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  • キャンギャル球 診察

    
    
    
    第1話
    
     球(19歳)は今元気一杯の女子大生。陽気で屈託のない性格が仲間からも評判だ。
     さらには、在学中だが持ち前のプロポーションを活かしキャンギャルのアルバイトにも精を出し、もうすぐレースクイーンとしてもサーキットにデビュー予定だ。
     身長は167センチで、Dカップのバスト、キュッと引き締まったウエスト、ヒップアップしたセクシーな腰つきと、どれをとっても非の打ち所がなく「ナイスバディ」と言う言葉がピッタリ当てはまる女の子だ。
     そんな球が今一番打込んでいるのがクラブ活動で、授業終了後は彼氏の研二とともにロボット製作に余念がない。この夏国内で大きなコンペがあるため、大学に泊り込みロボット制作に余念がなかった。彼氏がいつもそばにいても甘える暇もないほど過密なスケジュールをこなしていた。
     寝不足が続き疲労が溜っていたせいか、最近吹き出物に悩まされていた。しかもその場所が悪く、人には言えないような恥ずかしい箇所…つまり股間にできていた。
     2、3日様子をみたが一向に腫れが引かない。それどころか一段と腫れがひどくなり、ショーツに少し擦れるだけでも顔をしかめるほどの痛みであった。
     研二は球の様子を見かねて医者に行くように勧めたが、球は「今夜がロボット完成の山場だから」と、研二の勧めを素直に聞こうとしなかった。
     研二は直も、
    
    「何を言ってるんだよ。ロボット製作も大事だけど身体を壊しちゃおしまいだよ。今日はオレの言葉に従うんだ。部長としての命令だ」
    
     恋人でありクラブ部長である研二にそこまで言われたら、球としてもこれ以上強情を張るわけにはいかなかった。
    
     球は大学近くの婦人科を探しすぐに診察の予約を取った。
     研二が球に同行すると言い出したが、研二の今の状況を考え、研二からの申し出を頑なに断った。
    
     ◇ ◇ ◇
    
     球が訪れたのは「車井原婦人科」と言う個人医院であった。
     幸い医院は混んでおらず、すぐに名前が呼ばれた。
     球は早速車井原医師から問診を受けた。
     初めは恥ずかしくて顔も上げられなかった球であったが、何気に車井原の方を見てハッとした。
    
    (うは~、この先生すごくタイプだわぁ~。でも今はそんなこと言ってる場合じゃなかったんだ……)
    
     車井原は医者としては少し不釣合いな長髪で、すらりと細く精悍な印象があった。
     年齢はまだ30代前半ぐらいだろうか。
     球にとってはまさに、ど真ん中ストライクのタイプと言えた。
     急に球の胸が高鳴った。
    
    「できものに気付いたのはいつ頃ですか?」
    「はい、一番最初に気付いたのは1週間ほど前でした」
    「で、できものはどこにできたのですか?」
    「あの…言いにくいんですけど…」
    「はい…」
    「実は…アソコなんです…。小さなニキビのような物ができているのを見つけて、何だろうと思ってました」
    
     車井原は顔色を変えることなく淡々と語りかけた。
    
    「この1週間内にセックスはしましたか?」
    
     突然の思いがけない質問に、球は返事に窮した。
    
    「恥ずかしがることはありませんよ。でも重要なことなので…」
    「あ、はい……ええ、1回だけ……しました……」
    
     車井原は間髪を容れずにたずねた。
    
    「その時、痛みは感じませんでしたか?」
    
     球は真っ赤に顔を紅潮させている。
    
    「はい……ちょっと痛かったです」
    「でもセックスは続けらのですね?」
    「あ…はい、そうです……」
    「分かりました。結構ですよ。じゃあ上半身を全部脱いでください」
    「全部ですか?」
    「はい、全部です」
    
     車井原の斜め後ろには球より少し年長と思われる看護師がじっとこちらを見つめている。
    
    (なんだか脱ぎにくいなぁ……)
    
     しかしそんなことは言ってられない。
     球は仕方なく上着を脱ぎブラジャーも外した。
     ふくよかな胸と見事に引締まった上半身が、車井原医師と看護師の前に晒された。
    
    
    
    第2話
    
     車井原は慣れた手つきで触診を開始した。
     胸部、腹部、背中の順で触診が進み、球はまもなく診察用ベッドに横になるよう告げられた。
     ベッドの周囲は白いカーテンで囲まれている。
     球がベッドで仰向けになってぼんやりと天井を見ていると、看護師が血圧計を持って入って来た。
     見たところ年恰好は球とそれほど変わらないようだ。
     看護婦は事務的な口調で球に言った。
    
    「スカートも脱いで、ショーツだけになってください」
    「えっ?スカートを脱ぐのですか…?」
    「はい、脱いでください」
    
     看護師は「患部からすれば脱いで当然じゃないか」と言うような尊大な態度で、球が脱ぐのを冷ややかな表情で見つめていた。
     球は仕方なくスカートも脱ぎ始めた。
     できものの場所が場所だけに、検査や治療のために脱がなければならないことは予想していたが、そこは若い女性のこと、いざ脱ぐとなればやはりためらってしまう。
     球がその日着用していたショーツは白いTバックであった。
     両サイドが紐になっている。
     今更ながらそんな派手な下着を身に着けて診察に訪れたことを後悔した。
     Tバックは普段から身に着けており、昨夜風呂上りにいつもの調子で穿いてしまったのだ。
     いくら診察とはいっても、裸同然の姿でベッドに横たわることはやはり恥ずかしい。
    
    「あのぅ…すみませんが……何か上に掛けるものを貸してくれませんか?」
    
     しかし看護師は表情ひとつ変えることなく球の希望をにべもなく断った。
    
    「もうすぐ診察が始まりますので、少しの間、我慢してもらえませんか」
    
     同世代の女性として抜群のプロポーションを誇る球に嫉妬しているのか、それとも派手な下着を着けて医院を訪れた球に対する無言のバッシングなのか、理由は分からないが看護師は明らかに不快な態度をとった。 看護師は血圧測定と体温測定を行ない、手元のバインダーに挟んだ用紙にペンを走らせた。
    
    (どうなんだろう?別に異常はないのかな?何も言ってくれないから分からないよ~。あ、でも結果は先生が教えてくれるのかな……)
    
     結果を全く語ってくれない看護師のことが球としてはいささか不満だったが、後々の診察のことを考えてこの場は顔色に出すことを避けた。
    
     そうこうしている間に、医師の車井原が入って来た。
    
    「血圧はどうかな?」
    
     看護師は球に対する冷淡な態度とは打って変わり、車井原にははきはきと答えた。
    
    「はい、血圧は上が105で、下が65です」
    「うん、正常だね。じゃあ診察します。恥ずかしがらなくていいですよ」
    
     さらりと告げた車井原の言葉に球の心はざわめいた。
    
    (うわ~、今から恥ずかしいことされるんだぁ。でも診察だから仕方がないよねえ……)
    
     球は自分にそう言い聞かせた。
    
     下半身に三角形の布切れ一枚残した姿で、二人から見下ろされる球。
     顔から火が出るほど恥ずかしくなってくる。
     目のやり場に困った球は思わず目を閉じてしまった。
    
     次の瞬間、看護師の指がショーツの横紐に掛かった。
    
    「ショーツを取りますので、少し腰を上げてください」
    
     相変わらず口調は事務的だ。
     球が看護師の指示に従い腰を浮かすと、看護師はあっさりと紐をほどき、一気にショーツを剥ぎ取ってしまった。
    
    (きゃっ……)
    
     覚悟はしていたものの、人前で全裸になるのはやはり恥ずかしいものだ。
     球は羞恥心に顔を紅潮させながら、目を閉じ恥ずかしさにじっと耐えた。
    
    (落ち着け、落ち着け…これは診察なんだから恥ずかしがることはないのよ……)
    
     自身にそう言い聞かせようとはするものの、鼓動の高鳴りが治まることはなかった。
    
     剥き出しにされたデルタ地帯には少な目の恥毛が生い茂り、その隙間からくっきりと縦に走った陰裂が姿を見せていた。
    
    
    
    第3話
    
     さらに陰裂の上端部には皮をかむったままのクリトリスがつつましげな表情を覗かせていた。
    
    「では今から検査をしますので」
    
     車井原がしっかりとした口調で告げた。
    
     触診は上半身から始まった。
     最初に触れた箇所は胸であった。
     車井原は手慣れた手つきで乳房を揉み始めた。
     揉むとはいっても愛撫とは異なり、絞るような手つきで乳腺をしこりを調べるため少し痛い。
     指は乳房から乳首に移り、ころころと指先で転がすように触診をしている。
    
    (乳首も触診するんだ~…あぁん、そこをあんまりいじられると感じるのよねぇ……)
    
     敏感な個所を触診されて、たちまち気分が高揚してしまった球は思わず声が出そうになった。
    
    (でもどうして乳首をそんなに触るのかしら?何の検査なの?声が出ちゃいそう…ああん、困ったな~。乳首が硬くなって来ちゃったよ~…あぁ、早く終わって欲しいなぁ~……)
    
     19歳と肉体的にはすでに立派な成人女性の球にとって、男性医師の指先はあまりにも刺激が強い。
     そういえば心なしか秘所の奥が少し濡れ始めてきたようだ。
     敏感な箇所を触診されて反応したとしても仕方はないが、その様子を男性医師につぶさに見られることがとても恥ずかしい。
    
     車井原の指が胸部から鳩尾(みぞおち)へと移動した。
    
    「この辺りは痛くないですか?」
    
     胃の周辺を圧迫しながら問診する医師の真摯な態度に、球は妙な妄想の世界から現実の世界へと引き戻された。
    
    「はい、痛くないです……」
    
     やがて医師の指が下腹部へと移動した。
    
    (うわっ…いよいよ下半身だ……)
    
