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  • 杏子・明日香と3Pセックス

    
    
    
    
     オベリスクブルーの制服を着た天上院明日香。
     童実野高校のピンクのブレザーを着た真崎杏子。
    
     二人は俺の股へ縋りつき、頭をくっつけ合いながら、肉棒を舌でペロペロ舐めていた。二人で根元を手で支え、亀頭を啄ばむように愛撫している。
    
     ペロッ、ペロッ、
    
     くすぐったいような二つの舌先が、俺の肉棒を味わう。
    
     ペロッ、ペロッ、
    
     二人とも、下に手をやり自分の秘所を弄くりつつ、舐めることに夢中で一生懸命だ。
     俺は両手を下に伸ばして、それぞれの手で二人の乳房を揉みながら、舌遣いの感触を堪能した。
     明日香も杏子も、制服越しの乳が柔らかかった。
    
         †
    
     俺にはカードの力を操る能力がある。
     何故、どうして身に付いた才能なのかはわからない。
     ただ、生まれつき効果の実体化が出来た俺は、数々のカードを使って自由気ままに生きている。かつては異能者として迫害されたり、気味悪がられた経験もあったものだが、それらに嫌気が差してとうとう失踪した俺は、完全なる自由人として生活していた。
     様々な実験をした。
     例えば、何が出来て何ができないのか。
     モンスターは召喚できない。
     何度試しても、俺にはモンスターを実体化する才能は無いらしく、変わりに魔法や罠の効果を現実化できる。<落とし穴>を張ればどんな場所にも実際に落とし穴の罠を作れて、<ファイヤーボール>を発動すれば、火炎玉を飛ばしてみせる。装備魔法で武器を手にして、<緊急テレポート>で瞬間移動なんて事まで出来た。
     時間も移動できた。
     平行世界へ行けた。
     金もカードの力で賄えた。
     家もなんとかなった。
     俺は完全に自由だった。
     そんな俺が試したいと思ったこと。
     これといった夢もなく、目標もなく、生き甲斐というべきものを持たない俺が楽しめることといったら、一つだけ。
     そう、女だ。
     最初の最初はまだ良心が邪魔をしていて、卑劣にあたる行動には走れないでいたのだが、とうとう俺は実行した。
     精神操作。
     洗脳-ブレインコントロール。
     それらを試した俺は、まずは童実野高校でたまたま見かけた女を手に入れた。
    
     ――真崎杏子だ。
    
     デュエルの強い女を所有してみたくなり、デュエルアカデミアの存在する時代へ行って、オベリスクブルーの生徒を手に入れた。
    
     ――天上院明日香だ。
    
     二人の女を洗脳したこの俺は、彼女達をマンションに侍らせて、毎日のように可愛がってやっていた。
    
         †
    
    「――あっ、あっ、ひぁ……あああ! あぁああん!」
    
     オベリスクの青いスカートで俺に跨り、明日香は腰を弾ませる。白い布地の乳を揺らして、蕩けた顔で乱れる姿は俺を大いに興奮させた。
     初めて彼女を見つけた時、明日香は言っていた。
     自分は恋愛には興味が無い。
     むしろデュエルに恋をしている。
     強気な性格をして思える明日香が、俺の前では乱れた一人の女に過ぎない。
    「射精すぞ。明日香」
    「――いっ、いいわよ! 来なさい! ――アン!」
    
     ――ドクン!
    
     俺は精を放出する。
     すると、明日香は……。
    
     くたり、
    
     と、疲弊したように肩で息をして、余韻に浸った夢見心地な堕ちた顔で、俺の上半身へ倒れ込む。
    「よいしょ、と」
     俺は明日香をベッドへ移し、肩を抱く形で隣に寝かせる。
    「杏子。次はお前だ」
     右腕に明日香の背中を抱えたまま、今度は彼女を跨らせる。
    「一回出すだけじゃ足りないの? 全く、エロいんだから」
     杏子は呆れた顔になりながら、スカートで俺に跨りペニスを膣で飲み込もうとする。丈で手元が隠れるせいか、少しばかり挿入に手こずった。
     亀頭を自分の股へ塗りつけ、ようやく入り口で先端を捉えて肉壺にペニスを飲み込む。
    
    「――んっ! んぁぁ……あっ、アアン!」
    
     根元まで腰を下ろした杏子は、すぐに顔を蕩けさせ、夢中で尻を弾ませ始めた。
     杏子も明日香も、俺に好意を抱いている。
     洗脳によって行ったのは、俺のことが好きなのだから、俺と性行為をするのは当然という気持ちを植えつける。要するに意識の改竄である。
     根の性格は変化していない。
     そこへ植えつけるようにして、俺とのセックスは当然だと思い込むように調整している。
     だから、杏子はすっかり乱れていた。
    
    「――ひゃっ! ひゃああ――いやぁん!」
    
     俺にとって、性感帯の書き換えすら造作もないからだ。
    「射精すぞ? 杏子」
    「――だ、出して! 頂戴! ナカに! ナカにぃぃ!」
    
     ――ドクン!
    
     俺の精液を流し込まれた杏子は、やはり余韻に浸った顔でゆっくりと俺の上へと寝そべってくる。右腕が明日香なので、左腕の方を枕にしてきた。
     しかし、二人もまだまだ物足りないのか。
     二人の手が俺のペニスへ伸びてきて、優しくいたわるようにして弄ぶ。二度の射精で萎えた俺だが、切なそうに撫でられると復活せざるを得ない。
     再び硬く、限界まで勃起した。
    「アンタって、私と明日香以外にも女いるの?」
     杏子が俺の耳元へ囁いた。
    「二人もいるのは、もうしょうがないとして……。三人目なんていたりしたら、本当に呆れるわよ?」
     明日香も言う。
    「いねーよ」
     俺は答えた。
     作ろうと思えば作れるが、抱え込むのも大変そうなので今は二人に留めている。
    「本当かしら」
    「疑わしいわね」
     二人とも、根はそっくりなんだろうか。
     杏子も明日香も、俺のことを疑わしそうに言ってくる。
    「そんな事より、二人とも四つん這いで並べ。ケツ並べてこっち差し出せ」
     そんな命令。
     二人は黙々と肩を寄せ合い、仲良く尻をこちらへ出す。
     俺はそれぞれのスカートを捲り上げ、二人のグラマーな生尻を眺めてやった。
    「結局こうなるのね」
     ぼやく明日香は、しかしどこか期待しているようでもある。
    「お前からだ」
     ぴと。
    「えっ、私ぃ?」
     亀頭を膣口に押し当てると、杏子が声を高くした。
    
     ――ズプッ
    
    「ほい、入った」
    「もーう」
     微妙に怒った顔をしているであろう、杏子。
     俺はその背中を眺めながら腰を振り、尻をパンパン打ち鳴らすようにして前後運動を行った。
    「うらっ、どうだっ」
    
     ――パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、
    
     豊満なお尻は面白いほど良い音を鳴らし、杏子はその尻太鼓に合わせて喘いでいる。
    
     ――パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、
    
     杏子の中ばかりを打っていると、「私は?」と言いたげな顔で明日香が見てくるので、俺は一旦杏子から引き抜く。
    「ひあぁああ……!」
     明日香の方へ挿入し、こちらをよがらせた。
    
     ――パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、
    
     明日香の尻も、良い音を出す。
    「――あっ、あっ、あん! あぁああ!」
     貫くたびに仰け反って、喉から喘ぎを搾り出す。
     とても気持ちいいが、しばらくしたら一旦引き抜く。
     再び杏子の方へ挿し込み、杏子をよがらす。
    「――だ、駄目っ! ちょっと! これ――良すぎよぉぉ……!」
     勘弁して欲しそうな、しかし気持ちよさげな声である。
     またしばらく腰を振り、一旦引き抜く。
     明日香へ入れる。
    「――くっ、くぁぁ……! い、いいわ! とっても……!」
     ブルーの制服の腰を掴むのが楽しいので、俺は明日香に夢中になった。腰を大胆に弓なりにして、大きなスイングで貫いてよがらせ続けた。
    「ねぇ……」
     杏子が恨めしそうな視線を送ってくる。
     片方に夢中になりすぎると、これだ。自分を放っておくなという顔をして、不満そうな表情で俺を見てくる。
     なので、杏子を貫く。
     明日香を貫く。
     ピンクとブルーの腰をそれぞれ掴み、交代で挿入していると、だんだん反復横飛びでもしている気分になる。
     やがては正常位を要求してくるので、ブレザーから胸を出してもらって、杏子の乳を揉みながら腰を奮った。
     明日香も乳を出し、仰向けになって俺の乳揉みにうっとりと目を細める。
     交互に挿入し続けた。
     射精時には二人の顔をくっつけさせ、両方の顔にかかるようにして顔射した。
     パイズリを頼むと、明日香は積極的になって口まで使った。
    「まだこんなにライフが残っているんだものね。ゼロになるまで付き合ってあげるわ」
     好意的にそう言って、一生懸命胸を使う。ごしごしとしごくようにしながら、谷間から覗ける亀頭へ向かって顔を埋め、舌で先端をペロペロした。
     杏子もだ。
    「このスケベ野郎め」
     冗談めかした文句を言い、同じく強く挟み込む。俺を気持ち良くさせようと一心不乱に胸を使い、亀頭を舐め回しながら乳圧をかけ続けた。
     三人一緒に風呂に入って、胸をスポンジ代わりにして体を洗ってもらった。
     二人にデュエルをやらせ、俺のペニスを取り合う勝負をさせた。明日香が二連勝してしまったので、勝てなかった杏子には慰めの名目で挿入した。
     貝合わせになってもらい、二つの性器にペニスを挟んだ。
     様々なプレイを楽しんだ。
     たまに脱がせることもありはしたが、基本的には制服を着せたまま、スカートの中から挿入したり、服の中から胸を出させてそれを揉んだ。
     キスもした。
     手も足も使わせた。
     ノーマルなプレイでやっていない事は何もなくなり、それでも飽きずに家の中で遊び続けた。
    
         †
    
     いつかは飽きるのかもしれない。
     そうしたら、その時は二人を解放することになるだろう。
     様々な時間や世界の移動が出来る俺は、彼女達を連れ去った時間軸まで、正確に二人を帰すことが出来る。だから二人を持ち帰ったとて、もとの世界や時間軸で行方不明の事件が起きたり、騒ぎになって歴史に影響が出る心配はない。
     その時に記憶を消せば、俺との出来事は無かったことに出来るし、逆にまた抱きたくなったら記憶を戻すことも出来る。
     二人はまさか想像もしないだろう。
     ふとした日常の一瞬の、たったコンマ一秒のあいだにこんな出来事を経験したことになっているなど、決して思いもよらないはずだ。
    
    
    


  • レイ・龍可・小鳥・レベッカ ちっぱい比べ

    
    
    
    
     時空の交差する空間――
    
     そこには広く大きなベッドがあった。小さな少女が四人も並べるほどの横幅をしており、実際に丸裸となった四人の少女の姿がある。ベッドにはシーツも布団もかかっておらず、どこにも衣服がないので、一人として裸体を隠せる者はいない。
    「一体ここはどこなのかしら……」
     一人は観月小鳥。ベッドの横から両足を下ろし、困った顔で胸を両腕で覆っていた。いかにも恥ずかしそうにモジモジして、他の少女の視線を気にしているようだ。
    「わからない。小鳥さん、私達は迷い込んだのよ」
     その横に正座しているのは龍可である。龍可も腕で胸を隠しており、片手をアソコへ差し込んでいる。同性とはいえ、みだりに乙女の裸をみないように視線を逸らしがちにしている。小鳥と龍可はお互い気遣い合っている風であった。
    「まあ何があったのかはよくわかんないけど、別に女の子同士なんだから隠さなくたっていいんじゃないの?」
     二人が恥じらいを見せている中、隠すことなく堂々としているのは早乙女レイだ。
    「その通りよ? だいたい、アメリカではハグだって挨拶のうちなんだから」
     国際観念を持ち出したのはレベッカ・ホプキンスで、レイに同意するかのように腕組みしながら一人頷きを繰り返す。
     全裸の四人のうち、恥ずかしがっている者とそうでない者で実に半々に別れていた。
    「というわけで、せっかくだから体つき勝負と行こうじゃん!」
     レイは膝立ちでベッドの上を徘徊し、小鳥の背後へ迫っていく。ほっそりとした首に腕を絡めて、重心を駆使してベッドの上に押し倒した。
    「ちょ、ちょっと! 何をするのレイ!」
    「ふーん? 僕の方がおっきいかもね」
     倒した衝撃で小鳥の腕が解け、隠されていた控え目な乳房があらわとなる。胸板からわずかに膨れた程度の大きさで、レイとの差などありそうにはなかったが、レイ本人は何故か自分が上だと自信がある様子だ。
     四つん這いでのしかかっているので、後ろから見ればレイの小さなお尻がフリフリ動いているのがわかる。
    「馬鹿ぁ! 見ないでよぉ!」
     小鳥は顔を真っ赤に染め上げじたばたするが、レイは両腕を押さえつけて抵抗を封じる。小鳥の胸を観察し続けた。
    「レイさん。あんまりジロジロ見るのは……」
     龍可が止めかかるも、気弱じみた覇気しかないので止めきれない。
    「ノーノー。これは挨拶だよ。みんなお互い裸なんだから、曝け出しあっちゃおうよ!」
     今度はレベッカが龍可を押し倒した。龍可は反射的に抵抗するも、半ば無理矢理に隠そうとする腕を引きはがされ、あっけなく乳房が晒される。
     やはり四つん這いでのしかかる形になるので、小さくもプリッとしたレベッカのお尻が後ろに突き出ていた。
    「なかなか可愛いじゃない」
     龍可の乳房にレベッカは感想を述べる。
    「や、やだ……。レベッカさん、恥ずかしいってば……」
    「いいじゃない龍可ちゃぁん。だって見せてるんだから」
    「そういう問題じゃ――」
    「わあお! 乳首が立っちゃってるよ!」
     レベッカは龍可の声も聞かずにはしゃぎたてた。確かに龍可の乳房からはピンク色の突起が硬く突き出ており、自分の体を指摘されたことで龍可は顔を赤らめていた。
    「もう、こういうの苦手なのに……」
     強引なレベッカに逆らうだけの気力を失って、龍可はほとんど諦めた顔になっていった。
    「さあ観念したわね。乙女の武器を比べ合おうじゃないの」
    「ひゃぁ! あぁ……」
     レベッカの手が乳房をもみ上げ、龍可は喘いだ。
     モミモミモミモミ――
     小さな胸を撫でるようにマッサージされ、その快感に身もだえしてしまう。
    「あぁ……駄目……」
    「グッド。感じやすい子はベッドの上で喜ばれるよ」
    「そんなこと言われても……」
     モミモミモミモミ――
     龍可は赤くなった顔で他所を向き、レベッカから視線を背ける。なおも胸を揉まれ続けるので、龍可はレベッカが満足してくれるのを大人しく待つ。すると乳首まで刺激され、龍可はよがって身をよじらせていた。
     しかし、小鳥はしぶとく抵抗している方だ。
     小鳥は叱るかのように声を大きくして、揉もうとしてくるレイの手を弾き続けている。
    「だーかーらー、女の子同士だからってそう触りあったりするもんじゃないでしょ?」
     小鳥は伸し掛かってくるレイを押しのけようとするも、体重がかかってきているために突き飛ばせない。そもそもレイはおふざけの範疇で乳を狙ってきている。本気で蹴りを入れようというわけにもいかなかった。
    「ふーん? そんなこと言って、小鳥ちゃんは僕より小さいのが悔しいだけじゃない?」
    「ち、違うわよもう!」
    「じゃあ、観念するんだ」
     レイは小鳥の抵抗を突破して、プニっとした乳房を両手に包んだ。ふんわり包むような手つきで具合を確かめ、大きさを品定めする。
     モミモミモミモミ――
    「あ! もう、レイったら……」
     小鳥も抗いきれないことを悟って諦め顔になり、レイが満足するのをじっと待つ。
     モミモミモミモミ――
    「へへっ、やわらかーい」
    「んっ……早く終わりなさいよぉ……」
     胸はたっぷりとこね尽くされ、乳首も指で遊ばれた。
    「やっぱり僕の勝ちだね」
    「むぅ……。もういいでしょ?」
     少し納得のいかない顔をしている小鳥だった。
    「レイ? 龍可のもプニプニよ?」
     レベッカは龍可を背後から取り押さえ、両腕を封じる形で抱きすくめていた。レイはその胸に襲い掛かり、龍可の揉み心地をじっくりと味わう。
    「やっ、レイさんまで……あっ!」
     龍可は刺激に喘ぐ。
    「確かに触った感じは悪くないね」
    「でしょ? でも私の方がおっきいわ」
     レベッカは勝気に言う。
    「そうかなぁ?」
     龍可は疑問に首を傾げていたが、レイもレベッカも勝った気でいるようだ。
    「じゃあ、僕とレベッカで決勝戦だね」
    「オーケイ、望むところよ!」
     二人はお互いの胸へと手を伸ばしあって、大きさを確かめるかのように包み込む。丁寧に力を出し入れし、ほぐすかのようなマッサージで揉んでいった。
     モミモミモミ。
    「へー? やるじゃんレベッカ」
    「あなたこそ」
     ――モミモミモミモミモミモミ……
     二人の揉み合いの中、小鳥はややムっとしたような顔で観戦していた。
    「ねえ龍可、私達ってそんなに差があるかしら」
     見た目でいえは、四人とも控え目な膨らみ方しかしていない。まだまだ発達は始まったばかりて、胸板がぷっくり丸くなったに過ぎないのだ。もっとも、そんなサイズこそがある種の趣向を刺激するが。
    「そうだよね。本当にちゃんと比べたかったら、計らないと」
    「そうよ! 見た目と触った感じで決めようっていうのが、そもそもおかしいじゃない!」
     どうも小鳥は自分が負けたことにされているが気に入らず、顔を赤くして憤っている。
    「でも、私よりは小鳥さんのおっぱいの方が大きいかも」
    「え? そうかしら」
     急に褒められ、小鳥は気をよくする。
    「触ってみてもいいかな?」
    「まあ、龍可ならいいかな。でもちょっとだけよ?」
    「うん。それじゃあ」
     龍可はそっと手を伸ばして、小鳥の胸を優しく包み込んだ。撫でる手つきで感触を確かめ、かすかに指を食い込ませる。
     ――モミモミモミ。
     手の平の内側に硬い突起があたってきて、小鳥の乳首が立っていることがわかった。吐息が熱っぽくなっているあたり、小鳥も感じているのかもしれない。
    「小鳥さんの、柔らかい」
    「そ、そう? でももうお終いよ。女の子同士なんておかしいんだから」
    「そうだね。けど、羨ましいな。小鳥さんの胸」
    「もう、馬鹿言わないの」
     頬をほんのり赤くする小鳥を見て、龍可はクスっと笑う。
    「小鳥さん、可愛いなあ」
     小さな声でつぶやいた。
    「ん?」
    「ううん。何でもない」
     その一方、レイとレベッカは自分が上だと主張し続けている。
    「僕の方がやっぱり大きいし、将来性だってあると思うんだけどなー」
    「そーかしら、私の方が一センチは大きいんじゃない?」
     二人のいがみ合いを見ながら、小鳥と龍可は呆れ顔になっていた。
    
