばいいんでしょう? ついでに余計なお勤めを免除する方法は?」
    「金だな」
    「よくわかったわ。いい仕事ね」
    「ああ、いい仕事だ」
     下着まではどうにか平気でいられたリーゼの様子も、ブラジャーを外したところで朱色へと変わっていき、ショーツを脱げばしっかりと顔は赤らみきっていた。
     さて、あとは『登録情報の書』に電波水晶の中にある情報を取り込んで、ページの中に浮かび上がる裸体と比較する。
     乳首、問題なし。
     乳房の大きさも写真と一致、毛の生え具合については、写真の方が濃く、現在は剃ってあるものの、毛の具合くらいはいいだろう。根本的な毛質が違っていれば問題だが、そんなこともなさそうだ。
    「見ろ、お前の尻の穴だ」
    「――っ!」
     肛門をアップにしたページを見せつけると、リーゼは口元を歪ませ、引き攣って、悔しげに拳を握り締める。
    「見比べてやる。後ろを向いて、肛門が見えるようにしろ」
    「……くっ」
     リーゼは俺に背中を向け、豊満な尻の割れ目が開ける姿勢へと、腰を二つに折り畳んだ前屈の、自分で自分の足首を掴んだポーズを取る。開けて見える肛門の、灰色に黒ずんだ皺の窄まりをじっくりと観察した。
     ページに浮かぶ肛門と、パっと見た限りは一致している。
     皺の数を数えても一致、色合いは言うまでもない。
     作業に慣れた俺は、肛門の一致も素早く確認できる。細かな皺の具合から本数まで、数秒で判別がつくまでになっているが、せっかくの上玉である。ロクに触りもせずに検査を終わる手などない。
     俺はぺたりと、尻に手を乗せてやり、意味もなく撫で回す。
     いい感触だ。
     スベスベしていて、いつまでも撫でていたくなる。
    「うっ、あの……」
    「誤判定があったらまずいからな。慎重にやらせてもらう」
    「どうせ触ってるだけ……」
    「触るだけ? んなわけない、ここをじっくりと確かめてんだよ」
     俺は皺の窄まりをつついてやり、尻がぴくりと、穴もヒクっと反応する。
     さらには、いかに肛門をよーく観察しているか、肌でしっかりと感じてもらうため、俺は息がかかる距離まで顔を近づけ、至近距離から執拗に視姦した。
    「ど、どうせ済んでるんでしょ……!」
     声が震えていた。
    「そうとも限らない。間違いは誰にでもあるからな。皺の本数が合っていたか、確認のためにもう一度数え直さないとな」
    「最悪…………」
     耐え忍んでいることだろうリーゼの尻穴に、俺は指の腹を押し込みグニグニと、凝りでもほぐさんばかりに揉んでやる。
    「最悪ついでに、こことアソコなら、どっちをジロジロ見られるのが恥ずかしい?」
    「どっちも同じでしょ…………」
    「そうか。ところで、登録情報では処女とあるが、今でも処女のままか?」
    「……そうだけど」
    「なら、性器の穴の形も確かめないとなぁ?」
    「絶対もう十分でしょ」
     震えた声には、どことなく怒りさえ籠もっているが、激情に任せて暴れでもすれば、自分が犯罪者として扱われ、逮捕されるとわかっているのだろう。冷静に自分を抑え、何とか耐えている女は実にそそる。
    「テーブルで仰向けだ。アソコがよく見えるようにM字開脚になれ」
    「本当に……」
     テーブルに上がり、開脚を披露するリーゼは、俺とは目も合わせられないご様子で、顔を背けた赤い耳だけをこちらに向ける。
    「なるほどな」
     俺はさっそく指で開いて覗き込み、桃色の肉ヒダにある膣口を拝んでやる。やはり『登録情報の書』とは色合いも何もかも一致しており、穴の周りに張った白っぽいものが処女膜か。
    「これで……さすがに検査は終わったでしょう……!」
    「検査はな」
    「うぅ……それで、お仕事ってわけ……」
    「わかってるじゃねーか。話が早い」
     俺はベルトを外し、ズボンの中から滾った逸物を解き放つ。
     なに、避妊魔法は使ってやる。
    「今は順番待ちがいないからな。俺が相手してやるよ」
     こちらに目も向けようとしない、耳の染まり具合が目立った横顔を眺めつつ、俺は亀頭を押しつけ腰を沈める。
     いい具合じゃないか。
     何と例えるべきか、熱々に熱せられたスライムかパン生地あたりで、潰れるわけもないのに肉棒を強く圧して、潰そうとしてくるような強い締め付けと、ヒクつく蠢きが至福の快感を与えてくる。
    「最悪…………」
     安心しろ、避妊魔法は使ってやる。
     というわけだから、遠慮なく中出しさせてもらう。
    「うっ、ぐぅ……くっ、ふぅ…………」
     初めての痛みに、少しばかり苦しそうだ。
     穴の大きさに合わない俺の太さで、挿入によって裂けた部分から、いくらかの出血をしているわけである。痛みには個人差があるものだが、リーゼは痛がっているらしい。こんな場所で初体験を済ませ、さらには痛いだなんて、俺がヤっといてあれだが気の毒な話である。
     親切な俺は治療呪文で裂傷を直ちに直し、さらには感度上昇の魔法までかけ、初体験でも楽しめるようにしてやった。
    「よっ、余計な――真似……!」
    「ははっ、せめて気持ちいい方がいいだろう?」
     俺はせっせと腰を動かした。
     呪文一つで、あったはずの痛みが消え、スイッチでも入れ替えたように快楽に翻弄されるリーゼの有様は傑作だ。本当に溢れる快感に、明らかに戸惑った顔をして、慌てたように口をパクパクさせながら、歯を食い縛って声を抑えるのだ。
    「んっ! んぁぁ……ぬっ、うぅ……んぅ………………!」
     まるで苦痛に耐えるような顔で、喘ぎ声を我慢していた。
     打ちつけるたびにギシギシと、テーブルの板と脚が軋んだ音を立て、リーゼの胸も上下にぷるぷると揺れている。
    「んっ、ぐぅ……んぅ……ぬっ、んぅ……んぅ…………」
     よほど声だけは抑えたいのか。
     その我慢している表情が最高だと、本人は気づいていないのか。
    「唇をよこせ」
     確かキスも未経験と、登録情報にはあったのだが、俺は遠慮なくリーゼの顔を両手に掴み、問答無用で顔を近づける。キスを拒んで左右に暴れ、唇だけでも守ろうとする耳元に、逆らうと牢獄行きであることを囁けば、簡単に大人しくなっていた。
    「本当に……最低………………」
     涙ぐんだ目で、俺を睨んでいた。
     そんな睨み顔に向け、唇を一気に覆い被せてファーストキスを奪い取る。頬張り、舌をねじ込み、俺の口内にリーゼの呼気が入り込む。鼻息も当たって来る。伸ばした舌を踊らせれば、歯の硬い感触と、歯茎に触れた感じから、さらにはリーゼの舌とも絡み合った。
     口を離すと、唾液の糸が引いていた。
    「……ご満足?」
     さらに鋭く、俺を睨んでいた。
    「ああ、その顔が快感でヒイヒイいったら、もっと満足するな」
    「いわないから」
    「そうか? ま、試してみるさ」
     俺は固定魔法の呪文を唱え、リーゼの顔をこちら向きに固定した。固定といっても、加減によって数ミリから数センチの稼働は可能だが、基本的な方向から完全に顔を背けることはできなくなる。
     俺とリーゼの、睨めっこが始まった。
    
     ずるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……………………。
    
     じっくりと、時間をかけて腰を交代させていく。
     ぬるり、ぬるりと、俺の肉棒に密着している膣壁は、この股から少しずつ遠ざかる。やがて亀頭だけがはまった状態になり、俺はここから前進させた。
    
     ずにゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……………………。
    
     閉じ合わさった壁の狭間に、亀頭の切っ先を進めて割り開く。
     こんな時間をたっぷり続けて、急に激しくパンパンと、俺の肉棒に慣れきった膣壁を大胆に抉り抜く。
    「んっ! んっ、んぅ――んぁ……うっ、んぅ……んぃっ、あっ、くぅ…………!」
    「我慢するのも大変だなぁ?」
    「くぅっ、んっ! くっ、んんっ、ううっ、ん、ん!」
     睨み続ける目つきは立派でも、下の口はだらしないヨダレを撒き散らし、ピストンで密着させた俺の股には、陰毛にはリーゼの愛液がたっぷりと付着していた。テーブルも汚れ、腰振りだけで卑猥な水音も鳴っていた。
     しかし、続けていれば射精感も限界を迎えてくる。
     かれこれ、十分以上は責め立てても、結局は喘ぎ散らすことのないリーゼの中に、俺は堪えきれない射精を行った。
    
     ドクン!
    
     遠慮なく、中に放出した。
    「な……!」
    「避妊魔法はかけてやっただろ?」
    「そうだけど……!」
     それでも、膣内射精には慌てた顔になるものらしい。
    
     ドクっ、ドクン! ビュクン!
    
     わかっているはずだ。
     別に孕む心配はないというのに、それでもリーゼの焦燥に満ちた表情と、子宮に注がれたことへの不安の顔立ちが、孕んではいないかと切実に気にかける心境が見て取れた。条件反射というべきか、子宮の中に熱い液体が入っていると、そんな顔にもなるらしい。
    「最後までアヒアヒ言わなかったな。お前の勝ちだ」
    「……ふん。喜ぶもんでもないけどね」
    「勝者へのプレゼントとして、あと三回は注いでやる」
    「――は? えっ? ちょ!?」
     傑作だった。
     再びピストンを開始する直前の、いかにも慌てた「え? え?」とばかりの様子から、思い出したように歯を食い縛り、必死をこいた声の我慢に入る姿は、これほど楽しいものはない。
     三回と言いつつも、俺はあと四回も射精した。
     リーゼとのセックスにどれほどかけたかは数えていないが、一時間以上はしていただろう。通行人のいない、暇な時間帯の検問所とはそういうもので、暇なうちに楽しまなければ、行列を捌くときまで遊んでいる余裕はない。
     そう考えると、冒険者は何百人もの列を組んで押し寄せれば、こうした俺達の作る実態を回避出来そうだが、まあ無理だろうな。
     おっと、忘れてはいけないのが写真撮影と記録の更新だ。
     登録情報にあったキス未経験の欄を書き換え、処女だった膣口の写真の次のページに、新たな経験済みとなった穴の写真を挿入する。精液がこっぽりと溢れているバージョンと、指で書き出し、綺麗にしたバージョンで、二種類を用意しておいた。
     どんな気持ちだったことか。
     ヤられた挙げ句、ヤった後の穴も記録として撮影される。
     冒険で恐怖の魔物に囲まれるのと、今回の経験なら、果たしてどちらがマシだろう。さすがに残酷な死に方と天秤にかけたら、ここてちょっと気持ち良くなる方が良さそうだが、言葉の上では魔物の群れに喰われながら殺された方がマシだと言い出す手合いはいくらでもいるのかもしれない。
     リーゼはそれから、検問所を去って行く。
     元の町に戻る時、またここを通るわけなのだが、次はどうしてやろうか。
    
     おっと、来ないと思った次が来た。
     しかも上玉らしいが、俺は満足したばかりだ。
     さて、ならば誰に譲ってやろう。
    
    
    
    


     
     
     


  • 第8話「陵辱」

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      目の前に横たわった美人に、どのように手をつけても構わない。
     下須井ヒロマサにとって、それどころか世の男にとって、これほど楽しくてワクワクすることはない。
     特に自分に一敗食わせたことのある女というのがいい。沙織自身は覚えていないだろうが、下須井がクラスメイトをいじめたとき、正義ぶって助けに入った沙織の手で、完膚なきまでの喧嘩の敗北を味わった。
     どこから調査してきたのか。その仕返しをしないかとテレビ局から誘いを受け、あの恥辱のリングショーとなったわけだが、さらに沙織のコーチからさえ、どん底を味わってもらうために汚してくれと頼まれた。
     本来なら勝ち目のない女に突っ込める――最高だ。
    「さーて、どんどん楽しませてもらうぜ?」
     胸を鷲掴みにして返ってくるのは、パンパンに膨れたゴムが指を押し返すような力強さだ。
    「……ふん」
     好きに揉めばいいとばかりに一瞥して、すぐに下須井から目を逸らす。これだけ澄ました顔でも頬は朱色で、どこか強張った表情なのが面白い。
     さて、乳首はどうだろう。
     つまんでやると、少しだけ身をくねらすが、まだまだ出来上がりの感度にはほど遠い。突起を口に含んで舐め込むも、そうそう変化は訪れなかった。
     秘所に手をやる。
     決して濡れてはいなかったが、触れた途端にピクっと眉間に皺がより、いかにも我慢している様子が見てとれた。それは快楽の我慢ではなく、体にナメクジがくっついても、気持ち悪いものが付着してきても動じずにいるような、不快感に耐えている表情だ。
     素直でない身体を感じさせるには時間がかかったが、やがては甘い蜜の感触で指が濡れ、ようやく割れ目に糸が引く。
    「そういやリングでも濡れてたなァ?」
     耳元に囁いてやる。
    「――っ! 黙れ!」
     思い出し笑いなどあるものだが、ならば今の沙織の反応は、思い出しの恥じらいと屈辱に他ならない。
    「気持ちよかったんだろ? 何万人に見られて、アソコをパシャパシャやられて、雌穴がヒクヒクと疼いちまったんだろ?」
     煽る言葉を投げかけながら、指を活発に動かしていく。
    「勝手なことを! 私は……」
    「んなこと言って、今もお前は感じ始めてんだよ!」
     証明せんとばかりにクリトリスに刺激を与える。
    「んくぅ――――」
     内股を引き締め、痙攣じみてブルっと震えた。
    「ほらほら、試練なんだろ? 精神鍛錬なんだろ?」
     長く伸ばした中指を挿入して、活発な出し入れを行った。
    「――くっ! くぅぅぅ!」
     ズプズプと音が鳴り、沙織は強く歯を食い縛る。そのいかにも涙ぐんだ悔しそうな顔つきは、アソコが気持ちよくて仕方のない証拠といえる。
    「おら」
     弱点を見つけ、指腹でくいっと引っかく。
    「――あっ!」
     沙織は首で仰け反った。
     そして、振り乱した顔を戻すと、一層屈辱に濡れた表情でこちらを睨む。この世の全てが気に食わない勢いの不機嫌ぶりで、指のピストンを懸命に堪えるが、ともすれば声が漏れ、そのたびに悔やんでいる。
    
