最終話「性交実習」

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 性教育センターでシャワーを浴びる。
 今日、性交実習だ。
 バスタオルを巻いて部屋に戻ると、先にシャワーを浴びていた先生が、もうベッドに腰を下ろして待っていた。
 ここで行う『実習』は、既に恋人がいる人も、そうでない人も含めて、パートナーとより良い性関係を結ぶための訓練だ。本当の彼氏とセックスする前準備と捉えてもいいし、経験を積むことで自分を磨くと思ってもいい。
 先生は私を見て立ち上がると、もう既にバスタオルをおチンチンが持ち上げていて、すぐに立派なものを露出してきた。太くて長くて、血管が浮き出た偉大な性器。歴戦の戦士みたいな凄味を醸し出してくるせいで、私はそれから目を離せなくなっていた。
「ほら、お前も」
「あ、ああっ、はいっ」
 私もバスタオルを取る。
 は、恥ずかし……だからほんと、とっくに慣れてもいいだろうに、どうしてこうも私の顔は赤くなるんだ。たかが全裸、たかが全裸――お尻の穴をじろじろ見られて、ヒクヒクやる運動をさせられるのに比べたら、これからセックスするくらい、どうってことないじゃんか。
「まずは手コキとフェラチオだな」
「はい。では……」
 これ本当に触るの? いや、触るんだけど。
 めちゃくちゃに漂ってくるオーラというか。淫らな気と書いて、淫気とでも言っちゃえばいいのかな。そんなものを感じるから、何十人もの女の子としてきた歴史がいっぱい詰まっていて、敬うべきものって思えてくる。
 神様の身体に触れるわけでもあるまいに。
 でも、私は恐れ多くも先生のおチンチンを握らせて頂いた――かたっ、こんなに硬いだなんて、おチンチンが本当は柔らかくてフニャっとしたものだってこと、信じられなくなりそう。
 手コキはこう、動かせばいいんだよね。
 よし、うん――開始っ。
「いいぞ? そうそう」
 先生は私を褒めて、頭を撫でてきた。
 嬉しいねぇ……気持ちよくなってくれてるんだ……よし、これを口に入れるって抵抗あるけど、彼氏ができた時に困るのは自分だもんね。まずは先だけペロっと――ぺろっ、ぺろ、初めておチンチンを舐めてしまった。
 こんなに立派なものに気持ちよくなって頂けたら、すっごく光栄。
 左手で先をツンツン触ってみたり、玉の袋を包んで揉んでみたり、とにかく色々と試していくと、先っぽから透明な汁が出た。これがカウパーというものか。無事に感じてもらえているのがなんかいい。
「どうだ? 触ってみて」
「そうですね。確かにこれ、すっごく硬くて、生まれて初めて触ったりしたら、好きな男のおチンチンとか絶対緊張しまくりますよ」
「こうして『実習』を挟んでよかっただろう」
「はい。まあ、彼氏はまだこれからなんですけどね」
「未来の彼氏のためにフェラチオの練習だな」
「はい」
 私はちゅっ、と口付けした。やっぱり、口に入れるには抵抗のある物体だから、唇を当てるだけでも、決してノリノリではやれないというか。なので少しずつ慣れていくため――ちゅ、むちゅぅ、ちゅっ、ちゅぱ、ちゅっ、ちゅぅ……まずはキスをいっぱいして、先っぽを私の唾液でいっぱいにしながら、手コキも続けて……。
 ぺろ、ぺろぺろっ、ペロ――ちゅっ、ちゅ、ぺろ――先生、どうかな? うわっ、すごく私の方見てる。満足げな顔。気持ちいいんだよね。気分的にも――ちゅっ、ちゅっ、ぺろ、れろれろれろ、ちゅぅぅぅぅぅう――キスをくっつけたまま手でする私は、だんだんと決心がついて、もう咥えてみることにした。
「あむぅぅぅぅぅ…………」
 大きいよぉ……太いよぉ……こんなに口を開けてたら、顎の開閉に使う部分の筋肉が、なんかすごーく負担を受け止めてる。というか口で息ができない。舌もべったり触れて、なんか熱気が染みてくる感じ。
 フェラチオって、テクニックとか存在するの? 駄目だ、わかんない……。
 こっちは初めてなんだし、試しに前後に動けばいいよね。よし――ずっ、じゅぅ……んっ、んむぅぅ……苦し、やりにくい……ずぅぅぅぅぅぅ――じゅむぅぅぅぅぅぅ――しにくいけど慣れないとね……。
 んっあむぅっ、じゅっ、ずずっ、りゅっ、じゅぅぅ――慣れてきた? 唇が完全に輪っかになって、舌の上で動きまくって、噛まないように意識するから、やっぱり顎も疲れてくる。
 上見たら、先生と目が合っちゃう。
「うん。いい感じだ」
 あ、撫でてくれる。嬉しい。