    
    


  • 星杯の兄妹イチャイチャH

    
    
    
     星杯を戴く巫女の秘めたる神通力は、森の守護竜が懐く程のものであるが、普段は兄と幼馴染を大切に想う、心優しい少女の顔を見せる。
    「お帰りなさい。お兄様」
     温かいスープで兄の帰りを迎えてやり、同じテーブルで食事を共にすることが、星杯巫女には何よりの楽しみだ。
     ではその兄。
     星杯に誘われし者は、機怪との戦いに明け暮れる青年。森の周辺に生息する機怪蟲が突然凶暴化した際にも、一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。
     妹を守りたい兄、星杯誘者。
     兄を大切に想う星杯巫女。
     二人はいつしか両思いの男女でもあった。
    「食べ終わったら、俺の部屋に来てくれ」
     と、兄の言葉。
     何のために呼び出すのかはわかっている。
    「はい。先に体を洗ってきますね。お兄様」
    「待ってるからな」
     食後の二人はテーブルの席からそれぞれの場へと離れていき、兄は自室に、妹は浴室へと進んでいく。
     これから、この体はできるだけ清らかでなくてはいけない。
     純粋な兄への心から、星杯巫女は丹念に湯で洗い、秘密の部分にかけても垢などないように清潔にして、それから兄の部屋へ向かった。
    「待っていたぞ? 妹よ」
     楽しみでたまらないかのような表情で、早速のように服を脱ぎ出す星杯誘者に、星杯巫女は少しばかり赤らんだ。
     逞しい筋肉で仕上げられ、ところどころに凹凸のできた戦士らしい二の腕や胸板に、腹筋のフォルムが目を奪う。
     それに、何よりも男の象徴だ。
    「お兄様ってば……」
     張りのある剛直が、何よりも星杯巫女の顔を真紅に染め上げていた。
    「どうした? 顔が赤いぞ」
    「だって、凄く大きくて……」
     それに布一枚だけで裸体をくるんで、全てを差し出す準備は整えてある。兄との関係はもう何度目か。少しは慣れているつもりだけれど、始まる前の緊張感といい、とても立派で凄味のある一物といい、何も知らないウブな乙女の心がこういう時ばかりに蘇る。
    「さあさあ、早くこっちへ」
     兄に招かれベッドの上へと、すると星杯誘者は立ち上がり、腕組みをした直立姿勢で妹にペニスを突きつける。
    「ひやっ、お兄様……」
     正座の膝をベッドシーツに沈めた星杯巫女と、立ち姿勢でいる星杯誘者の腰の高さが一致していて、ふとましい剛直は文字通りに目と鼻の先である。
     破裂寸前のような膨らみから、皮に血管を浮き上げて、少しばかり反り返っているので亀頭は若干上向きだ。根元には毛むくじゃらの黒い茂みが、その下には玉袋があり、星杯巫女は期待と緊張の表情で鈴口に釘付けとなっていた。
    「さあ、早くお兄ちゃんを慰めておくれ」
    「はい」
     優しい白い手の平で、両手で肉棒を包んでやると、可愛がるかのように上下にさすり、まんべんなく撫で回す。
    「今日も機怪蟲がたくさんいたよ。ま、結界は破らせないけどな」
    「お兄様はお強いですから、いつも安心して帰りを待たせて頂いています」
     人差し指の腹を使って、亀頭をよしよしといった具合に撫でてやる。もう一方の手では、絡めるように巻きつけた指に強弱をつけ、指圧によって肉棒を揉んでいた。
    「ああ、このために戦っているようなもんさ」
    「せっかくお兄様の雄姿で民が奮い立っているのですよ? このためだなんて知れてしまったら、お兄様ってば絶対にガッカリされちゃいますからね?」
    「そりゃな。わかっているけど、やっぱりお前のことが大事だからな」
     星杯誘者が大きな手の平で頭を撫で、優しい手つきが髪の根元の頭皮を撫でる。その心地よさに星杯巫女は目を細めた。
    「私も、お兄様が大好きです」
     ちゅっ、と。
     鈴口にキスをしてから、肉棒を手でしごく。
    「うんうん。やっぱり妹はいいなぁ」
    「いーっぱい、気持ちよくなって下さいね?」
     手が活発にそれをしごいた。
     手首のしなりを帯びて前後に動く右腕と、手の平の中央を使って亀頭をすりすりと摩擦している左手で、喜んでくれる兄に嬉しくなって奉仕している。
     手だけでしばらくの時間が経つ。
    「あむぅっ」
     小さな口を大きく開き、太い肉棒を咥える星杯巫女は、顎に負担を感じながらも、舌をべったりと当てるようにと頭を動かす。
    「ふじゅっ、つじゅっ、ちゅるぅぅ……」
     カウパーの味がわかって、兄が喜ぶ証拠に心が踊る。
     もっと気持ちよくなって欲しくて、射精だってして欲しくて、星杯巫女は心を込めた口技で兄を導く。
     数分かけて、精を解き放つに至った星杯誘者は、妹の頭を手で押さえ、逃がさないようにして白濁を流し込む。しかし、押えたりなんてしなくとも、初めから飲む気でいた星杯巫女は、唇に力を込め、ぎゅっとこぼさないように締め上げた。
     全てが出された肉棒から口を離すと、星杯巫女は喉を鳴らして精液を腹に収めた。
    「どうでしたか? お兄様」
    「凄くよかった。ありがとうな」
     よしよしと、可愛がるように頭を撫でる兄の手は、やっぱり星杯巫女には心地よい。
    「どういたしまして」
     子供のように喜んで、星杯巫女は無邪気に笑った。
    「じゃあ、次は俺の番だな」
    「……はい」
     急に照れくさいような恥ずかしいような、緊張感を帯びた表情で、どこか静かに星杯巫女は仰向けに横たわる。
    「今度は俺が妹に奉仕する番だ」
    「ちょっとだけ、楽しみ……」
    「ちょっとだけ?」
    「あ、当たり前です! ちょっとに決まってます。私、そんなにエッチじゃありませんから」
    「どうかな。じっくりと確かめてやるよ」
     プレゼントを楽しみに開くかのように、星杯誘者は妹の裸体を包むたった一枚だけの布を外した。
     さほど膨らみがない、けれど単なる板というわけでもない。
     ――ちっぱい。
     極上の貧乳は幼さを醸し出し、可憐な乳首をそえたほんのわずかな膨らみは、禁断の甘い香りを漂わせて見えた。
    「恥ずかしい……です……」
     隠したいかのように、クネクネと腰と手足を動かして、恥じらう顔の星杯巫女は耳まで朱色に染めて目を伏せる。
    「恥ずかしいか?」
    「……はい」
    「だけど、ぜーんぶ見るからな? 隠しちゃ駄目だぞ?」
    「意地悪です。お兄様……」
     全身視姦を宣言された妹は、もう染める部分が残っていない赤面顔の色を濃くして、チラチラと横に目を背けたり、顔を逸らしたり、だけどやっぱり兄の顔や逞しい筋肉の体を見て、またどこかへ視線を逸らす。
     そんな風にしている星杯巫女の頬を両手でそっと、優しく包んで、まずはとろけるような甘いキスから始めていた。
     ちゅっ、と。
     唇の触れ合う時間に十秒以上はかけてから、その唇を離していくが合図のように、星杯誘者は妹の胸を視姦する。
    「うーん。前より一ミリは大きくなったかな?」
     右も左も交互に眺め、星杯誘者は目だけを使って乳房を撫で回す。
    「も、申し訳ありませんねっ。小さくて……」
    「まあまあ、お前の体であることが大切なんだ。それに小さくたって可愛いじゃないか」
    「そう……でしょうか……」
    「可愛いんだよ。お前の胸なんだから」
     何の偽りもない、本心からの断言だ。
     好きなだけ目に焼きつけ、何秒も胸ばかりを視姦していた兄は、やがて次の場所を見るために姿勢を変えた。
     兄は妹の脚に手をやって、左右に割るように開かせる。
    「やぁ…………!」
     腰を持ち上げ、天井に向けてM字に開いてみせるようなポーズはまんぐり返しだ。尻さえも高らかで、アソコばかりか肛門だって丸見えだ。
    「よーし、いい景色だ。どっちの穴も可愛いぞ?」
    「うっ、お、お尻の穴まで見るなんて……」
    「アソコはほら、すごく綺麗な形に閉じ合わさっているし、お尻の穴もよく清潔にしてあっていい色合いだ。微妙にピンクっぽいのかな?」
    「意地悪です……! 意地悪ですっ、お兄様……!」
    「中身もよーく観察してあげよう」
     指によってアソコが開き、桜か桃色に近い肉ヒダが、兄の視線を使った愛撫の対象として晒される。
    「うううっ、見ないで下さい…………」
    「ふふ、大切な妹の体だ。それにここに挿入するんだから、どうなっているのかよく見て知っておかないと」
     星杯誘者は膣口のあたりをつつく。
    「ひっ」
     星杯巫女は刺激で腰をビクっと振るわせた。
    「おや? もうこんなに愛しのハチミツが」
     膣口から指を離すと、粘液が糸を引く。
    「言わないで……」
     切なく恥じらう星杯巫女は、次に全身を撫で回された。
     鎖骨をそっと、腰のくびれに腹のまわりも、太ももから尻の肌も、手の平がくまなく這ってまわるうち、蠢く指は乳房の上に到着する。撫でるように揉む指の動きが、そのうちに乳首を重点的に刺激して、星杯巫女の息遣いは時を追うごとに乱れていた。
     最初はほのかな興奮から、しだいにもっと湿気を帯びた熱い吐息を漏らし始めて、時折髪を振り乱すまでに高まっていく。
     そこまでスイッチが入ってから、改めて秘密の部分に触れられると。
    「ひゃっ!」
     もっと可愛い声が出て、星杯誘者は満足そうな顔を浮かべた。
    「エッチな妹だ」
    「違います! 今のは、お兄様が……」
    「おやおや、人のせいにするイケナイ妹にはお仕置きだな」
     活発な指の動きが秘所を攻め立て、腰が浮き上がるまでに星杯巫女は乱れていった。
    「はひっ、ああっ、だ、だめです……! あぁぁ……!」
    「どうしたどうした? どんどんエッチになってるぞ?」
    「ち、ちがいますってば……! あぁっ、あんん…………!」
    「説得力のない妹だなぁ?」
     くすぐるような五指の蠢きは、割れ目に沿ったり、周りを撫でたり、クリトリスの愛撫までして刺激を与え、やがて一本の指が入り込む。中身をほじくる卑猥な手首のスナップが、さらに妹を乱していった。
    「ああ……あっ、ふぁっ、ふはぁぁ……! あぁっ、あああぁぁ……!」
     より髪を振り乱し、腰がビクっと浮くことも増え、そうでなくとも両手でよがる。切ないかのように脚が開閉して、指の出入りに加えてクリトリスへの集中攻めまで増えた時には、もっと甘い声を上げていた。
    「あうぅぅう……! お兄様ぁぁ……!」
    「どうだ? 気持ちいいか?」
    「そんな……ことぉ……!」
    「じゃあ、気持ち悪いか?」
    「いえ……! き、気持ちいい……です…………」
     観念しきって認める星杯巫女は、そう言わされたことで涙ぐみ、意地悪な兄をむっとした表情で睨み返した。
     頬のぷっくり膨らんで、とても可愛い怒り顔で。
    「気持ちいいんだなぁ? エッチな妹よ」
    「本当に意地悪……」
    「そろそろ、何かが欲しいんじゃないか?」
     と、そう問いかけた途端だ。
     一瞬だけ、うっ、と微かな声を上げ、期待したかのような表情を浮かべた星杯巫女は、すぐにムっとして唇を引き締めた顔に立ち戻る。
    「私は別にですね。何かを入れたいのはお兄様の方だと思います」
    「ふーん? じゃあ、このまま終わる」
    「うぅぅ……」
    「そうだな。何かを挿入して欲しかったら、相応しいポーズを取ることで求めてご覧?」
    「この意地悪意地悪……本当の本当に意地悪です……!」
     そう言い返す星杯巫女だが、兄は一切の愛撫をやめ、ニヤニヤとした表情で妹を眺めるばかりになる。自分から求めてみせなければ、もう何もしないぞという、あからさまなメッセージを受け取って、星杯巫女は観念するしかないのだった。
     愛し合いたい。
     これで終わらされてしまったら、高まっているこの肉体は、もう自分自身で慰めたってどうにもならない。
     挿入してもらうしかない状態で、求めなければ入れてはもらえない。
     観念するしか、妹には選択肢がない。
     だから、星杯巫女はゆっくりと静かに脚を開いていく。自らポーズを取るなんて、恥ずかしいことこの上なくて、もうこれ以上は色が変わりようがないほどに、限界まで赤面濃度は高まっていた。
    「こ、こ、こうして欲しかったのですよねっ。お兄様ってば、もう本当に……! お望み通りにしたんですから――その……早く…………」
    「そうだな。入れてあげないとなぁ?」
     星杯誘者はそう言いながら、挿入するのではなく、割れ目に沿わせる形で肉棒を置いた。
    「うっ、あぁ……」
     欲しいものが、位置口のすぐそこにある。
     それほど赤面していながら、恥じらう気持ちを残しながらも、星杯巫女は本当に期待に満ちた表情を浮かべていた。
     プレゼントを貰える直前の子供のようで、だけど受け取るものはソレだから、欲しがってしまう自分のことが何だか気恥ずかしい。欲しがっていますとアピールさせられ、入れて欲しい気持ちが兄に対して駄々漏れで、あらゆる意味で心がブルブルと震えていた。
    「ほーら、お兄ちゃんが入りたがっているぞぉ? お兄ちゃんに扉を開けてごらん?」
     そこまで妹を苛めておいて、星杯誘者がすることは、亀頭から出る透明汁を割れ目に塗りつけることだった。
    「うぅぅ……」
    「ほーら、ほらほら」
     もう本当に、完全に観念しきった顔で星杯巫女は、まぶたをギュっと閉ざして表情筋を震わせながら、結んだ唇のまわりまでブルブルと揺らしながら、自ら割れ目の扉を開く。
     そして――。
     