     突然、球に緊張が走り無意識のうちに身体をピクリと反応した。
     淡い恥毛の上から恥骨に圧迫が加えられる。
    
    (グッ、グッ…グッ、グッ…)
    
     恥骨を中心に腸を圧迫しながら指先がさらに移動する。
     指は大陰唇付近に到達し軽く触れた。おそらくリンパ球の腫れを調べているのだろう。
     
     現在、医師と看護師の視線が陰部に注がれているのだ。
     そう考えるだけで恥ずかしさが込み上げてきて、身体が熱を帯びたように火照った。
     恥ずかしさに耐える球に、さらに追討ちを掛ける言葉が発せられた。
    
    「膣を調べますので、膝を立てて脚を少し開いてください」
    
     診察とは分かっていても、女性にとって最も見せたくない箇所を見せるのは当然抵抗があった。
     たとえ彼氏でもこんな明るいところで細部まで見せたことがないのだから。
     ゆいいつ、彼氏とふざけ合って、懐中電灯を使ってお医者さんごっこをしたことがあったが、秘所を覗かれた瞬間、脚をばたつかせ逃れたことがあった。
     しかし今回は逃げるわけにはいかない。
     恥部にできたできものを検査し治療するには、全てをさらけ出さなければならないのだ。
     球は覚悟を決めて、そっと膝を立て、ゆっくりと脚を開いた。
    
     次の瞬間、看護師が屈みこみ、割れ目に指をあてがいググッと拡げた。
     看護婦は拡げた割れ目の中をしげしげと覗いている。
     まもなく消毒薬を浸したガーゼでグリグリと拭き始めた。
     貝が合わさるように閉まろうとする小陰唇をギュッと摘んでもう一度拡げ、ガーゼで何度も擦りあげた。
    
    (い、痛い……この看護師さん、荒っぽいなあ……)
    
     看護師は「何もそこまでしなくても」と思うほど、繰返し繰返し陰部をガーゼで擦った。
     そればかりか、看護婦は予告もなく突然クリトリスを覆っている包皮を剥き上げ艶やかなクリトリスを露出させた。
    
    (うそっ…どうしてクリトリスまで剥き出しにするの?もうやだよぉ~……)
    
     看護師は剥きだしになったクリトリスにもガ-ゼを宛がい擦り出した。
    
    (きゃっ…!)
    
     そのせいで球のクリトリスはたちまち変化を見せた。
    
    (あぁ…やだなぁ……なんだかクリが硬くなって来たよ~……)
    
    
    
    第4話
    
     肉体の微妙な変化をすでに看護師は気づいているのだろうか。
     球はふと気に掛かった。
     たとえ同性であっても、人前でクリトリスを硬化させてしまったことがすごく恥ずかしく思えた。
    
     車井原は看護師の消毒作業がほぼ完了した頃、おもむろに口を開いた。
     クリトリスの消毒作業が終わってほっと安堵のため息を漏らした球であったが、車井原の次の言葉に愕然とした。
    
    「では今から膣内を検査をします。少し違和感があるかも知れませんが、痛くはないのでちょっとの間我慢してくださいね」
    「は…はい……」
    
    (できものは外にできているのに膣内も調べなきゃいけないの~?ああ、やだなぁ……)
    
     クリトリスを剥き出しにされて看護師に消毒をされただけでも顔から火が出るほど恥ずかしいのに、膣の中まで調べられるなんて……と、球の気持ちは沈んだ。
    
     次の準備のためか看護師がカーテンの外へと出ていった。
     車井原はカートに乗せた器具を選んでいるのかカチャカチャと金属音が聞こえてくる。
     患者にとっては無機的で不安をかき立てる音でしかない。
     まもなく看護師が戻ってきて何やら別の医療器具を準備しているようだ。
     球はベッドの裾の方まで身体を移動するよう指示され、言われたとおりゆっくりと身体を下げていった。
    
    「はい、そのくらいでいいです」
    
     球が看護師の言葉に従い身体を制止させると、皮ベルトのようなものを右の足首に巻きつけてきた。
    
    (えっ…?なんで…!?)
    
     右に続いて左足首にも同様のベルトが取り付けられた。
     産婦人科はもちろんのこと婦人科も初めての球にとっては驚くばかりであった。
     看護師は事務的な口調で告げる。
    
    「足元がゆっくりと動いていきますから力を抜いて楽にしてください」
    
     機械音がすると、両脚がゆっくりと広げられて行きM字開脚のようにされてしまった。
    
    (やん~…恥ずかしい……)
    
    「あのぅ…こんな格好にならないといけないんですか……」
    「はい、もちろんです」
    
    (それはそうなんだけど……)
    
     あまりにも事務的な看護師の言葉を車井原がフォローした。
    
    「正確に検査を行うため、調べやすい格好になってもらわないといけないんです。初めてだと最初は恥ずかしいだろうけど、すぐに慣れると思うのでしばらくの間我慢してくださいね。痛みはほとんどないので恐がらなくてもいいからね」
    
     球としては痛みを恐れているわけではなかった。
     とにかく恥ずかしいだけなのだ。
     だけど「これも治療の一環だから仕方がない」と自分に言い聞かせた。
     
     まもなく腹部の上から真っ白なカーテンが下ろされた。
     車井原も看護師も視界から消えた。
     カーテンの向こうから声だけが聞こえてくる。
     見えなくなった安心感と見えなくなった不安とが心の中で奇妙に絡み合う。
     はたしてどんなことをされるのだろう。
     カーテンが下りる前ちらりとカートに目をやると、厳つい医療器具が並んでいた。
     特に嘴のような形をした器具が瞳の奥に焼きついた。
    
    (もしかしたらあんなのを挿し込まれるのだろうか……)
    
     胸が激しく波打ち膝が心なしか震える。
     車井原が開脚している足の間にどっかと腰を据え、球に診察の開始を告げた。
    
    「では今から調べます。少し冷たいけど我慢してね」
    
    (冷たいモノ?やっぱりさっきとアレか…?きゃっ!)
    
     言うが早いか冷たい金属の感触が球を襲った。
    
    (ひぃ~~~!)
    
     嘴状の器具クスコがゆっくりと膣に押し込まれていく。
     クスコは「膣鏡」の一種で、膣腔内に挿入し開大して膣腔を検診したり、膣、子宮内の医療措置、膣式手術に使われる医療用具である。
     球はかすかな痛みを感じる。しかし耐えられないほどではない。
     球は無意識のうちに息を止め、グッと堪えた。
     クスコはある一定の箇所で止まると膣の壁を圧迫し始めた。
     中でくちばしが開き始めたようだ。
    
    (いや~ん、そんなに広げないでぇ……)
    
     照明は容赦なく球の広げられた膣内を照らす。
     だけどカーテンで仕切られているので球には分からない。
     今割れ目を拡張され内部を覗かれている……想像するだけで顔が赤らんでしまう。
    
     小陰唇は拡張したクスコによって両側に思い切り押しつけられて、いびつな形に姿を変えている。
     また大胆な開脚姿勢であるため、性器ばかりか排泄器官である肛門までもが丸見えになってしまっている。
    
     カチャカチャという金属音とともに、クスコは球の膣から取出された。
     張りつめていた緊張の糸が少し緩んだ。
     しかしそれは束の間の安心に過ぎなかった。
    
     車井原の診察はまだ終わらなかった。
    
    「宮田さん、膣を広げておいてください」
    「はい、先生」
    
    (えっ?まだ終わらないの?やだなぁ…)
    
     その直後、車井原は医療用手袋もつけないで、広げた膣内にズブリと指を突き挿した。
    
    (きゃっ!?指が……)
    
     カーテンで見えない患者の胸の内を予測したかのように、車井原は静かに語りかけた。
    
    「心配しないでいいですよ。膣内は襞があるので器具だけじゃ分かりにくいんです。指を挿し込んで詳しく調べますので、しばらくがまんしてくださいね」
    「は、はい…」
    
    
    
    第5話
    
     車井原はそういいながら無造作に指を挿し込むと奥へ奥へと進入させた。
     小陰唇をかき分けられたことなんて今まで彼氏以外誰もいなかったのに…等と、自身が今医療行為を受けていることをつい忘れ果て口惜しがる球であった。
     つまりは医師である車井原を男として意識していた証かも知れない。
     指を動かすたびに、小陰唇がまるで生物のように蠢いている。
     中指に小陰唇がまとわりつく光景は実に卑猥に映った。
    
     膣壁を執拗に擦られた球は思わず声が出そうになってしまった。
    
    「あ…、先生…そんなに擦っちゃ…あ…あぁ…」
    「どうかしましたか?もう少し動かないで我慢しててくださいね」
    
     車井原はあくまで医者口調だ。
    
    「あっ、はい……でも…あ~…あ~…」
    
     球は乙女の泉をかき廻され、恥ずかしい蜜液まで滲み出している。
    
    (指を挿し込まれるのは仕方ないとしても、中をかき混ぜる必要があるのだろうか……)
    
     球はふと疑問に思ったが、車井原の横には看護師もいるのだから滅多なことはしないだろうと考えようとした。
    
     膣内検査が終了する頃、球の秘部はおびただしい愛液にまみれていた。
     カーテンの向こうではガーゼで秘部を拭いているようだ。
     相変らず手荒だ。おそらく先程の看護師であろう。
    
    (もう少し優しく拭いてよ~)
    
     球は抗議をしたい気持ちであったが、文句を言う訳にも行かず堪えるしかなかった。
     看護師の作業が終わると、まもなく車井原が語りかけてきた。
    
    「今から膣の洗浄をします。少し冷たいけどまんしてくださいね。宮田さん、少し患者さんの陰唇を開いてください」
    
    (うわ~!またあの看護師に触られる……やだなぁ……)
    
     想像したとおり看護師は球の小陰唇を左右に引っ張るようにギュッとこじ開けた。
    
    「い、痛い!」
    
     本当はそれほどの痛みではなかったが、球はわざと大げさに訴えた。
    
    「あら、痛かったですか」
    
     看護師は決して謝ろうとはしない。
     医者や看護師はいつの時代も『謝らない職業』と相場は決まっているが、やはりここでも同様であった。
     それでも球の一言が多少効果があったのか、看護師の扱いが先程より少しは丁寧になったようだ。
     陰唇がゆっくりと開かれていく……
     二人は球の恥ずかしい場所をおそらく覗き込んでいるのであろう。
    
    (やだなぁ……)
    
     拡張された膣にノズルのようなものが挿し込まれていく。
     家庭用のビデとは異なる感触で、先端は少し硬くプラスチックのような感じだが、先端以外はゴムのように思われた。
     グイグイと中に押し込まれていく。
     クスコのように硬くはないが、わずかだが痛みが走る。
    
    「痛いですか。少しだけ我慢してね」
    
     車井原の一言で球は耐えることを余儀なくされた。
     ノズルが奥の方まで挿し込まれると、先端から冷たい液体が勢いよく噴射された。
    
    (シュワ~ッ!)
    (ひゃ~~~!冷た~~~い!)
    