     ――ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ、
    
     下唇を噛みながら、恨めしそうな視線を向けてくる。その睨む目つきが少しずつ大きく開かれていき、しだいに驚愕のそれに変わっていくのは、絶頂の予感に対する不安か焦燥か。これからイクのだということがよくわかった。
    「――んっ! くあぁぁん!」
     背中をビクっと反らし上げ、果てた沙織は肩を上下に動かした。
    「どうだ? 気持ちよかっただろう?」
    「ふん。どうということはない」
    「お? そうかそうか」
     ならばと、下須井は再びピストンを開始する。ヒクヒクと力の入る膣口が、指を何度も締め付ける。
    「んっ、んぅぅ――」
     声の我慢が始まった。
     今度こそ堪え抜いてみせると言わんばかりに下須井を睨み、両手で口を閉ざして漏れ息だけを吐いている。
    「んんっ、んんふぅ――ふぅぅ…………」
     ピストンを早めていくほど、それは焦り交じりのものに変わってた。
     やがて――。
    「――くっ、くふぅぅ!」
     肩を小さく縮めるように、ビクビクと震えて絶頂した。
    「またイっちまったなァ?」
    「……黙れ」
    「お前はエロいんだよ。俺にヤられてイクくらいにな」
    「ふざけたことを……」
    「神谷ァ、色々と乗り越える気のようだけどな。気持ちよすぎてアヒアヒになるのも、時間の問題かもしれないなァ?」
     そういって下須井は、鈴口の濡れた亀頭を塗りつける。
    「……うぅっ」
     見るからに表情が変わった。
     さながら凶器でも突きつけられ、どうしようもなく戦慄の汗を浮かべて固まっているような姿は、本番行為に対する緊張感をよく現している。
     これから、入ってくるんだ。
     今からするんだ。
     そんな心の声が聞こえるかのようだ。
    「どうした? イクのが怖いか?」
    「誰が! 挿れるなら挿れてみろ!」
    「はいよ」
     ズプゥゥゥゥゥ――。
     狭い処女の膣口にねじ込んでいく。亀頭から根元にかけて、肉棒はだんだんと熱い膣壁の狭間に包まれて、生まれて初めて挿入される沙織の顔は、力んだ頬が痙攣じみてピクピクと震えていた。
    「かっ、くあぁぁぁ……!」
     亀頭が最奥まで到達すると、よく搾られた低い喘ぎが上がってきた。
    「へへっ、もらったぜ? 神谷の処女」
     下須井は腰を振り始め、存分に打ち鳴らして快楽を味わう。
     そこにあるのは勝者感だった。
     沙織が下須井を良く思っていないことなど承知も承知。この手でリングを恥辱のショー会場に変えたのだから、きっと後ろから背中を刺したいほどには恨まれているだろう。自分を憎んでいるはずの女に挿入して、楽しく腰を振ってやるのは、自分が絶対的な王様であることを強く実感させてくれる。
    「――くっ! うぅぅぅッ」
     自分は王様、相手は貧民。
     決定的な身分差が自分達のあいだにはあって、沙織のことをどのように突き回しても、喘がせても構わないような気がしてくる。
    「――くっ! くぅっ、んくっ!」
     腰を小刻みに動かせば、律動に合わせて肉壁が小さくぞよめく。汗ばんだ額の下には鋭い眼差しが光っており、猛犬が獲物に噛み付きたがっているようにも見えた。
    「気持ちいいなァ? そうだろ? 神谷ァ?」
    「だ、黙れ!」
    「イキたいんだろ? 俺の精液が欲しいんだろ?」
     打ち込んだ腰を後ろへ引くたび、根元の陰毛と秘所のまわりで糸が引き、ニチュニチュと汚い粘液の音が鳴っている。
    「貴様こそ! こんな機会でもなければ絶対に抱けない女だ。泣いて詫びるほどの感謝の顔でも見せたらどうだ?」
     快楽に負けまいと、勝ち誇った顔ばかりさせまいと、沙織は強気に言い返す。
    「悪いなァ? そんなさぞかし貴重なマンコを大衆に晒しちまって」
    「……貴様ァ」
    「ははっ、さしずめ百億の価値でもあったんだろうな。この神谷沙織様の激レアおマンコ様にはよォ」
     肉棒を差し込むたび、穴から愛液が溢れ出ていた。それは満杯のコップにゆっくりゆっくりと物を入れ、容量が足りずに滝となって溢れているようでもある。
    「くふぅ……くぅぅう……ぬぅぅぅ…………」
     素直に喘ぐことを恥じてだろう。歯を硬く食い縛り、頑として乱れ狂った淫乱の顔は見せまいと堪えている。
    「我慢しちゃってよォ」
    「が、我慢など……」
    「そうやって耐えていること自体が、気持ちよくて仕方のない証拠だよなァ?」
    「調子のいいことを……。おぞましいから耐えているんだ。ナメクジに触るのに、気持ち悪さを我慢するのと同じ話だ」
    「強がっちゃって、可愛いねぇ?」
     腰振りのペースを上げていく。
    「…………ぐっ……ぐぅっ……うぅっ!」
     両手はシーツを鷲掴みに、背けた顔は左右に振り乱れ、長い黒髪がベッドシーツに散らかっていく。横顔を枕に押し付けた沙織の視線は、恨みがましい非難を浴びせる目つきで、その瞳はグラインドに合わせて震えている。
    「ほらほら、喘げよ。認めろよ。お前は俺のチンコで濡れてんだ。感じてんだ。アヒアヒとだらしなく乱れちまいな」
    「だ、誰が――! くっ――!」
     シーツを掴んでいた両手の片方が、右手が口元に運ばれて、またもや声を封じ込める。突けば突くだけ息漏れの音は聞こえるものの、決定的な喘ぎ声は出てこない。
     またイカせてやろう。
     壁の弱点に亀頭が摺れるようにと意識的に腰を動かし、くびれをがっしりと掴みながら膣内を突きまわす。
    「――んっ! ふくぁっ、んっ、んくっ!」
     喘ぎ混じりの息漏れが、口を塞ぐ手の隙間から聞こえてくる。
    「おらおら、神谷ァ! お前のイキ顔をよく見せなァ!」
     顔面を両手で掴み、強制的にこちらを向かせた。
    「――んんんっ! くっ……のっ……きさ……まァ…………!」
     なかなかの凄い目つきだ。
     視線だけで殺しにかかってくる勢いの凶眼が、しかしながら快楽に震えているのは、普通に生きていれば決して見る機会など存在しない。凶悪な猛獣を追い詰め、手も足も出せない状態に落とせばこうなるだろうかというような、静かに快感を堪える姿は、耐え忍びながらも心の中では反撃の爪と牙を研いでいる気がしなくもない。
     ――じゅぷ! じゅぷ! じゅぷ! じゅぷ! じゅぷ!