     ずにゅぅぅぅぅぅぅぅぅ――。
    
     まさに挿入が始まったことを、位置口から奥を目指して進み始めたことを教えるように、緩やかに肉棒が収まっていく。
    「これで欲しかったものが根元まですっぽりだな」
    「…………意地悪です」
    「わかったわかった。一緒に気持ちよくなろうな」
    「…………はい」
     どこか不機嫌を装った妹の返事は、それなら今までの意地悪を許してあげなくもないという、少しばかりツンとしたものだった。
    「よし、いくぞっ」
     星杯誘者の腰が動き出す。
    「あぁぁ……!」
     ピストンの開始に目を見開き、星杯巫女は肺の空気を使い切るほどに大きく喘いだ。高すぎる喘ぎ声で、なんと息を切らして苦しくなり、やれやれとばかりに星杯誘者は一時的に腰の動きを停止した。
     もちろん抜くわけがなく、根元まで埋まっているまま妹の頭を撫でて可愛がる。
    「あーあー。そんなに良かったか?」
    「お兄様のが大きすぎるから……」
     文句のありそうな細い眼差しを向ける星杯巫女。
     それを見て、ニヤっとした兄は、ほんの少しだけ揺さぶるように腰を動かす。
    「ほれ」
    「ひっ!」
    「ほれほれ」
    「あっ! うっ!」
     こうして繋がりが保たれている限り、腰使いだけで妹を鳴かせてやれる。生殺与奪とうわけではないが、好きなタイミングでビクっと感じさせてやれる権利を握り、実際にワンピストン、ツーピストンしてみせることで、その事実を教え込んだのだ。
    「むー……」
     そういう意地悪をされたことにより、妹はますます文句のありそうな視線になる。
    「気持ちいいんだろう?」
    「もう、怒っていいですか?」
    「いいけど、俺が圧倒的に有利だよ?」
    「……うぅぅぅ。あとで承知しませんよ? 神通力を使ってお兄様に仕返しします」
    「それは怖いな」
     今度は星杯誘者の方が観念して、妹の機嫌を取るために頭を撫でる。唇にキスをして、頬もうなじも撫でる愛撫で可愛がり、そこまでされたら仕方がないと、ふぅー、っと吐き出して、仕方ないですね。と、声には出ないが、そんな表情が兄へと返された。
     改めて、星杯誘者は言葉を出す。
    「愛してるからな」
     あまりにも照れくさそうに言い出す兄なので、妹はそれにちょっと笑って、だけど自分でも照れくさそうに同じ言葉を返してやる。
    「私もお兄様を愛しています」
     またしてもキス。
     それが合図のようにピストンが再開され、今度は緩やかな腰の動きで、星杯巫女の下半身をとろけさせていく。
     二人は見詰め合っていた。
     じっと、言葉はなく、目と目で愛を語り合う。
     いつしか兄妹の両手はお互いの体を触り合い、星杯誘者は乳房のところを、星杯巫女は腹筋や胸板を手の平でよく味わう。
    「お兄様ぁ……! あぁっ、いいです……!」
    「俺も、俺もだぞ! 妹よ……!」
     求め合う二人の興奮が、高まるにつれてピストンのペースは上がり、星杯巫女の気持ちと共に喘ぎ声も上がっていった。
    「あっ! あ! はっ、んぁっ、んはぁっ、ううぁぁ! あぁぁ……!」
    「いいぞ! 俺も――いい! 気持ちいい! 凄くいい!」
    「はっ、あっ! あん! ああん!」
     それは激しい貪り合いへと発展した。
     お互いの存在を求めてやまない、好きで好きでたまらないから、愛情が燃料となって腰が小刻みに動いている。愛されていることが嬉しすぎて、嬉しいだけで心が天国にでも飛びかねないから、途方もない刺激で全身が何度も何度も反り返り、自分でもどんな風に喘ぎ散らしているのかわからない。
     途中からはもう完全に夢中だった。
     お互いを求める。
     それ以外のことに関して頭の中は真っ白で、兄妹の目には相手の存在しか映っていない。そのうちに射精に至り、星杯巫女の全身を穢したというのに勃起はやまず、それと同時に妹も絶頂したが、本人達は自分がどれだけしたのか覚えていない。
     あまりにも夢中すぎて、三回も挿入したことを兄自身がわかっていなかった。
     そして、それは星杯巫女も同じだった。
     
          ***
     
    「……何回、しちゃったんだろうな」
    「わかりませんよ。もう、お兄様は豪快すぎです」
    「けど、お前も楽しんだだろ?」
    「それは……少しだけ……」
    「本当に少しか? あんなに乱れたのに?」
    「本当に少しですから! もう、勘弁して下さいよ」
    
     やっと興奮が鎮まって、飛び散った精液を拭き取るなど、後始末も済んでの二人は、改めて同じベッドの布団に潜り、それでもお互いの裸体を触り合っていた。
     逞しい二の腕、逞しい胸板。
     兄の筋肉を手の平で確かめている妹と、星杯巫女の尻に手をやる星杯誘者。
    「本当に逞しい……」
     うっとりを通り越し、関心さえしてみせる星杯巫女の言う逞しさは、よもや四回目の挿入さえ求める勃起が自分の体にぶつかってくることに対してだった。
    「だってな。俺だぞ?」
    「……ですね」
    「まあ、妹に無理はさせられんが」
    「あんなにしておいて、よく言えますね。全く……」
    「でも疲れてないか?」
    「私は平気です」
    「なんて言うと、本当にまた始まるぞ?」
    「構いません。だってお兄様ですから、仕方ありませんもの」
     こうして始まる四回目が、よもや五回目にまで至るなど、挿入直前の二人自身にさえわかりはしない。
    
     しかし、全てのことが終わった二人は、心から愛し合い、抱き合いながら眠りについた。
     
    
    
    


  • 星杯巫女の神秘の儀式

    
    
    
     星杯を戴く巫女。
     星神に祈りを捧げる巫女。
     手にした杖は代々受け継がれし祭器であり、力を結界に変えて機界騎士による支配から森の民を守護している。
     森の守護竜が懐くほどの神通力だが、途方も無い力を使い続けても枯渇せず、結界を維持していられるのは、力を蓄えるための儀式によって補充しているからである。
    
    (これもお役目。果たさなければなりません)
     
     目を閉じれば、そこには兄と幼馴染の姿が浮かんでくる。
     大切な大切な人達を守りたい。
     だから、結界を破られることは決してあってはならないし、その結界を維持するために必要なことなら何でもやる。
     星杯巫女は祠の奥へと進んでいた。
     巫女装束に身を包み、杖を片手に長い長い髪を揺らす姿は、あまりにも清らかで美しい。ただ歩いているというだけで、まるで夜空の星の煌きがキラキラと散らされて見える。星杯巫女が歩みによって通り抜けた空気の風も、どことなく澄み渡っていた。
     暗闇へと続いていく一本道を照らすのは、幾つも並ぶ神具の一つ――かがり火だ。木製の三脚に、鉄製の篝箱を乗せ、そこには木材でも脂の多い部分を割り木にしてくべてある。どこか赤味を帯びた光源が、足元を闇から照らし出している。
     タイルを一枚ずつ貼り付けることで作られたこの道にも、この祠の中を儀式の場として成立させるため、意味のある記号や文字が彫られている。その意味を知らない者には、ただ神秘めいたデザイン性だとしか感じられないことだろう。
    (お役目。ですから……)
     星杯巫女が辿り付く広間は、さらに四方にかがり火が設置され、それが部屋中央にある寝床を照らしている。
    「おお、来ましたな。お嬢さん」
     出迎えるように待っていたのは長老だった。
     既に身の清めを済ませ、裸体で胡坐をかいていた長老は、星杯巫女のどこか緊張と赤面の火照りを帯びた風貌を見るに、股の一物を膨らませる。それが目につくと、ますます緊張に震えた星杯巫女は、ごくりと息を飲んでから、意を決して長老の元へと進み出た。
    「ではさっそくですが、お勤めに入らせて頂きます」
     星杯巫女が正座によって姿勢を正す。
    「うむ。よろしく頼むぞい」
     長老は立ち上がり、すると星杯巫女のちょうど顔の高さにぴったりと、硬い一物の切っ先が突き出された。
     年老いた長老の裸体には、まんべんなく深い皺が刻まれて、かつては逞しかったのかもしれない筋肉も衰えている。
     それでいて、張り詰めた肉棒の皮には一切、勃起で内側から膨らむことで皺を伸ばして、現役と変わっていないのだろう活き活きとした血管まで浮かせている。若い肉棒など知らない彼女だが、きっと兄の歳ならこれくらい元気があるのだろうと想像してしまった。
    (お役目……ですから……)
     星杯巫女は太い根元に両手を沿え、角度がずれないように支えつつ、淡い桜の唇を開いて近づけてゆく。
    「はむぅぅ……」
     それを飲み込んだ星杯巫女は、ゆっくりとゆっくりと、頭を前後に動かし始めた。
    「ふおぉっ、ほっほっほっほ」
     そして、長老は明らかな興奮の声を上げていた。
     長老ほどの歳にもなれば、もう孫あたりが星杯巫女と同じくらいになるだろう。ありすぎる年齢差での交わりは、彼女にとって何というべきか。
     それでも、舌の上に接する裏筋を舐めまわし、口に物を詰め込みすぎてしまったような息苦しさを堪えながらも、まぶたの裏に大切な存在を浮かべることで、丁寧に懸命に奉仕した。
    「んじゅっ、ふじゅるぅぅ……」
     森の民のみんなを想い、兄や幼馴染を想い、そして平和への願いと使命感を持って取り組んでいる。
    「んちゅ……ぬぷ……にちゅ……」
     森を守護する強力な結界維持で、力が切れないうちに補充する方法は、生命を生み出すためにある行為からエネルギーを発生させることにある。つまり性交。性的な接触から生まれる力を祠に宿る儀式の作用で変換して、星杯巫女にパワーを蓄えさせる。
    「ふじゅぅ……じゅっ、つじゅぅぅ……」
     こうして咥えているあいだにも、彼女の体内には消費されつつあったエネルギーが着実に取り戻されているのだ。
     だから、本当に一生懸命舐めていた。
    「れろ、れろっ、ちゅぅっ」
     少し顎が疲れてきて、口を離した星杯巫女は、亀頭の先っぽ目掛けて舌を伸ばして、先走りの透明汁を舐め取っていた。
     握るために添えた両手の形は、まるで祈りを捧げているようで、彼女はこれを神聖な行為だと心得ている。
     神聖で、大切な役目だから、恥も忍んで耐えられる。
    「れろぉぉぉ……」
     鈴口と皮を繋ぐ筋張りに舌先をぴたりと沿え、先端にかけてなぞり上げていく。そうして顎を上に突き出すような、首の角度が上下する舐め方を繰り返し、やがて彼女は肉棒の根元に舌先を置くようになる。
    「れろぉぉぉぉ……ねろぉぉぉぉぉぉ…………」
     とっくに唾液を帯びている肉棒は、さらに何層もの唾液をまとっていき、繰り返し貼り続けられた粘液が、かがり火の明かりを受けてヌラヌラとした光沢を放つ。いつしかまた咥えて頭を前後に動かして、そのうちに長老の興奮度合いは最大のものとなっていた。
    「ふぉっふぉっ、そろそろかのう?」
     長老は口奉仕の中断を促すと、自ら仰向けに横たわる。
    「……わかりました。長老」
     天井へと切っ先を向けた肉槍を見て、いよいよこの時間になったことで星杯巫女は、今一度頭の中でお役目の大切さに思いを及ばせ、それから長老の上に跨った。
    「んっ、んぅぅぅ……」
     手で位置を合わせつつ、自分の入り口に亀頭の刃先を感じ取る。閉じ合わさった肉貝が、それによって左右に開くことまで感じた彼女は、少しずつ腰を沈めていき、執拗に染み込んだ唾液のおかげで滑りよくニュルニュルと入り込む。
    「んふぅっ、んっ、うふぁ……」
     根元までもが収まると、まるで苦しんでいるような、けれど本当に苦しんでいるわけではない声を上げ、星杯巫女は拙い腰使いで上下に自ら揺れ始めた。
    「あっ、うぅぅ……!」
     少し上に行こうとするだけで、膣壁と肉棒の摩擦が刺激となる。何センチも動くことなく力が抜け、腰が落ちるように沈んでしまい、それでも再び上を目指して落っこちる。そもそも太いものが自分の穴を内側から広げているだけでも圧迫感が苦しくて、だから星杯巫女の漏らしている声は、一層のこと苦しげに聞こえていた。
    「ふぅー……ふぁっ、ふはぁー……はぁぁっ…………!」
     しっとりと汗ばむ肌は、触れれば手の平がぺったり張り付く。
     すぅー……っと、ゆっくり息を吸い上げていくのに合わせ、やっとのことで腰を高いところまで運んだ星杯巫女は、亀頭だけが膣に納まる状態から、脚の脱力で身体を落下させ、自ら貫かれた刺激で背中が反った。
     だんだんと上下運動は早まっていた。
    「つはっ、あぁっ、んっ、ふぅっ、んっ……ぬっ、くふぅ……!」
     苦悶に満ちた表情から、苦しそうな声は甘さを帯びる。
     真下から脳天にかけて轟く快楽の稲妻は、そのたびに頭の中身を揺らし、星杯巫女の面持ちは乱れた女のものへと変わりつつある。
     それでも、彼女の心から使命感はなくならない。
     自分が何のためにここで交わり、そして大切なものを守っているのか。
    
     力を――結界を維持する力を――!
    