     噴射は30秒ほど続いた。
    
    「はい、洗浄が終わりました。では今から治療を行ないます。宮田君、患者さんにアイマスクを付けてください」
    「はい」
    
     医師と患者の間にはカーテンがあると言うのに、どうしてアイマスクを付ける必要があるんだろうか。
     球は不安に襲われた。
    
    「えっ!?アイマスクってもしかして目隠しのことですか?どうしてそんなもの付けるのですか?すごく痛いことをされるのですか?」
    「いえいえ、痛いことはしません。患者さんにとって視覚はかえって不安を煽るものです。見えない方がリラックスするんです。だから緊張しなくていいですよ。気持ちを楽にしてくださいね。じゃあ…」
    
     車井原の指示で看護師が球にアイマスクを装着した。
     突然訪れた暗闇。
     車井原が言うようなリラックス効果などなかった。
     暗闇は球の不安を煽り、恐怖を増大させた。
    
    
    
    第6話
    
    「では治療を始めますので。数回深呼吸をしてください」
    「はぁ~……はぁ~……」
    「気持ちを楽にしてくださいね。痛くはないですからね」
    「は、はい……」
    
     治療はすぐに始まった。
     車井原はいきなり性器に触れてきた。
     それもクリトリスに。
    
    (やん~……)
    
     包皮がめくられクリトリスが剥き出しにされた。
     まるでピンク色の真珠のように輝いている。
     車井原はクリトリスを擦り始めた。
    
    (そ、そんなぁ~…!いやぁん~…!)
    
     触れ方が先ほどの看護師のものとは明らかに違う。
     球は擦っているのは車井原だと確信した。
     それにしてもクリトリスを擦る治療方法なんて聞いたことがない。
     球は不安になり思わず尋ねてしまった。
    
    「せ、先生…それって…何の治療なんですか?」
    「治療中は喋らないでください」
    
     看護師が厳しい口調で球に注意を与えた。
    
    「……」
    
     その間もクリトリスへの接触は続いている。
     医師の指とは言っても、クリトリスをこねられて反応しない女性は先ずいない。
     球は思わず声を漏らしてしまった。
    
    (あぁ……)
    
     まもなく指の動きは止まったが、それもつかの間、膣内に先程の膣洗浄器よりも太くて硬い器具が挿し込まれた。
     得体の知れない器具の突然の挿入に球は驚いた。
    
    (え!?なに?)
    
     やがて鈍いモーター音が響き渡り、下腹部が激しく振動した。
    
    (うそ!何これ!?まるでバイブみたいな…!?)
    
    「あのぅ…今どんなものを入れているんですか…?」
    「恐がらなくてもいいよ、痛いことはしないから。もう少しだからしばらく我慢してね」
    
     車井原は球の不安をよそにさらりと答えた。
    
    (いや、「恐がる」とか「痛い」とかそんな話じゃなくて……)
    
     球はさらに食い下がろうとしたが、機嫌を損ね手荒にされても困ると思い慌てて口をつぐんだ。
     それでも疑惑は拭えない。感触はどう考えてもバイブレーターなのだ。
     以前彼氏とラブホテルに泊まった時、1、2度使用した経験がある。
     だけど、もしかしたらバイブレーターによく似た医療器具かも知れないから、うかつなことは言えない。
     もし違っていたら逆に恥ずかしい結果を招いてしまう。
     球は思い悩んだ。
    
    (ブイ~~~ン!)
    
     そんなさなか膣の奥で鎌首のようなものがグネグネと動き、否応なしに球を攻めてくる。
    
    (ふわぁ…困ったなぁ……感じて来たじゃん……)
    
     奥底に眠っていた欲望の芽がむくむくと息吹きはじめる。
    
    (や~ん、感じちゃう……これって本当に治療なの?ああん、やだぁ~……)
    
     しかも挿入した器具を出し入れさせている。
     敏感な箇所を擦られて、いつしか肉壷からはおびただしい愛液が滲み出していた。
     無意識のうちに腰をよじって逃れようと試みたが、両足が固定されているため避けることができなかった。
    
    「はぁ、はぁ、はぁ~…せ、先生…、あぁ、だめですぅ~…」
    
    (ブイ~~~~~~ン)
    
    「くぅ~~~!ああ、もうだめ~!もうだめ~!ああん、もうダメですぅ~~~…」
    
    「今治療中なので我慢してください。もう少しの間ですから」
    
     例の看護師はあくまで治療だと主張する。
     しかしここまで責められ感じさせられてしまうと、球としては絶対に治療ではないと確信していた。
    
     バイブらしき器具で責められ、いよいよ絶頂間近と言う頃、その器具はスッと引き抜かれ、急に股間が軽くなったような気がした。
     しかしホッとしたのも束の間、入れ替わりに何やら生暖かなものが挿し込まれた。
     それは金属でもプラスチックでもなく、肉感的なもの……。
     だけどかなり硬い。
    
    (ま、まさか!?うそっ!?)
    
     硬くはあるが弾力性もあって、全体が円柱のような感じで先端が広がっているような……。
     それって……。
     得体の知れない物体は、膣壁を擦るように進攻を開始した。
     一番奥まで押し込み戻される…その繰り返し……。
    
    (ズッポン、ズッポン、ズッポン…ズッポン、ズッポン、ズッポン…)
    
    (そんなあ~~~!もしかして先生のモノ!?うそっ!そんなのあり得ない~~~!!)
    
    
    
    第7話
    
     進入してきた物が男のモノであることはすぐに分かった。
     物体は硬いばかりか弓のように反り返っている。
     抽挿が何度も繰り返されていくうちに、鎮まりかけていた快楽の炎が大火となり、またたく間に恥ずかしい蜜液が溢れ出した。
    
    (ジュルジュルジュル……)
    
     溢れ出した蜜液は太股を伝い、床へと滴り落ちた。
    
    「くぅ!あぁん~せんせい~、せんせぃ~、私、わたし…はふ~っ、もう~……ああ、もう、もうダメですぅ~!」
    
    (ズッコン、ズッコン、ズッコン……バッコン、バッコン、バッコン……)
    
    「はあ、はあ、はあ、ああん、ああん、もう、もう、イッチャウウウウ~~~ッ!ヒイ~~~~~~~~~~~~~ッ!」
    
    (ズッコン、ズッコン、ズッコン……ドピュ~~~~~~~~~~~~ン!)
    (えっ?先生、もしかして中で出しちゃったの?うそ!やだぁ~……)
    
     その直後、静寂と沈黙が訪れた。
     まるで時が止まってしまったように。
     球は放心状態に陥り呆然とし、動けなくなってしまっていた。
    
     まもなく膣洗浄器が挿し込まれ、膣内が隅々まで洗浄された。
     そしてカーテンが開き真正面に車井原が現れた。
     まるで何事もなかったかのように笑顔を浮かべている。
    
    「はい、おつかれさま。治療は終わりましたよ。もう大丈夫ですよ」
    
     でもいったい何の病気だったんだろう。
     球は思い切って尋ねた。
    
    「先生、病気は何だったのですか?」
    「ヘルペスです。まだ初期だったので洗浄と治療を行ないました」
    「ヘルペスって?」
    「口唇や陰部などにできる小水疱がみられるウイルス性皮膚疾患です」
    「そうなんですか…」
    「もう少し放っておくと、熱が出て激しい痛みに襲われるところでした。でも早く来られたので比較的軽く済みました」
    「へえ、そうだったんですか…」
    「治療には、アシクロピルという抗ウィルス剤と、消炎鎮痛剤のキシロカインゼリーを使用しました。当分の間ゲンタシン軟膏を塗ってください。あと2、3回、通院してもらえば完治すると思います」
    
     車井原の堂々とした説明に、球としてはうなづくより他はなかった。
    
    「あと2、3回通わないといけないんですか」
    「はい」
    「あのぅ…それと……」
    「何ですか?」
    「いいえ……何でもありません。どうもありがとうございました。それじゃ……」
    
     球が本当に尋ねたかったことは、一番最後の治療のことだった。
     でもやはりそれは聞けなかった。
     はたしてあれは治療だったのか?それとも……。
     仮に勇気を振り絞って尋ねたとしても、車井原は当然治療だと答えるだろう。
     球は車井原に礼を述べ医院を後にした。
    
     球が去った後、看護師がニヤリと微笑んだ。
    
    「先生、また悪い病気が出ましたね~。最近、治まっていたのに。可愛い女の子が来ると、すぐにあんな悪さをするんだからぁ。いけない人ですね、全く。ところで、あの子、本当にヘルペスだったのですか?」
    「ヘルペス?いや、違うよ。ただの湿疹だよ」
    「まあ、酷い先生!」
    「ヘルペスの女性にあんなことしたら僕も移っちゃうよ~」
    「まあ、そうですけど」
    「協力してくれてありがとう。謝礼はちゃんとはずむから」
    「あら、楽しみにしてますわ~」
    
     車井原は白い封筒を看護師に手渡した。
    
    「うふ、ありがとうございます。でも、あの子と先生のエッチなシーンを見せつけられちゃって、私濡れちゃいました。ねえ、今夜、私も診察してくださらない?」
    「残念だけど今夜は無理だね。来月学会で発表するレポートを仕上げないといけないんだよ」
    「ふ~ん、先生、私には冷たいですね。でもこうしてお小遣いをもらっているから文句は言えないか。さて、次の患者さんが来られているようなので、お呼びして構いませんか」
    「うん、頼むよ」
    
     ◇ ◇ ◇
    
     球は帰り道、先程車井原医師から受けた治療のことが頭から離れなかった。
     思い浮かべると再び熱いものが込み上げてきて、下着がじんわりと濡れるような気がした。
    
    (次の診察は1週間後か……)
    
     球は研二が待つ大学のクラブ室へ急ぎ足で向かった。
    
    
    完
    
    
    
    


     
     
     


  • 第33話「水内典子の性癖 3」

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     ……嘘っ、嘘!
    