     腰振りのペースを上げるにつれ、水音がよく響くようになっていくと、そんな目尻に涙の粒が溜まっていた。真っ赤な顔の涙目から、やがて左右で一滴ずつが垂れ落ちて、また粒が大きく膨らんでいく。
    「泣くほど気持ちいいか? あん? そうなんだろ?」
     沙織の股には、何かが集まっていく感覚があるはずだ。尿意によく似たものが強まり、それがだんだん我慢できなくなっていき、しまいには今ここで自分がお漏らしをするのではという動揺に囚われる。
     鋭い目つきが、大きく開くのがその合図だった。
    「ふぶぅぅ……! んん……んぁ……ッぁぅう……んくん……!」
     沙織はイっていた。
     肩が内側に寄り、頭も高く持ち上がる。太ももも内にしまって、身体が全体的に丸く縮まるようになって震えているのが、沙織が絶頂している姿である。肉棒を包む膣壁も、ヒクヒクとした脈動で刺激を送り込んできた。
    「――んっ! んくぅっ」
     ビクっと尻が跳ね上がり、あとは静かに肩を上下に息を漏らす沙織の膣からは、絶頂時に分泌された愛液がとろりと流れ落ちていた。
    「どうだ? 楽しい楽しいセックスの感想はよぉ」
    「最悪だ。貴様などに……」
    「そいつはどうも。俺もここらで射精と洒落込もうかね」
     下須井はペニスを引き抜いて、亀頭を沙織の顔面に向ける。駄目押しに手でしごき、すぐに吐き出される白濁の雨が、沙織の美麗な顔立ちに降りかかった。
     美人の顔を精液濡れにした光景のなんたるか。
     沙織の頬に、額に、鼻頭や唇にも、たっぷりと粘性を含んだ白濁の塊が、スライムを細かく千切って散らしたように付着している。
    「いい顔になったじゃねーか」
    「いい顔だと? 人に汚いものをかけて……」
    「おっと、お掃除フェラってのが残ってるんだぜ? 俺のチンコに残った汚いもんとやらを綺麗に舌で拭い取って、飲み込んでもらおうか」
     こんなことで体力を使い果たす沙織でもあるまい。
     背中に腕をまわして抱き起こし、目の前で仁王立ちとなり、口元に亀頭を突きつける。やはり恨めしそうな上目遣いを向けてくる沙織は、しかし静かに根元を右手で握り、長く伸ばした舌を近づけ、ざらつきの面を鈴口にぴたりとくっつけた。
     ――やればいいんだろう?
     と、不服そうな目がそう言っている。
    「ジュッ、ちゅむぅぅ…………」
     鈴口に軽く吸い付き、唇で噛むように先端から綺麗にする。
     ――ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ。
     手で肉棒の角度を変えていきながら、亀頭の付け根を舐め込んで、少しずつ粘液の残りを拭き取っていった。半勃ちにまで萎えかけていた下須井の肉棒は、このチロチロとした刺激に復活して、最高硬度を取り戻す。
    「全部飲ませてやるよ」
     下須井は沙織の髪を鷲掴みにして、またフェラチオをやるように導く。
    「ちゅむぅぅ……じゅっ、んぷぅっ、ちゅるぅぅ…………」
     ペニスが口腔に包まれる快感を味わった。
     唇のリングに力が入り、小さくすぼまることで肉竿が締め付けられる。頭の前後運動につれて、裏側に張り付いた舌がべったりと往復する。後方に引いた頭が、また前に進んでくる際には、上顎の内側に亀頭がぶつかり、舌と上顎で肉棒がサンドイッチにされてしまう。
    「んじゅ――あぷっ、んぷぅ――ジュジュ――れるぅぅ――――」
     最初のフェラチオと、セックスと、そして二度目の今のフェラチオで、唾液や愛液に濡らされ続けた下須井の肉棒は、皮膚が粘液でふやけている。
     やがて射精感のこみ上げた下須井は、両手で沙織の後頭部を捕らえ、特に遠慮もなく、むしろ当然の権利を果たすように白濁を撒き散らした。
    「んっ! んぶぅ――んぅぅ――――」
     急に口内に液をかけられ、苦しげにする声が漏れ聞こえた。
    「いいか? 一滴もこぼさないようにするんだ」
     ――つべこべと指図を……。
     と、言ったのかはわからないが、ああしろこうしろと言われて不満なのが、あからさまに目の色に浮かんでいた。
     締め付けが強まって、唇のリングは可能な限り最大限まで輪を縮める。
     ――にゅるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……。
     唇の力で噛み潰さんばかりの圧力が、肉棒を口内から吐き出すため、ゆっくりゆっくりと後退する。カリ首に引っかかり、亀頭を通って鈴口にキスをしているような状態を介して、沙織の口は唾液の糸を引いて離れていった。
     一滴もこぼさない言いつけを守るため、顎の角度は上向きに反っている。
    「ゴクン」
     喉が鳴った。
     自分の出した精液が沙織の食道から胃袋へと流れ落ち、これから消化吸収されるのだという何よりの証拠であった。
    「よーし、飲めたな?」
     こんな汚いものを腹に収めた気持ちはどんなものか。
    「……くぅっ」
     砕けんばかりに歯を噛み締め、憎らしそうに下須井を睨む沙織の身体は、怒りと屈辱でプルプルと震えていた。
    「どうだ? ザーメンの感想は」
    「最悪の味だ。二度と飲みたくはないな」
    「はははっ、そいつはいい。明日も明後日も飲ませてやるよ」
    「……さすがはゲスだな」
     せめて言葉だけでも返してやりたいように、恨みがましい声を震わせてきた。
    「それじゃあ、そんなゲスにヤられて濡れまくったお前の絶頂成果を一緒に確認しようじゃねーか」
     そういって下須井は、隣に座らせるように沙織を抱き寄せ、腰に手をまわしてくびれを撫でてやりながら、すっかり濡れたベッドシーツに目をやった。
    「神谷。お前がお漏らしをして、ベッドを濡らした結果だぜ?」
     わざわざお漏らしという言い回しを使うのは、もちろん下須井なりに沙織を煽ってやるためなのだが、たくさんの水分を吸ったシーツの染みは、実際見た目にはオネショをしたばかりの布団にしか見えない。
    「よ、よくもこんな……」
    「あーあー。しょうがねーから、神谷沙織のオネショは俺が始末しておくよ」
     ポンポン頭を叩いてやると、沙織は深く歯を噛み締めた。
    「また明日もよろしく頼むぜ? なんせ調教を頼まれちまったんだしなァ?」
     そう、一回だけでは終わらない。
     これから、調教の日々は始まるのだ。
    