     それこそが、どこまでいっても彼女を文字通り揺り動かす原動力だ。
    「ふぉぉぉっ、出すぞい! 出すぞい!」
     昂ぶる長老の肉棒から、得るべきものを頂くため、己の使命にかけても下腹部に力を入れて締め上げる。
    「あっ! あん! あぁっ、ふっ、んん!」
     喘ぎ声は激しくなり、よがった表情を浮かせながらも、彼女は一生懸命励んでいた。
     やがて、ドロリとした熱湯でも打ち上げてくるような白濁の奔流が、膣奥にまで打ち込まれて、星杯巫女は多大なパワーを頂戴した。
     まずは一段落がつき、少しだけ休むために星杯巫女は動きを止めた。
    「はぁ……あっ、ふぁぁ…………」
     息が大きく上がっている。
     そんな息を落ち着けようと、肩を上下にしていると、膣内で縮んだはずの肉棒は、みるみるうちに大きさを取り戻す。
     もう何度も交わった。
     体位を変え、正常位でもバックからでも、老獪な肉棒が膣を抉って彼女を喘がせ、発せられる生気は神通力へと変わって彼女の中に吸収される。
     元気の有り余る長老相手に、この日のお役目が終わる頃には、ぐったりとしてすぐに起き上がることなどできなかった。
     それでも――。
    
    「ご足労感謝致します。長老……」
    
     村の長たる男への敬意と感謝の気持ちは貫き、星杯巫女は交わりの儀式を終えた。
     そして、またいくらかの時期が経った時、そのたびに儀式は繰り返される。
    
    
    


  • 青き眼の性交儀礼

    
    
    
     頭に丸い兜を被り、銅色の鎧を着込んだゴブリン突撃部隊の大群が、巨大な荒波となって城門へと押し寄せている。おびただしい数の鉄の棍棒で鉄門は叩きのめされ、その恐ろしい腕力によって、厚さ数十センチであったはずの門は変形を始めていた。
     城門が破られるのは時間の問題だ。
     そして、国内にゴブリン突撃部隊がなだれ込めば、何の罪もない住民は蹂躙され、略奪の限りを尽くされることだろう。
     何人死に、何人犯されることか。
     高い城の屋上から、青き眼の乙女は攻め来る侵攻軍を見下ろしていた。
    「このままでは……」
     焦燥の汗を浮べて、乙女はすぐさま城内へ戻っていく。
     城内の廊下を突き進み、ある一つの部屋へ向かった。
     悪の帝国との戦争中である青眼王国は、十年以上も続く戦いに消耗して、この日はついに首都への侵攻を許している。兵士の数も手薄になり、今のままでは守りきれない。
    
     ――青眼の白龍を呼び出す時が来たのだ。
    
     そのための部屋へと、乙女は足を踏み入れた。
    「お待ちしておりました」
     青き眼の賢士が、乙女の前に膝をつく。
    「直ちに身を清めます。いま少しのお待ちを」
    「――ハッ!」
     賢士の力強い返事。
     乙女はさっと浴室へ歩んでいき、上下一体の蒼い装飾入りの衣装を脱ぐ。熱い湯気に満たされた大浴場で身を清め、青眼龍光臨の儀へと取り掛かった。
     青眼の白龍とは、ここ青眼王国に伝わる神のごとき存在だ。国を守ってくださる守護神として信仰を集めており、一つの宗教として成り立っている。
     そして、白き龍の魂は、清らかなる少女に宿るとされている。とある儀礼を執り行うことにより、自身に憑依した神を呼び覚まし、大いなる力を存分に振るっていただく。
     そのための『儀式』が、これから行われる。
    
     長い長い白銀の髪は、きめ細かな光の粉をまぶしたように、キラキラと輝きを放つ。一糸纏わぬ肌はどこまでも白く艶やかで、触れた指先がよく滑る。それなりの乳房と、くびれの効いた曲線的な腰つきと、尻の大きい下半身。
     官能芸術といっても、決して大げさではない。
     乙女に仕える身である賢士は、その大いなる美貌に魅入られて、息を荒くしながら乳房を手の平に包んでいた。柔らかいようでいて、肉のしっかりと詰まった弾力が、賢士の指を力強く押し返す。
    「…………」
     乙女はただ全てを受け入れるために目を瞑り、静かにされるがままとなっていた。
     賢士は突起した乳首を舐める。
    「――――んっ」
     甘い声が、かすかに聞こえた。
     乙女はこれを自分の大切な役目として理解している。その身に神の力を宿し、強大なる光で邪悪な敵軍を打ち払う。青眼の白龍を呼び出す『儀式』へと、立派に身を捧げることこそが、役目であり宿命なのだ。
     賢士はそんな役目ある乙女に見初められ、お相手役に選ばれた人物だ。
     ならば、賢士にとってもこれは大切な『儀式』なのだが、艶かしい白い素肌を見ると、いつも息が荒くなる。指先がさらりと滑り、細やかな肌触りが手の平に馴染んでくる。乙女のそんな肉体に興奮して、どうしても瞳がギラつく。
    (……い、いかん。私はお役目を果たす身の上だ)
     自分の理性が揺れ動いているのを自覚して、賢士は己の欲望を抑え込む。あまり淫らな感情ではなく、もっと真剣な思いで乙女を抱く必要があるのだ。
     しかし、乙女は言った。
    「よいのです」
     見抜かれた。
     理性と欲望のあいだに揺れ、賢明に事故を保とうとしていた賢士の心が、きっと乙女の青い眼には透けて見えていたことだろう。
    「しかし……」
    「あなたの滾る思いこそが必要です。それを存分にぶつけなさい」
    「ですが、それでは……」
    「もちろん今は時間がありません。お早く、済ませる必要がありますが」
    「承知致しました」
    こうした形で肉体を捧げなくてはならない身の上だが、乙女はそれを不幸だとも悲劇だとも思っていない。
     ただ、役目なのだ。
     秘所の方へ五指をやり、皮膚に絡めるように刺激する。
    「んあぁぁ……」
     乙女の顔が赤らんだ。
     割れ目のラインに中指が沈んでフィットして、ゆったりと上下に動く。蜂蜜のようのトロリとしたものがまとわりつき、ヌチュリ、ヌチュリと音が鳴り、乙女は反応の良い熱い吐息を漏らし始めた。
     しばし、賢士はそれを続けた。
     もう良いだろうと頃合いを見計らい、乙女の股を持ち上げて、入り口にペニスを添えた。
    「いきますよ」
     賢士が告げる。
    「お願いします」
     乙女の真剣な眼差しは、まるで何かの覚悟を決め、大切な事柄に挑む意思の強い表情そのものだった。
     賢士は腰を押し込んでいく。
    「っぁぁああ…………」
     亀頭から根元までが、まるで薄めた水飴を含んだ真綿に包まれているような、熱い快感にまんべんなく覆われた。ヒクヒクと蠢く肉壁が、粘り気をもって肉棒に巻きついて、キュゥッと軽く締め上げる。
    「くぅっ、ふぁぁ……」
     乙女はギュッと目を瞑り、熱い吐息を漏らしている。
    「動きます」
     そう言って、賢士は腰を前後に揺さぶった。
     すると、乙女は首で仰け反った。
    「――――――!」
     ただ口が大きく開くだけの声無き喘ぎで、乙女は熱くとろけた息を吐く。貫くたびに銀髪を振り乱し、両手で小さくよがっている。
    
     ジュプッ、つぷっ、ぬぷっ、じゅぷっ、ずぷっ……。
    
     愛液の絡んだ粘り気の濃い水音が、腰振りのリズムに合わせて鳴っている。
    「――っう、んはっ、んふぁっ、あぁっ!」
     乙女は喘いだ。
     形の良い乳房が上下に揺れ、賢士はピストンのペースを上げる。より快楽が高まることで、一層よがる乙女の両手は、ベッドシーツを掴んで離さなくなった。
    「だ、出します!」
    「――はい! はい! お願いします!」
    
     ――ビュルルン! ドクン! ドクッ、ドクッ、ドクン!
    
     肉棒は脈打つように跳ね上がり、乙女の膣内で白濁を撒き散らす。熱いものを感じた乙女は静かに目を瞑っていった。
    「これで、私は……」
     成功儀礼を経た時こそ、青眼の白龍は召喚される。
    
         ***
    
     白き龍の一撃が、今に城門を破ろうとしていたゴブリン軍団を打ち払った。
     一度に何人のゴブリンを倒したのか、誰にも数え切れはしない。
     ただ、上空に召喚された龍が一撃を放つたび、いっそ面白いほどに束で吹き飛び、何千といたはずのゴブリン兵は瞬く間に数を減らした。
    
    
    


  • ながれ者とウィン

    
    
    
    
     ――モンスターを裏守備表示!
    
     手札の中にいた<風霊使いウィン>はフィールド上にセットされ、後方の伏せカードと共にエンドフェイズが過ぎていく。
     相手ターン。
     ――<ながれ者傭兵部隊>を召喚!
     カードの中に身を潜めていたウィンは、相手の召喚するカード名を聞いて緊張した。<ながれ者傭兵部隊>は風属性モンスターであり、すなわち自分の出番である。このデュエルで役目を果たす瞬間が早々に訪れたのだ。
     ――伏せモンスターに攻撃!
     ――罠カード発動! <砂漠の光>!
     その効果によりウィンは表側守備表示に変更され、フィールド上に姿を現す。すかさず杖を振りかざし、自分の効果を発動した。
     風属性モンスターのコントロールを得る。
     相手モンスターを奪うことで、マスターは何らかの立ち回りを見せるのだろう。
     しかし、問題はその効果によってウィンの隣へやって来た傭兵部隊だ。一人一人がガラも悪ければ人相も悪く、ウィンを見ながらいやらしい笑みを浮かべている。か弱い女の子ならそれだけで縮み上がってしまうような、いかにもな連中の集まりなのだ。
    「へっへっへっへ」
     さっそく、彼らはウィンを取り囲む。
    「あ、あの……なんでしょう……ひっ!」
     ウィンは肩を跳ね上げた。
     隊の一人が、既にウィンのお尻に手を這わせ、何らの遠慮もなく揉み始めたのだ。咄嗟に振り払おうとするものの、手首を掴まれ抵抗を封じられ、一人一人が思うままにウィンの身体を撫で始める。
    「あ、あの……すみません……やめて下さい……」
     やめる者など一人もいない。
    「お前、ウィンちゃんだろ?」
    「可愛いねぇ?」
     嫌がる素振りを見せたところで、相手を喜ばせるのが関の山。
    「すみません! 本当に困ります! あの……!」
     叫んでも、喚いても、そんなものは届かない。
    「困りますだってよ?」
    「へっへ、いい声で鳴くもんだ」
     女が不良のナンパに絡まれる古典的な図に近いところがあった。
     ウィンには魔法使いとしての魔力があるが、必ずしも洗脳によってモンスターのコントロールを奪うとは限らない。ゲーム上の処理は同じでも、<ながれ者傭兵部隊>の主観からすれば美味しそうな女を見つけて襲いに行ったのだ。勝手に持ち主の場を離れ、好き勝手に振舞っているのと同じだった。
    「だ、駄目です! こんなの……!」
     ウィンはもがく。
     幾本もの手に嬲られ、身体中のいたるところを弄られながら、必死に身をよじって抵抗している。
     胸を揉む手、尻を触る手、腰を撫でる手。
     杖で殴ってでも逃れようと暴れるが、それさえも手首を掴まれ封じられる。それ以上抵抗できないように杖を奪われ、スカートの中にまで侵入される。
    「そ、そこは……! ああん!」
     秘所への愛撫が開始され、ウィンは喘いだ。
    「おい、もう濡れてやがるぜ?」
    「へへっ、ホントかよ」
    「そんな……! 違います!」
     ウィンは否定に首を振る。
     だが、そんな否定など傭兵部隊は聞きもしなければ見もしない。濡れ具合を見てやろうと好奇心からショーツを脱がせ、股を持ち上げ、秘密の部分が開帳される。ねっとりとした蒸れ方で湿っており、彼らはますます興奮してしまう。
    「準備は万端ってか?」
    「んじゃあ、俺からいかせてもらう」
     一人目に肉棒を埋め込まれ、ウィンは大きく仰け反った。
    「だ――駄目ぇ!」
     悲鳴にも似た喘ぎだ。
    「駄目――いやぁ! 抜いて! 抜いてぇ!」
     髪を振り乱し、通用しない抵抗をそれでも続けるウィンの様子から、確かに嫌がっていることは見て取れる。それでも上がる声には色が含まれ、体が反応していることは明らかだ。
    「おら、お望み通り抜いてやるよ!」
     一人目が引き抜きながら射精して、白濁の噴水が振りかかる。全身の衣服にかかり、染み込んでいった。
    「次は俺だぜ?」
     二人目が腰を振る。
    「やめてくらさ――あん! お願――やめ――ひあぁっ!」
     許しを請いながらも、その時々で喘いでいる。そんなウィンの有様に一同は大いに喜び、盛り上がり、余計にテンションを上げて腰振りに励んでいく。
    「あぁ――あっ、あん!」
     ひとしきり喘がせ、引き抜いて射精する。
     三人目、四人目。
     決まったように体へかけられ、ウィンの全身は精液にまみれていた。着ていた衣服は水を吸わせた布のように肌に張り付き、重くなる。全体からツンとした臭いが立ち込め、自分でかけておきながら「精液臭ェなオイ!」と野次を飛ばす。
     いつしかウィンは四つん這いにされ、前後の穴を塞がれていた。
    「んっ、んもぉっ、んぁ――!」
     口に捻じ込まれたウィンは、尻を突かれながらくぐもった喘ぎを漏らす。口腔を出入りする肉棒には唾液が絡み、苦しげな息と共に水音が立つ。
     傭兵部隊は完全にウィンを玩具として扱っていた。
    「おーら、もっとしっかり舐めろよ」
    「真面目にやんねーと終わんねーぞ?」
     ただ解放されるためだけに、ウィンは今は耐えていた。
     希望は一つ。
     相手ターンが終了し、マスターのメインフェイズを迎えること。
     ――俺のターン!
     ウィンの持ち主がカードをドロー。
     ――俺は<風霊使いウィン>と<ながれ者傭兵部隊>を墓地へ送り――。
     <憑依装着ーウィン>の召喚条件。
     風属性モンスターと同時にウィンのカードは墓地へ送られ、デッキからの特殊召喚によりようやくウィンは解放された。
    「はぁ、はあ……」
     ただ、秘所への疼きを残して。
    