     典子は完全に強張っていた。
     衝撃だったのだ。
     医者に胸を見せるだけでも、典子は典子なりに腹を括って、ここに来るまでのあいだに心の準備を重ねていた。経験上は服の上からしてくれたり、服の内側に手を入れる形で、胸を見せなくても済んだことの方が多いので、こうして生乳を出した経験は実のところ数えるほどしかない。
     胸を見られる事に関して、典子は初心者といえた。
     それがいきなり、合計四人の男に見られているのだ。
     普段から顔を合わせる担任がまじまじと、朝礼などで顔だけは知っている校長はニヤニヤと、教頭などはさらに卑猥な顔つきで、明らかに楽しむ目的の視線を胸に浴びせられている。
    「あ、あの……」
     助けを求める気持ちで、内科医を、養護教諭を、それぞれ見るが、二人は何もしてくれない。
    「早く終わらせちゃいましょ?」
     擁護教諭はにっこりと述べるのみ。
    「動かないでねー」
     内科医は典子の心境など知らないように、淡々と聴診器を押し当て診察を開始した。
     ぺたり、と。
     胸の真ん中にひんやりしたものが当てられ、数秒ほどで乳房の下へと移動する。内科医はしばし音を聞き、すぐに反対側の乳房へ移動し、あらゆる箇所へと押し当てられた。
     あるのは緊張ばかりだった。
     ジロジロと見てくる三人の教師に対して何も言えず、養護教諭も女性として味方をしてくれるわけでもなく、強制的に視線を浴びる羽目になる。
     最悪だった。
     教師が生徒の体を見て、楽しんでいる。
     されていることは視姦のみだが……。
     それでも、これは確実に性的な被害といえた。こんな形で男にいいように胸を拝まれ、恥ずかしい気持ちにさせられて、典子はただただ下ばかりを向いていた。
    「背中を向けてねー」
     少しだけ、視線を逃れる。
     さして安心感が沸くわけでもなく、いやらしく乳房を見ていた視線が今度は背中を撫で回す。まるで目には見えない透明な手が背筋を這い回るかのようで、全く落ち着かない。
     何故、どうして、自分がこんな目に。
     みんな酷い!
     ここにいる全員酷い!
     かといって、たった十二歳の少女が大人に刃向かう度胸を持ち合わせているわけではない。
     そんな言葉を叫べるのは、心の中だけの話である。
    「じゃあ前に戻って?」
     嫌だ。
     このまま後ろを向いていたい。
     もちろん、それができるわけでもなく……。
     視姦が再開されるとわかっていながら、典子は自ら前へ向き直る羽目になる。
    「視触診に移るからねー」
     そ、そんな……。
     典子はゾッとした。
     例え診察が目的であっても、視線は視線だ。内科医の手も異性のものに違いない。それを気にせずケロっとしていろという方が無理な話で、典子はますます赤く染まった。
     み、見ないで……!
     視診に対する心の叫び。
     胸元へ医師の顔が接近し、こんなにも至近距離で視線を照射されるのは、恥じらい以外に何も生まない。まるでレーザーでも浴びせられたかのように、乳房全体がじんわり痺れ、乳首の当たりがピリピリしてきた。
     思春期の発達が早すぎないか、遅すぎないか。
     どうやら乳房の観察によって確かめられるらしいため、典子はこうして視診される羽目になる。
     それはわかる。
     嫌だし、恥ずかしいし……。
     だが、わかる。
     問題はこの視診されてしまっている姿を、診察とは関係のない三人もの男に見られている状況だ。
     裸自体も恥ずかしいが、見られている姿を見られる。
     というのが、それもそれで何だか嫌なのだ。
     触診だってあるのだ。
    「触りますねー」
     と、内科医は手を伸ばす。
     男の手の生温かさに乳房が包まれ、異性に揉まれるという感覚を典子はこんな形で体験した。
     ジロジロと、視線を浴びながら……。
     胸を揉まれている上、その姿を鑑賞される。
    
     ――可愛いねぇ?
     ――ウズウズしちゃって。
     ――もしかして、感じてる?
    
     想像が湧き上がった。
     ニヤけた顔の頭の中で、きっと思われていそうな事が典子の脳裏によぎってきて、典子は言われてもいない言葉責めを受けた気持ちになってしまう。
    
     ――医者っていいよなぁ?
     ――俺も揉みてぇ!
    
     表情から聞こえる声。
     それ自体は典子の想像にすぎないものだが、、男達の表情は明らかにそう思っていてもおかしくない。
    
     ――乳首どうなってんだろうなー。
     ――揉み心地が気になる……。
    
     卑猥な表情がそれ自体、典子にとっては言葉による責め苦に等しかった。
     地獄だった。
     視姦と表情を浴びせられる。
     思春期の少女に対して、心を狙い撃ちした最悪の責めが、こうして典子を縛りつけたのだ。
    
     そして……。
    
     典子にとって、これは随分なトラウマになった。
     その日の一日は当然のこと。
     翌朝になっても、その次の朝になっても、心に受けた深い爪跡は根深く残り、そう簡単には癒えはしない。
     担任とは毎日顔を合わせるのだ。
     その顔を見るたびに、担任の頭の中には自分の乳房があるような気がして、もうまともに目を合わせられない。
     そんな日々……。
     恥ずかしかった思い出と、そのフラッシュバックに襲われる日常を典子は送り、やがて思ったのだ。
    
     少し、気持ちいい。
     ドキドキする。
    
     何をまかり間違って、トラウマがそんな形へと変わったのかはわからない。
     典子自身にも、わからない。
     元から、典子にはマゾスティックな素質があったのかもしれない。
     あるいは、心の傷を癒そうとする精神の働きが、無意識のうちに典子をそんな方向へ進めたのかもしれない。
     何にせよ。
     典子が自覚を抱いているのは、自分の性癖はきっとあの体験がきっかけであるという一点だけだ。あのせいで、典子は露出への興味を手に入れてしまったことには間違いない。
     もう二年前の出来事である。
     さすがに、今となっては古い記憶にすぎない。
     心の傷自体は癒えていて、言うなれば傷が塞がった後の痕跡だけが、過去の記憶という形で残っている。今でもたまにはフラッシュバックして、自分で自分の思い出を踏みつけたいような気持ちに駆られるものの、当時のような深刻な表情をすることはとっくになくなっていた。
     そんなわけで、典子に最終的に残ったものは性癖だった。
    
     胸を見られただけで、あれだけの思いをした。
     それが、アソコだったら?
     お尻の穴だったら?
    
     自分は一体どうなるのか……。
     何故だか興味が沸いてしまって、やがて試したノーパンでの一日が癖になり、典子は露出少女になったのだ。
    
    
    


     
     
     


  • 第32話「水内典子の性癖 2」

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     典子が露出に目覚めたきっかけは、きっとあの記憶――。
     思い出としては、本当なら最悪の部類に入る。二度と体験したくないはずの気持ちを味わい、それが典子のマゾっ気ある露出趣味の起源となった。
    
     それは中学一年生の頃……。
    
     典子の通う学校では、内科検診が上半身裸ということになっていた。理由は色々書かれていたが、要するにブラジャーを外した状態で体操着に着替え、内科医の前で上を脱ぐ。一糸纏わぬ胸と背中に聴診器を当ててもらう手順であった。
     それ自体は仕方なかった。
     当日は欝な気分になるだろうが、みんなで脱げば怖くない。恥ずかしいと思わなければ大丈夫だと、典子は配られたほけんだよりを見ながら言い聞かせていた。衣服無しで肌に直接聴診器を当てたほうが診察は正確になるらしいことを、典子は偶々知っていたので、そのためだろうと嫌々ながら納得していた。
     しかし、当日――。
     結論から言うと、典子は学校を休んだ。
     体調を崩したせいで学校へ行けなくなり、無理をして登校するのもまずいと母親に判断され、残念ながら学校検診のその日に休むという結果になった。
     となると、内科検診はどうなるのか。
     典子だけ別の日取りで実施された。
    