    
    
    


     
     
     


  • 第7話「下須井との体験」

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     翌日から、神谷沙織は早速のように大河内ショウの元へ訪れ、今すぐにでも特訓を始めるつもりで動きやすいジャージに着替えていた。
     コーチの住む別荘は海の手前。
     大金持ちならではの大屋敷の窓辺からは、どこまでも広がる青い景色が美しく、また裏手には大きな山がそびえている。沙織はそんな豪奢な部屋に招かれ、そこでこれからの方針を告げられることになる。
    「まずは自分の敗北を認める必要がある」
     並行一番、ショウはそう言った。
    「敗北か……」
    「思うところはあるだろうが、言い訳をしたって意味はない」
    「……わかっている。それでどうする」
    「録画映像がある。まずは試合を振り返るんだ」
    「…………」
     沙織は閉口した。
     案内された部屋には大画面のテレビがあり、サイズでいえば体操マットや座布団数枚分には匹敵する。明かりを落として映画作品でも再生すれば、ちょっとした劇場気分が味わえることだろう。
     ショウが再生の準備を済ませ、それから二人は並んでソファに座る。リモコンによって画面がつくと、まず出てくるのは沙織自身が股を広げたあの場面だ。
    
     ――どうだ! 見ろぉ! これが神谷沙織の愛液よォ!
    
     映像の中にいる下須井は、鬼の首でも取ったように勝ち誇っている。指には沙織の愛液が絡みついており、あの恥辱が蘇るようで画面から目を背けてしまう。
    「神谷。しっかり見ろ」
     沙織は膝に置いた拳を震わせながら、苦しい思いで顔を持ち上げ、そこに映る自分自身の耳まで赤い表情に目をやった。あの時は指で顎を掴まれ、逸らしていた顔を強制的にカメラ向きにさせられたのだが、自分のしていた表情を見ると何も言えない。
     いかにも許して欲しそうな、これから泣いて命乞いをしてもおかしくない顔つきは、とても自分のものとは信じられない。
    え それに、あのリングで受けた屈辱はこれだけではない。
     沙織はあのあと、さらに酷い仕打ちを受け、その全てを実況され、丸ごと映像に収められてしまっている。
     四つん這いにさせられた。
     マットに顔を押し付けられて、あのときの沙織には、下須井が後ろでどんな顔をしていたのかは見えなかった。見たくもなかった。ただ尻だけを高くした姿勢で、情けなくも目を瞑り、震えながら耐えることしかできなかった。
     画面の中にいる下須井は、高らかに腕を振り上げている。
     そして――
    
     ――スパァァァン!
    
     叩いた。スパンキングだ。
     黒スパッツの中に響いた衝撃が、ヒリヒリとした痛みの記憶が蘇り、尻に意識をやった沙織は恐る恐るといった視線で隣を伺った。
     叩かれたときも最悪だったが、そんな自分の姿を別の誰かと一緒に鑑賞するなど、これは何の罰ゲームであろうか。
    
     ――パァン! パァン! パァン!
    
     無抵抗に平手を浴びる画面中の沙織は、マットに顔を埋め込み頭頂部をこちら側へ向けた姿勢で、尻は下須井側である。高い位置にあるスパッツ尻はよく映り、左右交互に打たれるたびに良い音を鳴らしている。
    『なんと無残! これが最強のクイーンの姿か!』
     改めて聞く実況の煽りも、勝てるのに勝てないことの歯がゆい気持ちを刺激して、余計に悔しくさせてくる。
    
     ――へへっ、次はケツを丸出しにしてやる。
    
     スパッツがずり下げられ、剥き出しの尻肌を鷲掴みにされた。その指が強く食い込む感触も、高らかに実況されたのも、全ての記憶が沙織の身体には残っている。さらに生尻にまでスパンキングを受け、ほんのりと手形がついたのは間違いない。
    『今度は開帳! 赤ん坊のように抱き上げたァァァァァァ!』
     さらには股を抱き上げて、M字開脚の形に持ち上げ、アソコと尻の穴まで大きく画面に映し出されてしまった。
    『これは! 本当に毛が生えていない! 剃ってあるぞぉぉぉぉぉ?』
     実況が羞恥を煽る。
    『ビラが少しもハミ出ていない綺麗な割れ目に、お尻の穴は綺麗なアスタリスクのような六本の皺で出来ている! 黒ずみの薄い清潔感には驚きだぁぁ!』
     性器の形や肛門について、こうも細かく指摘された画面中の沙織は、両手で顔を覆い隠し、その内側で表情を歪めている。これで全ての恥部についての説明が、大衆に向けて行われてしまったことになるのだ。
     恥ずかしさで気が狂いそうだったのは言うまでもないが、そんな自分自身の映像を確認するなど、あのリングで浴びた何千何万からの視姦が蘇り、肌中にあった視線の感触が今にも生々しく素肌を走る。
     尻の穴という自分では確認できない部位の情報さえ、大衆に知れ渡っているのだ。そう思うだけでむずかゆい。
    「有料チャンネルでは胸までは放送されたが、下半身はこの通り修正されている」
     ショウの言うように、大きな黒丸で肝心な部分は塗り潰していた。アダルトであればもっときわどく、無修正の性器を見せないだけのモザイクに留めただろうが、尻も腰も丸ごと隠す勢いの修正は、かなりの意味で卑猥さを激減させる。
     その方が、沙織にとってはマシではあるのだが……。
    「とはいえ、現場では全部丸見えだったようだからな。パシャパシャ撮った奴が何人いたか。流出した画像を悪いが俺も見させてもらった」
    「……そうか」
    「確かに綺麗なアスタリスクだ。確認するといい」
     と言ってショウは、テーブルにノートパソコンを立ち上げ、あらかじめ保存していた下腹部の画像を出す。
    「――うっ」
     沙織は思わず目を背けた。
    「ちゃんと見るんだ」
     そして、苦しい思いで目を向けた。
     大きく映し出される性器と肛門は、M字の股をアップにしているだけあって、卑猥なこと極まりない。尻穴は本当に『*』のマークと変わらない放射状で、皺の本数も一目で六本あるとわかりやすい。
     ――黒ずみの薄い清潔感には驚きだぁぁ!
     実況の雄たけびが頭の中で今一度再生され、若干桜色じみているのが、まさに驚きの清潔感を証明しているようでなんともいえない。
     初々しい十七歳のワレメも綺麗なもので、白くきめ細かい肌をぷっくりと膨らませた中央には、ぶれない直線が滑らかに通っている。
    