    
    


  • 魅惑の女王を逆に魅惑した結果

    
    
    
     奴隷のように跪き、仁王立ちする少年の肉棒を握る。屈辱を帯びた睨むような表情で少年を見上げる<魅惑の女王>の姿があった。
    「ほら、舐めろよ」
    「……は、はい。ダルク様」
     女王でありながらも命令に逆らえず、口を大きく開け広げる。剛直を少しずつ唇の内側へ、口内へ包み込んでいき、亀頭が喉に当たる限界まで飲み込む。およそ半分ほどが口に含まれ、残る根元は手の平に握られた。
    (悔しい! 何故この私が!)
     涙ぐましい思いで女王は舌を練り動かし、何度も亀頭部を舐めまわした。肉先の秘裂をなぞり、裏筋を舐め上げる。時には吸い付くように亀頭にキスし、分泌される透明汁を吸い取ってから再び口内に頬張った。
     相手は<闇霊使いダルク>だ。
     LV7にもなった女王の方が、本当なら相手を魅惑する側である。女王はこれまでにも何体ものモンスターを篭絡し、何本もの肉棒をこの身に装備してきた。もしも凶悪な龍や猛獣に襲われたら、篭絡したモンスターを戦闘の盾にした。
     だが、ダルクにも闇属性モンスターを洗脳する力がある。彼のリバース効果に従属させられ、逆に女王の方がダルクに不思議な魅力を感じずにはいられなかった。漆黒の髪をなびかせた年下の少年が、たまらなく欲しくなってしまった。
     それが悔しい。
     相手を魅了してこその<魅惑の女王 LV7>だ。なのに自分がダルクに惑わされ、どんな言うことも聞かずにはいられない。ペニスを差し出されたのなら、そっと口に咥える以外にありえなかった。
     自分の方が相手に魅惑されてしまうなんて、それがとても悔しかった。
    「真面目にやっているのか? もっと一生懸命奉仕しろよ」
     なんて事だ、注意されてしまった。自分の努力が足りなかったのだ。
     と、そんな気持ちを抱いてしまう。
    「はい! 必ずやこの私がダルク様を満足させてみせます!」
     違う、これは自分の台詞じゃない。女王が下僕に言わせるはずの台詞だった。
     しかし、女王はダルクの術中だ。いくら心のどこかに正気が残っていても、結局は彼に感じる魅力に屈せずにはいられないのだ。
     女王はより大胆に顔を動かし、舌で懸命に舐めまわす。唾液を肉棒に絡み突かせ、亀頭やその付け根に塗りつけながら、頭を前後に振り続けた。もっと気持ち良くして差し上げなければ、精を飲み干してあげなければという思いで一杯だった。
    「もっとだ。もっと頑張ってみせろ」
    「――んぐっ、んちゅぅぅ――んもっ、むちゅっ」
     頬を窄め、ペニスを吸う。顔を前後に振るたびに、分泌された唾液が唇の端から溢れ出し、顎を伝って流れ落ちていった。
    「ようやくまあまあ、ってところか。おい、女王とやら」
    「ふぁいっ、なんれしょう」
     咥えたままの顔で、女王はダルクを見上げる。
    「喜べ、飲ませてやる」
     肉棒が唸りを上げ――ドクドク! ビュク! ビュルン!
     亀頭から一気に精が弾け、左右の頬に、舌べらに白いコーティングが巻き散らされる。舌に滲んでくるような青臭い牡香に目を細める。女王は一滴もこぼすことなく、口を窄めながら肉棒から顔を離して、白濁を租借した。
    「ふんっ、女王ともあろうものがもはや下品な牝豚だな」
     投げかけられる言葉さえ、女王の中で喜びに変わっていく。
    (私の心がこんな子に……! でも、見て欲しい……!)
     己の忠実さを示さんばかりに、女王は精を租借する顔でダルクを見上げた。モグモグとわかりやすく口を動かし、歯で何度も白濁を噛み潰して、自分の唾液と混合させる。味が甘く軽く変化するまで噛み込んだ精液を――ゴクリ。顔の角度を上げ、ダルクにもわかりやすいように喉を鳴らして飲み込んで見せた。
    「ダルク様ぁ……。あなたはこの私をこんなにも魅惑しました。この私を……」
    「全く、無様な女王様だ」
     ダルクは満足げに微笑んだ。
    「私はあなたの下僕になります。ですから、ですから私にあなたのものを!」
     女王は切なげに訴えかけた。
     欲しい。
     本当なら自分が相手を魅惑して、自分が主導権を握って手に入れるはずのその棒を、今は女王が牝犬となって求めている。
    「堕ちたもんだな。だったら尻を出せ。犬のように四つん這いになるんだ」
    「はい! ダルク様!」
     女王は内心舞い上がって、黒いショーツを膝まで下げる。スカート衣装の尻を差し出し、誘うような腰のうねりで尻を振った。
    「いやらしい牝め」
     ダルクはスカート丈を捲り上げ、白い生尻を眺めて秘所をなぞる。
    「もう濡れているのか。淫乱め」
     尻を撫で、膣口に指を押し入れる。わざとらしくかき回し、愛液を掻き出してみせた。
    「だって、ダルク様のことを考えていたら……」
    「そんなに僕が欲しいか?」
    「欲しいです。ダルク様ぁ……!」
     女王は牝の顔つきで、アピールするようにして尻を振る。くねるダンスで牝香を漂わせ、魅惑のフェロモンでダルクに興奮してもらおうと懸命だった。
    「仕方の無い牝犬だ。くれてやるよ」
     念願の亀頭を入り口に添え付けられ、ゆっくりと押し込まれる。
    「あんっ、入ってくる……! ダルク様のが!」
    「ほら、好きなだけよがれよ」
     膣穴を肉栓で閉じ込むと、女王は尻を喜ばせるかのように腰をくねらせた。左右にたわむ尻たぶの揺れが、性交への歓喜を表現している。ぎゅっと下腹部に力を入れ、膣壁を吸着させてダルクを味わった。
    「幸せです。ダルク様」
     ただ栓を閉じてもらっただけで、女王は瞳を熱に溶かしている。表情を火照らせて、結合部からは淫らな愛液を垂れ流した。
    「オラッ」
     試し撃ちのように腰を一振り。
    「あん!」
     牝犬の淫らな鳴き声が響きあがった。
     もう一振り。
    「あぁん!」
     突き込むたびに、女王は淫らに綺麗に鳴く。ダルクは面白がって腰を振り、思う存分に女王を喘がせた。
    「あっ、あぁ――ひゃん! ひぁぁ! ああっ、あん!」
    「ははっ、いいザマだ」
     ダルクの楽しげなピストン運動で、自分がいかに低く扱われているかを女王は実感した。いつもの自分だったら、自分が上位でなければ気が済まない。心の底に悔しい気持ちはあるものの、この快楽には逆らえなかった。
    (本当になんてことなの! 私が……この私がペットにされているだなんて!)
     体は素直に喜んでしまう。
     ダルクの肉棒が気持ちいいのだ。より深く快楽を受け入れようと、女王は胸を地面に押し付ける。尻だけを高く突き上げ、腰をくねらせ尻たぶで喜んでみせた。
    「くははっ、尻の穴がパクパクしてるぞ」
     笑いながら、ダルクは肛門に指を伸ばした。グニグニと弄くられる刺激に女王は尻をビクンと弾ませて、求めんばかりに尻をダルクに押し寄せる。もっと深く、奥底まで貫かれたい気持ちの現れだった。
    「ああん! そこはぁ……! ダルク様ぁ!」
     こんな姿勢で肛門を弄られるなど、それほど屈辱的な事はない。だが女王は屈辱感に浸り込み、もっと組み敷かれたいとさえ思っていた。
    (私、もうおかしい! 駄目だわ! 彼の効果に……ダルク様のリバース効果には逆らえないのぉぉ!)
    「ほうら、よがれ」
     突き方が大胆なストロークに変化する。大振りな腰振りで亀頭ギリギリまで引き抜かれたものが、次の瞬間一気に奥まで貫かれる。膣壁の狭間を強く貫通される快感に、女王は背中を弓なりに反らして喘ぎあげた。
    「――あ! あぁぁん! いやっ、あっ、ああん!」
     ダルクはくびれた腰を掴んで奥まで捻じ込む。肉栓を閉じられた女王は、ダルクの腰に自分の尻をなすりつけ、自らの膣壁を描き回した。
    「あぁぁぁ……いいです。最高です。ダルク様の……」
    「僕のがいつでも欲しいか?」
    「欲しいです。ダルク様の欲しいです」
     ダルクは静かに腰振りを再開し、語りかけた。
    「だったら、永遠に僕のペットになれ」
     ゆったりとした腰の動きで、ダルクは丁寧に膣壁を撫でる。亀頭でそっとなぞるように、じわじわとした快楽を女王に与えた。女王の膣は何度も刺激にヒクつき、尻をビクっと弾ませていた。
    「なります! 私めを是非ともダルク様の下僕に!」
     食いつくような返答の早さだった。
    「なら誓え、お前は僕の所有物だと」
    「はい! 私はダルク様だけの所有物です! この口も、胸も、尻も脚も、全てをあなたの思うままに!」
    「ふはははっ、堕ちたな女王! いいだろう! お前を僕のペットにしてやる!」
     ――ドクン! ドクッ、ビュルン! ドクドクン!
     熱い白濁を放出され、膣粘膜全体に精の熱気が広がっていく。こぼすまいと背中から腰にかけてを弓なりに、肉壷の角度を上げる。だが、あまりの量にそれでも白濁は溢れ返り、太ももを伝って垂れていった。
     それはあまりにも卑猥な光景だった。肉壷の中身をこぼさないために角度をつけるが、そのために女王は身動きが取れなくなる。下手に動けば、壷一杯に満たされた精液が外へ逃げてしまいそうだった。
     鑑賞し放題の下腹部をダルクは楽しげに眺め、割れ目にテープを張りつけた。ぴっちりと蓋が閉じられ、これなら壷の精液はこぼれない。
    「おい、これから僕の寝床にお前を持ち帰る」
    「はいっ」
    「お前はペットだ。ちゃんと四つん這いでついて来いよ?」
     ダルクは女王に首輪を巻きつけ、鎖を繋いで歩んでいく。その背中を追うように、女王は尻を丸出しにしたまま四足で歩行した。
     まさしくペットの犬だった。
     もはやプライドの欠片も残っていない。ただダルクの一物が欲しいばかりに、鎖に引かれながら寝床へ連れていかれていった。
    
    
    


  • 青眼乙女をエロスの対象に選択!

    
    
    
    
     決闘において、<青き眼の乙女>は高い能力を持っている。
     攻撃対象にされた時、その攻撃を無効にして<青眼の白龍>を特殊召還する。
     さらにカード効果の対象にされた場合も、やはり<青眼の白龍>を呼び出せる。自分のカードだろうと相手のカードだろうと、とにかく対象に取られればいい。ただそれだけで攻撃力三千のモンスターを召喚できるのは、中々に驚異的といえた。
    