     放課後だった。
    
     六時間目の授業が終了し、担任から保健室へ行くよう指示を受けた典子は、少しばかり嫌な気分で廊下へ出た。
     どうして、私一人なんだか……。
     せめて他にも休みがいれば、脱ぐのは自分一人じゃない。誰でもいいから、自分と同じ目的で脱いでくれる方が、なんとなく気分が楽になる気がしていた。
     しかし、典子は一人。
     たった一人、脱ぐことになる。
     その事が足取りを重くして、遅く歩けば検診が消えるわけでもないのに、典子は意味もなくのろりのろりと緩やかな歩調で廊下を渡っていた。
     そして、着いてしまった。
     別に到着したくもなかった保健室に、典子は着いた。
     戸をノックすると「どうぞ」と声が聞こえて、典子は中へと立ち入った。
    「えーっと、水内典子ちゃんね?」
     白衣を着た養護教諭の女性は、きっと三十代くらい。
    「あ、はい」
    「じゃあ、内科医の方も来て下さっているから、ちゃちゃっとやっちゃいましょうか」
     陽気というべきか、明るいというべきか。
     欝な気分の典子にとって、気さくで人の良さそうな同性が同じ部屋にいてくれるのは、たったそれだけで心強い。別に脱げても仕方のない気がするのだが、これならきちんと脱げる自信が沸いてきた。
     きっと、たった一人で男の前にでも出されたら、ワイシャツのボタンを外すだけでも時間がかかってしまう。
    「さっ、こっちこっち」
     案内されるようにして、典子は丸イスの上へ導かれる。まるで実際の病院診察でもするかのように、内科医の前へちょこんと座った。
     相手は男、中年だ。
     女医じゃないのが残念で、やっぱり気分が下がってしまう。
     けれど、大丈夫。
     きちんとできる。
    「では水内典子さん。上は全て脱いで下さい」
    「はい」
     この検診は典子一人のため、体操着になる指示はない。なので制服のブレザーから脱いでいき、内科医には背中を向けつつワイシャツのボタンを外していった。
    「はい、預かるわねー」
     脱いだものは養護教諭が回収して、脱衣カゴへと畳んでいく。
     ブラジャーのみになった典子は、とうとう乳房を出すことに緊張しつつもホックを外す。腕で胸元をガードして、その隙間から引き抜く形でブラジャーを取り去り、養護教諭へと手渡した。
     ああ、脱いでしまった。
     どうせ見せることになるのだが、なんとなく両腕をクロスさせ、すぐには見せない形で内科医を向く。
    「よろしくお願いします」
     と、礼儀上の挨拶。
     これが少し嫌だった。
     思春期の典子としては、おっぱいを見てもらうお願いなどしたくもない。頼んでまで男に裸を見てもらうなど、援助交際でもあるまいのにどうしてだろう。
     もっとも、医師としてはあくまで診察を受け持つだけだ。
     そんな気持ちが沸いてくるのは、ただ自分が恥ずかしいだけだからと、典子はきちんと自覚していた。
     隣には女性もいる。
     もし万が一、目の前にいるのが少女に猥褻を働く変態医師だとしても、これなら何もできはしない。典子は自分に言い聞かせるためにそんな事を考えて、自分を納得させながら両腕を横へと下ろした。
     乳房を解放した。
     まだまだ発達が始まったばかりで、去年までは平面だった典子の胸は、初々しい膨らみをもって低め山を成している。桜色の乳首を頂点に、遠目に見たならやっぱり平面に見えそうな、しかし内科医の距離なら確実に膨らみ具合が確認できる。年頃らしい膨らみかけがそこにはあった。
     恥ずかしくて、目の前の内科医と目を合わせられない。
     今すぐ隠してしまいたい。
     クラスにはもっと成長の早い巨乳がいたり、大きいとまではいかなくとも、きっと典子などより綺麗な形をしていそうな女子がたくさんいるのだ。
     それと比べて、典子のものはどうだろう。
     胸を見られているだけでも、単純な恥ずかしさが典子を赤面させていたが、典子は自分の乳房をクラスでも劣っているものと思っているのだ。
     劣るも何も、貧乳を趣味とする男性からすれば、典子の胸は十分に美しい。
     しかし、当の典子は自分の胸に自信がない。例えるならみんなはテストで平均以上を取ったのに、自分だけが赤点であるような気まずさが、恥じらいの中には含まれているのだ。
     だから典子は嫌だった。
     自分で気にしているものをわざわざ見せるなど、典子の胸中にある感情は、テストの悪い点数を親に差し出す情けなさとよく似ていた。
     その時だった。
    
     コンコン、
    
     人の手の甲が、保健室の戸を叩く音。
    「はーい。今は検診中ですよー」
     と、養護教諭が対応。
    「ああ、我々ですよ。是非とも検診の様子を確認したいと」
    「あらあら、あなた達ね。オッケー! わかったわ」
     ――何? どういうこと?
     典子は焦燥した。
     検診の様子を確認したい?
     戸の向こう側にいる男が言ったそんな言葉に、女性であるはずの養護教諭が許可を出している。
     そんな馬鹿な。
     だって、その人達は男性で、誰かが見学に来るなんて話も聞いていない。
     しかし、焦ったところで焦る以外の何ができるというわけでもなく、開かれる戸をただ見つめるしかなく、そして現れる男性群を前に典子は反射的に胸を隠した。
     入ってきたのは、三人の男。
     二十代の若手担任。
     髪が一本もない校長。
     白髪まみれの教頭。
    「え? あのっ、これって……」
     わけもわからず、すがるような気持ちで典子は養護教諭を見た。
    「そういえば伝えてなかったっけ? ほら、検診がどんな様子で行われているか。教師としてはきちんと把握しておきたいでしょう?」
    「で、でも……。みんな男……」
    「はいはい。早く終わらせないと、いつまでもその格好のまんまよー」
     きっと、これさえなければ、単純に恥ずかしいのを我慢して終わりのはずだった。
     真っ平といえばそうなのだが、典子の精神力でも十分に耐え抜ける程度のものだった。
     将来は乳がん検診や婦人科検診を受け、乳房どころか性器を晒す機会だってあるかもしれない。そういう恥ずかしさを一足早く体験するだけだと、典子は出来る限り軽く考えようとしていた。
     軽く考えて、さっさと忘れようと計画していた。
     そんな典子に対する追い討ちが、三人の男の見学。
     内科医も男なので、ここには合計四人の男。
     そして、養護教諭は女性だが、カウントすれば五人もの人間が典子の裸を見ているのだ。
     最悪だった。
     五人もの服を着た人間に囲まれながら、典子だけが上半身を晒しているなど、これは何の罰ゲームだろう。
     こんな目に遭わなくてはならないほど、典子は別に悪いことなどしていない。
     それなのに、どうして……。
    「はい。診察始めるよー」
     内科医は容赦なく、事務的に述べる。
     その内科医の背後に回る形で、明らかに乳房が見えやすいポジションに三人の男は立っている。
     この状態で腕を横へ下ろすだなんて……。
     視線を苦痛に思いながら、典子は泣く泣く乳房を見せた。
    
    
    


     
     
     


  • 一度はやりたい 女子高の健康診断医


     
     
     
          これは良い検査AV

      きちんと学校検査に徹していて、きちんとフェチマニア向けにできていました。

      医者の前で体操着をたくし上げ、触診で胸を揉まれる光景をたっぷりと楽しめます。

      この作品は7つのパートに分かれていました。

     ○着替え&身体測定
     ○健診パート①
     ○検尿パート①
     ○健診パート②
     ○検尿パート②
     ○健診パート③
     ○個別健診

      健診と検尿がそれぞれ①とか②とかに分かれていますが、
      女優が違うだけで診断方法の違いなんかはありません。
      人数が多いから、それぞれパートごとに区切りをつけながらやっているようでした。

      検尿パートは全てトイレで紙コップに出しているだけなので、
      医者の前で放尿みたいなことはありませんでした。
      (というか検尿③がなかった)

      では詳しいレビュー

      まずは最初の着替えシーン


      お喋りで騒がしい様子の教室で、女の子達が制服から体操着へと着替えていきます。
      何故か首から下ばかりが映っていて、個人の着替えをじっくり見せたり、
      顔が見えやすいようなアングルがなかったのが個人的には気にかかる。

      とはいったものの、ショーツの上にブルマが被さり、
      ゴムの端からプニっとお尻がハミ出るまでの一連の光景は、
      なんだかんだいって見ていて楽しい。



      ↓持ち上げる際にショーツがハミでる。
       でも直すというシーンも見れました。



      身長測っているシーンとかは、イメージ映像風に流れる程度。
      普通に体操着を着ているので、あまり力は入れていなかった感じですね。

      自分の身長聞いて
      「変わってなーい」とか
      「伸びた伸びた!」とか
      「え、変わんない」みたいな

      数字でいちいちはしゃいでいるノリは、学校らしさを出せていたと思います。



      本番は健診パートからですね。

      椅子で順番待ちの生徒が、服を脱がずにブラジャーを外すテクニックを使用。

      そして、医師の前に座るという流れ。



     1:首のリンパ触診
     2:おっぱいにメジャーを巻く
     3:聴診器を当てる
     4:おっぱい触診



      健診パートは全てこの流れです。

      上記で述べました通り、①や②に分けられているけど内容は同じです。

      サディスティックヴィレッジなら、もっとギョウチュウ検査やモアレ検査など、
      他の検査内容をやっているところなんですが、この作品は項目が少ないのが惜しいですね。

     
      とはいえ、おっぱいへの責めがその分なかなか執拗です。

       微妙に位置を変えながら押し込んだり、乳首を責めたりなどしています。




      触診では鷲掴みにして、乳首をつまんでみたり。
      指でさーっと撫でるような触れ方をしたり。
      時間をかけておっぱいを責めていました。




      聴診で1~2分以上
      触診で1~2分以上
      胸囲も何十秒かかけているので、

      全ての女の子が合計五分近くほどおっぱいを出し続けているわけですね。

      最後の個別診断では、気になった子を各自呼び出し。
      それぞれ詳しくチェックするというわけですが、
      ここで再登場するのは4人だけみたいですね。

       まずはおっぱい再チェック

       ショーツを脱いで・・・・・・

      

       四つん這いとなり・・・・・・

      

       丸出しのお尻を『診察』してしまいます。

      

     「お尻の穴見られるの初めて?」
     「……こんなところ見られるの初めてです」
     「じゃあなおさら診てあげないとねぇ?」

      と、羞恥を煽るやりとりがあったのもツボ。

      肛門に力を出し入れさせるプレイがあったのも最高です。

      動画じゃないとわかりにくいかもしれませんが、
      ギューっと力を入れ、そして力を抜いています。

          

      医師の手によってまで開閉されたり、
      じーっと観察されたりしてしまいます。



      恥ずかしそうに隠しているのも可愛らしい。


      この可愛さの子の肛門を観察したかと思うと得した気分になりますね。




      それによく見るとこの子、肛門にホクロあるんですねぇ?