     ――さあお前ら! こいつのアソコの中身が見たいか!
    
     下須井は観客に対して呼びかける。
    
     ――うおぉぉぉおぉぉおおお!
    
     歓声がそれに答えた。
     下須井の手は下へ下へと、秘所のところへ映っていき、大切な乙女の園を容赦なくぱっくりと、左右に大きく開いてしまう。
    『これは環状処女膜だ!』
     実況は専門的な言葉を口にした。
    『知識ある方はご存知のように、処女膜とは膣口の内側にある粘膜のヒダ。必ずしも本当に膜が閉じているとは限らず、指が一本かあるいは数本入る小さな穴が初めからあるわけですが、沙織選手の処女穴は、まるで星型のように少しだけギザギザじみた丸穴です』
     ノートパソコンの画面を見るに、全くその通りの形状をしている上、愛液が泡立った残りまで付着している。
    『濡れたあとなのは言うまでもない!』
     改めての指摘が羞恥を煽り、沙織は頬を硬く強張らせた。
    「これが今のお前だ。わかるな?」
    「ふん。わかりたくもないがな」
    「どんな理由があろうと、ああなったものはなったんだ。お前が決して負けを知らずに育ったわけでないのは記録でわかるが、ここ数年以上は負けを知らない。この辺りで、もう一度敗北と向き合うことが、今のお前のスタートラインになる」
     あらかじめ下須井ヒロマサと連絡をつける手はずは整えてあり、もしも沙織が頷けば、今日中に呼び出せる予定だったという。決定的な瞬間を今から待つことになり、覚悟や緊張の中で沙織はシャワーを浴びていた。
     本当に強くなるには、それこそ生死に関わる危険な特訓はざらにある。軟弱な精神で世界は取れないとはその通りだが、まさかメンタルを試す方法が、自分を負かした男に抱かれろとなるとは想像すらしなかった。
     まずはそれだけ、泥水でも啜るほどのどん底を味わえということか。
     好きでもない男の身体を洗い、清潔にしておくだなんて、既に良い気持ちがしていない。生け贄にでも選ばれた気分だ。コーチもコーチで、自分で抱くのでなく他の男をわざわざ呼び、そいつのためにホテル代まで用意していた。
     そう、ここはラブホテル。
     シャワーを済ませた沙織は、指示通りにバスタオル一枚だけで出て行き、大河内ショウに扇情的な姿を見せる。
    「ほう?」
     品定めの視線に晒されて、途端に気恥ずかしくなった。
     谷間が一センチだけ覗けるタオル姿は、高身長のせいか丈の長さが頼りない。ほとんど丸出しになっている太ももから、ほんの数センチほど持ち上げるだけで、尻やらアソコやらが見え隠れするはずだ。
     腰のくびれたボディラインも、当然のように浮き出ている。
    「奴はもう来るのか」
    「ああ、まもなくだ。すぐに来るだろう」
     ソファにかけていたショウは、重い腰を持ち上げるように立ち上がり、ゆさゆさと肩を揺らして部屋を出る。きちんと相手をするようにとだけ言い残された沙織は、これからに対する色んな思いを抱えながら、ベッドに腰を沈めていた。
     初めての相手が、下須井ヒロマサで決定してしまった。そのどんよりと重くなる気持ちもさることながら、自分をあんな目に合わせた最低漢が、これからもっと調子に乗り、さも楽しげに微笑むのかと思うと煮えくり返る。
    (あんな奴が……あんな奴と私は…………)
     本当に泥水を啜ってみせる。頭から酒をかけられる。土下座をする。他に思いつきうる屈辱の方が、いくらでもマシな気がしてくる。
     やがてして、ドアノックの音が聞こえた。
    「よお、本当にいるのか? 神谷よぉ」
     下須井ヒロマサの声だ。
    「ああ、入れ」
    「へへっ、失礼するぜぇ?」
     あのゲスな微笑みを浮かべて、無遠慮に踏み込んできた。
    「本当に来たんだな」
    「来たぜぇ? 面白いこと考えるコーチもいたもんだなァ? 確かにお前は精神を鍛えないと、今まで調子に乗りすぎたからなァ?」
    「お前が人に鍛錬の必要を説くとはな」
    「鍛えてやれと、他でもないお前のコーチから頼まれちまったもんな。俺もはりきって調教してやるから、せいぜいお前も頑張れや」
     下須井は手荷物を置き、さっそくシャワーを浴びに行く。
     しばし待ち、楽しみで仕方のない顔の下須井を迎えると、柄でもない緊張感が押し寄せ全身が強張った。
    (今からするのか……)
     しかも、下須井と。
    「楽しかったなァ? この前の試合はよぉ」
     隣に座ってくる下須井は、遠慮もなしに沙織の肩に手を回し、しっかりと抱き寄せる。ゾッと鳥肌が広がって、沙織はブルっと身震いした。
    「何が楽しいものか」
     声も怒りと緊張で震えていた。
    「楽しかったじゃねえか。おっぱいもマンコも、尻の穴まで大衆に見てもらってよォ」
    「楽しかったのはお前だけだ」
    「いいんだぜ? 素直になれよ。未知の体験は女として最高だったろ?」
    「……なッ! ふざけるな!」
     沙織は本気で怒った。
     バトラーとしての厳しい修行を経て、沙織は生死の危険や怪我と隣り合わせの体験を今までしている。だから一般人とは比較にならない丈夫な精神を持ち合わせ、あんな目に遭っても一応のところは今まで通り生きている。
     だが、普通なら人生が終わったような絶望に苛まれ、飛び降りるなり引き篭もるなり、そういう反応があってもいい。いや、むしろそれが正常な反応ですらある。あれで完全には心が折れていないなど、常識的な視点からすれば怖いとすらいえる。
     もっとも、二人とも常識を逸脱した者同士だ。
     沙織から見れば下須井は雑魚だが、その下須井にしても一般男性が何人束でかかって勝てる相手でもない。
    「おいおい、楽しくもねェのに濡れる女がいるか?」
    「黙れ! 馬鹿にするな!」
    「っつってもな。これからヤる相手だしよ」
     下須井は沙織の頭を指で掴み、くいっと動かし自分を向かせる。
    「貴様ぁ……!」
    「いい顔だ。たっぷり楽しませてやるよ」
     手始めとばかりに下須井は唇を押し付けて、沙織のファーストキスを奪い取る。
    (……お、おぞましい!)
     腐敗した生ゴミでも食わされようとしているがごとく、沙織は全身全霊で唇を閉ざした。そんな沙織の硬い唇に対して、下須井の唇はリング状に大きく開き、沙織の唇をこれでもかというほど激しく貪る。
     下須井の舌先が、沙織の唇の合わせ目をべろべろ撫でる。自然と頭が後ろへ逃げようとしていくが、がっしりと後頭部を掴まれて、やっと息継ぎのために二つの口が離れた頃には、沙織の唇は唾液濡れの光沢を帯びていた。
    (私のファーストキスが……)
     戦いの道に生きすぎた沙織の乙女心は一般的な少女と比べて薄い。メンタルが強いので傷ついても変わらないという見方も可能だが、何にせよ初めてはきちんと恋人と、という常識的な夢想くらいは普通にあった。
     まして、相手は下須井なのだ。
    「ご馳走になったな。神谷よォ」
     それを奪った男の顔は、いかにも下品な表情を浮かべている。欲望の権化が何かを満たしてせせ笑っているそのものの表情だ。
    「ふん。もう少し上品に出来ないのか」
    「セックスに下品も上品もあるか?」
    「人としての品があれば抱き方も変わる。お前は最悪だ」
    「処女がよく言うぜ」
     指摘され、沙織は目を伏せた。
    「……黙れ」
    「へん。黙々とやってたって楽しくねーのさ。お前の方からも、俺にキスしろ」
    「誰がするものか」
     沙織は目を背けたまま、じっと壁でも見つめていた。
    「おい、コーチに言われなかったか? お前は俺に奉仕する義務があるんだよ」
    「…………」
    「あんまり言うことが聞けないようなら報告しろとも言われている。へへっ、なかなか厳しい奴のとこに行ったもんだな」
    「まあいいだろう。死にはしない」
     意を決するしかない沙織は、両手に下須井の顔を包んで見詰め合う。が、視線が絡んで気持ちのいいことは何もないので、さっさと目を瞑って唇を近づけようとするのだが、心理的な抵抗から沙織の顔はそう簡単には動かなかった。
     もしも汚物を食べろだとか、飲尿しろと言われたら、それを口に運ぶまでにはどれほどの心理的な労力がいるだろう。
     向こうからキスをされるのと、自分からするのでは違う。
     磁石の反発じみて後ろへ逃げようとする自分自身の頭を制し、無理をしてまで唇を接近させていく労力は、華奢な腕で重量物を持ち上げることにも匹敵する。そうまでしてキスを行う沙織の全身には、当たり前のように鳥肌が広がっていた。
    (……とんだ拷問だ)
     ただ重ねるだけのキスをしていると、下須井は何も言わずに口を半開きに、舌を極限まで伸ばしてくる。ディープキスを求めた露骨な合図だ。
    (やるしかない、か)
     どん底を味わえ、汚物を喰らえ。
     下須井マサヒロという男は、自分が糞味噌の代替品だということを知っているのか。はたまた別の言い方をされ、のこのこやって来たわけなのか。沙織には与り知らぬところだが、これはそういう試練なのだ。
    (やってやる。このぐらいは何ともない)
     沙織も舌を伸ばして絡め合った。
     唾液をたっぷりとまとった舌の感触が、そのまま沙織の舌にまとわりつく。さながら親鳥が子にエサを与えているような、啄ばむようなキスの応酬は、遠慮とたどたどしさばかりで、いかにも仕方なくやっているのがよくわかる。
     嫌いな食べ物を我慢するより、ずっとずっと嫌だ。
    「はむぅ……んぷぅ…………」
     それでも、沙織は自分の唇に下須井の舌を挟み、お互いの舌先を触れ合わせたり、啄ばんだりと色んな方法を試していく。
    「咥えろ」
     その一言で、沙織はバスタオル巻きの下半身に目をやった。天を貫くような勃起が、タオルをテント状に持ち上げている。キスだけでも糞尿を食わされる気持ちがしたのに、ペニスを口に入れるだなんて出来るのだろうか。
    「て、手で……」
    「おう? 天下の神谷沙織様も、さすがにフェラチオの度胸はないってか?」
     咥えたら咥えたでいい気になり、勝ち誇った笑みで沙織のことを見下ろすだろうに、やらなければやらないで馬鹿にしてくる。
    「くそっ、やればいいんだろう!」
     ベッドの横に両足を下ろしている下須井。その大きく開いた股元へ、床に膝を下ろして座る沙織は、下須井のバスタオルを取り外し、生まれて初めて直視するペニスに大きく表情を歪めていた。
    