         *
    
     プレイヤーは先行でその<青き眼の乙女>を召喚した。フィールドにはロングヘアーの乙女が実体化し、モンスターゾーンにゆったりとたたずむ。上下一体の衣装から豊満な胸がプルンとたわみ、尻は腰から丸く突き出ている。
     攻撃対象にすれば攻撃は無効化され、さらにブルーアイズを呼ばれてしまう。打開策を引き当てられたかったのだろう。それを警戒した相手プレイヤーは守備を固めるに留まり、攻めずにターンを終わろうとしていた。
     そこで、プレイヤーは伏せカードを発動した。
    「このエンドフェイズに<スキル・サクセサー>を発動!」
     攻撃力を上昇する効果を持つそのカードは、イラストにバーバリアンの姿が描かれている。パワーを注入するためか、二体のバーバリアンがカードから実体化し、<青き眼の乙女>を取り囲んだ。
    「これもブルーアイズを呼び出すためだ。わかってくれ」
     プレイヤーはモンスターに語りかける。
    「はい。私なら大丈夫です」
     <青き眼の乙女>はにっこりと微笑み返した。
     彼女はプレイヤーの忠実な僕(しもべ)なのだ。
     バーバリアン一号二号が乙女に迫る。
     獣人のような姿の二体はそれぞれ乙女の乳を揉み、尻を鷲掴みに捏ね始める。サンドイッチ状に前後を挟まれた乙女は全身を撫でまわされ、太い指でいたるところを愛撫される。露出した肩の隙間から手を入れられ、内側の生乳を背後の<バーバリアン一号>がじっくり揉み込んだ。
     <バーバリアン二号>は上下一体の彼女の服を捲り上げ、秘所をねっとり弄くりまわす。下着に毛深いその手を潜り込ませ、膣口に指を出入りさせた。
    「んっ、くはぁ……」
     <青き眼の乙女>はこれを抵抗無く受け入れていた。何故なら、主のカード効果の対象に選んでもらうのは、<青眼の白龍>を呼び出すための神聖な儀式に他ならない。欲望を受け止める事で、そのための魔力を得られるのだ。
     一号に背中を押され、後ろに尻を突き出す姿勢にされる。一号は目の前の割れ目に亀頭を塗りつけ、剛直が秘所に押し込んだ。
    「あぁ……! 太い、太いです!」
     二号は口元に先端を押し当てて、無言で口淫を求めてくる。
    「あむっ」
     乙女は口内に咥え込み、二本の肉棒を受け入れた。
    「んっ、ん……んん……!」
     一号は豪快に腰を振り、尻に強く腰を打ちつけた。十分に濡れていたそこは出入りの度に水音を鳴らし、太ももに愛液をつたわせる。
     二号は頭を押さえつけ、自分の一物を丹念に舐めさせていた。乙女は健気に舌を使い、主の勝利を祈りながら、亀頭にたっぷり唾液をまぶす。膣に太いものを感じながら、出させよう出させようと懸命に舌で舐めまわした。
     やがて二体は限界に達し、それぞれの精液を放出する。
    「んぐっ!」
     口内に白いコーティングを巻き散らされ、膣内にもたっぷりと注ぎ込まれた。口内の白濁は飲み込むが、股から垂れるものは止められたい。まるで閉じかけの蛇口から水滴が垂れるかのように、白い雫がポタポタとこぼれ落ちていた。
    「はぁ……はぁ……。マスター、ブルーアイズを」
    「ああ、デッキから<青眼の白龍>を特殊召喚!」
     フィールド上に気高くも美しい龍が舞い降りる。エンドフェイズ時に行った召喚だ。すぐさまターンは移り変わり、主のドローフェイズとなる。
    「俺のターン! さらに、墓地からトラップ発動! <スキル・サクセサー>は墓地から除外した場合にもその効果を発動する!」
     再び二体のバーバリアンが現れて、今度は一号二号で前後を入れ替わって挿入してきた。
     二号の肉棒が膣壁を抉り、一号のものが口内を侵略する。やがて精を吐き出され、そして二体目の<青眼の白龍>が召喚される。墓地からでも発動できるからこその連続召喚コンボだった。
    「二体のブルーアイズで攻撃!」
     プレイヤーは壁モンスターを破壊して、相手に直接攻撃を通すことに成功した。
    「お前のおかげでいきなりデュエルが有利になったぜ。ありがとな」
    「いえ、マスターの勝利に役立つのが私の務めですから」
     <青き眼の乙女>は健気に微笑み返す。
     その姿は儚いながらも色めいたものだった。二度の性交でよがったせいか、顔は赤く火照っている。布地から乳首が浮き出て、膝がガクガク震えている。秘所に残った余韻を押さえるように、両手で股を押さえていた。その姿は、ちょうど混雑したトイレの前でオシッコを我慢する姿によく似ていた。
    「調子に乗るな! 俺のターン!」
     次のターンでは相手も攻撃力の高いモンスターを召喚し、ブルーアイズを上回る攻撃力で仕掛けてくる。青眼一体が戦闘破壊されてしまった。
    「チッ、俺のターン! <禁じられた聖槍>を発動!」
     乙女の手元に聖なる槍が出現する。
    「これを……使えばいいのですね」
     槍を両手に握り、跨るようにして秘所にあてがう。テコの原理のように後ろを地面に、まるで自分を股から持ち上げるような力の入れ方で、棒部分を貝に綺麗にフィットさせた。腰を前後に振るい、棒に愛液を塗りつける。波打つように動く乙女の腰つきは、牡を誘って快楽を貪る牝そのものに見えた。
    「マスターの勝利のために……」
     熱い吐息を漏らして自慰にふけり、摩擦の快楽を感じ取る。バーバリアンに挿入された余韻もあり、やがてまともには立てなくなり、乙女は槍で身体を支え始めた。
    「よし、これでさらなるブルーアイズを召喚!」
     二体の青眼がフィールドに揃う。
    「八ツ星モンスター二体でオーバーレイユニットを構築! エクシーズ召喚! 現れろ! <サンダーエンド・ドラゴン>!」
     そのモンスターはエクシーズ素材を一つ使うことで、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。敵モンスターを一層するも、攻撃は<バトルフェーダー>によって封じられた。
     それから、デュエルは接戦となる。
     乙女は毎ターンのようにカード効果の対象にされ、その度に<青眼の白龍>を呼び出していた。二枚目の<スキル・サクセサー>の連続発動で三度目、四度目に渡る二穴攻めを受け、執拗に前後の穴を使われた。<禁じられた聖槍>で槍を持たされ、オナニーを披露した。時には魔術書のような装備を片手に、卑猥なページを見ながら右手で秘所を貪ることさえあった。
     こうして、ブルーアイズは幾度と無く特殊召喚された。戦闘破壊、あるいは除去、あるいはシンクロやエクシーズの素材となって、プレイングの中心として活躍する。乙女自身も何度かシンクロに使われて、<蒼眼の銀龍>の素材とされたが、カードが三枚積みなおかげもあって休む暇なくモンスターゾーンに呼び出された。
     ――カードは別々でも彼女の精霊の魂は一つなのだ。
     だからもし主の<青き眼の乙女>が同時に複数召喚されれば、どれか一体にのみ乙女の魂が反映され、残りは単なる立体映像となる。しかし、一体だけなら必ず彼女の意思が宿るのだ。一枚目が墓地にあろうと、二枚目が出されれば乙女はフィールドに呼び戻される。何度でも繰り返しモンスターゾーンに降り立っているのだ。
    「<頼もしき守護者>を発動!」
     守備力を上げる効果を持つ速攻魔法だが、絵柄には屈強な男が描かれている。男が乙女の前に実体化し、守備力を注入するための一物を取り出してきた。
    「ええと、挟めばよいのでしょうか?」
     一体何をして欲しいのか、乙女は戸惑いがちに尋ねる。
     コク、っと男は頷いた。
    「わかりました。胸を使えばいいのですね」
     乙女は肩から袖を下ろして、乳房を曝け出す。大きく丸いその乳に肉棒を挟み込み、一生懸命にしごいてみせた。乳圧をかけるようにして上下にしごき、狭間にある亀頭に向かって顔を埋める。
     していることは淫らだが、主のために尽くしたい。主が最善だと思うプレイングのためなら、どんなカード効果の対象にもされてやりたい。その心は健気そのものだ。
     ドクンッ、と精が放出される。
    「チュゥゥゥゥゥ……」
     乙女はそれをこぼすまいと、亀頭を強く唇で締め付け吸い上げた。一滴と残さずに飲み干して、喉を鳴らして嚥下した。
    「ブルーアイズ! 敵モンスターを粉砕だ!」
     主の攻撃宣言で戦闘が行われ、敵ライフが戦闘ダメージで削られる。
    「くっ、俺のターン!」
     敵も負けじとドローして、次々にカードを繰り出していった。
     激しい攻防のさなか、ユニオンモンスター<バスター・ショットマン>が召喚される。人型マシーンの姿をしたそのモンスターは本来なら攻撃用のモンスターに装備するものだが、状況を考えて、主は青眼乙女を対象に取る事を選択した。
    「すまないが装備を受け入れてくれ」
    「かしこまりました。マスター」
     すると<バスター・ショットマン>は乙女の肢体を抱き上げて、股からそびえる作り物の一物とドッキングさせた。
    「ひゃうん! こ、これは――まるで私の方が装備扱いです!」
     乙女は両膝から腕を通す形で抱えられ、赤ん坊のように抱かれているのだ。陰部を結合させながら、まるで<バスター・ショットマン>がメインでモンスターゾーンに立っているような有様である。
     それだけではない。
     ――ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!
     と、膣内から振動音が響く。
    「いやぁぁぁ! こ、これはすごいです! すごすぎます! マスター!」
     膣粘膜の細胞の一つ一つまで振るわせるような、地味だが確かな刺激が乙女を襲う。激しい快楽を堪えきれず、乙女はその機械の体に必死にしがみついていた。
    「<融合>発動! 三体のブルーアイズを融合し、現れろ! <青眼の究極龍>!」
     ついに終盤。
     ライフポイントではお互いにギリギリの局面、攻撃力四千のモンスターを出されて主はピンチを迎えたが、乙女の能力と蘇生カードを駆使してどうにか素材を揃え、融合を行うに至ったのだ。
    「アルティメット・バースト!」
     プレイヤーの攻撃宣言、相手に発動するカードはない。伏せカード自体はあるが、攻撃を防ぐ効果はなかったのだろう。墓地にも、手札にも、この攻撃を凌ぐ手段は無い様子だった。
    「ぐわぁぁぁぁぁああああああ!」
     見事に戦闘ダメージが通り、敵プレイヤーのライフはゼロとなる。
    「やりましたね! マスター!」
    「ああ! みんなお前のおかでだ!」
     乙女は主の勝利を心から喜び、そしてプレイヤーは己のモンスターに感謝の意を抱く。ここまでのプレイングを支えたモンスター達と、そして<青き眼の乙女>に心の中で礼を述べ、乙女の頭を撫でてやった。
     髪をくしゃくしゃにされる彼女は、本当に嬉しそうな顔をしていた。
    
         *
    
     その晩、デュエル終了後の夜。
     <青き眼の乙女>は衣服を脱ぎ去り、一糸まとわぬ姿でベッドの上に横たわった。そこへ主が覆いかぶさり、顔を押し寄せ口付けを交わす。
    「いつもお前には助けられてばかりいる。間違いなくお前は最高の相棒だぜ」
    「……そんな。勿体無いお言葉」
     乙女は頬を朱色に染め、照れくさいような嬉しそうな顔つきになる。
    「デュエルは終わったが、まだ夜のライディングデュエルが残ってる。お前のこと、今度は俺の愛の対象に選択してやるよ」
    「……もう、白き竜を呼びますよ?」
    「そりゃ怖い。そうなる前に楽しまないとな」
     主は彼女の全身にまんべんない愛撫を施した。頬に触れ、耳に触れ、何度も口付けを交わしながら乳を揉む。首筋に吸い付いて、秘所の割れ目を指でなぞった。
    「気持ち良いか?」
    「はい。マスターの体、とてもとても温かいです」
    「お前も温かいよ」
     乳首をベロベロと舐め回し、膣に指を挿入する。出し入れしつつ乳首を吸い、秘所の割れ目に突起した肉豆を見つけて刺激した。
    「あっ、あぁぁ……」
     乙女は瞳をとろけさせ、うっとりと快楽に浸る。
    「挿れるぞ」
    「はい……! 来てください!」
     主はそっと亀頭を押し当て、ずっぷりと腰を沈めていく。太い剛直で膣壁を拡張させ、根元までしっかりとハメ込む。大胆に腰を揺り動かし、乙女の最奥を突き込んだ。
    「ふぁぁぁっ、気持ちいいですぅ!」
     乙女は喘ぐ。
     長い銀髪を振り乱し、突かれるたびに首をよがらせていた。
    「よし、ならばライディングセックスだ! 上になってくれ!」
    「はっ、はいぃぃ!」
     体位を変え、主が下に横たわる。乙女は股間に跨って、淫らに尻を弾ませ喘ぎよがる。尻の打たれる音と結合部の水音が混じり合い、大きな胸が上下にプルプル揺れ動いていた。
    「気持ち良いぞ! 最高だ!」
    「はい! 私も――あっ、とてもとても――ひあぁっ、気持ちいいですっ!」
     二人は両手を握り合う。
     そして……。
    「もう出る……!」
    「私も……! 私もイきそうです!」
     乙女は一層激しく腰を練り動かし、息切れしかねないほどのペースで上下に跳ねる。主も下から突き上げてんばかりに腰振りし、互いの動きが快楽を増幅しあった。
    「出るぞ!」
     ――ドピュン! ドク――ドクン! ドピゥゥゥゥ!
     膣内に大量の白濁が放出され、その熱さが膣粘膜全体に広がると同時に、乙女の全身を激しい快楽の電流が支配した。
    「あっ、あ! あぁぁぁぁ! イきます! イきますぅぅぅぅぅ!」
     絶頂の喘ぎを上げ、果てた乙女はそのまま前のめりに倒れていく。主の胸元に顔を埋め、うっとりと余韻に浸り込んだ。
    「気持ち良かったぜ? お前は最高だ」
    「私にとっても、あなたは最高のマスターです」
     二人はそして口付けを交わし、寄り添いながら眠りについた。
    
    
    


  • ダルクご主人とメイドの5霊使い

    
    
    
     デュエルモンスターズの精霊世界――。
    
     そこには、ある一定の領域を支配する城がある。暗い闇に包まれたような、一見すると邪悪な雰囲気を持つその城には、実は華やかな五人のメイドが働いていた。
     そのうちの一人、ウィンがご主人様の部屋をノックする。
    「ダルク様、入りますよ?」
     おっとりとした緑髪の彼女は音も立てずに戸を開き、ゆったりとした足取りで足を踏み入れていく。真っ白なカーテンに囲まれた高級ベッドへ近寄って、すやすやと眠っているダルクの肩を優しくゆすった。
     ウィンは温厚で乱暴を好まない性格なので、決して強引な起こし方はしない。ただ優しくゆすり、それでも起きなければ耳元へそっと囁く。
    「朝ですよ? ダルク様」
     囁きと共に、彼の耳穴にウィンの吐息が吹き込んだ。
     すると目覚めの魔法でもかかったように、ダルクはゆっくりと目を開く。
    「もうそんな時間か」
     彼は眠い目を擦りながらも体を起こし、ベッドから足を下ろすような座り姿勢になる。
     そして、ウィンの腕をぐいっと引っ張った。
    「きゃ!」
     彼女は小さな可愛い悲鳴をあげ、ダルクの眼前に引き寄せられる。鼻先が触れ合いそうなほどの至近距離で目と目が合って、ウィンは頬を赤らめた。
    「おはよう、ウィン。お前が起こしてくれるおかげで、いつも気持ちよく起きられる」
     今度はダルクがウィンの耳元にそう囁いた。
    「だ、ダルク様――んんっ」
     赤面するウィンに、ダルクは唇を重ねた。頭を押さえられ、舌をねじ込まれ、いきなりのことにウィンはやや抵抗しかける。しかし、やがてウィンは彼のキスを受け入れる。瞳を閉じ、口内にその舌を誘い込んだ。
     ダルクの侵入を許し、ウィンはそのまま口内を舐め入ってもらう。しばらくして口を離すと、お互いのあいだに唾液が糸を引いた。
    「ウィン、少しは時間――あるだろ?」
    「……はい。そう言うと思って、早めに起こさせて頂きました」
     ウィンは恥ずかしそうになりながらも、微熱の篭ったとろけた視線をダルクに送る。頬を赤く染め上げ、そっと儚く微笑んだ。
    「よし、咥えてくれ」
    「わかりました」
     ウィンは彼の股元に座り込み、ズボンの内側から一物を摘み出す。固く隆起した肉棒を握って大きく頬張り、ウィンは舌と唇を駆使して優しく包み込む。
     緑髪の頭が自分の股で前後し、舌は陰茎と亀頭をなめずり研磨してくる。その気持ちよさに気を良くして、ダルクはやや上機嫌になった。
    「いいぞ? 上手だ」
     ウィンの奉仕を褒め称え、頭を撫でる。
     彼女は嬉しそうに微笑みながら、せっせと口を使い続けた。ちゃんと気持ち良くできているかを気にかけて、ウィンは時折ダルクの顔を伺う。咥えたまま、上目遣いで様子を見上げた。
    「大丈夫、ウィンの口は最高だ」
     彼の言葉に嬉しそうに目を細め、内心興奮しながら頭を前後させ続ける。たまに口を離して舌を引き伸ばし、先端をチロチロとなめずる。再びくわえ込み、亀頭の付け根から茎全体に舌を這わせる。
     そうして、攻め方を何度か変えながらウィンは口淫を繰り返した。
    「そろそろ出る。飲んでくれ」
     ダルクはウィンの頭を押さえ、口内に射精した。
    「んんっ」
     口の中にどろりとした苦味ある液が広がり、ウィンは小さく声をあげる。すぐにそれを飲み込んで、肉棒に残ったヌメリを舌で抜き取り掃除した。
    「どうでしたか? ダルク様」
    「とても気持ちよかった。お前のおかげで今日も一日やっていけそうだ」
    「ありがとうございます」
     ウィンはにっこり微笑む。
    「礼を言うのは僕の方だ。さて、今日の最初の予定は?」
     ダルクは彼女の頭を撫でつつ、日程を尋ねた。
     ご主人様である彼のスケジュールは、ウィンを含む五人のメイドたちによって管理されている。そのため彼は、毎朝のように一日の予定を確認している。
    「はい。最初はアウスさんによる学問の授業があります」
     確認の最中、ダルクが寝巻きを脱ぎ始めたので、ウィンはすぐに着替えを用意する。ワイシャツを袖に通してやり、一つ一つボタンを締めてネクタイを結ぶ。履き替えたズボンのベルトもウィンが締めた。
    「いつもと変わりなしだな。行って来る」
    「はい。では今日も良い一日を」
     部屋を後にしていくダルクを見送り、ウィンは次の仕事にかかった。
     ご主人様の寝起きするこの部屋の掃除だ。
    「よし、綺麗にしておきませんと」
     彼がこの部屋に戻った時、気持ちよく過ごせるように清潔にしておかなければならない。ウィンはさっそく掃除道具を用意して、清掃作業を始めるのだった。
    