       

      ちなみにこの葉山未来ちゃんだけにおまけセックスシーンがありました。

     FANZAで購入
     
     


  • 羞恥!新卒内定者入社前健康診断

      検査着の中はショーツ一枚という格好を強要

      男女混合でそれは非常に気になるため、当然「え?」ってなる。
      気になって気になって、つい尋ね返していた。

     「あのぅ、ブラジャー外すんですか?」
     「はい。外しますよ?」

      ものすごーくケロっと答える。
     
     

     
     
      みんな内心、そんなのは嫌だと思っている。
      どこか明るさのない着替えに・・・・。

      ストッキングを脱ぐ際は、みんな一旦タイトスカートを持ち上げるから、
      一瞬だけストッキング越しのショーツが見えるのがとても良かった。
      そして、黒いストッキングが剥けていき、生足が露出する瞬間のたまらなさがある。
      着替えシーンの収録はグッド。

      その次のシーンでは看護婦が検査着の中身をチェック。
      みんながきちんとブラジャーを外しているかの確認となる。
      約二名が、ブラジャーを付けたまま来てしまっていた。
     
     

     
     
      こんな人の通る場所で、ブラジャーを外すことを強要されてしまうことに。

     「安部乃さん。結構可愛いブラジャーしてますね」
     「そんなので検診に来たんですか」

      羞恥を煽る言葉をかけられ、元気のない顔になっていく一同。
     
     
     
     
      身体測定の場にも普通に男が。

      まずはバストとウェストのために上を脱がされ、
      ヒップを測るためにショーツまで下げられてしまう。
     
     

     
     
      男の視線のある中で見える尻がたまらない。

      検尿のためのオシッコシーン。
     
     

     
     
      レントゲンでも全裸にさせられボディタッチ。
      この辺を押し当てて、もうちょっとこの辺を!
      みたいにオッパイに触れたり尻に触れたり。

      「ここ!ここ大事だから!」

     というシーンは、アングル的に男の手が見えにくいのが残念
     叩かれてプルプルいっている尻が見えればよかったのに・・・。
     もっとも、パンパン音が聞こえてきて、表情を変える女性はたまらない。
     
     

     
     

     次の人が待ってるから、忙しいから、外で着替えてね?
     という可哀想な扱い。
     男全員の視線が着替えをジロジロ見ているのが良かった。
     
     

     
     乳がん検診ではこの状態で待たされる。
     

     ちゃんと調べてる感のある手つきは嬉しい。
     しかも、医師に背中を向けるせいで揉まれる胸が外から丸見え。
     
     


     
     
     ギョウチュウ検査は乳がん後。
     
     


     
     
     そのまま肛門を広げて肛門診察。


     
     
     1:46:50過ぎにあるお尻を叩くシーンも、黒塚的にはかなりツボだった。

     「わかりました」→ パン! →「はい。検査は以上でおしまいですよ」

     じっと下を向いたまま出て行く姿もたまらない。
     
     

     
     
     心電図。衝立こそあるものの、普通に隣から見えちゃう・・・・。

     


     
     
     隣に女性の方がいるのに男が裸を拝むのも、羞恥を煽っていますねぇ。
     
     

     性器検診では男の見学者がいっぱい(笑)
     視線の中でショーツを取られ、股を開く気持ちといったらないでしょうね。

     「健康ですねぇ?」
     と言いながら、指に絡んだ分泌液を本人に見せつける。

     あとは個人検診で一人ずつまた性器などを調べつつ、そこで本番シーン。

     いつも通り、なかなかのものでした。

    FANZAで購入
     
     


  • 羞恥!社内緊急OL健康診断2014編

    (どうやら販売ページから削除されており、FANZAからは購入できないようです。ご購入をお考えの方は、中古販売または別の販売サイトからお探し下さい)

    恥ずかしい内容の検査は行っています。

    ・尻を高く掲げてのギョウチュウ検査
    ・男性社員の見ている中での乳がん検査
    ・アソコの触診や経膣プローブの挿入

    などなど。

    あとは少し特殊というか見ない感じのネタだったのは、身長計で身長を測る際にストッキングを脱ぐというものです。

    体脂肪率を測る機能があるらしく、静電気が発生するからという理由で、看護婦のおばさんがストッキングを脱ぐよう指示。

    「え?ここでですか?」

    という反応を当然女子社員は行います。

    OLの履くタイトスカートは中高生の学校スカートと違ってお尻にぴったりしているので、 中が見えないよう気をつけて脱ごうとしても、どうしても手を入れる際にスカートが持ち上がる。 パンツに包まれたお尻が見えてしまうというのが良かったですね。

    ただ、Tバックを履いている女性が見受けられました。

    この作品はタイトルにも緊急とついている通り、下着を選ぶ準備もなくいきなり診断となっているので、 確かに地味なものを選んで恥ずかしくないようにしてくる、という対策は取れません。

    しかし、一般の女性は普段からTバックを履くのでしょうか?

    別にそういう統計を見たわけではないので、実際の割合はわかりません。 が、Tバックの女性が多いか少ないかと問われれば、普通は少ないと想像するのでは・・・。

    何故、そこをTバックにしてしまうのでしょう。

    もちろん尻たぶを拝めるという利点はありますし、好きな人は好きなのだと思います。

    それと、背景から鳴る電話の音がうるさい・・・・・・・・・・。

    仕事場に医師や看護師がやって来て、そこで診断ということなので、 女性が健康診断を受けている周りでは男性がデスク業務を行っています。 当然、電話が鳴ることぐらいあるでしょう。

    鳴りすぎなんです。

    ちょっとやそっと鳴るのではなく、普通に延々と、動画の再生時間中まるまる鳴り続けています。

    ・・・・・・・・・・・・・さすがに鬱陶しいのです。

    しかしまあ、もっと控えめにしておけば、周囲では仕事をしている! っていう雰囲気作りの役には立ったかと。



  • ハレンチ・ザ・高校~羞恥の身体測定~ 内科検診でおっぱい丸出し2/2

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     金髪巨乳、安奈の番となると、男子の期待は一層膨らむ。
     自分の診察を終えて野次馬に加わるクラスメイトが着実に増える中、安奈はいかにも不機嫌そうな顔をしながら体操着をたくし上げた。
     安奈の豊満で重たげなおっぱいは、瑞々しい果実を思わせるプルンとした丸みを持ち、きめ細かな色合いを放っている。乳房の頂点には可愛い乳首がぷっくり立ち、胸全体の美味しそうな雰囲気を引き立てる。もはや胸一つから香りさえ漂うような錯覚がして、医者はくらくらしかけていた。
     そこに聴診器が押し当てられると、乳房は柔らかく潰れ、乳首を中心としてクレーター状のへこみを作る。
     じぃ……と、それを見つめる男子の眼の数々。
     ――ったく! 文香の奴、ちゃんと男子を注意しなさいよ!
     ただでさえ医者の目が突き刺さるというのに、時間が経つにつれ、背後で野次馬を作る男の数は増えていくのだ。
     そのいくつもの視線の全てが、生の背中を視姦する。
    「アンタ達、何度言えば……!」
     安奈の念が通じてか、ようやく文香の注意が飛ぶが、「あー、はいはい」と、だいたいの連中が軽く流してしまう。最初は応じる素振りを見せ、あからさまには見ない程度のことはしたものだが、しだいに言う事を聞かなくなっているようだった。
     ――何よっ、全然駄目じゃない!
     安奈は委員長の不甲斐なさに憤慨した。
     医者の聴診器が、もう片方の乳を押しつぶす。
     その押しつぶす手が、微妙に震えていた。というより、わざと震わせているのだろう。痙攣でも起こしたかのような腕の振動が聴診器を通じて乳首へ伝わり、そして乳房全体へと広がり、性的な刺激へと変化する。
     振動の伝わった乳房は、わずか小刻みに揺れを起こしてプルプル動いていた。
    「え、え? あの、まだ終わらないんですか?」
     明らかにおかしいことをされ、安奈は慌てた声をあげる。すると医者はぴたりと手を止める。
    「ええ、今終わりましたよ」
     げへへ、とでも言い出しそうなゲスな笑みに、安奈はぞっとした。
     医者はわざとこんなことをしたのだ。女子高生を診察できる立場を利用し、聴診ついでに嫌なことを……。
     そんな奴の診察を受けるなど真っ平であるが、ここで喚いたとしても教師に注意され、無駄な時間を作るだけに終わるのだろう。
     安奈は泣く泣く背中を向けて、乳首はやはり手ブラで守る。麗華よりも大きいので、手の平からはみ出る卑猥な肉の量は、少しばかり多めであった。
     ――うおぉデケェ! ――やっぱ大きさは安奈だよなぁ……。 ――隠してるとこがまたエロいわぁ……。
     男子達のざわめきが安奈を責める。
     文香が睨みをきかせ、麗華が蔑む視線を送るが、もう効果はなくなっていた。せめてもの抵抗として安奈自身も男を睨みつけ、「見ないでよ!」と声を上げるが、「声を出されると音が聞きにくいので」と医者に注意され、抗う手段は封殺された。結局、このことで余計にニヤニヤされるだけだった。
    「じゃあ、触診しますからね~」
     安奈は前に向き直り、出したくもない胸を差し出す。
     医者はじっくり、たっぷりと指を踊らせ揉み始めた。大きな肉の果実を手の中でグニグニと激しく変形させ、なめずるような動作でぬるりと撫でる。さらに手先からの振動が加わって、おっぱいはプルプルと震え始めた。
     まるで弾ませるかのような動きに、乳房に熱が溜まっていく。快楽の熱だ。じわじわと皮膚の奥から発熱するようにして、しだいに表面を駆け巡り、胸全体に快感の波が滲みわたる。
     ――うぅっ、早く終わりなさいよぉ……。
     執拗な揉みしだきは終わることなく、手が離れたと思えば指で乳首を刺激してくる。あまりの感覚に安奈の息遣いは淫らに荒れ、色気ある吐息が漏れ始める。
     乳首を摘まれ、「ひゃあ!」と声が出てしまった。
     同時に医者はにんまりと笑い、背後の男子達がざわめきをあげた。
     ――おっ? 聞いたかよ今の声。――今ゼッテー感じたよな! ――やっべー、俺、本物の喘ぎ声とか始めて聞いたわ。――ズボンの中身立っちまいそうだぜ。
     投げかけられる言葉の数々に苛まれながら、安奈は終了と共にその場を駆け去っていった。
    