 先生から見たら、私の顔っておチンチン入りになってて、咥えた状態ってエロいかな。
 なので私は上目遣いのまま前後に動いて、じゅぷじゅぷと水音を立てる。っていうかヨダレが口の中に増えてくるから、自然と出ちゃうというか。
 なんか、まさに奉仕って感じ。
 私は床に膝ついてるし、先生は立ってるし、フェラチオって服従みたいで……おチンチンが口の中に入っていたら、ご主人様にお仕えしてる気分になってくる。
「そろそろ愛撫を体験してみるか」
「は、はいっ。緊張します……」
「大丈夫だ。先生にまかせなさい」
「はい……」
 私はベッドに寝そべった。
 あぁ……触られる……どこからだろ――先生もベッドに上がって来て、私の上に覆いかぶさる感じになってきて、いよいよエッチって雰囲気になってくる。でも『実習』なんだよね。でないと先生となんてしないし。
 み、耳……男らしい太い指に揉まれて、ちょっと気持ちいい。つーっと、産毛だけ撫でるみたいに、だんだん首を触ってから、肩から鎖骨へ移動して、もう胸を揉むのかと思ったら、脇の近くを通り過ぎてお腹をベタベタ、くびれをスリスリ。
 おっぱいに近づいたり離れたり、焦らすだけ焦らしてから、やっと揉んできて、指がぐにぐに食い込んでくる。振動かけてくるみたいな、プルプル揺らして来る揉み方……上手……すごくいい……。
 これでアソコなんて触られたら――あっ、んんん! や、やばっ、ちょっと触れただけなのに良すぎるよォ……! あっ、あん! あん! だ、だめ! こえ……やばっ、声がっ、こんなの私じゃない! あっ、あん! あん! あん! あん! あん!
 も、もう……指まで入ってる……! 出入りしてる! これでこんな気持ちいいとか、じゃあおチンチンなんか入れられたら、私どうなっちゃうの! っていうか私処女! もっと痛いんじゃなかったの? こんなの全然聞いてない!
 せ、先生……もう挿れる準備してる――く、来るっ、おチンチンが、先っぽが当たって来て――あっ、は、入って……わ、わたしっ、初体験っ、やばっ、あ! あん! あん! あん! あん! あん! あっ、な、何も考えられない!
 あぁぁ……! 入ってる! 動いてる! 先生の腰使いが――あっ、う、上手い! はじめてなのに、この人は上手いって、達人だってわかっちゃう……! それくらい上手い!
 あぁっぁああヤバいヤバイやばい!
 んっ、おっ、あ、あぁぁぁぁぁ! イクいくイく! イク!
 あ、あぁぁぁ――!
 ふぅ……はぁ……はぁ……や、やばっ、イクってこういう感じなんだ……全身がビクビクってなって、頭が真っ白に弾けて、物凄く気持ちよかったって余韻が残ってる。
 ほ、本当に……気持ち良かった……。
 んぅ……でも、まだ先生は射精してなくて、私のナカに入ったまま、なんか穴に蓋されてるみたい。
「どうだった?」
「すごく……よかった……」
「そうかそうか。このあとは感想文を書いて、期日までに提出」
「あ、それなんですけど……」
「どうした?」
「もうちょっとだけ、そのぉ……おチンチンが中に入ってるって感触、覚えておいた方が、あとで感想も書きやすい気がして……」
「仕方ないな。先生が射精したあとはお掃除フェラ。内容はきちんとしろよ?」
「は、はいっ!」
 私はいっぱいしてもらった。
 ゆっくり、まったり責めてもらって、ナカで動いている感じをよーく覚え、それからまた何回かイカされて、射精の時はお腹にたくさんかけられた。お掃除フェラで舐め取って、色んなところをペロペロして、ちゅーって吸って、おチンチンを綺麗にしたら、また勃起していたものだから、そのままフェラで何回か抜いてあげた。
 有意義な体験だったと思う。
 最初はちょっと不安に思ったけど、痛くなかったし、何度もイったおかげで、セックスは怖いものじゃない、とっても気持ちいものだってよくわかった。これで彼氏ができても抵抗なくセックスできるし、経験があるからこっちからリードすることもできそうだよね。
 うん、それが私の感想か。
 だったら、これらのことを書き込んで、これで提出してみよう。



 
 
 


最終話「性交実習」への2件のコメント

  1. リンクありがとうございます。
    こちらもリンク貼らせていただきましたので
    今後ともエロエロとお付き合いよろしくお願いいたします。

    • アバター 黒塚
      黒塚 コメント投稿者

      ただいま確認いたしました。
      こちらこそご対応ありがとうございます^^