         *
    
     朝食を済ませると、すぐに二人目のメイド――アウスが迎えにくる。
    「ダルク様、そろそろお時間ですよ?」
    「わかってる」
     ダルクは布巾で上品に口餅を拭き、食事を終える。アウスの案内の元に勉学に使われる部屋を訪れ、机についた。
    「では教科書のページを……」
     アウスの授業が開始され、ダルクは黙々と勉学の取り組んだ。
     初めは集中を切らすことなくアウスの解説を聞き、教科書を読み取り、そして万年筆でノートを取り続けていた。
     アウスの声、喋り方には理知的な印象がある。どことなく落ち着き払ったような冷静な声が学問の内容を解説するので、理解するのには全く苦がない。豊富な知識と語彙力を持って授業を行ってくれるから、アウスに習った学問でわからないことなど一つもないと言っていいくらいだ。
     そんな彼女の優秀さには感謝している。
     しかし、やがてはダルクも気になってくる。
     そう、メイド服の内側からプルンと弾むほどよい乳が……。
    「アウス、ここはどういうことだ?」
     本当はわからない部分などなかったが、彼はわざと教科書の一点を指差した。
    「どこでしょう?」
     すると、アウスはダルクの座る真横にやって来て、示されたページの箇所を覗き込む。肩のすぐ側で乳が揺れるのを彼は凝視した。
    「何故、この数字の揺れは……」
     口では経済学にまつわる解説を求めつつ、ダルクは胸元のみに視線をそそぐ。ノーブラなのか、凝視しなければわからない程度ではあるが、その乳はしきりにプルっと振動していた。
    「ここはですね……」
     アウスが専門用語をもって解説を始める。素人が聞いたなら、その内容は一体何語を話しているのかさえ理解できないだろう。しかし、既に何度もアウスの授業を受けているから、ダルクは苦もなく理解していた。
     そもそも、質問自体アウスの乳房を自分に近づけさせるためだ。
    「なるほどな。ところで、そろそろ休憩があってもよくはないか?」
     ダルクはすばやく胸元へ手を伸ばし、メイド服の胸部を引き下ろす。生の乳房がプルンを弾むようにしてあらわれ、アウスはかあぁぁっと顔を赤らめた。
    「いけません! まだ授業は終わっていないのですよ?」
     アウスは素早く隠そうとするが、ダルクは手首を掴んでそれを封じる。そのまま席を立ち、壁際に追い込む。追いつめられたアウスは壁にもたれ掛り、捕まれた手首もそのまま壁に押し付けられた。
    「いいじゃないか。アウス」
     彼はアウスの唇を奪い、舌をねじ込む。
    「いけませ――んん!」
     抵抗しかけるが、ダルクの力には勝てずにアウスはやむなく受け入れる。しかし、この行為を完全に許したわけではない。口が離れ、互いの舌先から唾液が糸を引くと、アウスはすぐにダルクを叱り直す。
    「何をなさるんです! あなたは闇の領土を治める主なんですよ? しっかりと学問をこなさなければ、邪悪な悪魔族に乗っ取ら――やあっ!」
     アウスの説教など聞き流し、ダルクは彼女の胸を揉みはじめる。弾力ある乳房に指を食い込ませ、力を入れたり抜いたりしながら柔らかな感触を楽しむ。
    「そんな心配をされるほど、僕は劣等性か?」
     ダルクは固くなった乳首を摘み、指でクリクリと転がすようにして刺激した。
    「ひっ……あなたは確かに優秀です。しかし――あっ……油断は禁物で――」
    「油断などしないさ。だから、いいだろ?」
     彼はアウスの耳元に囁いく。
    「……しょうがないですね。ちょっとだけですよ」
     彼女はむすっとしながらも、仕方なくそう答えた。
    「じゃあ、早めに済ませないとな」
     ダルクはさっそくスカートの内側に手を伸ばし、パンツの上から秘所を愛撫する。片手は乳を揉んだまま、再びアウスの唇を奪う。舌を入れながら乳房を揉みしだき、陰部を指で擦って刺激を加えた。
    「んん……」
     口を塞がれたアウスはうめき声をあげ、不本意そうな顔をしつつも快楽に浸る。いつしかパンツに手を入れられ、直接の刺激に肩をびくんと震わせる。
    「さあ、下着を……」
     脱ぐように促され、アウスは太ももからパンツをひき下ろした。
    「挿れるぞ。アウス」
     ダルクはそそり立つ一物を取り出し、彼女のソコへ亀頭を擦り付ける。既に濡れていた秘所へねっとりと絡み、亀頭と陰部のあいだに愛液が糸を引く。
    「早めに終わってくださいね」
    「いいだろう」
     ダルクは彼女の片足を、太ももを持ち上げ、挿入した。
    「ん! あぁぁ……」
     腰を振るとアウスは喘ぐ。
     肉棒を突き込むたびに色のある声をあげ、快楽による悲鳴が部屋に響いてゆく。ダルクはそのよがる表情を堪能しながら腰を前後させていき、片手は相変わらず乳を揉み続けた。
    「いい締め具合だ。アウス」
    「あ! あ! あぁああ! やぁ! ああん!」
     膣の中でも敏感なポイントを探り出し、ダルクは器用なまでにそこをついた。上手な腰振り運動にアウスはやがて限界を向かえ、肉棒の出入りする肉穴から潮を吹き流した。
    「さて、僕もイくか」
     そして、ダルクも射精した。
    「あぁああぁあああ!!!!!」
     ビクン、ビクンと震えながら、アウスは完全に果てていった。腰からは力が抜け、壁からずり落ちるようにして床に尻をつく。秘所からは注がれた白濁を漏らし、息は疲弊で犬のように乱れきっていた。
    「はぁ……はぁ……これで終わりですよ? ……ダルク様」
    「ああ、気持ちよかったぞ? アウス」
     そう言いつつ、ダルクは白濁と愛液のこびりつく肉棒を差し出す。舐め取って掃除しろ、というサインだ。
     アウスはそれに従い、口に咥える。
     舌全体を亀頭からその付け根に這わせ、ねっとりとした液を舐めながら拭いていく。茎にも同じように舌を這わせて、まんべんなく研磨した。
    「ご苦労だな。アウス」
     その後、回復したアウスにこってり絞られたのは言うまでもないが、それしきで懲りないのがダルクだった。
    
         *
    
     勉強が終われば、次は昼食の時間が待っている。
     ダルクの食事を担当するのは三人目のメイド――ライナである。
     元気のいい彼女はいつも美味しい料理を振舞ってくれている。
     しかし、今回の料理はおかしい。
    「なんだこれは、スパゲティに墨汁がかかってるじゃないか」
     本来ならソースか漁りか、あるいはパセリあたりが混ざっているはずのスパゲティなのに、ライナがテーブルに運んできたそれは黒々としている。リング状に切られたイカが具として混ぜられていた。
    「なにって、イカ墨ですよぉ! イカ墨スパゲッティ! 最高にデリシャスなんですよぉ?」
     ライナは元気よく答えた。
     エネルギーに溢れる彼女の笑顔は見ているだけで元気になれそうなもので、その若干はしゃぎ気味なテンションからは明るい雰囲気が振りまかれていた。それだけであたりの空気が明るくなりそうなほどだが、今のダルクはきょとんとしている。
    「イカ墨……だと?」
    「あれ? もしかしてこういう料理があるって知りませんでした?」
     普段は勉学もきっちりこなしているのに、思わぬ点を突かれてダルクは悔しげに赤くなった。
    「馬鹿、知っている! ライナを試しただけだ!」
    「あはは、怒りました? ダルク様ったら可愛いですねぇ~」
     ライナは彼の強がりなところにキュンときて、たまらずに後ろから手を回すようにして抱きつき頬ずりする。
     顔にほっぺたを擦り付けられ、ダルクは半ば不機嫌気味になった。
    「お前……。僕を馬鹿にしてるか?」
    「へ? してませんよ?」
     天然というべきか、ライナ自身は本気でダルクに懐いている。彼女に悪気は一切ないのだが、それでも少しはイラっとせずにはいられない。
    「まあいい。食べてやろう」
     フォークに麺を巻き取り、口へ運んで租借する。
    「どうですか? ダルク様」
    「……まあ、味は認めなくもない」
     美味しかったのだ。
     それをマズいと言うわけにもいかず、濁すような口調で言ってからダルクは彼女から目を背けがちになる。
     そんな反応を見て、ライナはますます胸を締め付けられるような思いになっていた。
    「素直じゃないですねぇ~! でもそこが可愛いですぅ!」
     ライナは再びダルクに頬ずりする。
    「いい加減離れろ! 食べにくい!」
    「えー……」
     彼女はぶつぶつ文句を言いながら、仕方なしに離れていく。
     ようやくダルクは食事に集中し、イカ墨スパゲティを味わった。確かに味は悪くなく、いつもながら出来の良い料理だ。他にもスープやサラダも用意されているが、美味しくないものなどここには一つもない。
     性格からして、料理ができそうには一切見えない彼女だが――ライナの腕は確かである。
    「ご馳走様」
     ダルクは布巾で口元を拭いて食事を終える。
    「じゃあ、おさげしますね」
     ライナが皿を提げようとするのを見て、ダルクは彼女の手首を掴んでそれを引き止めた。
    「待て」
    「はい! なんでしょう?」
    「デザートが欲しいな」
    「わかりました。すぐに用意しますね」
     と、言うも……。
     ダルクは手首を掴んだまま離さない。これではデザートの準備にいけないではないじゃないかと、「あのぉ……」とライナは困りかける。
    「デザートはお前だ」
    「え? えええ?」
     ダルクはライナを押しやり、テーブルの上に押し倒した。城に置かれるような広く長いテーブルなので、食器を提げなくとも彼女を寝かせるスペースは充分にある。
     そのままライナに覆いかぶさり、メイド服の胸元を下ろす。可愛い乳房を片手で鷲掴みにしつつ、もう片方の乳に吸い付いた。
    「ひゃ! ダルク様……」
    「いい味だぞライナ」
     ダルクは彼女の乳首を吸い、歯で優しく噛むようにしながら舌先で転がす。ライナは子供のように胸に夢中になる姿に気をよくして、ダルクの頭を撫でつつ彼の愛撫に浸った。
    「私も、気持ちいいですよぉ……」
    「なら下の方も味わってやる」
     ダルクはライナのスカートを捲り上げ、足からパンツを引く抜く。丸出しになった秘所に顔を埋めて、大事な部分を舌で攻めた。
    「あぁっ……うぅ……いいです」
     ライナはソコで感じながら彼の頭を撫でる。
     すぐに愛液が分泌され、クチュクチュと水音が鳴るようになった。
    「そろそろメインディッシュに入ろうか」
    「はい、どうぞぉ……」
     ダルクは固くなった一物をライナに突きたて、そして一気に貫いた。
    「ひゃあぁああぁあ!!!」
     快楽の電流がほとばしり、ライナは背中をのけぞらせる。
     ダルクは腰振りを開始して、せっせと彼女の膣を突き上げた。太ももを抱えながら加減に変化をつけ、強く弱く貫いていく。
     腰を打ち付けるたびに、その反動で乳房はプルプルと揺れていた。
    「あっ! あ! だ、駄目! もう駄目ですぅ!」
    「仕方ないな。出すぞ」
     ダルクがドピュっと白濁を打ち込むと、熱いものを受け入れた刺激でライナはさらに喘ぐ。びくびくと震えて絶頂し、引き抜かれたあとには流し込まれた白濁とともに愛液を垂らす。それはテーブルクロスの上に円を描き、しだいに大きく広がっていく。
    「今度こそご馳走様だな。ライナ」
    「ダルク様。その……美味しかったですか?」
    「ああ、もちろんだ」
     満足げなダルクに、ライナは息を乱しながらもにっこりと微笑むのだった。
    