     順番が回り、文香が胸をたくし出す。
     文香のおっぱいはお椀ほどの大きさであった。貧乳とはいかないが、決して大きいとはいえないやや半端なサイズである。しかし、その控えめさ具合が可愛らしい。半端さこそが、リンゴの果実のような香りを漂わせ、それを見る医者はついついじゅるりとよだれを垂らしそうになってしまう。
     そんな文香の乳が聴診器に押しつぶされる。同時に腕を振るわせることによる振動が伝わってきて、文香は肩をびくんと跳ねさせてしまった。
     ――このお医者さん、何をしているの? こんな診察があるの?
     絶妙な腕の振動からなる、まるでピンクローターでも当てられたかのような感触が文香の乳首を襲う。つんとした快楽がほとばしり、文香は肩をもじもじさせた。
     そう、医者は刺激を与えて楽しんでいるのだ。
    「エロいなぁ、委員長!」
    「背中と締まりある腰つきが中々だぜ?」
     男子達の言葉が背後から降りかかってくる。さっきまで注意を飛ばしていた委員長に対して、わざと投げかけているようでもあった。
     ――うるさい! 診察中は黙っていなさい!
     そう声を上げたくもなるが、聴診中に怒鳴りなどすれば、おそらく「聞き取りにくい」などと注意されるのがオチとなってしまう。実際、安奈がそうなっていたではないか。
     文香は悔しながらに耐え忍ぶ。
     もう方乳の心音が聞かれて、それから、やはり振動を加えられる。腕の筋肉を駆使した、上手な技に、ただでさえ固く立っている乳首はどんどん快楽の波を高めてしまう。やがて文香は淫らな吐息を吐き始めていた。
     そして背中を向けるよう指示される。
     これまでのみんなと同様、文香もまた手ブラで対応した状態となるが、男子達のいやらしい視線が当然降り注ぐ。
     しかも――
    「――――っ!!!」
     さーっ、と背筋を指で撫でられて、くすぐったいような気持ちいいような触感に電流が走り、文香は背中をのけぞらせてしまう。
     その反応を見た男達は大いににんまりし、野次馬の前方にいた二人が言葉を交わす。
    「おぉ? どうしたんだ? 委員長さん」
    「さあなー? ひょっとして、感じたんじゃね?」
     かなりわざとらしい、文香本人に聞かせるような声量で交わされたやり取りだった。これには文香も屈辱を覚えないわけにはいかず、怒鳴り返したい気持ちを堪えて、ぐっと歯を食いしばった。
     そうしているあいだに背中に聴診器が当てられて、心音を聞かれる。
     ――後で覚えてなさいよ! あいつら……。
     お返しに必ず長い説教をしてやろうと、心の中に誓いつつ、背中の聴診が終わったので前に向き直り、最後の触診の時を迎えた。
     にやにやと卑猥な笑みを浮かべた医者は、ゆっくりと両手を伸ばし、お椀サイズの乳房全体を包むようにして、指でそれを覆いつくした。
     そして、つまむような動作で文香は胸を揉みしだかれる。指の食い込んだ乳房は縦向きに柔らかく潰れ、プニっとした弾力でその指を跳ね返す。
     乳首がつままれて、くりっと優しくねじるようにして弄られた。指先で器用にこねくられ、刺激の強さに、気をつけなければまた肩がビクンと跳ねそうになる。
     ――ううっ、これ本当に診察なの? 怪しいけど、今は受けなくちゃ終わらないわよね。
     声が出ないよう歯を噛み締めて、乳首から走る快感に耐え続けた。
     その顔を赤く染めながら耐え忍ぶ姿もまた、立派な興奮のエッセンスだ。堪える表情はもちろん、肩をもじもじさせる動きは背後からでも見て取れる。
    「おー、耐えてる耐えてる」
     我慢しているところさえも鑑賞され、猛烈な羞恥に悶え、とにかく早く終わって欲しいと通良く願う。
    「はい、ご苦労様」
     ようやく終了の声が出され、文香は心底ホッとするのだった。
    
     しかし、その安心も所詮は一時的なものでしかない。
    
     次に控えるスリーサイズの測定もまた、やはり男女混合、男の手によって行われるのだ……。
    
    
    
    


     
     
     


  • ハレンチ・ザ・高校~羞恥の身体測定~ 内科検診でおっぱい丸出し1/2

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     内科検診では、心臓の音と乳房の健康状態を診察される。
    
     最初に並んだ美冬は、校医の前に置かれた椅子へ座り、体操着をたくし上げた。
     診察とはいえ、医者とはいえ、生のおっぱいを見せなければならないのだ。十代の女子としてはこれほど恥ずかしいものはなく、美冬も無表情には見えるが顔を赤くしていた。
     後ろからは男子の視線。
     角度の関係でクラスメイトに生乳を見られることはないが、たくし上げたことによって露出する背中にみんなの目は集中している。
     幼く細い背中は可愛らしく、視線によって愛でるには最高だ。
     そして医者は、診察という名目の元に堂々と乳房を観察していた。
     前から後ろから、美冬は集団に視姦されている。しかも医者は生乳を嘗め回すようにじろじろと見てくるのだ。羞恥心は猛烈なものである。
     美冬の胸は小さい。平らな胸板から控えめに、ちょっぴりだけ膨らんでいる。その未発達な胸は、それはそれで良いもので、じっくりと眺める価値は充分にある。可愛らしい乳首が勃起しているのが、より良かった。
     幼げな顔つきと合わさって、高校生という年齢にしてはかなりロリティックなボディだ。
     白い乳房から立つ赤い乳首は、さながらケーキの上に乗せられたイチゴのように、甘く美味しそうに見えてしまう。この甘味な香りを嗅げば、幼児体型など趣味にしていなくとも、誰しも美冬の胸を食べたくなるかもしれない。
     医者とて診察でなかったなら、よだれを垂らして下品にしゃぶりついていたことだろう。
     医者は聴診器を乳首の上に押し当て、心音を確認した。緊張のせいか、鼓動が早い。
     もう一方の乳首にも当て、それから後ろを向いてもらう。
     すると今度は男子の並ぶ角度からでも胸が見えてしまうので、美冬はさらに赤くなった。
     ――ううっ、なんという恥ずかしさだ。
     背中を医者にたくし上げられるせいで、体操着はずり上がり、小さな胸は丸々と露出されてしまう。美冬は手ブラで隠すのだが、その恥ずかしそうなしぐさがまた、さながら小動物のように可愛く見えて、注目のいい的となる。
     男を狼と呼ぶならば、美冬ほどの良いウサギはいないだろう。
     手ブラが男をそそらせてしまう事実も癪だが、隠さなければ今度は生のおっぱいを見せることになるので、美冬はこうするより他がない。どちらにせよ羞恥に悶えるしかないのだ。
    「こら! 男子ぃ?」
     見るんじゃない、と文香が強く釘を刺す。
     男子は一時的には目を逸らすが、すぐにチラチラと視線を寄せ、やがてまたじっくりと凝視する。何度はたいてもたかってくる虫のように、結局、飛び散った視線は元の地点に立ち戻ってしまう。羞恥心に対する気遣いはなされないのだ。
     文香は仁王立ちで彼らを睨みつけ、男子の目を逸らさせる時間を長引かせようとするが……。
    「委員長ってパンツ水色だよな」
     一人の調子付いた声が上がり、文香はカアァァと顔を染め上げる。
    「ほんとに、最っ低な奴しかいないのね」
     近くに並んでいた安奈は、小さくぼやいていた。
     その後ろで、美冬の診察は進む。
     再び前に向き直り、最初と同じように体操着をたくし上げた状態で胸を見せる。
     乳房の健康状態を視診し、かつ触診するため、医者はじっくりとその小ぶりなおっぱいを観察しながら、手を触れた。
     ――うぅ……、早く終わって欲しい。
     医者の手はゆっくりと乳房を撫で回し、それから乳首をつまむ。くりくりとこねるように弄くり、人差し指でつんと押したりする。
     美冬は息を乱し、色っぽい吐息をあげ始めた。
     薄い下乳を、すくいあげるかのような動作で指で持ち上げ、ぐにぐにと乳首の周りに指の腹を走らせる。
     ようやく診察から解放され、美冬は高速で体操着を元に戻した。
    