         ***
    
     沙織の目と鼻の先。視界の中央を占めているのは、嫌に立派な太さの勃起ペニスだ。はち切れんばかりに膨らむ肉棒は、天井へ向けてそそり立ち、皮の下から血管を浮かせている。
     少し視線を上げていけば、よく鍛えられた腹筋に肉厚の胸板。それから、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべた下須井の顔が、沙織をよーく伺っている。
    (こんなものを口に入れるのか……)
     沙織は視線をペニスに戻した。
     性的な知識がないでもなく、男性器に刺激を与えるにも色々と方法があるのはわかる。その中には口でする方法があるのも知っている。
     しかし、相手は下須井。
     いざ口を近づけようと思ったなら、想像を絶するほどの心理的抵抗が働いて、顔が前に進むどころか後退した。
    「おいおい。ビビってるのか?」
    「馬鹿な。気持ち悪いから躊躇うだけだ」
     というのは事実に過ぎない。汚物、生ゴミ。あるいは蛾だのナメクジだの、そういうものを口に入れろを言われて、平然と頬張ることのできる人間がいるだろうか。
     これが恋人のペニスか何かなら、まだしも愛おしく思えただろう。女にだってそういうことに興味は持つし、好きな人とのセックスについての夢想もする。下須井のペニスであるという事実こそが、最大限の躊躇いを与えているのだ。
    「ほらほら、まずは両手で握ってみな」
    「……こうか」
     根元を手の平に包み込むと、異様に硬い肉の感触が伝わってきた。生温かい温度が手肌に染みて、ピクっと脈打っているのもわかる。
    「いいぜぇ? 亀頭の口に優しくキスしな」
     命令口調が気に食わない。
     だが、自動的に後ろへ下がる頭を無理に押し出し、前へ前へと唇を近づけて、沙織はそっと亀頭に口付けした。
     その瞬間、鳥肌が広がった。
     唇のまわりが、顎が、頬が、みるみるうちに毛穴を広げて冷や汗を噴き出し、肌中がSOS信号を放っている。
    「したぞ」
     たまらずに、ほぼ反射的に唇を離した沙織は、嫌悪感を隠しもしない顔で下須井を見上げた。
    「もっとだよ。舐めろ、咥えろ、たくさんしろ。フェラチオらしく努力しろ」
    「くぅ……やればいいんだろう…………」
     コツも何もわかりはしない。
     ほとんど手探りで、まずは再び唇を押し当て、生理的拒否反応を抑えて亀頭の約半分を揉み潰す。舌を伸ばし、先端をペロペロ舐め、またキスをする。単純なキスと、唇を駆使した亀頭マッサージと、舌先で舐める行為の三つをとにかく繰り返した。
    
     ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ…………。
    
     つむじあたりに注がれる下須井の視線を感じつつ、拙く舐める沙織の舌には、亀頭の味ばかりが染みていく。舌の根にまで鳥肌が広がって、嗚咽しかけてなおも舐め、また唇を使って噛みほぐす。
    「はっはっは! いい気分だぜ!」
     下須井は沙織の頭をポンポン叩いた。
     沙織の胸にじわじわと広がるのは、決定的な敗北の気持ちである。勝者と敗者の関係をわかりやすい構図に変え、こんな風に奉仕をして、下須井が喜べば喜ぶほど、沙織の胸にある屈辱は、まるで破裂する限界が存在しない風船のように、永遠に膨張していく。
    「神谷ァ! お前はどうだ? 俺のチンポは美味しいかァ?」
    (……黙れ、まともな味がするものか!)
     沙織は睨み上げ、下須井は楽しげにする。
    「おら、もっとしゃぶれ! 咥えろ! 一生懸命、この俺を感じさせな!」
     頭をポンポン叩かれ続け、ますます敗北感に呑まれていく。
     顔を前に進めた沙織は、肉竿の約半分までを飲み込んだ。太さのあまりに口内のほとんどが肉棒に占領され、舌もやむなく密着している。
    (くそ! 私がこんなことを!)
     沙織は頭を前後に動かし始めた。
     前へいくにつれ、亀頭が喉を塞がんばかりになる。頭を引けば唇の裏にカリ首がぶつかり、貼りつく舌は前後に肉竿を刺激する。
     ――レロォォ……ズルゥゥ…………。
     口内にものが入っていることで、生理的に分泌される多量の唾液が、肉棒の表面をコーティングしてぬかるみに包んでいく。唾液が泡立っているためか、非常にかすかではあるが、泡のプチプチと潰れる音もしていた。
     癒着した舌と肉棒のあいだに、たった一ミリでも隙間が出来る際には、二つを粘着させていた唾液が濃密な糸を引く。そして、すぐに舌は竿に張り直され、密着のままに前後へ這い続けることになる。
     とっくに心が悲鳴を上げていた。
     岩盤に少しずつヒビが入っていくように、プライドに亀裂が走り、今にも砕けそうな心を気力だけで繋ぎとめている。
    (そうか。そういう鍛錬か)
     尊厳を足で踏みつけ、プライドに泥を塗る。恥辱という名の苦行に耐え、傷つきながらも茨の道を通り抜けてみせることこそ、下須井との性交渉に隠されたテーマだ。そうでもなければ、自分がこんなものを頬張っている事実に納得いかない。
    (そうだ。下須井など踏み台だ。私が前に進んでいくための――)
     ――ジュッ、ジュルッ、ジュジュゥ……。
     屈辱に味がついたとでも思って、沙織は甘んじてそれを啜った。肉竿の角度を支えるために両手に、指圧的な力を加え、全ての吐き気を堪えて一生懸命に奉仕する。
    「お? やる気が出てきたじゃねーか」
     いい子いい子とばかりに頭を撫でる手つきには、当然のように沙織を馬鹿にしたい気持ちが込められている。いい気になっている。調子に乗っている。全て沙織の口で気持ちよくなっているからだ。
    「好きに穢せばいい。それでも、私はかつて以上の輝きを手に入れ、今日のお前を見返して余る功績を残す!」
    「ほーう?」
     決意の熱を帯びた睨み顔と、相手を値踏みする調子の良い表情で、お互いの視線が絡み合っていた。
     睨み上げたまま……。
     一旦離れた口を近づけ直し、そっと押し付けるようなキスから、少しずつ唇の輪を広げていくようにして、今一度亀頭を飲み込んだ。色気のない怒気ばかりの表情で、口にはペニスを含む沙織の顔は、果たしてどこまで下須井を興奮させているものか。
    「ズチュ、ンジュゥ……ずるっ、ずりゅぅぅ…………」
     どれほど興奮されようと構わない。己の心にヒビが入れば入るほど、それはより高く飛ぶためのバネとなるのだ。
     ――悔しい! 悔しい! 悔しい!
     だからこそ、いくらでも奉仕してやる。
    「パイズリはわかるか?」
    「ふん。さしずめ、こういうことだろう?」
     自分のバスタオルを脱いだ沙織は、恥じらいはあるものの全裸を晒す。常識的な羞恥心から耳の先まで染めながらも、プルっと弾力の強いゴムボールじみて硬い乳房で、しっかりとペニスを包んで刺激を与えた。
     胸板の中央に硬い感触が埋まり、乳房で覆って逃がさない。勃起の熱量ばかりか、今まで沙織自身がまぶした唾液のぬかみもあり、その全てが肉棒との接着部位に広がっている。
    
     ――むにっ、むにっ、
    
     睨み返す視線は変わらないまま、胸でペニスをしごき始めた。
    「どうした? 急に覚悟なんか決めちゃってよォ」
    「ふん。どん底の泥水に浸かって鳴れただけだ。お前という泥水にな」
    「言うねぇ? 処女の神谷沙織ちゃんよォ」
    「どうせ最後までするつもりだろう。その処女も今日でくれてやる」
     両手掴みの自分の乳房を上下させ、無心にしごいている沙織は、やがて身体ごと上下に揺すって刺激を与える。
     いつ射精するのか。精液とは臭いのか。
     どうしようもないことを気にしながら、両手で強く乳圧をかけ、それだけ強く肉棒の熱気を皮膚に感じる。
    
     ――むにっ、むにっ、
    
     真下を見れば、谷間から見え隠れする亀頭がある。
    「ヤらせろ」
     と、一言。
     そして沙織は仰向けになった。