         *
    
     次は魔術の稽古があり、これは四人目のメイドであるヒータと共にすることが多い。
     晴れ晴れとした空の下、緑の芝生が広がる広い庭の中にダルクとヒータは立っていた。魔法の杖を片手にしたダルクを見守るようにして、メイドのヒータはむすっとした表情で腕を組んでいる。
    「来い! ダークナポレオン!」
     ダルクが天に杖を掲げると共に、緑の大地には漆黒の円が渦を巻いた。闇の大気がうごめくかのようなその渦からは、一匹のモンスターが浮かび上がってくる――ダークナポレオンだ。
     彼は召喚魔術に成功したのだ。
    「まあ、こんなところか」
     調子の良さにご機嫌になるダルクだが。
    「あらあら、そんなんで満足していいんですか? ご主人様」
     ヒータが勝気な声をあげてきて、彼はややむすっとした。彼女は男勝りというべきか、目上のダルクに対しても少々強く出るところがある。アウスの場合はもっぱら授業中のいらずらを叱ってくるが、ヒータはもっと挑戦的で生意気とでもいうべき態度に出てくるのだ。
    「ほう? だったら、お手本を見せてもらおうか?」
    「いいですよ? アタシはもっととんでもないのを呼んでみでます」
     ヒータも自分の杖を構え、静かに目を瞑って呪文を唱える。やがてカッと瞳を強く開き、天空に杖を差し向け高らかに叫んだ。
    「来い! ヘルフレイムエンペラー!」
     地面にはどこからか湧いた火の粉が大きくなり、それはみるみる成長するようにして炎の渦へと変わっていく。その中心から湧き出るようにして、ヘルフレイムエンペラーが姿をあわらした。
     ドン、と大地を踏み鳴らし、ヘルフレイムエンペラーは堂々と立ちそびえる。小さなモンスターにすぎないダークナポレオンなど、これと比較して貧相に見えるのは当然だった。
    「どうですか? ダルク様、あなたもまだまだ腕をあげた方がよろしいかと」
     勝ったような気に浸りながら、ヒータはそう言ってくる。
     だが、ダルクも不敵に笑った。
    「前までなら、そうだったかもな」
     彼はそう言った。
     そして呪文を唱え、今度は大地に杖を振りかざす。同時に今度は、ヒータの足元に闇の大気が渦巻いて、ニョキニョキと触手が生え始めた。
    「な、なんですこれは!」
     黒々とした何本もの触手は瞬く間にヒータの身体に絡みつき、メイド服の内側へ侵入していく。腕を吊り上げられ、両足に巻きつかれ、身動きのとれないままヒータは大事な部分を愛撫された。
    「ちょっと触手を召喚してみたが、どうだ? ヒータ」
    「くっ、こんなことをぉ……」
     ヒータは悔しげな表情をしながら、もがくようにして身を捻る。しかし触手から逃れるなどできるはずもなく、あっけなく胸を揉まれた。触手はパンツの内側にまで侵入し、秘所と肛門さえも攻めはじめた。
    「さあ、よがってみせろ」
     ダルクはくいっと手首を捻る。
     それがサインとなって、触手は動いた。ヒータの手首を無理矢理に動かし、上半身を折るようにして、彼女を強引に四つん這いにさせる。さらにスカートを捲り上げてパンツを下ろし、お尻は丸出しとなった。
    「こ、こんな格好……」
     犬のようなポーズを取らされ、ヒータはますます悔しげな顔をする。
     確かに以前までは魔力をろくに使いこなせず、ダルクは魔法使いの中でも落ちこぼれであった。父親であるガイウスから領土を授かるなどありえないことと思われたが、不断の努力がそれを覆したのだ。
    「ヤれ!」
     掛け声にままに触手はヒータの内部に侵入し、膣と肛門を出入りし始めた。さらには口内にさえ入り込み、ヒータは三つの穴を同時に攻められる状態となる。
    「ん! ん! んん!」
     それぞれの穴を触手は出入りし、ヒータはもごもごともがくような喘ぎをあげる。
     ダルクは彼女の後ろに回りこみ、ズボンからチャックを引き下げ肉棒を取り出す。指を鳴らして触手を操り、膣を出入りする一本だけを退却させた。
    「ほら、こいつも味わえ」
     ダルクはヒータの秘所に亀頭をあてがい、そして一気に貫いた。
    「んんん!」
     喘ぐような悲鳴が漏らし、ヒータは全身を駆け巡る快楽に耐えた。手足を取られ、口まで塞がれていては抵抗などできない。ただダルクを受け入れるしかない状況に、ヒータは悔しく思いながらも感じてしまう。
    「んんぁ……!」
     腰を振られ、背後から突かれる形になる。
     膣を器用に抉ってくる肉棒は、奥へ到達するたびにヒータをよがらせる。出入りする際の膣壁との摩擦も刺激となり、気持ち良さは蓄積する一方だった。
     そのまま、どれだけ喘がされただろう。
     やがて――。
    「出すぞ」
     その一声と共に、膣内に精液が発射された。
    「ん! んんんん!」
     自分の中に熱いものが広がる感覚に、ヒータは絶頂した。
     果てたことでようやくダルクはヒータを解放、指をパチンと鳴らすことを合図に触手を全て退却させる。黒い霧化して煙のように大気へ消えていった。
    「はぁ……はぁ……はぁ……こ、このぉ――」
     絶頂させられようとも、ヒータはなお悔しげな顔つきで睨むのをやめていない。その気の強さにダルクも感心していた。
    「中々、図太いものだ。お前は」
    「くっそぅ……。次はこんなこと……させませんからね?」
     遠まわしなリベンジ宣言だ。
     ヒータはいずれどう仕掛けてくるのか、せいぜい見ものだ。次も今回のようにヒータのことを絡めとリ、嬲って感じさせてやる。
     ダルクもダルクで、彼女のリベンジを楽しみにするのだった。
    
          *
    
     日も沈み、入浴の時間がやって来る。
    「さ。お風呂ですよ?」
     迎えに来たのは五人目のメイド――エリアだ。
     青く長い髪を持つ彼女に肘を掴まれ引かれるようにして、ダルクは浴場までやってきた。
     脱衣所へ着くなりエリアはさっそくダルクの衣服に手をかけて、シャツのボタンを一つ一つ外し始める。
    「相変わらずいい体ですね。ダルク様」
     エリアはにっこりと微笑んだ。
     彼女は他のメイドと歳は変わらないが、それにしてはお姉さん的な雰囲気を持っている。ダルクへの語りかけも、どこか姉が弟の相手でもするような、可愛い年下でもあやすような口調をしている。
     服を脱がしてあげているのも、エリアが彼を可愛がっている現われだった。
    「エリア、お前こそいつも美しい」
     ダルクは細やかな手つきでブルーの髪をすくい取り、そっと撫でる。
    「まあ、あまり私をからかわないで下さいよ」
     エリアは口元を手で隠すようにして、照れ気味な表情になりつつクスクス笑った。
    「からかってなどいないさ」
     唇を近づけると、エリアは無言で目を閉じキスを受け入れる。唇の重なる心地良さにお互い浸り、やがてゆっくりと顔を離す。
    「砂糖菓子のように甘いキスをしますね」
    「そうか? それより、お前も早く脱いでくれ」
    「はい」
     エリアは頬を染めながら、しかし躊躇わずにメイド服を脱いでいく。なれた手つきで衣装を外し、すぐに下着姿となり、ブラジャーとパンツも脱ぎ去った。
    「じゃあ、さっさと入るぞ」
    「ふふ、そうですね」
     エリアの勤めはご主人様の体を洗ってあげることである。ダルクを浴場へ導き、シャワーで髪を濡らしてシャンプーをかける。彼の頭を洗ってやってから、次は洗面器にローションを用意した。
     トロリとした粘性のある液体、これが石鹸の代わりに身体を洗う役割を果たす。エリアは一定量の水でローションを薄めてから、それを手にすくい取って自分の体に塗りつける。肩から腕、胸からお腹、脇に太もも、背中、お尻、全身をローションでヌルヌルにした。
     エリアのカラダはヌルりとした光沢を放ち、官能的になっていた。
    「さあ、洗いますわよ」
     そして、そんなヌルヌルのボディをたわし代わりにして、エリアは彼の背中に抱きつく。胸板を撫でつつ背には乳房を擦り付け、身体に塗りつけたローションを駆使してダルクの体を洗っていく。
    「さすがエリア、上手だな」
    「ご主人様のためですもの。これくらい、できませんと」
     エリアは彼の肩も腕も洗い、お尻さえも手で撫でつくしていく。足を洗う際はマットに仰向けになってもらい、お尻の肉をたわし代わりに腰をゆすった。
    「そろそろ挟んでくれ」
    「かしこまりました」
     エリアは体を倒し、胸元をダルクの一物に押し当てる。すっかり固くなっていたそれを乳房で優しく包み込んだ。
    「どうですか? ダルク様」
     挟みしごきながら、エリアは上目遣いで彼を見る。
    「ああ、気持ちいいぞ」
     柔らかな乳肉の圧力が肉棒を締め付け、しごいてくる。そこにはローションによるヌルっとした感触が合わさっているから、心地良さは最高のものとなっていた。
    「さあ、僕のをエリアの中に」
    「はい。ダルク様」
     エリアはそして、騎乗位に移った。自ら亀頭の先端に腰を立て、ゆっくりと中に受け入れるようにして沈んでいく。やがて腰は落とされて、肉棒を慰めるための運動が始まった。
     飛び跳ねるような動きと共に、プルンプルンとエリアの乳は揺れている。
    「あん! あぁん! ダルク様ぁ!」
     喘ぐエリアを下から見上げ、ダルクもすっかり気を良くしていた。
     股元で尻が弾み、ペチペチと音が鳴る。淫らな腰使いが肉棒をほどよく刺激し、やがて射精感が根元に疼いていた。
    「出すぞ。エリア」
     彼女の膣内に精を放つ。
    「あぁあああん!」
     エリアは果てて、ダルクの胸元に倒れ込んできた。
    「良かったぞ? エリア」
    「ありがとうございます。ご主人様」
     彼の胸板を枕にしながら、幸せそうに微笑むエリアであった。
    
     こんな五人のメイドを従えて、ダルクは日々の生活を送っている。彼女達に世話をしてもらい、そして性の処理さえもしてもらう。
     幸せな毎日……。
     こんな日常が続くことを、ダルクは密かに願っていた。
    
    
    


  • キモ男による財前葵の脅迫

    
    
    
     目立つことを苦手とする財前葵だが、VR空間のアカウントでは別人になれる。そこで取得したアバターは自分であって自分じゃない。普段なら表に出せない一面も、私生活では決してできない振る舞いも全て自由だ。
     ブルーエンジェルとして、トリックスターデッキを駆使して戦っていた。
     さて、それは夕暮れの誰もいない教室での出来事。
     そんな葵の前にキモ男が現れ、まるで証拠写真を突きつけるかのようにブルーエンジェルの画像を見せられて、葵はすぐに理解していた。
     これは脅迫だ。
     品定めのように視線で身体を舐めまわす目つき、ニヤニヤとしたキモ男の表情。
     何が狙いかなどすぐにわかった。
    「君がデュエルに勝ったら、僕は何も言わずに今後話しかけもしない。だけど、もしも僕が勝つようなら……」
     負けたらどうなるかもわかっていた。
     しかし、VR空間での自分はブルーエンジェルなのだ。
     こんな卑怯な男にデュエルでは負けない。勝つことで問題に決着をつけ、きちんと秘密を守らせる方が、厄介ごとを長く引っ張らずに済むはずだ。
     机にカードを広げたテーブルデュエルで、卑怯者などすぐに倒してやろうと手札を揃え、モンスターを並べて盤面を整える。地道な効果ダメージの積み重ねは、すぐにでもキモ男のライフを半分以下にまで削り取った。
     これなら勝てると、葵は予感していた。
     ところが、キモ男が使用するのは極端なアンチデッキだ。
     効果ダメージを無効化して、はたまたは跳ね返して、他のあらゆるカードでトリックスターの動きをとことん封じる。トリックスターに勝つためだけのデッキ構成は、葵がどれだけ強くとも関係ない。
     葵はデュエルに敗北した。
     敗者となって膝をつき、床に両手をついた葵は、悔しげに拳を固めて震えている。一方でキモ男は勝ち誇った笑みを浮かべて葵を見下ろし、ニヤニヤと胸を張り、制服ズボンのベルトを外してトランクスまで下げていた。
     勝者の肉棒が、無念と屈辱に浸る敗者の前へと突きつけられた。
     卑怯な脅迫に屈することが悔しくてならない葵は、そんな男に負けてしまった敗北感から、諦めてしまった顔で手を伸ばす。手の平をペニスに巻きつけ、柔らかい指に包んだ葵は、生まれて初めて行う手コキでキモ男に奉仕を行った。
     こんな男の一物を握っている。
     つたない手つきで上下にしごき続ける葵は、せめて一秒でも早く終わって欲しいことを祈っていたが、やがてフェラチオまで命じられると、より一層の無念が顔に浮かんだ。
     食べ物を入れるための口に、よりにもよってこんな男の……。
     肉棒の放つ熱気が顔に触れるだけでも嫌なのに、亀頭に唇を接触させるだなんて、葵にはハードルが高すぎた。
     だが、やらなければどうなるのか。
     躊躇っている時間が長いと、キモ男は再び画像を見せ付ける。
     手の次は口も諦めた葵は、舌を長く突き出し舐め始めた。
    
     ペロッ、ペロッ。
    
     と、実につたなく先端に唾液を塗る。そこにテクニックなどありはしないが、一人の女を従えている愉悦に浸り、キモ男はこの気分の良さを楽しんだ。
    
     ペロッ、ペロッ。
     ペロッ、ペロッ。
    
     何も言わなければ舐めているだけの時間が続く。
     先っぽにある鈴口と、亀頭と皮を繋ぐ筋の部分だけに、舌から塗られる唾液の粘膜が染み続けていた。
    
     ぺろ、ぺろ、ぺろ、ぺろ――。
    
     いつまでも、続けていた。
     もうやめてもいいとのお許しが、勝者様から頂けないから、敗者の葵は一度言われたことを繰り返しているだけだった。
     それでも、だんだんと唇に先端を含むようになっていき、キスのように押し付け唾液の糸を引かせるようにもなり、ついには唇で亀頭を磨き始めた。リングのように広がる唇で、亀頭のカリ首までを飲み込んで、そこから葵は頭を引く。
     前後している葵の頭から、その唇から亀頭だけが出入りしている。
     時折、息継ぎのように口を離すと、唾液とカウパーの混ざったものが唇とのあいだに糸を引き、葵は再び口付けする。頭を前後に動かして、息継ぎして、またキスする。これだけで何分の時間が経ったのかもわからない。
     だけど、フェラチオだけで済むはずだ。
     口を汚されてしまった葵は、せめて他の部分は汚されないことを期待して、そう祈る気持ちを込めた舌遣いで奉仕している。
     しかし、許しはなかった。
     もう夕暮れを過ぎて、もっと暗くなりかけた教室で、キモ男は本番までを要求した。ショーツを膝まで下げ、上半身を机の上にべったり置き、無防備な尻を突き出せという。応じた途端にスカートの丈は捲られ、生尻は丸出しとなり、いやらしい指が性器のワレメに絡みつく。
     あとは準備を整えるだけだった。
     ワレメを上下になぞる愛撫で、キモ男の指には愛液が絡みつき、次には膣口に指を出し入れする。根元まで入り込んだ指が抜け出ると、先端にかけてまで粘液にまぶされて、キモ男は膣内がよくほぐれるまで手マンを続けた。
    「では財前葵ちゃんの処女を対象に選択して、ペニスの挿入を行いまーす」
     キモ男は亀頭を入り口に押し当てた。
    「何か発動するカードはありますか?」
    「…………」
    「ないよねぇぇぇ?」
     キモ男はさらなる勝者の笑みを浮かべた。勝ち誇るにもほどがある。よもや絶対的なキングのデュエルにでも打ち勝ったのかというほどの表情は、醜い以外の何者でもない。汚い欲望を満たすことへの喜びなのだ。
     敗者は勝者に逆らう心を持たず、黙っていれば挿入されることをわかっていながら、葵はそうなることを待っていた。
     デュエルに負けたから、葵は抵抗せずにいた。
    「では挿入宣言から、実際に亀頭の先からニュルニュルと入っていくステップに移行。ここで処女が儚く散り行く処女膜へのダメージ計算が行われ、そのまま根元までずっぷりでーす」
     最後まで押し込むと、キモ男は元気なピストン運動を開始した。
     ブレザーの背中を見ながらら、身体をくの字に折り曲げて、弓なりから矢を放つように奥まで貫く。腰が尻たぶを打つことで、葵の尻はプルプルと振動して、パンパンと肌を打ち鳴らす打音も響いている。
     最後には中出しだった。
     根元まで押し込んだ状態で解き放たれ、熱い白濁が下腹部の内側で広がると、肉棒の抜かれた穴からねっとりと流れ落ちる。破瓜の血と混ざり合い、太ももを伝って靴下にまで染み付いていた。
    「約束通り秘密は守るよ。ただし、これからもよろしくね? ブルーエンジェルちゃん」
     満足そうに去っていくキモ男の足音だけを静かに聞き、葵はどうするでもなく、そのまま机に重心を預けていた。
     やっと起きる気になり、持っていたティッシュでアソコを吹くと、黙々とショーツを履き直して学校を後にする。
     葵の性奴隷生活はまだまだ始まったばかりだ。
     これからの未来に、葵の心は暗かった。