     次の麗華がたくし上げると、医者はにやりと卑猥な笑みを浮かべた。
     麗華の乳は美乳なのだ。体全体のラインもさることながら、乳房の丸み具合、膨らみ方、それらの絶妙さが実に官能的なおっぱいを造形している。
     引き締まった腰から太ももにかけての曲線も良い。腰つきの細さと太もものほどよい肉付き、そこから乳房へかけてのラインは芸術家の彫像を思わせるほどの出来栄えだ。
     スタイルの良さは麗華がトップだろう。
     後ろに見えている背中も綺麗できめ細かな肌をしており、触れればすべすべしているであろうことは一目瞭然である。この肉体美は、よもや彼女がモデルでないことが不思議な領域にさえ達していた。
     やはり男の視線はそこへ降り注ぎ、背中の露出した肌の、いたるところまでを視姦する。
     聴診器が押し当てられ、ぷにっと柔らかく潰れる。ついで、医者の目がじーっともう片方の乳首を見つめるので、そこがじわじわと熱くなりそうだった。
     ――こんなの……あくまで診察だ!
     恥ずかしさを堪え、歯を食いしばりながら麗華は耐える。
     そんな強がりをし、毅然と振舞おうとしているところもまた素晴らしい。麗華は凛とした顔立ちをしていて、『可愛い』や『綺麗』よりは『美しい』という言葉がとてもよく似合う。いや、『格好いい』という言葉を当てはめても、本来ならおかしくない雰囲気を持っていた。
     彼女はどこか男をも凌駕しそうな、芯の強そうなオーラを漂わせているのだ。
     剣道をしたなら男子など簡単に倒すだろう、空手や柔道でも男より強いであろう、只者でない風格がある。実際、麗華は小さい頃から剣道を習っており、運動神経も良いために男よりも強さはあった。
     それが、羞恥心という女ならあって当然の感情の前では、こんなにも赤くなって押される一方だ。強がりで恥ずかしがる素振りを一切隠そうとはしているが、その素振りこそが結局は恥じらいの証拠なのだ。
     ――実にいい、素晴らしい。
     医者はニヤニヤしならがもう片方の乳に聴診器をあて、ぷにっと押しつぶす。音を聞き終わり、背中を向いてもらう。
     美麗な背中が丸出しになるよう、医者は体操着をたくし上げる。すると前もずり上がり、胸が出てしまうので、麗華は美冬同様、手ブラで対応した。
    「うぉ、いいおっぱい!」
     男子達は、麗華の胸に歓声のざわめきをあげた。
     いくら手で隠しているとはいえ、麗華のサイズともなるれば、どうしても手の平からやや肉がはみ出る。その潰れてはみ出た乳肉こそが、男をそそらせていた。
     医者の指示で前に向き直り、次は乳房の触診を受ける。
     医者の手はその美乳を鷲掴みにし、たっぷりと指を躍らせ揉みしだいた。指が踊るに伴い、胸は柔らかな変形を繰り返し、麗華の疼きはしだいに強まっていく。
     ――くっ、いつまで触っているんだ!
     鷲掴みで握るかのように、指を躍らせるかのように、医者は時間おきに揉み方を変えてくる。
     ようやく手が離れたかと思えば、今度は下乳をすくい上げるかのように弾まされ、ぷるぷるとした乳揺れを起こされた。
     ――ぬぅ、こんなものまで触診のうちなのか?
     疑問には思うが、医学知識などないため意見は出せない。
     次は乳首をつままれて、くりくりとこねくりまわされた。
     こうして胸を好きにされている様子を、背後の角度からとはいえみんなに見られているのだ。例え揉みくちゃにされている乳房そのものまでは見られなくとも、されている後姿を見られているのだ。
     もはや地獄の羞恥刑に他ならない。
    「はい、終わりね~」
     医者から告げられる、単なる診察終了の言葉が、まるで天国からの救いにさえ思えた。
    
    
    


     
     
     


  • ハレンチ・ザ・高校~羞恥の身体測定~

     
     
     
    身体測定のはじまり

    身長での羞恥体験1/2

    身長での羞恥体験2/2

    内科検診でおっぱい丸出し1/2

    内科検診でおっぱい丸出し2/2

    スリーサイズ測定がてらおさわり1/2

    スリーサイズ測定がてらおさわり2/2

    心電図でニヤニヤ

    モアレ検査でお尻丸出し1/2

    モアレ検査でお尻丸出し2/2

    体重測定は全裸で正確に

    尿検査もみんなの前で1/4

    尿検査もみんなの前で2/4
     
     
     


  • 栞子の乳房検診

    
    
    
     俺は思わず目を奪われた。
     篠川栞子。
     なんて綺麗な人なのだろう。
     学生時代から医学を学び、晴れて患者の診察を受け持つようになった俺は、まだまだ経験が足りないために女性の胸というものを見慣れていない。場数を踏んだ医師ならもっと見慣れているものなので、美人だろうと何とも思わずに診察に臨めるものなのだが、俺の場合はまだ完全には欲情めいた気持ちを封印できない。
     もちろん診察に支障が出るほど興奮したり、我を忘れて揉みしだくような真似は決してしないが、栞子ほどの美人では見惚れてしまう。
     黒髪の長髪。ブラウスの上からでもわかる大きな胸。
     うむ、衣服を内側から膨らませるような、こんなパンパンの巨乳をしていれば、男なら大なり小なり目を奪われるのが普通のはず。
     とにかく、冷静に診察をしなくては……。
    「あ、あの……。よろしくお願いします」
     なかなか気の小さい人らしい。
    「どうも、篠川さん。さっそく問診から初めていきましょう」
    「……はい」
    「妊娠や出産のご経験は」
    「ありません」
     栞子は顔を赤らめて、恥ずかしそうな細い声でそう答える。
    「性交経験は無いということですね」
    「…………はい」
     さらに恥ずかしそうにして、小さな小さな声で頷く。
     ふむ、処女か。
     なんとも初々しいというべきか。ちょっとした質問くらいで、ここまでモジモジする女性なんていうのは滅多にいない。
     というのも、乳がん検診に来るのは三十代や四十代の女性が多い。歳がいっていればいっているほど、既に経験があって見せ慣れている可能性は高まるし、診察を受けた場数のおかげで割りに冷静に服を脱ぐ。
     しかし、二十代でも症例がないわけではない。
     彼女は健康を思って来たのだろう。
     俺はさらに生理周期や病歴、家族暦といった必要な質問を行って、それらの回答について問診表にチェックを入れる。生理や月経について答えるときは、やはり恥じらいっぽく赤らんで、どうにも可愛らしかった。
    「では視診触診の方に移りますので、服の方をお願いします」
    「……はい」
     既に耳まで染まっている。脱ぐ前からこんなに赤くて、この人は乳房の視触診に耐え切れるのだろうか。
     栞子は衝立の裏へ移動し、まずは上から脱ぎ始める。
     衣擦れの音から、俺は想像した。
     裾の内側へ腕を引っ込めた栞子は、中から上へ持ち上げる形で一枚脱ぎ、軽く折りたたんだブラウスを脱衣カゴの中へそっと置く。男性医である俺の存在を気にしつつ、羞恥に染まった表情で背中へと手をまわし、ブラジャーのホックを外すのだ。
     ブラジャーが落ちないように、胸を隠すかのように、片腕で胸元を支えた栞子は、左右の肩紐を一本ずつ順番に下げていく。
     隙間から引き抜く形でブラジャーを取った栞子は、両腕でしっかりと胸をガードしながら、すっかり肩の縮んだ赤面姿で衝立の裏から姿を見せた。
    「……脱ぎました」
     椅子に座った栞子は、モジモジしながら両腕を横に下ろす。
     すごく、良い胸だ。
     ただ大きいだけでなく、綺麗な丸みのカーブを成して、美乳といえる形状なのだ。乳輪も決して大きすぎることがなく、小さすぎるわけでもない。
     こんな凄いおっぱいを観察できるなんて……。
     いや、あくまでも診察だ。医師というのは信頼が大切な職業なので、患者に疑われるようなことはあってはならない。
    「ではじっとしていて下さいね」
     俺はそーっと顔を近づけ、視診を開始した。肌質から皮膚疾患の有無を確かめつつ、表面におかしな凹凸がないかもじーっと見ていく。
    
     じぃぃぃぃ……。
    
     と、必然的に視線を注ぎ込む形となる。
     栞子は静かにじっとしているものの、顔が明らかに言っていた。
     ――は、恥ずかしいです……。
     大人しい彼女なら、控えめに小さな声で言うかもしれない。
    「同時に触診も行っていきます」
     断りを入れてから、俺は栞子の乳房に触れた。下から持ち上げるような形で指先に乗せ、手に重量を感じ取る。
     やっぱり、凄くいい胸だ。
     俺は鷲掴みにして指を沈め、しこりや異常な張りがないかを探り始める。診察目的のマニュアルに則した揉み方で、あくまで医療行為の範囲を外れないように務めた。
     いや、しかし――。
     少しは長めに触っていたい。
     ふと顔を見ると、栞子の頬は恥じらいで上気していた。
    「少しかかりますので、ご辛抱下さい」
    「は、はい。大丈夫です」
     俺はさらに探りを入れ、しこりの有無を確認すると同時に、揉み心地に関しても手に覚えこませていた。もっちりと張り付くようでいて、ふんわりともしている優しい質感が、柔らかな弾力で沈めた指をそっと押し返す。
    
     モミ、モミ、モミ、モミ、モミ、モミ――。
    
     じっくり揉み込む。
     顔にはいやらしさを出さず、真剣さを装い続けた。
    
     モミ、モミ、モミ、モミ、モミ、モミ――。
    
     とても心地良い。
     いつまで揉んでいられるだろう。
     長くやりすぎれば当然まずいが、もう少し揉んでいたい欲求もある。
     あと三十秒。
    
     モミ、モミ、モミ、モミ、モミ、モミ――。
    
     俺は普通の患者を揉むより長く、この手に栞子の乳房を味わった。